沒すか?その1

審判の主張

注:特定の審判の代弁をしているわけではありません…と思います。


僕は普段高校教師をしているわけで、Jリーグの試合だってんでそのときだけ黄色や緑の服をまとって笛を吹いているわけですよ。そんなことでもなければ私の名前はマスコミになんか出ることもないし、○○だかなんだか知りませんけどね、下世話な野次も聞くことは無いわけですよ。本職の合間にやってる週1回あるかないかの副職でこれですよ。まあ好きでやってんだからいいんだけどね、勝手に言ってろってことですよ。

じゃあプロにやらせろとかいう馬鹿野郎がいるんですよね。プロプロって、あんた、週1回あるかないかの仕事で1年間おマンマ食わせるだけのカネを出すようなお人善しが、いるはずないでしょ。悔しかったら素晴らしい審判には年俸2000万とか出してみろっての。2000万だって言われたって、俺なんか公立校の教員だから人に言えた給料じゃないけど、それでも定年までボチボチ食ってけるだけ貰い続けられること考えたら2000万だって割に合わんぜ。

大体、俺のジャッジのどこか不公平なのかっての? 相手チームのサポーターもがんがんブーイングしてるじゃないかね。基準がどうのこうのって言ってる馬鹿がいるけどなぁ、俺は俺の信念で笛吹いてるまでだよ。不愉快だったやつはワールドカップの韓国イタリア戦のモレノでも思い浮かべて見やがれっての。俺なんか金貰ってないんだから全然ましだろ? そう考えれば少しは心も落ち着くってもんだよ。


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