・乳の香や春先駈 さきがく
る包装馬車ポジャンマチャ
下関市バスに、不二家ペコちゃんのバス・ラッピング・洋上を綿雲浮き浮き印度人の夏indian summer 下関厳島神社から関門海峡を望む ・枯野とは秋の骸むくろ やカップ酒 神社の裏山の細道を枯れ草をかき分けて登る ・海峡を冬満月とわたりけり 初めて乗る釜関フェリーのデッキに上がると満月が雲の間から顔を覗かせた ・夜明待つ背に焚火缶横訛 よこなばり チャガルチで遅い日の出を待つ ・寒涛や釜山カルメギ数へ歌 カルメギはカモメ、同名の歌謡曲もある
・曇窓斑
はだら 雪原後退
あとじさ り
セマウル号にも初めて乗った、洛東江に沿って上京する
・夕暮や李朝白磁の肌 はだへ より 粉青沙器が好きだったが、このところ李朝白磁に心が傾いている ・オンドルに抱かれて溶けて月の谷 イパクサの住居は月谷洞(ウォルゴクトン)にある ・立入禁止パゴダ軟禁寒寒と パゴダ公園は工事中で入れなかった、しかしその前から塔は隔離状態にある ・やはらかに純豆腐スンドゥブ チゲの下心 韓国では毎朝このチゲを食べたいくらい。日本では手に入りにくい固まる前の豆腐 ・半島の冬の時代の長さ哉 ソウルの冬の寒さは嫌いではないが、南北分断の冷えは---
・凩や空耳聞こゆ「あたしは男よ ナンナムジャヤ
」 寒波到来の日に大学路に行った、風に乗って
パクチユンのヒット曲
が・銀の指吹雪の先の仄明り 盲目のキーボード奏者キムスイルさんの妙技 ・それぞれの卒業写真玉手箱 インサドン北の女子高卒業生に撮影を頼まれる ・鳥瞰図湯気立つ凹み仁寺洞 インサドン アートセンタービル展望台から見下ろす食堂街 ・厳寒の屋台や韓の橋頭堡 クンパム、トッポッキ、ピンデトック、韓国の屋台は何かたくましい ・旧晦日古宮の影の霜柱 昼前の慶福宮、建物の影はまだ霜柱が立っていた ・レトロ趣味温故知新の練炭屋 民俗博物館前に、レトロな模擬店舗がしつらえてあった ・コルモッキル迷路に潜むコディクッパブ コルモッキルは路地、コディクッパブは巻貝の雑炊
・こんもりと塚の枯芝死六臣 サユクシン
ヨイドから歩いてノリンジャンの死六臣の祠に出た。彼国の墓は土饅頭でほのぼのしてる・漢江ハンガン の連凧橋となりて空 ソウルの中心を横切るハンガンでアジョシが100枚近い連凧を揚げていた ・歳旦や農楽 ノンアク 乱打福満々 ポンマーニ 韓国はまだ旧正月が生きている、ポンマーニパドゥセヨは新年挨拶の常套句 ・石畳千畳敷を日向ぼこ 韓国最終日は宗廟に行くことが習慣になってしまった |