Morris.日乘2000年2月

ここは、Morris.の日記です。読書記録(★=20点、☆=5点、これはあくまでMorris.の独断、気紛れ、いい加減です)、オフ宴会の報告、友人知人の動向など、気まぐれに書き付けるつもりです。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。
 



     今月の標語  嘘も放言


●Morris.ホームページに戻る
●ぐいぐい酒場へ
【2001年】 7月 6月5月4月3月2月1月 【2000年】12月 11月10月9月8月7月6月5月 4月 3月2月 1月 【1999年】12月 11月10月 9月 8月7月 6月 5月4月 3月 2月1月 【1998年】12月 11月2000/02/29(火)●大閏年の閏日
久々の仕事。としろうと二人で和泉市の閑静な住宅地の現場。ちょっと早く着いたので家の前で待っていたら、同業者の車が来てその家に入っていく。???ひょっとしてダブルブッキングか??双方あわてて事務所に連絡する。結局今回は同業者が誤解してたようで、仕事できたので一安心。昼食抜きで1時半までで梱包、積み込み終える。梱包は問題ないが、やはり、右足が心もとなくて荷物運ぶのは思うに任せない。戻って、空っぽになった事務所の掃除などして、明日は休もうかと思ったが、梱包だけでいいから出るようにとのこと。倉庫は今週一杯で摩耶に移るらしい。長い間事務所に置いてたギター持って帰る。
今日は2月29日の閏日なので、みんなに「4年に1度のニンニクの日」と、ふきまくっていたのだが、実は今日は特異な閏日だそうだ。閏年は西暦年が4で割り切れる年だというのは周知の事だが、末尾が00となる、世紀末の年は閏年にしないことになっていて、今年は2000年だから閏年で無くなりそうなものなのに、更に例外として400で割り切れる世紀末の年は閏年とするのだそうだ。つまり今日は400年に一度の大閏日ということになる。このネタ元は、今日届いた藤麺の包丁切りさぬきうどんに同封されてたニュースレター(^。^)。まあ、どんな日も毎日が特別な(唯一の)一日だけどね(^_^;)
今夜はオムライス作った。卵が1個だけ残ってたので、超薄焼きオムレツ(Morris.はオムライスの卵は薄いほど好き)に挑戦したのだが、あまりにもチキンライスが多くて(;_;)かなりはみ出た上に少し破れてしまった(>_<) 味は悪くなかったけど、料理は見栄え悪いと減点だなあ。
治療中の右上奥歯が、冷水を飲むと沁みる。でも我慢して??Morris.ブレンド飲んでる。

【書に通ず】石川九楊 ★★★☆☆書とは無縁のというより、希代の悪筆であるMorris.なのに石川九楊のファンである。「書の終焉」「筆蝕の構造」「書字のススメ」など興奮して読んだ。字が下手なだけに、美しい字、力強い字、和ませる字への憧れは人一倍強い。しかし、九楊の書論は、そういったMorris.の単純な書への憧れを一撃で叩きのめして、更なる書の魅力を教えてくれた。常識を覆す視点、鋭い分析、飛躍しながら明晰な論理、さらには胸のすくような硬質の文体。すっかり参ってしまった。本書はそれら一連の著作の内容を下敷きに、中国、日本の書史をわかりやすく(しかし、目覚しく従来とは視点を違えて)紹介しながら、規範とこれからの行き先を示唆した、書の世界並びに書に関心を持つ者への啓蒙書だ。以前読んだ事が多くて、最初の驚きや感動には及ばなかったが、自信満々で定説を覆す痛快さは相変わらずで、読んでて楽しかった。九楊の書作品の現物は一点だけしか見た事がない。それも数年前の韓国旅行の途中大邱(テグ)の市民美術館でだった。韓日交流美術展みたいなものがあってて、そこに九楊の作品が1点あった。すでに彼の著作を読んでたので、おお、これが、と、ためつすがめつ、鑑賞??したのだが、全然わからない(^_^;)
その後印刷物では、いくらか他の作品も見る機会があったが、いまだにMorris.にとって、九楊は書家でなく、書の評論家としての価値しか享受できずにいる。

