沒すか?その2

中国4000年のブーイング考


中国のブーイングをはじめ、観衆の態度がえらく問題になっている模様。魚釣島問題だとか政治的問題を持ち出すのはイカンが、基本的には嫌いな相手にブーイングしたというだけの話。

12年前に(北)朝鮮に行ったときなんか、観光客の我々に向かって、バスのすれ違いの窓越しに「中指を立ててくる」(注)し、過去のことを考えればそれが当たり前だと思う。韓国に行ってもそういうことがまあほとんど無いのは、彼らの国が彼らの力で成長して、反日を克服したからだと思う。ついでに言うと、ワールドカップのときに八百長判定に筆者は激怒したが、それは成長したと思っていた韓国でああいうことが起きたからであった。逆に言うと、中国のブーイングなんて、当たり前すぎて怒る気にもならない。

(注) 実際には「中指を立てる」のではなく、「腕を突き上げる」のであるが、意味は同じ。

(北)朝鮮でたとえばアジアカップをやったらブーイング起きるだろうか? 中国のようにはブーイングが起こらない可能性が高い。ブーイングが起こらないとしてもそれは決して彼らが大人だからではなくて、恐怖政治が彼らを抑え込むからである。中国は政府が警告をしてもなおかつあれだけのブーイングである。つまり(北)朝鮮に比べれば中国は少しは民衆の自主性が進んだという風にも取れる。

まだまだ発展途上の国だということで、大目に見てもいいんじゃないのかね?

参考…朝日男的主頁の、8月7日の日記 (表紙は「こちら」)


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