対数とはどんな数か?
これは,「2を3乗すると8である」という意味です.これを見方を変えると,「2を8にする指数は,3である」と言うこともできます.このときの「3」を,「2を8にする指数」という意味を込めて,
と書くことにしたのです.つまり
は「2を8にする指数」という意味であり,これが,対数の基本です.一般には
であるとき,「
は,
を
にする指数」という意味で,
![]() |
と書くわけです.このとき
を底とよび,正でしかも1以外とされています.また
を真数とよび,元々は
でしかも
が正なのですから,真数
も正の数ということになります.
さて,次に,「2を7にする指数」つまり
を考えます.2を2乗すれば4ですし,2を3乗すれば8ですから,2を7にする指数は2と3の間にあるはずです.しかしぴったりした数ではないので,このようなときは仕方なく,
のままにしておきます.
ところで,次の値を簡単に直すとどうなるでしょうか.
(2の
乗)
(2の
乗)
一つめは,
ですから,結局は2の3乗ということで,8とわかります.しかしもっとうまい考え方があります.もともと
は「2を8にする指数」で,
ではその「2を8にする指数」が実際に2の指数になっているのですから,
に決まっているのです.「2*= 8」を満たすような「*」を
とあらわしたのですから,
は当然です。(ここが一番重要なところです。ゆっくり考えて理解してください)
二つめも同じことです.
自体は綺麗な数ではないですが,「2を7にする指数」なのですから,
のように「2を7にする指数」を実際に2の指数にすれば,
になるわけです.
一般には,次のように表せます.
![]() |
ところでこれを逆に使うと,どんな数でも任意の底の指数表示に変えることが出来ます.例えば7は,
と表せますし,
や
(ただし
は正でしかも1以外)などにも変えられます.




(2の
乗)
(2の
乗)