雑記才人

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「水曜どうでしょう」難視聴地域撲滅運動推進委員会
2001/7/7 23:52 Elle m'a pose just une fois une question qui a touche au fond de notre relations.  (日記)
 If I'd said "Yes, I'm YOURS" insted of saying "Yes I'm MINE"...
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2001/7/4 22:46 公理「悲しみの数=恋愛の数−1」  (日記)
 例外もあるだろうが、人は一般に一人の相手と結婚するため、表題のような公理が成立する。従って「悲しみの数」を減らすには「恋愛の数」を減らすしかない。
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2001/6/26 00:19 佐々木竹見騎手  (日記)
 5月の連休明けから勤労者となって以来,朝から晩まで忙殺される日々の中で忘れていた,川崎競馬場所属の7000勝ジョッキー・佐々木竹見騎手の引退のこと。
 
 十数年前に競馬に興味を持ちはじめ,持ち前のマニアック志向により関心の対象が中央競馬(JRA)から地方競馬に広がり,初めて大井競馬場に出向いたのが1987年。その日のメインレースは中央競馬・地方競馬の交流競走である「帝王賞」。その帝王賞を獲ったのはテツノカチドキ,騎手は佐々木竹見であった。
 
 既に全盛期を過ぎていたテツノカチドキは,僕にはさほど強い馬には見えなかったし,その証拠に枠連の配当は7000円もつけた。しかし全盛期のテツノカチドキは,中央競馬福島でかつて行われた中央・地方交流競走を楽勝した実力馬であった。
 
 引退を間近に控えた佐々木竹見騎手はインタビューで,騎手生活で一番の思い出を訊ねられ,「テツノカチドキでジャパンカップに出られなかったこと,シンボリルドルフと戦えなかったこと」と答えた。
 
 テツノカチドキは夏負けのさなか,ジャパンカップ出走権を賭けた大井競馬場の「東京記念競走」で,ハンデキャップの軽いロッキータイガーにわずか鼻差負けをし,ジャパンカップの出走の夢を絶たれた。ロッキータイガーはそのジャパンカップで,シンボリルドルフに次ぐ2着に大健闘したのであった。テツノカチドキは,一部で「ジャパンカップ優勝に最も近かった地方競馬所属馬」と言われた。そんなテツノカチドキと,ジャパンカップに出走できなかったことが最大の悔恨だと佐々木竹見騎手は言うのだ。
 
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 この有機物のうごめく地球上に,有り余る能力を発揮し切れないまま無機物に帰し,やがて多くの人の記憶から消えてゆく生命がある。
 
 墓場まで追ってくるかのような痛い思い出。誰が「早く受容して前向きに生きろよ」などと軽々しく強弁できようか。
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2001/3/9 02:17 雄武(おうむ)のパチンコ屋 (北海道旅行記)  (Twilight zone 〜 1985年ころの思い出話)
 北海道のオホーツク側の北のほうの小さな街,雄武での話。
 
 中学1年だか中学2年だかの夏休み,家族と親戚とで北海道を旅行したとき,雄武という小さな街に泊まった。夜父親に連れられて,小学生以来久しぶりにパチンコ屋に入ったのだが,小さな街のたった一軒のパチンコ屋で,お客さんはまばらだった。それでも当時デビューしたてで,まだ出玉規制のない出放題のフィーバー機(というのかな? 777がそろうと無制限に出るヤツ)があった。尤も我々はそのシステムを分かっておらず,どの台を見てもデジタル数字が光っていたので,それで打つことにしたのだが。
 
 しばらくして親父が777を出した。したがって親父の台は玉が出っぱなしになった。しかしその仕組みを分かっていない親父は「台が故障した」と言って手を離してしまった。程なくポケットは閉じ,数字は再び回り始め通常の状態に戻った。結局獲得して景品に換えた玉は1000個に満たなかったと思う。店員のおじさんが「あれ,フィーバーしてたじゃないの?」と言って不思議がっていた。
 