2000/02/28(月)●愛蔵本著者の子孫からメール
8時半起床。骨折、捻挫も無く(^_^;)無事に帰宅して寝てたようだ。
昨日のさんちゃんオフや、ゆかりちゃんの写真を日記に貼りつけたり、レス付けたりしてた。午後にぐいぐい酒場にアップしようとしたら、つながらない。ちゃんみさんや、うさこちゃんからも繋がらなかったというメールがあったので、メンテだろうと書いたものの、ちょっと心配だ。
古田さんから電話で明日仕事出られるかどうかの打診。とりあえず、行ってみる事にする。事務所は先週に引っ越したそうだ。倉庫は今月一杯もとのまま、と言うことは明日までかあ。引越し先は摩耶埠頭だから、自宅からの直線距離は近くなるのに、交通機関が不便で、これまでの倍時間かかるとか。うーん、どうしよう。原付復活かな。
吉川さんという未知の方からメールが届く。ネットサーフィンしてて、Morris.のサンボ部屋の「余が愛蔵本」コーナーで、「小形カメラの第一歩」の紹介記事見つけて、驚いてメールしたとのこと。実はこの本の著者は吉川速夫という人で、メール送付者はその、ひい孫にあたるとか(^_^;)彼はまだ若くて今度フィルム会社に就職するらしい。で、この本も図書館で表紙くらいしかしらないし、ひいおじいさんの記憶も無いのだが、Morris.の記事で、なんとなく親しみを覚えたし、自分が関連会社に進むのも何かの縁だろうか、と書いてあった。あの記事はずいぶん前に「サンボ通信」に掲載したものだが、こういった形で反応があるというのも、インターネットの恩恵の一つだよなあ。

