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ぐいぐい俳壇モリス亭
春の部

春の部 夏の部 秋の部 冬の部 韓句1 韓国六句

・韓の空恨み晴らさむサミルナル
3月1日朝鮮独立運動記念日

・碧眼の威嚇つぶらに犬陰嚢

・ぼんぼりは副詞なるかや雛祭り

・濫觴の名残の裏や曲り水
 

・指南番心余所行 よそゆきあくび猫 南條竹則「あくび猫」 

・蛄蚯蚓蠢く輩戸を啓く

・青春の嵐の如く来て去んぬ

・三つ葉食む我や或は奇蹄類
 

・貍雨黄砂降積む世迷言

・忍ぶ恋非在の梅を見て帰る

・後朝や三千世界の鳥殺し

・鶯の経読む甲斐のありつべし
 

・胡乱やな春一番の方違へ

・濃色の蕾 らい処女の媚沈丁花

・逢引の鶺鴒人目憚からず

・春の夜の夢に史伝の丈高し 森鴎外「澁江抽齋」
 

・煎玉子遅き朝餉やミモザ館

・暖か夜宇宙廃駅南下せり

・水取や閼伽井に鬩 せめぐ火粉舞

・玉筋魚 いかなごの丁字に似るも定め哉

 
・乱拍子明治の春や星菫派

・血の騒ぎ38線越ゆ騒乱歌

・聖姦図産毛の縁 ゑにし母子草

・夕星 ゆふづつを空に流すや春の水
 

・難波灘貝寄風 かひよせ頬を舐 なぶる如

・巨像陥つ悲報の方ゆ涅槃西風 ねはんにし アフガニスタンのタリバン、バーミヤンの遺跡破壊

・地上より地下豊穣会蓮花草

・白蝶を霊媒と為す心隈 (2001年3月)


・膝枕ガバリと開く萬愚節西東三鬼忌

・木乃伊取生の形骸 かたちに春守宮 やもり

・珈琲の苦きを愛す花祭

・骨太のソニー・ロリンズ花吹雪
 

・かりそめの菜畑嘲 わらふ揚雲雀

・天竺の青ネモフィラのアイシャドウ

・満開の桜を鵯 ひよの無礼講4月8日石屋川花見

・膨張のパースぺクティヴ春の海鈴鹿寺家の浜
 

・蒲 柳 啄木 大雅 緑雨の忌 4月13日

・田舎京遊女白藤白の艶 えん大山崎

・酔へ酔へと酌婦に化けし桜哉戯れ句、八重桜、こころは四重+四重

・迷妄を綿毛に託す驕り哉
 

・中空の missing link 春の虹天頂を中心に120°に弧を描く虹

・桎梏の捻ぢれてふ美や花水木

・少女はや単 ひとへ薄衣 うすぎぬ舞子浜

・黒白の睦み合ふ図や蜂と藤

 
・後ろ髪落花狼藉五月闇

・しどけなき虞美人草や猩猩緋

・反悲劇紫丁香花 むらさきはしどい北帰行

・遣瀬無き紅の記憶を汐招き
 

・食欲の春夏秋冬糞袋インテックス大阪食博覧会

・ヱゴイズム見据ゆ卯花腐し哉

・鳥の巣の輪廻転生羽根布団

・春信の女を〆て桜闇   
2001年4月

・剃刀の冷たき青と麦の秋

・誘惑者新緑甘く軟らかく

・アカシヤの雨に石鹸 シヤボンの香合せ

・客人 まらうどを待ち兼ぬ夕や桐の花
 

・捨身仏詩歌句法楽修司の忌

・憂魂の標 しるし金雀兒莢果俟つ

・薫風を游び尽くさむ吹流し

・閨怨の殺意隠すや菖蒲草
 

・ゆくりかに夏立ちつ手と手の湿り

・花荊美し過る罪と罰
 

・初鰹葷酒山門入日哉

・葉に縋る脚長蜂の柳腰
 
・気の楽さ今朝過ごす酒桜の木

・散る桜いづれ半過去近未来

・眼間の薄墨桜春琴抄

・朧月おぼろに呻く桜哉
 (2001年4,5月)


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