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解答は下に
(図にカーソルを当てても表示されます)

CT0087
 1.Nxf7. Bxf7, 2.Bh3+. Nd7, 3.Rxd7. Bg6, 4.Rd6+. Kb8, 5.Rd8#
White to move.
初手だけでも当てたい。Bh3の実現を目指して。

CT0089
 1...g4, 2.fxg4. h1=Q+, 3.Rxh1. f3+
Black to move.
白からのRe1+は気にしなくていいです。

CT0094
1.Rb1. Kg6, 2.Rg1+. Kf6, 3.Rg2. Kf7, 4.Rg5
White to move.
大局観。一目で見通せ。

-CT0095-
1.c7. Kxc7, 2.Nb5+. Kc6, 3.Na7+. Kc7, 4.Rc1#
White to move.
白の駒をうまく利かした巧妙な問題。

CT0102
1.Qxe8+. Kxe8, 2.Nd4+. Kf8, 3.Re8+. Kxe8, 4.Rg8+. Ke7, 5.Nf5#
White to move.
詰将棋の要領。連続王手で気軽に捨てて。

CT0127a
1... g5, 2.fxg5. Ng6
Black to move.
小技。気付けば簡単な手筋なんです。

CT0127b
1.Bc7. Qxc7, 2.Nxd5. Qd6, 3.Nxf6+. Bxf6, 4.Qxh7+. Kf8, 5.Qh8#
White to move.
h7周辺ばかりにらんでも解決しない。

CT0154
1...Qh2+, 2.Kf2. Rf3+, 3.Ke1. Rxf1+, 4.Kxf1. Qh1+, 5.Kf2. Qxg2+, 6.Ke3. Qf3#
Black to move.
原問題を修整。詰め上げの簡単な練習。

CT0159a
1...exd4, 2.Nxd4. Bxh2+, 3.Kxh2. Qd6+, 4.g3. Qxd4
Black to move.
大技で小さな戦果を挙げる。

CT0159b
1.Rxh7+. Nxh7, 2.f6. g5, 3.Qxg5. Rg8, 4.Rxh7+. Kxh7, 5.Qh5#
White to move.
初手の次、落ち着いて。


解答

CT0087 1.Nxf7. Bxf7(...Bg7+-), 2.Bh3+. Nd7, 3.Rxd7. Bg6, 4.Rd6+. Kb8, 5.Rd8#



CT0089 1...g4, 2.fxg4. h1=Q+, 3.Rxh1. f3+



CT0094 1.Rb1. Kg6, 2.Rg1+. Kf6, 3.Rg2. Kf7, 4.Rg5



CT0095 1.c7. Kxc7, 2.Nb5+. Kc6, 3.Na7+. Kc7, 4.Rc1#



CT0102 1.Qxe8+. Kxe8, 2.Nd4+. Kf8, 3.Re8+. Kxe8, 4.Rg8+. Ke7, 5.Nf5#



CT0127a 1... g5, 2.fxg5. Ng6



CT0127b 1.Bc7. Qxc7, 2.Nxd5. Qd6, 3.Nxf6+. Bxf6, 4.Qxh7+. Kf8, 5.Qh8#



CT0154 1...Qh2+, 2.Kf2. Rf3+, 3.Ke1. Rxf1+, 4.Kxf1. Qh1+, 5.Kf2. Qxg2+, 6.Ke3. Qf3#



CT0159a 1...exd4, 2.Nxd4. Bxh2+, 3.Kxh2. Qd6+, 4.g3. Qxd4



CT0159b 1.Rxh7+. Nxh7, 2.f6. g5, 3.Qxg5. Rg8, 4.Rxh7+. Kxh7, 5.Qh5#


開設して3ヶ月たちました
 「チェスの歴史を輝かせてきた名局をたくさん知りたい」、そして、「解説は日本語で読みたい」。長い間、そんなページがあればいいな、と願っていました。最終的な結論が「自分で作ってみるか」。かくて、Chess Chroniconの開設となったわけです。「Chronicon」は「年代記」という意味。最初は、すんなりした英語名の「Chess Chronicle」というのを考えていました。が、19世紀の有名なチェス雑誌と紛らわしいし、また、外国に似たような名前のページがあったりしたので、ラテン語の「Chronicon」を使うことにしたんです。
 そんな人が作ってるページ、ということで、つまり、私は「名局をあまり知らない」、そして、「英語ができない」という致命的な欠点をかかえております。ついでに付け加えると、私はぜんぜんチェスが強くないんです。実戦もほとんど経験がありません。Yahooに顔を出したこともありますが、レイティングが1700あたりまでいったところで、棋力向上に興味を失ってしまいました。だから、ほんとは偉そうな棋譜解説を書ける身分ではないわけです。
 ですから、参考文献の助けがどうしても必要で、それだけに何を参照したかは明記しておこう、と思ってます。が、実際に私の文章を調べてくださるとわかるはずですが、参考文献やFritzの丸写しになってる部分は非常に少ないんです。一般的な棋譜解説は正着の追求と分析が中心ですから、棋力向上に関心の無い私が読んでそのまま引用できる部分というのは限られてきます。私の棋譜解説を「翻訳」として気に入ってくださる方も居られるのですが、その評価を裏切るページになっているのは確かです。
 棋譜を鑑賞したい。私の気持ちを簡潔に言えばこうなるでしょう。気に入った棋譜を何度も並べ、いろんな解説や過去の実戦例を比較し、疑問に思ったらFritzで確認する。そんなことを繰り返すうちに、私なりに指し手の意味らしきものが解釈できると、棋士への賛嘆の念が深まります。至福の時。好手はもちろん悪手についても、正解手順を書き加えるより、そのまま味わえるような、そんなノリを大切にしたいんです。
 結局、偉そうな話しになりました。ひとつだけ、それが少しは出来てるかな、というのを自賛してよければ、1990年のカスパロフとカルポフのマッチの第二局でしょうか。諸書に無い、私だけの見方をいろいろ入れる事ができました。

03/05/17