2000/02/27(日)●今日はさんちゃんオフ
7時半起床。ちょっと宿酔気味だけど、大丈夫(^。^)昨夜は結局部屋で2時近くまで飲んでたんだなあ。
今日は鶴橋、アリラン食堂でひさびさのオフ。さんちゃん主催、ぶんたさん幹事の、15名くらい参加予定の結構大規模なオフで、初対面の人が5,6人もいる。さんちゃんとも初対面だもんね。12時半集合という白昼のオフというのも珍しい。今日こそは、潰れないようにしなくては。捻挫やら骨折は無しにねがいたいものだ(^_^;)
ぶんたさんがぐいぐい酒場の書込みで、大阪ノレチャラン、KNTVの放送は3月5日(日)に決定したとの情報が寄せられていた。ちょうど韓国での放送から1ヶ月後ということになる。しかし、これで、KNTV受信者には、ビデオ配布の必要が無くなるから、助かる。
12時半鶴橋到着。5人ほど集まっていた。1時にアリランに行ったら12人になってた。さんちゃん、ぶんたさん、巻田さん、AIさん、レオさん、司さん、ヤンスジンさん、コブクさん、彫り師さん、パイザさん、〒SAMさん、少し遅れてちゃんみさんが来て全員集合。今日のお目当てポッサムキムチ、チヂミ、チャプチェ、テッチャン鍋、ビールにトンドン酒。コブクさんが例のマジックシンギングアロン持ち出したのでアリラン食堂の2階は一挙にノレバン状態になる(^○^)って、歌ったのは、Morris.とパイザさんくらいだったけどね。鍋の終わりにご飯入れて、おじや風にしたのはとても美味しかった。 さんちゃんは、彼女のまんがのキャラクタそのままのすごく、すてきな子だったが、初めからノリがベタベタだった(^o^)  楽しけりゃ、それでいいよね。ただ、虫が苦手で、Morris.部屋ホームぺージの蛾のマッチ見るのさえ嫌だと言ってた。これじゃ、歌集「異端蝶」なんか見てもらえそうにないな(>_<) 初対面の中では、〒SAMさんが、酒好きで、なんかフィーリングが合ってしまった。彼はほんとに郵便局勤務で、来月から1ヶ月プサンに語学留学するとのこと。今日もさんちゃんに地酒の一升瓶を持参していて、Morris.はそれがずっと気に掛かってた。ありらん前での集合写真はこちらにあります。 さんちゃん(自画像)
2次会ノレバン「ユウ」には9人が参加、さんちゃんもスジンさんもすごく上手いし、司さんは相変わらず甘い声でみんなを酔わせるし、日本の曲も混じったり、Morris.は久しぶりで叫びまくるしで(^_^;)、大変楽しかった。しかし2時間近く歌って一人300円てのは、安すぎる(@_@)
三次会を梅田でお茶でも飲みながらやろうということになったのだが、Morris.はここでパスして、フクイーズのライブに行く事にして後ろ髪ひかれるようにしながら、お別れ。阪急特急で岡本で乗り換えの時、線路を二匹の太った猫が横切ってた。いや、猫にしては大きすぎる。そ、そいつらは、実はたぬきだった(@_@)
ちょうど8時にヒアカムに到着。今日はロリーハットとフクイーズ、フクイーズはのっけから「ヒアカムのテーマ」〜「ストロベリフィールズ」のメドレーで、なかなか素晴らしかった。しかもおしまいに、Morris.の一声で「豊岡踊り」をアンコールして歌わせてしまった(^○^)
マキちゃんが昨日の楽屋のゆかりちゃんとの写真を数枚くれたが、その中の一枚がすごく気に入ってしまった。せっかくだから、big sizeでこちらにアップしておこう。
結局ライブ終ってもグズグズ飲んで、深夜帰宅。
昨日の宛字クイズに、巻田さん、myzkさんから反応があり、巻田さんからはメールで回答まで寄せられた。タネ本の正解を発表するね。でも、巻田さんの回答の方が正しいようなのもあったので、それは[]で付しておく。

・雪花菜 うのはな[おから]
・鹿尾菜 ひじき
・外連味 けれんみ
・鶏眼 うおのめ
・転寝  うたたね[ごろね]
・破落戸 ごろつき[ならずもの]
・乙張 めりはり
・巻丹 おにゆり
・地錦  つた[にしきそう]
・翻筋斗 もんどり

2000/02/26(土)●TajMahrがラーメン屋に(@_@)
7時半起床。小滝歯科に行き、帰りに今津で下車して三浦さんの珈琲香房に寄る。本当に久しぶりだ。土曜の11時前というのに予想外に混んでいる。11時までのモーニング目当てらしい。なんにしろ流行ってるのはいい事だ。店の本棚にサンボ通信の全冊揃いがあるのを見つけて、感慨にふける。三浦さんもそろそろ店のHP立ち上げたいとのこと。時間とマシンの制約でなかなか思うに任せないようだ。下の息子が今度高校入試と聞いて、改めて時の流れの速さに驚く。律ちゃんはこのところすっかりラグビーフリークになってるらしい。ちびくろで、Morris.部屋の宣伝をして、販売部で珈琲豆200g買う。近くの蝸牛に立寄り、料理本2冊買ってしまった。辞書、詩集、画集に加えて料理書が本棚を侵食しそうな予感がする。朝からえらく冬さびた天気だと思っていたが、午後から雪になった。
例のTaj Mahrのあったビルが改装工事中で、アルバイト募集の貼り紙。どうやらカレーじゃなく、ラーメン屋になるらしい(^_^;) カウンターの彼女らが継続勤務するのなら行かなくては(^_^;)
今夜は楽屋でBoogie Woogie Piano Night[GOLD]のライブ見に行く。お目当てはもちろん、ゆかりちゃん。明日は鶴橋のアリラン食堂でさんちゃんオフがあるので、打ち上げで沈没しないように気を付けねば。銀衣装のゆかりちゃん
8時に楽屋に到着、まだライブは始まってなくて、客も思ったより少ない。でもライブが始まって徐々に増えて約30人くらいにはなった。今日のゆかりちゃんの衣装はギンギラギン(オールシルバー)で、20cm超えてる厚底のハイヒール、やっぱりかっこいい(^。^) Morris.はかぶりつきで、のりのりで見てたが、デジカメ忘れてた(>_<) でも終ってから、マキちゃんにツーショットの写真写してもらったし、うさこちゃんのチェキで今日の日記に間に合った(右写真参照)(^。^)楽屋では11時半からDJ大会あるとのことで、打ち上げはヒアカムになりそうだったので、明日のことも考えてそのまま帰る事にした。うさこちゃんが車で送ってくれたので11時半に帰宅。あしやんから留守電入ってたが、携帯には通じなかった。安ちゃんといっしょに芦屋の実家に戻ってるので、カラオケのお誘いだったようだ。残念。