 後になって「フィーバーしたら打ち止めになるまで打つものだ」ということが分かって親父曰く,「こんな知らない小さな街の,人もあまり入っていないパチンコ屋で,儲けないほうがいいんだよ」と。
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2001/3/6 01:30 一番サカッてた頃  (Twilight zone 〜 1991年の思い出話)
 あと12日で国家試験,ということでそれなりにペースを掴んで勉強してるわけだが,休憩・食事も入れて14〜15時間が限度で,夜になるとこうしてネットをいじってるあたりが,もはや往年の勢いは無いということだろうか。記憶力も集中力も一番すごかったのは1991年〜1992年の韓国語勉強時と,1994年〜1995年の再受験のとき(フランス語勉強時)だろう。つまり,25歳前後が記憶力の絶頂だったということである。
 
 その1991年に使っていた小さい手帳は,私が「初めて外国語を実用的に勉強した」印として宝物なのである。常に持ち歩き,韓国の友人達と話している時,初耳の単語や気になるフレーズがあると,すかさずそれを取り出し話を中断してメモするので,友人達に恐れられていた手帳である。しかし恐れられようが,それが私の勉強姿勢だったし,それだけのねちっこさがあってこそモノになると思ったので,手帳は肌身離さず持ち歩いたものであった。おかげで気の合う人なら韓国人でも日本人同様に友達になれるし,さらにおまけとして,再受験では韓国語のために大きなアドバンテージを見た。
 
 しかしその手帳を今見返してみたら複雑な気持になってしまった。というのは最初の最初のほうに「勃起する」という単語が出てきたためである。
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2001/2/14 01:26 消えない記憶  (日記)
 CDプレーヤーが治って,試験勉強の合間を縫って手持ちのCDをかけているのだが,どのCDを聴いても,そのCDを現に聴いていた時代の生活を想起させるのである。無我夢中で韓国語を学んでいた1992〜1993年,フランス語を学び受験勉強に明け暮れていた1994〜1995年,とびきりの女性と付き合っていた1996年,その時々の一こまが歌に乗って蘇る。
 個人の過去の体験を,どれだけの期間鮮やかな追憶として保持しうるかは,人によって全くまちまちである。私の場合,強い思い出はどんなに昔のことでもいつまでも鮮やかに残るタイプのようである(だからこのページでも相当昔のことを記録できているわけである)。多分人生が終了するときまで,たくさんの思い出をひきずって生活していくのだろう。
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2001/1/26 03:59 蘇った無機物  (日記)
 9年前に購入して,5年くらい前にCDドライブだけが故障したミニコンポあり。以来これまで,すごーく時々CDを入れて見ては,動かないことをその都度確認してきたものが,久しぶりにたった今試してみたら,なんと動き出して音を奏でた。
 
 自然の治癒力の強さを実感。
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2001/1/4 00:14 初詣  (日記)
 私は1月2日に湯島天神にお参りした。実家の親は私の国家試験を気遣ってくれて,谷保天満宮にお参りしてくれていた。どちらも菅原道真公を御祭り申しているので,バッティングしない。
 
 初めて菅原さんにお願いしたのは,かれこれ17年前になる。高校1年生の春休みに九州一人旅に出て,大宰府天満宮にお参りしたのが最初だ。そのときは北海道にあこがれていたので「北海道大学に行きたい」旨を書いたはずである。その後志向が変わって別の大学に進むことになったが,菅原さんにちゃんとお参りした年の重要な試験は全戦全勝である。したがって今年も大丈夫であろう。
 
 絵馬に書いた文は以下の通り。
 
 菅原道真公殿
 いつもお世話になっております。
 今年もよろしくお願いします。
 ・卒業試験残り20ヶ目
 ・卒業試験追試1ヶ目
 ・医師国家試験
 以上全てについて一発合格をよろしくお願いします。
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2001/1/2 02:04 オレの正月は4月だ  (Twilight zone 〜 1995年の思い出話)
 今年は卒業試験と国家試験の年。6年前=1995年の受験の頃を思い出す。
 
 代々木ゼミナールでは,受験生向けのスローガンとして「僕たちの正月は三月だ!」という張り紙を張って,受験生の士気を鼓舞していた。これは実は,前回の受験時(1986年)にもすでに使用されていたフレーズであったので,1995年の正月ゼミでその張り紙を見たときには懐かしさを覚えたものだった。
 
