東京応援風景1999 (第16節)


7月4日,厚別公園陸上競技状にて対コンサドーレ札幌戦を観戦。前半早々から一方的な猛攻を浴びつづけ,しかもGK堀池の負傷退場で辛い試合に。しかし後半,東京がほとんど唯一の得点機をものにして0-1とリードすると,その後も続く札幌の猛攻を辛くもしのぎ,そのまま逃げ切りで貴重な勝ち点3を得た。

7月4日の試合での軍団の応援
千歳空港では,FC東京大歓迎一色?


(「韓国物産なんちゃら」と書いてあるような気もするが,気にしない)
※写真提供…malicia webの石井さん,感謝。

最近こればっかりですが,ツアーだから 「さっぽろ〜さっぽろ〜,上野から北斗星で15時間!,さっぽろ〜さっぽろ〜,上野から北斗星で15時間!」
(ホントは16時間だが語呂合わせ上の確信犯)
札幌のサポーターの関コール 「セキ!,お〜おセキ,お〜おゴールをき〜め〜ろ〜!」
札幌サポーターが静かになったところでやおらいじりだす 「セキ!,お〜おセキ,お〜お札幌出張中〜!」(笑)
その関に送るコール 「ゴールはこっち!,ゴールはこっち!」
前半,札幌のシュートがゴールマウスに。スタジアムがうなりを上げた,が,判定はオフサイド 「まっちがえた!,まっちがえた!」
堀池ぇぇ…

こぼれ話…

 羨ましいことこの上ない話だが,厚別のスタジアムの隣には天然芝のサブグラウンドがあって,試合の前後に札幌のサポーターが自前のボールで球蹴りをして遊んでいるのである。

 今回我々は,ツアーの関係上泣く泣く競技場を後にした福元さんが持参していたフットサル球を借り受けて,札幌のサポーターと同じようにその芝の上で球蹴りを敢行することに。

 同行の杉本さんがそこらの中坊集団に試合を申し込むとすぐ乗ってきて,荷物をゴールポストにしてのミニサッカーのスタート。しばらくすると今度は札幌の大人のサポーターが混ぜてくれとやってきた。チーム分けにはこだわらずに,その札幌の大人集団が二つに分かれてそれぞれに加わり,8対8の試合に。中坊は地元のサッカークラブのサブの集団とのことで,どんどんドリブルで抜きまくり,パスサッカーとはほとんど無縁に全員が攻めこんでくる。対する我々はどちらかというとカウンター狙い。私なんか下手糞だから,そういう中坊の足技には驚くところがあるんだけど,札幌の大人サポーターに言わせると「連携のないプレーの連続で,札幌の未来は暗い」とか(笑)。それにしても天然の芝の匂いの上でのサッカー,気持ちいいことこの上ない。厚別遠征には球持参の法則です!

 ひとしきり遊んだ後,中坊たちは帰路へ。そして大人たちは芝の上で歓談会。その札幌の方々は,メインスタンドで野次も飛ばす結構熱い人々で,札幌のアットホームな応援に多少の不満も感じている様子。だからこそ?話しが本当に楽しかったっす。あと,インターネットに話が及んだとき,私が切り出す前に札幌の一人に「東京中華思想が…」と言われて照れたりして。そんなこんなで,みんなどうもありがとう。(と,見ていないみんなにも伝えてください)

さて,次回の厚別は8月29日。貧乏でも青春18きっぷで行けば大丈夫。

優大劣小順位表(第16節終了)