【日本語の当て字うんちく辞典】村石利夫 ★★☆ 宛字はMorris.の得意分野??なのだ。辞典も2,3冊持ってる。で、この本はペーパーバックで、あまりレベル高くない、大して期待できる内容ではないと予想通り、特に見るべきものでは無かった。それでもいくらかMorris.に読めないものもあったから、JISにない漢字のものや、あまりにしょうもないもの(丸木舟=カヌーなど)を除いて、10点ほど挙げておく。いちおうクイズ形式という事で読みは、明日までおあずけ。
・雪花菜
・鹿尾菜
・外連味
・鶏眼
・転寝
・破落戸
・乙張
・巻丹
・地錦
・翻筋斗

2000/02/25(金)●紅茶ルネッサンス??
7時半起床。歯医者に行くつもりだったが、明日に回すことにして、春待ちファミリーBAND撮影ビデオをVHSに落とす。社長に渡す分と、栃木の宮内さんに送るデモテープ用。午後灘図書館、JMALLと回り5時帰宅。捻挫は全快とは言えないが、歩くのにはほとんど支障はない。へや掃除して、香川の藤井製麺に電話して、庖丁切りさぬきうどん一箱注文する。以前佐藤から土産に貰った奴で、偶然袋が残ってて、それに住所電話が載っていた。月曜日に送るので火曜日には到着予定。一箱3000円と送料は、後払いでいいとのこと。初めからこうしとけば、この前佐藤から蜜柑ジュース送って来た時にあんなに怒ることはなかったのだ。
昨日コーヒー豆が切れたので、久しぶりに紅茶をいれたら、腹が痛くなった(>_<) しかしこれは、紅茶のせいではなかったようだ。珈琲はブラック一本槍だが、紅茶はミルクティも飲む、いやストレートティは、ちょっと苦手だ。学生時代は、紅茶に凝っていたことがある。もっとも30年も前の話だし、貧乏学生だったから、トワイニングを数種類揃えて悦に入ってたというところだ。いつの間にか、紅茶より珈琲、珈琲より酒になってしまったが、舌は、大昔の味を覚えているものらしい。食器棚の奥から引っ張り出した、FORTNUM & MASONのダージリンと、トワイニングのダージリンなら区別がつきそうだ。一時的になるかもしれないが、また、紅茶を少し揃えてみようかなあ。

2000/02/24(木)●歌集「異端蝶−A-MOLL」をアップ
7時起床。昨日までと比べると、右足の痛みが激減してる(^。^)甲の部分まだちょっと腫れは残ってるし、押さえると痛いけど、歩くのがずいぶん楽になった感じ。捻挫発生が2月6日深夜だった(らしい)から、ひゃあ〜〜っ、もう18日になるのか、そろそろ治ってもらわなくちゃね(^_^;)
アクセス1万を記念して?? 歌集「異端蝶−A-MOLL」をサンボ部屋にアップした。これも結構昔の作品だけど、地下でたっぷり寝かして熟成させたワインで言えば、ビンテージもんでっせ(ウソ(^_^;))サンボ通信オリジナル版と同じく、リチャード・ドイルのイラスト([IN FAIRYLAND]から)を、カットに使ったから、このカットだけでも、見てね(^○^)