 しかし,世のアナーキー度が増した1995年では,張り紙の運命は悲惨なものであった。
 まず,1月2日には「僕たちの正月は三月だ!」の「三」の字に縦線が落書きされて「五」になっていた。
 1月3日には「五」の前に「妊娠」の文字が,「五」の後には「ヶ」の文字が落書きされて「僕たちの正月は妊娠五ヶ月だ!」になっていた。
 1月4日にはその張り紙はなくなっていた。
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2000/12/27 00:08 東京ミレナリオ  (日記)
 試験勉強の息抜きに,東京ミレナリオを観た。
 
 東京ミレナリオ
 
 刹那的 金太郎飴 ミレナリオ
 
 東京ミレナリオ
 
 こりゃあ原案はといえば,神戸ルミナリエなわけでしょ? それをわざわざ別の場所に持ってきて規模を小さくしてやってるってのは,言ってみれば田舎町に「○○銀座」なんてのを作って喜んでるようなもんでしょ。東京中華思想的にはちょっと悲しいなあ。
 
 東京ミレナリオ
 
 しかしあれだね,これだけ小さい投資で大きい反響を呼ぶイベントってのもなかなか無いね。そういう意味では見習うべきところ大だよ。
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2000/11/19 03:32 静かな世紀末  (日記)
 真夜中のコンビニで,「21世紀醸造」なるビールを発見,購入。
 別に普通のビールと変わらない。
 
 21世紀って言ったって,何も変わらない。
 ミレニアムでスカされて,人類は学んだ。
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2000/10/30 02:33 マイ・チーム  (1990アメリカ壱ヶ月)
 シアトルのユースホステルでのお話。
 15年ほど日本に住んでいたという40歳近いアメリカの女性が泊まっていた。日本語ができるのでいろいろ話したが,いつしか野球の話になった。
 「私は巨人が大好きだった。巨人の野球を観に行って大声で応援したものだった。アメリカに戻ってきてからも野球は観るけれど,巨人を応援するように熱狂的には観れない。」
 巨人のことを口にするだけで,遠い目になっているようだった。
 「誰がやってた頃ですか?」
 「最後の頃は監督が川上さんで,長嶋,王,藤田…」
 「長嶋とか藤田はその後巨人の監督をやったんですよ。長嶋はいいときと悪いときがあったけど,藤田は優秀だった」
 と,かつてのヒーローがその後も活躍していることを伝えると,言葉無く目が潤み出した。彼女にとっての強固なマイチームが,彼女が離れていた時間を超えて,連続性を見せながら彼女の琴線に迫ったのだろう。
 
 彼女が今年の日本シリーズを観ることができていたならば,彼女はどんな気持ちで観ていただろうか…
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2000/9/30 01:43 射撃の練習  (1990アメリカ壱ヶ月)
 (前回分は,2000年2月28日付日記にあり)
 
 坂の多いシアトルのダウンタウンの運転にもようやく慣れてきた滞在3日目,アメリカでは拳銃の射撃練習場があるというので,入ってみることにした。フリーペーパーで情報を仕入れて行ったのだが,道に迷った。迷っているうちに警察署があったので入って訊ねることにした。
 "Hello"というあいさつに続いて,つたない英語で"I want to shoot a gun for joy"(遊びで銃を撃ちたい)と言った途端に,その場の空気が変わった。応対してくれた婦警さんの顔がこわばり,"You want to shoot a gun for joy???!!!"と訊ね返してきた。一瞬の間の後,婦警さんの緊張の理由を察知した私は,つたない英語に身振り手振りで必死に釈明した。婦警さんの後ろで,私の意図を察知してくれた別の警察官が,婦警さんに声をかけてくれて,ようやく事なきを得た。アメリカ旅行での2番目の大緊張の経験であった。
 無事射撃場の場所を教えてもらい,ほどなく到着して射撃を体験した。
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2000/9/29 00:23 外科学実習中  (日記)
 手術室は危険である。
 
