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ぐいぐい俳壇モリス亭

夏の部

春の部 夏の部 秋の部 冬の部 韓句1 韓国六句

・償還 つぐないの途絶ゆ陸年 ゆくとせテレサ・テン

・針槐 はりゑんじゆ:金雀兒 えにしだ すまふ 傷み分け

・牡丹の瞬間を撃つ降魔 がうま

・初夏の宵匂やかに滅ぶべし
 

・巨いなる耳朶 みみたぶ風の神の琴

・出口無し黒き運河に黒き鯉

・水滴 こぼる古代玻璃鉢四行詩

・百合の樹に百合の花咲く句読点
 

・昼下りオキーフ憶ふ海芋哉

・黄に霞む水平線上波千鳥

・黒き声黒き稻妻闇光

・ALOHA OE 受胎告知を潮風に
 

・物思ひ三色菫褪 あせるまで

・営巣の燕朗らに雨の歌

・海峡に恨 ハン捨て切れず戻り船

・廃園に煙 けぶる七輪肉月夜
 

・壮年を涙の壷と青嵐

・恩寵は紅天牛 べにかみきりの飛翔哉

・雛罌粟 コクリコの野に埋葬の恋衣

・金泥に晶子曼荼羅神さびぬ
 

・暮れ残りひたぶるに飽む閑古鳥

・手弱女の素振りぞ手管出始めの蚊

・衣更手持の札の心細

・とろとろもさらりも涼し梅の酒
 

・空耳に化野 あだしの原の時鳥

・嵯峨皐月木下闇舞ふ黒揚羽

・比翼紅種子の放埓若楓

・嘘の世やミザントロープ毛莨 きんぽうげ
 

・栗花落 つゆり待つ風の停 とまりや去来塚

・こりづまにうつろ揺曳水中花

・暈 ぼかし染め夢幻舞扇 プチェチュム合歓の花

・梅雨晴間地鶏喰らはむ杣ヶ谷
 

・おほどかに昔男や枇杷の花

・仰ぎ見む黄金日車 こがねひぐるま皆既蝕 (2001年6月)


 ・熱情の縺れの果てや破れ芭蕉

・とどろ鳴る神に夏越しの祓え哉

・階調美土耳古 トルコ桔梗の魂鎮め 東神戸病院ミカエルさん見舞

・文月とさては深夜の玉箒
 

・白面の役者老いけり半夏生

・青草の匂ひ持ちたる蛍哉   哀しさは昼の蛍の白き胴青臭き程に夏模様めく 歌集『すぃんぐるず』

・君の名を永劫封印含羞草

・不退転炎天の酸夏蜜柑
 

・下克上雛星紅く星祭  七夕、雛星-火星

・喜遊曲ゆふべの金魚救はれず 伊東静雄「水中花」

・滅多突問答無用心太

・三千歳 みちとせを松葉牡丹のやうな恋 吉原女郎片岡直次郎の情婦
 

・史伝断つ明治の父の孤高哉  鴎外忌 

・迷蝶を浮べて涼し風の道

・色沈む紫紺水茄子夏安居

・錘鉛に擬す金亀子 こがねむし落下傘   金子光春、エドガー・アラン・ポー
 

・雲の峯綿津海 わだつみに故国沈みなむ

・名にし負ふ屁糞鬘や伊呂波歌

・三色旗嗚呼乾燥屍花の巴里祭   7月14日

・面白さ球には見えぬ花火哉 (旧作)  おもしろさ急には見えぬ薄かな 鬼貫
 

・空色と水色いづち糸蜻蛉 いととんぼ

・紀ノ川や河童の皿も干上りぬ 五條市

・楽しみは後にありけりひつまぶし  名古屋名東区「サガミ」

・かき氷舌括 くくり染む蜜の味
 

・毎日が夏休みてふ夢芝居  大島弓子  

・つくづくと無垢の顔 かんばせ蓮の花

・暑きより暑きに転 うつる暑さかな 2001年酷暑

・森の夏黒き振子をLady Day Billie Holiday "Strange Fruit"(2001年7月)

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