【古本屋月の輪書林】高橋徹 ★★☆☆目録売りを中心にしている古書店主が、その目録に自分が心惹かれた人物をテーマに精魂を傾け、古書業界だけでなく各方面から注目を集める。これまでに安田武や、古河三樹松の目録をつくり、新刊竹中労目録は1万冊もの点数を並べるという大部なもの。その店主の交友と、目録への情熱と、古書市など業界のあれこれを日記風に綴ったもの、書物の世界で、書誌、目録作りが以前から重要視され、価値ある仕事であるとは思うのだが、ひたすら好きな本を好き勝手に読んでいくだけで満足している、Morris.にとって、それは、あまりにも別世界の現象のように思える。店の屋根から水漏れして、大事に集めた蔵書を駄目にしたり、借金しながら,資料に強気の札を入れたり、恋人とのささやかな愛情関係など、それはそれで読ませはするのだが、やはりMorris.とは縁無き衆生のようだ。また、筆者は正直なのか、鈍感なのかわからないが、読んでいて、これは書かずにおいたほうがいいのではないのかというような事まで(些細な事にしろ)書いてしまうたちらしい。Morris.も、ここ一年以上この日乘で、日記を公開しているわけだが、読み手に誤解を与えたり、特定の個人に不快を感じさせるようなことは、書かないにしくはないという事を、改めて感じた。

【流行人類学クロニクル】武田徹 ★★★☆88年から約10年にわたって「日経トレンディ」に連載された、111本のコラムを1冊にまとめたもので、とにかく厚い(6cm、862p)ので、図書館でも借り手がなかった気配がある。Morris.は長いのには抵抗力あるからね(^。^) 20世紀末のトレンドの定点観測記録みたいなものだが、筆者の精力的なインタビューにはとりあえず感心した。1編に付き10人として千人へのインタビュー。これはMorris.みたいな人見知りには出来ないだろうとまず感心してしまった。筆者は58年生まれで「蘇るウイリアム・モリス」なんて著作があるだけに、Morris.とも視点や、関心分野の共通点もあるみたいだし、文章も(かなり出来不出来はあるが)それなりの技巧とスタイルは持っているようだ。クロニクルというだけに、情報関連(コンピュータ、インターネット、マスコミ)、教育問題、心のケア、バブル崩壊、若者の価値観の変化、老人問題、ブランド志向、環境問題等々、多岐にわたってるのも当然だが、Morris.の関心の薄い部分は、斜め読みした。それでも、かなり時間を食ってしまったよ(^_^;)
ワープロからパソ通、インターネットというお約束のパターンで、ネット文体の匂いが抜けきれないのも御愛敬かな。それに触れた文章を。

(自分への反論メールに対して)投書主は相手のアラを見つけて勝ち誇っている。こんな投書が殺到したこと自体が、UNIXユーザーの、相手の話を聞け(か)ない気質の証明じゃないかと僕は辟易しつつ思っていた。/ではなぜそんな気質が形成されてしまったのか。もちろん個々人の資質もあろうが、僕はメディアの「人格変容力」に注目したい。投書のほとんどが電子メールで送られており、引用個所に>マークを付けるコンピュータ通信独特の文体で綴られていた。引用個所を具体的に明示し、それにコメントしてゆくから指摘自体は論理的だ。しかし断片的な指摘作業に夢中になると文章をトータルに把握することが疎かになりかねない---。つまり広く周囲を見渡せない気質はコンピュータ通信と言うメディアが育てたものであったのではなかったのか−−−

