NO MORE 「リンクフリーではありません」!


「リンクフリーではない」ことを宣言することは、リンクを張ろうとする者の表現の自由に難癖をつける行為であり、脅迫行為に近い。

事の発端…Antwebのあるページにサポティスタなどがリンクを張ったことに対して、Antwebの管理人が無断リンクだと憤慨し、サポティスタの管理人のことを「ウェブサイト運用に関する知識が不足した人」と表現した。

それに対してやはり憤慨した私は、以下のような反論をした。

Antwebの「管理人」氏はこれを読みなさい。そして反論しなさい。
Web上(=世界の言論空間)に文章が上がることの重みを知らず、ウェブサイト運用についての知識が不足していると思われるのはあんただ。

それにしても、数時間でたかが1000ヒットでなに言ってんだろう? 具体的な被害状況も書かずに被害者ぶっちゃて…

(2002-9-22)

注:「管理人」とした部分には、Antwebに明記してある実名をそのまま記載していた。

その後Antwebには釈明とも取れる文章が掲載された。それに対して再び私はコメントを掲載した。

このページの「付記」に記されたAntwebの管理人の見解について

1. 削除すればそれでおしまいのお気楽な発言姿勢
最初はサポティスタの管理人を「ウェブサイト運用に関する知識が不足した人」呼ばわりしていたのが、いつの間にかお願い口調になってて、結局最初の主張(リンクを変なところに張ったほうが悪い)は、どうなったのだろうか? 「ウェブサイト運用に関する知識が不足した人」呼ばわりに関する弁明は無しで、ただ書いたことを削除すればそれでオーケーなお気楽な発言姿勢なのかね?

2. どこから読もうが読者の自由
「初めて来てくれる方には正式な玄関口から訪れて頂き」云々と書かれている。そう願うのは書き手の自由だが、読む側にだって読む側の自由がある。本に例えるなら、「順序だてて書いてあるので、是非最初から通してお読みください」と希望するのは著者の自由だが、どこから読もうがそんなことは読者の自由であり、「この本の○○ページにいいことが書いてあるよ」と紹介するのも自由であり、紹介された人が「はじめに」をすっ飛ばしていきなり紹介されたページをめくるのだって自由である。

3. 表紙へのリンクはサーバーへの負荷を増大するのに
大体、最初は「サーバーへの負荷増大」を問題視してたのに、表紙へのリンクを張れだとか掲示板記事への直リンクはダメだとか言うのもおかしな話である。あるページだけを見たさにそのサイトを訪れた人がわざわざ表紙から入ると、目的のページに行き着くまでに複数回アクセスすることになり却ってサーバーに負荷をかけることになる。つまり彼の主張は矛盾しているのだ。

「リンクフリーではありません」という主張が如何に自己中心的なものであるのかについては、「このページ」を読むと良く分かる。(←このページの存在を教えてくれた方、ありがとうございます)

つうことで、

NO MORE 「リンクフリーではありません」!

リンクを制限する行為は、リンクを張ろうとする者の表現の自由を侵害するものであり、脅迫行為に近い。

BGM : Everybody wants to rule the world (Tears for Fears)

(2002-10-3)

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