 全ての人がマスク着用だ。ボディスタイルも大事だが,最終勝負は目であり,眼鏡使用者はかなり不利だ。目元に惹かれても,後で外で会うと萎える危険もある。
 
 手術室の恋は危険である。
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2000/9/28 00:06 昨日の夕食・今日の夕食  (日記)
 缶詰ミートソースでつくるスパゲティー,一人暮らしの場合必ず二日連続同メニューなのである。
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2000/9/20 00:36 善悪の基準なんて何もない  (日記)
 東京のある2市が合併して「西東京市」が誕生する。その名前に対する批判特集が毎日新聞に載ったのは数週間前だった。60歳ほどの初老の人は「やたらと接頭語(西東京市の「西」)をつけるのは正しい日本語でない」と。
 そういう人の「正しい日本語」の基準は,「自分が学校で習った,正しいと教えられた日本語」である。決して平安時代の日本語でもなければ,明治時代の日本語でもない。自分が習ったものを「正しい日本語」と思う姿勢は,自分勝手である。
 
 今日の朝日新聞に「オランダが同性愛結婚を世界初の合法化 養子縁組も可能 」とあった。「おいおい」と思う向きも多いと思う。しかし,もはや自分が習った知識など,何の役にも立たないほど変化の激しい世に自分が生きていることを,まず確実に把握したうえで,判断せねばならないのである。
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2000/9/17 00:52 奇才  (Twilight zone 〜 )
 同じ学部の先輩が幼稚園児だったときの話を思い出したのでちょっと書いておこう。
 
 幼稚園で受けた知能テストの,人間の顔半分が描いてあり「のこりをかきなさい」という問題で,その先輩は「人体図鑑」で見た絵を思い出して,残り半分に顔の解剖図を描いたため,大騒ぎになったそうだ。
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2000/9/4 02:29 「人間たる前に動物たれ」  (日記)
 数名の方から,前回の日記に関してメールを頂いた(ありがとうございます)。「人間たる前に動物たれ」と言うと,野獣になって欲望に任せる,みたいな響きもあろうが,潜在的にはそれもあろうが,考えていることはちょっと違う。
 「人間は考える葦(あし)である」なんて言葉があるけど,こういう人尊他卑的な言葉が好きでない。ヒトは考える動物であるが,考えたところで完全な答が出せるものは,数学のようにルールに従って限局的に思考を張り巡らすだけで済むものであり,ヒトが考えることのほとんど全ては絶対的な答が導けないことばかりである。自分にしても,例えば自分の身の振り方をはじめ考えることは多々あるのだが,そうして導き出した結論は,大抵の場合は「自分の芯を規定すると思われる素朴な感情」が求めているモノと違わない。
 「ヒトは考える」と言ってみても,そのベースにあるものは動物的な感情であるはず。そのようなベースを司る感情を大事にしたい,というのが「人間たる前に動物たれ」の主要な意味である。
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2000/8/30 03:00 座右の銘たるもの  (日記)
 およそ座右の銘たるものは,日々のおこないのヒントになり,また戒めとなるものでなければならない。しかるに私のホームページ上の自己紹介には「人生いろいろ」と書いてある。
 「人生いろいろ」では,戒めというよりはどちらかというと慰めである。「変なことばっかりやってるけど,まあ,人生いろいろだから」みたいな。これではいけない。
 そこで近々私の座右の銘を,もっと戒めの入った言葉に替えようかと考えている。候補のひとつは,これも私の大好きな言葉で「人間たる前に動物たれ」というものである。
 (つづく)
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2000/8/24 10:36 恋愛世相講話その3: オカモトの憂鬱  (日記)
 今の世の中,コンドームの売上が伸び悩んでいるという。若者のコンドーム入手方法の変遷を見てみよう。
 
 20年前… 「明るい家族計画」の自動販売機。
 10年前… この頃からコンビニにコンドームが置かれ始める。包装紙に包まれて棚に並んでいた。
 現在は… どこでも手に入る。包装紙によるカモフラージュもない。しかし「感度が落ちる」との理由で若者はコンドームを使わない傾向が出てきた。
 
 さしずめ「気持いいからヤル」→「コンドームは気持ち良さに水を差す」というところだろう。なんと単純明快。そしてその思考回路をつかさどる大脳自体も単純明快である。
 
 #2年前に某高校(共学・レベルは低くない)に通う予備校の教え子から聞いた実話。「これはあまり言っちゃマズイかもしれないけど,うちの高校,文化祭の日に先生からコンドーム配られますよ」
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2000/8/23 09:12 恋愛世相講話その2: 故沖田浩之に学ぶ  (日記)
 故沖田浩之の最大のヒット曲は,言わずと知れた「E気持」である。その歌の中で沖田浩之は「Aまで行った」「Bまで済んだ」と歌っていたものである。しかるにこの「A」とか「B」とかいった言葉は死語に近いのではないだろうか。
 