ちょっと、回りくどい(ラスト部分なんか悪文の見本ぢゃ)けど、言いたい事は分かるよね。で、筆者自身の文章中にも、その悪弊が垣間見えることがあって、Morris.も時々辟易したわけだ。
89年の記事の中で上田としこの「あこバアチャン」という作品が存在したことを教えられたり、「ドラゴンボール」は売れてはいても、作品としては「量こそすべて」というドグマに偏した供給側のゴリ押しによる奇形化した作品だとか、「ドッグイヤー」と言う言葉で、デジタル革新を比喩した部分などは面白かった。この分厚い本を曲がりなりにも読みとおした甲斐はなかったわけじゃない。

ドッグ・イヤーという言葉がある−−。人間と犬の平均寿命を比べると概ね1対6の開きがあり、人が1つ歳をとる間に、犬は6つ歳老いて行くと考えられる。そうした人犬時間の進み方の違いを、デジタル技術普及以前以後の変化を例える表現として用いる。−−今や我々はドッグ・イヤーを生きているのだ、と−−。

でも、ここまではいいんだけど、この10年間に6を掛けて60年。デジタル社会も還暦になったのだから、再生を考えてみてはという、論理の持っていきかたには付いていけない。
「耳障りの良い」とか「しかめつらしい」など、低次元な日本語のミスも目立つんだけど、これはMorris.の日記の方が多いかもしれない(>_<)ので、あまり強くは言わずに置こう。

【ほんの一冊】いしいひさいち ★★☆☆いしいひさいちは「バイトくん」「タブチくん」(の一部)くらいしか読んでない。売れてるのは知ってるが、もういいや、と思ってたのだ。なのにどうして今更、というと、つの笛の百円均一でこれが出てて、腰帯の「ベストセラーを笑え!! いしいひさいちのユーモアが冴える驚愕と笑いの書評まんが集」の惹句に惹かれたのと、立ち読みしたら中に、センターの中野由貴さんの「宮澤賢治のレストラン」が載ってたのでつい買ってしまったのだ。へえ、あれって、ベストセラーだったんだあ、という、なんか晴れがましさを感じてしまったらしい。それはともかく、この本も、何となく看板に偽りあり(韓国人が狗肉専門店に行って、羊肉を食べさせられたような気分??)の感をぬぐえない。だいたい、170pくらいの本のくせに、書評まんがでない、ただの4コマまんがが50pもある。しかも、面白くない。
お目当ての書評まんがったって、見開き1冊の右ページは文章で、いちおう、いしいのキャラクター3人が、交互に書いてる想定になってるが、これが大甘で、まんがの方もまるで新聞の漫画レベル(そういえば、彼新聞に書いてるんだったよね?)で、はっきり言って、時間の無駄だった。中野さんの本に関しては文章、まんがとも好意的に書いてあったから、そのことに関しては文句無いんだけど(^_^;)。
4コマまんがには、毒がないと面白くない。毒が過激なら、香辛料。唐辛子でも、胡椒でも、山椒でもいいから、ピリッとしてなきゃ意味ないね。もともと、Morris.は4コマってあまり好きじゃなかったんだ(^○^)

