石川ひとみさん2010's

新譜情報

石川ひとみさんの新譜が予約受付中で、アマゾンによると2013年5月29日発売予定だそうです。曲目を見ると、「まちぶせ」などご自身の歌のリカバーに加えて、「なごり雪」「贈る言葉」「夕暮れ時はさびしそう」など、往年のフォークソングのカバーが入っているようです。私は、これで手術室でのBGMのレパートリーが増えると喜んでおります(笑)。こちらをご覧ください。


 石川ひとみさんをご存知ですか? 昭和56年(1981年)にあの「まちぶせ」を歌い,ヒットした石川ひとみさんです。その石川ひとみさんが今も素敵な歌声で歌われていることを平成21年(2009年)になるまで知らなかった私が,同じように石川さんが現役で歌われていることを知らなかった方々に,少しでも知って頂こうと開設するミニコーナーです。


YouTubeの比較的最近の「まちぶせ」の動画

石川ひとみさんを再発見するに至ったいきさつ

 私は目医者ですが,眼の手術をするときに患者さんにリラックスしてもらうためという建前で(ホンネは自分がリラックスすることですが),昭和歌謡をBGMにすることが多く,そのBGMレパートリーの中に,石川ひとみさんの「まちぶせ」が入っていました。ある日,石川ひとみさんよりも前に歌われていた三木聖子さんの「まちぶせ」を検索してみようと思い立ち,インターネットを検索したところ,捜し物であった三木聖子さんの「まちぶせ」の動画と共に,石川ひとみさんの「まちぶせ」の動画がたくさん引っかかったのでした。最初は,「やっぱりヒット曲だったから映像も多いってことだよな」くらいに眺めていたのですが,よくよく確認すると21世紀に入ってからの映像が多いことに気づいて驚いたのでした。

 それからというもの,インターネット上の数々の動画を観ましたが,どれもこれもとても今も素敵に歌われていることに感激し,さらに「まちぶせ」以外にも聴き心地の良い歌を歌われていることを知り,どっぷり嵌ってしまったのでした。

 そして平成22年(2010年)2月に,長野でディナーショーが開かれるという情報を得て,平日にも関わらず行きは新幹線,帰りはレンタカーの強行軍で聴きに行き,その歌声のすばらしさに改めて感激したのでした。

 そんなわけでこのコーナーでは,石川さんが今も現役の歌声を披露されており,「まちぶせ」以外にも良い歌が沢山あるのだという観点から,比較的新しい歌を中心にちょこっとご紹介します。

 ちなみに、平成23年6月現在、最近の歌声が収録されたCDとしては、ゴールデン☆ベスト 以外は入手が困難なようです。


「夢で逢えたら」

 「まちぶせ」のヒットから,既にかなりの時間が経っており,その間に石川ひとみさんの声質も微妙に変わっているようです。私は音楽は素人なのであくまで印象ですが,声の鋭さが減って柔らかさが増えたと感じます。以前よりも柔らかく爽やかになったという印象です。

 そんな声質にあまりにもぴったりな歌が「夢で逢えたら」です。

 もともとは別の歌手のために書かれた歌ですが,楽曲自体の良さのためでしょう,えらく沢山の歌手が歌われたようです(Wikipedia参照)。ようなんですが,この歌の歌詞には,柔らかく爽やかな今の石川ひとみさんの声が最適に感じられます。そしてその音色にこれまたぴったりな編曲で,一五一会なる楽器中心の演奏を当てられたこの歌は最高です。「Withみんなの一五一会~RADIO DAYS」と「With~the best of 一五一会」に収録されています。

 この歌は以前に石川ひとみさんご自身も歌われていて,その以前のバージョンは「石川ひとみベストセレクション」にライブ音源が収録されており,聴き比べるとその声の微妙な違いがわかると思います。好みは様々でしょうが,この歌の歌詞により合っているのは,今の石川ひとみさんの柔らかい声の方だと感じます。


「ラジオデイズ」

 元々は、With みんなの一五一会~RADIO DAYSに収録されていた曲です。このアルバムは、昔のフレンチポップスなど日本で流行した海外歌謡を、一五一会という楽器に乗せて歌ったものを収録したもので、この「ラジオデイズ」も昔の歌のリバイバルだと思っていました。1970~80年代に、AMラジオを聞きながら夜更けまで物思いにふけっていた頃を思い出させるこの歌ですが、実はこのアルバムのために書き下ろされたものだったと知ったのは、2010年になってからでした。私のような40代~50代が昔を思い出して感傷に浸るときに、彩りを与えてくれる良い歌です。上記アルバムは売り切れ状態のようですが、ゴールデン☆ベストに収録されているので、そちらで聴くことができます。


「あなたの心に」・「亜麻色の髪の乙女」

 「あなたの心に」は,大元は中山千夏さんが1969年にリリースした曲とのことです(Wikipedia参照)。1969年だと私は1~2歳だったのですが,この歌のことはちょっと記憶にありません。この歌を知ったのは石川ひとみさんのCDによります。CDは「With みんなの一五一会~フォークソング編」で,往年のフォークソングが並んでいますが,その中でこの曲だけを知りませんでした。作詞は中山千夏さん,作曲は都倉俊一さんだそうです。

 「亜麻色の髪の乙女」も同じCDに収録されています。こちらはオリジナルのヴィレッジ・シンガーズの歌が,手術室BGMレパートリーに入っているので知っていましたが,今世紀に入ってから島谷ひとみさんが歌ってヒットしたという事実は知りませんでした。(島谷ひとみさんといえば,たった今まで「水曜どうでしょう」のエンディングに流れた演歌の歌手というイメージでした。今これを書いている最中にネット検索して,実は演歌はデビュー曲だけだったということを知りました(笑)。如何に私が芸能界に疎いかということです。)

 いずれの曲も,可愛らしい乙女心を歌った歌詞が今の石川ひとみさんの声にぴったりで,心地よく聴くことができます。同じCDに収録された他の曲も素敵なものばかりなのですが,中でも特にこの2曲が出色だと思いましたので,ご紹介する次第です。

 アマゾンの該当ページで,他の収録曲と合わせてサンプリング試聴ができます。オフィシャルサイトのオンラインショップで購入すると,小さめの直筆サイン色紙が付いてきます(ただし送料は8000円分以上買わないと無料にならないようです)。


CD「ただいま」

 石川ひとみさんの公式サイトのプロフィールを見ると,平成11年(1999年)発売のようです。今よりはだいぶ前になりますが,「まちぶせ」のヒットからは18年後ということになります。

 家族,友達といったテーマで作られたCDのようで,NHKの「みんなのうた」で流された歌も入っていますが,曲調のポップさと石川ひとみさんの声とが相まって,聴いて明るくなれる曲が多いように思います。手術中にこのCDが流れると,手術に"ノレ"て,手の動きが軽やかになる感覚を覚えます。ある看護師さんは,「このCDをかけると家事がはかどる」と言いました。

 アマゾンなどに試聴サンプルが無く,確認して頂けないのが残念ですが,持っていて損はない一枚と思います。オフィシャルサイトのオンラインショップで購入すると,小さめの直筆サイン色紙が付いてきます(ただし送料は8000円分以上買わないと無料にならないようです)。

石川ひとみさんのオフィシャルサイトはこちら

平成23年12月27日、「ラジオデイズ」を追記


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