東京応援風景1999 (第23節)


8月29日,札幌厚別陸上競技上にて対コンサドーレ札幌戦を観戦。前半から何度かの得点チャンスがあり,40分にはアマラオが先制するも,前半ロスタイムに札幌名塚がCKから合わせて同点に。後半相変わらず札幌は攻め手が少なかったようだが,東京の守備の穴を突いて点を重ね,最後には札幌のアシスがFKを直接入れて,愕然の4‐1敗戦。

8月29日の試合での軍団の応援
試合前,札幌のコールにかぶせて 「コンサー札幌アレアレアレ!,アレアレアレ!,アレアレアレ!」
「岡ちゃん札幌アレレレレレ?!,アレレレレレ?!,アレレレレレ?!」
横キック多用の名塚が穴だとか 「名塚狙え!,名塚狙え!」
3点目,ゴール正面に持ち込まれてそのままシュート,を見るのは辛かった。

札幌旅行ポイント集。

(1) 上野駅を木曜日の17時頃に出発する普通電車車内は横長シートで通学客などばかりだったが,私1人ちくわ片手に缶ビールで早くも旅気分。

(2) 全行程青春18きっぷ,のはずだったが,4両編成の各駅停車乗車中,自分が乗っている車両が途中で切り離されたことに眠っていて気付かず,がらがらの車内に置いてきぼりにされる。その後の接続では函館→札幌の夜行快速ミッドナイト号に間に合わなくなるため,やむなく一部分特急利用の憂き目に。

(3) そのミッドナイト号,全車指定席だが指定券が取れなかったため,どうなるかわからないまま指定券を持たずに函館に。ところが函館についてみるとミッドナイト号に自由席がつながっていた。なんでも津軽海峡線に大幅な遅れがあったための臨時措置だとか。おかげで指定券なしでカーペット敷きの自由席に乗れるという驚異の幸運に恵まれた。ちなみに同じ列車に乗っていたいしだては指定券なしで【検閲】に乗っていたという。また,翌日サッポロ入りした七久保さんは指定券がなかったためミッドナイトに乗ることができず,やむなく後続の急行に乗って多少の散財を見たとのこと。

(4) 土曜日早朝札幌に到着したものの,夕方に旭川の知人宅(小学校時の恩師宅)訪問まであまりに時間があったので,富良野に向かう。気色には特に関心がなかった(以前何回か見ているので)ので,例の看板の今を見るために美瑛に向かう(結果写真は後日掲載)。ちなみに富良野から美瑛への汽車は,窓が開放されているトロッコ風列車でのんびり観光気分。ほかにも臨時列車「ぽっぽや号」なんてのが停まっていた。

(5) 旭川に午後3時に到着。恩師宅で一休みとシャワーをした後,午後5時過ぎに街中に出撃。焼鳥屋(ビール)→居酒屋(日本酒)→スナック(水割り)を歴訪して帰宅したのは午前様。しかも何を話したかあまり覚えていない。

(6) 一晩あけて試合当日,当然のように二日酔い。ヘロヘロ状態のまま列車に乗り込み札幌へ向かうも,あまりの気持ちの悪さに途中下車し,薬局を探して液体酔いざましを購入。腹もこわして最悪の状態は競技場まで続く。

(7) 試合終了。予期せぬ大敗に試合後のフットサルでは「札幌人をケズる!」(笑)

(8) 名物厚別サブグラウンドフットサル。
競技場のとなりのサブグラウンドに向かうと,すでに札幌サポーターが集結している。今回は整然とした進行はもはや不可能と呼んでいたので私のページでは告知しなかったが,その予想は的中。東京人は20人弱,札幌側はゴール裏中核グループと,hiroさんのホームページで集まった人々を認識。前回対戦した北大経済連(勝手に命名)は探したものの見えず。とりあえず東京側を3チームに分割,東京ゴール裏中核(Aチーム)は札幌ゴール裏中核と,Bチームはhiroさん連と対戦。私の入ったCチームはしばし休んでいたのだが,そこに前回対戦した北大経済連がどこからともなくやってきて「どーもー」という感じで挨拶。久々の対面,熱きシェーキハンド。早速コートをもう一面作って対戦。なぜかあちらに「アマラオ風(顔が小さく,背が高く,わりと細めの筋肉質)」のやたらに上手な助っ人が混じっている。聞けば慶応大ソッカー部でで堀池選手と一緒にやっていたとのこと。北大経済連曰く「彼のお陰でうちらが機能した。彼がいなかったらいつものヘボいサッカーだった」。夕暮れ迫る6時ごろ,最後にやった北大経済連対東京Aチーム(8人対8人)は白熱した好ゲームだった。ちなみにカエル(別名shizuu)は注目の的だったが,別れ際に「けろ〜」とか言って去っていくのはどうかと思う。いしだてがらみの面白い逸話もあるのだが,止まっている球を空振りした私としては人のことを何か言える立場にないので,伏せておく。

(9) フットサル終了後,飯島さんとおかださんとゆいくんと私は,北大経済連の4人とラーメン屋「純連(すみれ)」へ。いやぁ,旨かった。そこで出たビールはサッポロクラシック。1円募金に寄付したことになる。最後に,実は調布出身である北大経済連の一人を,いつの日か東京に復帰させることを決意しつつ惜別。

(10) その後札幌の知人宅を訪れた後,再び夜行快速ミッドナイトで函館へ。帰路分の指定席は幸運にも3日前に取れていたので安心して乗車。発車前のデッキを見ると指定券を持たない人と車掌が押し問答をしている。ホームには鉄道警察隊もいて物々しい雰囲気。やはり指定券なしでは乗車できないようだ。

(11) 函館駅。同じ列車に乗っていたというゴール裏住人の根本さんにバッタリ会う。とりあえず朝飯を,ということで函館朝市に向かう。私は親子丼(イクラ+鮭)を賞味。「いつもこのページを見てます」という根本さんにご馳走になる。ありがとう根本さん。

(12) 函館から青森に向かう快速海峡号は,「ドラえもん海底探検号」だとかで車両の外側にドラえもんキャラクターの絵が描いてあるばかりでなく,どらえもんカーにドラえもんプリクラが設置されていたりする。それだけならまだいいのだが,発車サイン音に「ドラえもんの歌」を使ったり,車掌の車内放送に続いて「みなさんこんにちは,ボクドラえもん」とかいうテープを流すのはどうかと思う。

優大劣小順位表(第23節)