 なぜ,このようになったのか,高校生の恋愛行動に照らしてみると
 
 20年前… 何もしないのが当然。ウブな時代。
 10年前… どこまでするかが大問題。それこそ「A・B・C」の世界。
 現在は… 何でもするのが当然。「A・B・C」などという区別が無粋に。
 
 つい先日日本性教育協会の最新調査で,高校生での経験率が,男27%,女24%と発表された。同協会の以前の調査データと照らし合わせると,高校3年生では30%以上と思われる。あなたはこれを「急激に増えた」と見るか,あるいは「この性情報氾濫の時代にしては少ない」と見るか?
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2000/8/22 03:10 変わらないからこそ個性  (日記)
 昨日の決意を破って,いきなり脇道へ。
 
 「女21歳 思考日記」というのを時々さらっと読んでいた。それが昨日開いたら「女22歳 思考日記」(ここ)になっていた。
 そして,その日記の8月17日分に
 
 「今日やっと22歳。
 何も変わらない。早く30代になりたい。
 旅と、本と、音楽と、人。
 色々な事を経て、今の若さを笑って振り返られるようになりたい。
 この若さの後に来るモノに、辿り着きたい。」
 
 と書かれていた。
 
 22歳さん,
 多分あなたは,32歳になっても,それほど変わらない。
 もしかしたら42歳になってもそれほど変わらない。
 変わらない自分を背負って生きていくことは,
 一個体一生命というルールに縛られている,有機生命体の宿命なのです。
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2000/8/21 00:27 恋愛世相講話その1: テレビドラマと恋愛継続期間の関係  (日記)
 #前回の「恋に…」が,予想外に反響が大きくて(笑)。今,恋に陥っている状態なわけではないんですよ(笑)。思春期以降の私の恋愛観をちょっと書いたものなのでして…
 
 さて,今日から数回にわたって,世相に見る恋愛様式の変化(主に高校生)をテーマに書こうと思う。
 
 その1: テレビドラマと恋愛継続期間の関係
 
 20年前… 1年ものもまだまだあった。
 10年前… 大部分が半年もの。
 現在は… 3ヶ月一本勝負。
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2000/8/18 02:56 恋に…  (日記)
 「恋に陥る」僕はそう表現するのだと信じていた。ところが,一般的には「恋に落ちる」と表現するということを先日初めて知った。
 私だって独身のまま既に32歳となり,いい年なので恋愛の機会は無いわけではないのだが,どういうわけか,素直に「落ちる」恋ではなく,複雑に「陥る」恋ばかりのようである。
 人生経験の複雑さが如実に現れているものと解釈しておくが,いろいろとしんどい面もあることは否めないのである。
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2000/8/11 23:39 応援  (日記)
 札幌南のことは,翌日の朝日新聞に大々的に取り上げられていた。近年の甲子園にない大応援団,ナイスプレーに盛大な拍手,大声援,応援団長曰く「自分の声も聞こえない」。
 年に一度しかない夏の高校野球に,61年ぶりに出場した札幌南高校,お決まりのブラスバンド付の応援という特殊事情はあるが,テレビを通じてでも十分に伝わってきたのは,(NHKの山本アナウンサー風に言えば)「選手たちが我々そのものであり,我々が選手たちそのものである」と言うべきスタンドとプレイヤーの一体感だ。
 プロサッカーのように一年の半分以上の時期にわたって繰り返される戦いに臨むとなると,それに適応した作戦もマンネリズムも必要であろうが,「彼らが我らであり,我らが彼らである。そこに理屈はない」ことこそ,応援の原点である。
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2000/8/9 23:12 コレステロール,下がる  (日記)
 5年前の入学時健診で引っかかって以来,毎年呼び出されるコレステロール検査。前回献血時に測った値は230(基準値は220未満)。さて,今回はたいした運動もしていないはずだが,値はぐっと下がって175(HDL52, LDL107)。前にも書いたと思うが,やはり決めては充実野菜食事と共に1日300ccである。しかも最近はそれに加えておいしい野菜(KAGOME野菜100%)も併用しているから,果汁分が減って野菜分が増えているわけである。
 高コレステロールに日々の野菜ジュース。まずこれから。
 
 #札幌南0-7PL学園。お疲れ様でした。
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2000/8/6 23:27 北海道南大会決勝  (日記)
 「スカイA」で,例の札幌南の決勝戦を観た。なぜか放映予定が変わっていたので,もし下の日記を信じていて,見逃した方がいましたらメールを下さい。
 
 さて,札幌南はバッテリーが光っていた。皆方投手は,打たれた後でも何事もなかったかのように飄々とそれでいて影もなく,力強く投げる感じがよく,回を重ねても球威が衰えない。また,それを支える2年生の青山捕手がとんでもなく「かわいい」のである。高校生に「かわいい」というのはあまり好まないが,青山捕手については「かわいい」以外の表現が見つからず,皆さんにも本大会で是非一度観ていただきたい。この青山捕手,進学校の選手らしく相当な頭脳派ということで,対戦相手の癖などをパソコンで徹底的に解析して試合に臨み,常に考えて配球を指示するため,連戦の後には「体よりも頭が疲れる」などと宣うそうである。攻撃時に飛び出して刺される等のミスが結構あるのが気になったが,全体的には良く守れるいい野球をしていた。
 
 甲子園出場が決まった瞬間,松田監督が号泣した。紙テープが舞うなか,大応援団も号泣している。ああ,僕はそういう涙には弱いんです。
 
 8月9日第4試合,札幌南対PL学園,相手も不足なし。注目の一戦。
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2000/7/28 23:27 高校野球メモ(情報のみの更新)  (日記)
 札幌南高校野球部のホームページを発見。掲示板が案の定すごいことになっている。何枚めくっても試合後の感動の書込みが…(ここ)
 
 各地のケーブルテレビや,スカパーの285chで見れる「スカイA」で,各地の高校野球の地方大会の決勝戦が見れるという。札幌南の分は7月31日(月)朝9時からとのこと。(ここ)
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2000/7/28 00:25 夏なのに,暑さすら楽しめない貧困  (日記)
 国家試験予備校の夏期講習に行っている。今日で3日目。
 今日なんか,クーラーなんか全然いらないのに,教室にガンガンにクーラーかけられて寒くてしょうがない。
 大体ねー(オヤジモード),20年前くらいにはクーラーなんてそれほど出回ってなくて,みんなで暑い暑いって言いながら凌いでいたのに,今じゃこうやってこんなに涼しい日までどこ行ってもクーラーガンガンで,おかしいよ。
 24日の東京なんて,暑いけどカラッとしてかぜ吹いて,すごく気持ちよかったのに,風鈴でも吊り下げれば気持ちいいことこの上ないのに,勿体ないよー。
 
 あ,札幌南,ついに南北海道で優勝して,甲子園登場決定。ピッチャーが素晴らしいということだ。それと,やっぱり応援が激しいらしい(ここ)。今年の甲子園で一番の注目校だ。
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2000/7/26 00:55 札幌南,準決勝進出(高校野球)  (日記)
 日大三高はその後,都立府中東に8-2で勝利し,続く法政一高との対決で8-6で敗れた。なかなか厳しい。
 
 さて,ふと気になって南北海道大会の経過を見てみたら,札幌南高校が準決勝まで上がってきている。札幌南高校は北海道で一番の進学校でありながら,ここ数年の間に3回も南北海道大会の決勝に駒を進めている驚異の高校である。それでいて校風は自由闊達。卒業式はさながら仮装大会で,爆笑の渦が巻き起こることは度々全国紙でも紹介されている。
 私が札幌南高校に注目するのは,そんなエピソードから推察するに,うちの高校と同じく愛校心の強い連中の集まりだと確信するからである。都立国立高校は,全国でも10指に入る愛校心の強い高校であると自負しているのだが,札幌南は,我が国立高校に向こうを張れるはずである。
 国立が20年前に甲子園に出たとき,その応援は相手の箕島高校の選手をして「二度とやりたくない相手」と言わせしめた。札幌南も,戦った相手に同じことを言わせるのではないかと想像し,その姿が見れることを期待する。
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