2000/02/23(水)●アクセス1万突破 マンセーッ!!
さすがに夜中に目を覚ました。インターネット繋いでMorris.部屋見たら何とカウンタが10007になってる。寝てるうちに1万を超えてしまったらしい。ゾロ目好きのMorris.はひそかに9999を狙ってたのに(>_<)残念。 うーん、次は11111狙いぢゃ。
それにしても去年のペースだと、1万突破は5月か6月くらいと予想してたのに、えらく速かったなあ。ぐいぐい酒場初めて友達の輪が広がって、リピーターの数が増えたのに違いない。やっぱり、多くの人が見てくれていると言うのは励みになるもんね。でも、こんな時に限って、日記一日遅れだったりするし(^_^;)
Morris.部屋は、増殖して、すでに20MB超過してる。画像もなるべく小さ目に使っててこの容量は、結構凄いんじゃないだろうか。量より質が大事なのはわかってるけどね。
アクセス1万超えたら宴会やろうと言ってたけど、今度の日曜日は鶴橋アリラン食堂でさんちゃんオフがあるから、これに便乗しよう(^○^)っと。
9時半に部屋を出て、甲子園の小滝歯科へ、前歯の治療。前から行かねばと思いつつ、延ばし延ばしになってたもの。ここは20年来掛かりつけで、なるべく残ってる歯を抜かずに治療してくれるのがありがたい。地震の時は親身になって心配してもらったし、歯医者を代える気にはならない。甲子園から元町に出て、阪神理容で散髮。今日のおいちゃんはちょっと手荒くて、左頬をあたるとき、逆剃りしたのか、顔洗った後のタオルが血だらけになった(>_<)
つの笛に寄る。均一棚で3册買う。今回はとりたてて収穫無し。
JRで六甲道に戻り、J-MALLで食材買って、帰ってから肉団子作り。

2000/02/22(火)●眠る男(-.-)
朝起きた後も何となくベッドにいるうちまた眠ってしまい。次に目が覚めたら午後6時過ぎてた(^_^;) 生協に買い物に行って、焼きうどん作りそれをアテに飲んでるうちにまたまた眠り込んでしまった。今日の睡眠時間は16時間超えてるに違いない。寝る子は育つんだけど、Morris.の場合は冗談でなく寝たきり老人になるんだもんなあ。

2000/02/21(月)●朝帰りの月曜日
朝7時にまいまいさん宅のこたつの中で目を覚ました。結局、初めて行った日に泊まってしまったことになる。朝の東山市場、湊川市場を眺めながらJR神戸駅まで歩き、8時半頃帰宅。うさこちゃんから、先に帰った由の留守電が入っていた。
流石に宿酔気味で、今日は一日部屋から出ずに無為な一日を決め込む。まあ、捻挫の静養ということにしておこう。
ひさしぶりに「あすか」見たら、一心堂はつぶれるわ、あすかと博士は結婚するわ、ろくさんは家出してるわと、物凄いことになっていた。ほんとにテンポがいいというか、目まぐるしいドラマだ。
午後はずっとStarDigioBGMに聞いてた。今週はコルトレーンが多い。しかも439chでは、ソプラノサックス特集で、Morris.の一番のお気に入り「My favourite things」が初っ端にかかり、後から今度はライブヴァージョンで同じ曲がかかったのは嬉しかった。

【<さようなら>の辞典】窪田般彌・中村邦生編 ★★☆☆滅多に本を買わないMorris.だが、辞典、事典の類にはガードが甘くなる傾向にある。本書は最近増えてきた漫画中心の古本屋で見つけたもので、「別れ」「死」に関する英米仏の名台詞や、詩句、短章など300ほどを集めたもので、それぞれに原語と対訳が載っているのに惹かれて買ってしまった。しかし通読したかぎりでは、平凡なもの、面白味のないものが多かった。やや期待外れである。なまじ各々に解説など付けてある分だけ引用が少ないのが致命的だな。お馴染みの句でも、訳文が違って鼻白むものもあったぞ。それでも、まあ印象に残ったものの幾つかを引いておこう。

・不幸な人間にとって、死とは終身禁固刑の減刑である。−−アレクサンダー・チェイス「展望」
For the unhappy man death is the commutatin of a sentence of life imprisonment--Alexander Chase
"Perspectives"

・お花のない埋葬は悲しいものです−−ある花屋の広告
un enterrement sans fleur, c'set triste.--Publicitic shez un fleurist

・死ぬということはものすごく大きな冒険だろう。−−ジェイムズ・バリ「ピーターパン」
To die will be an awfully big adventure.--James Barrie "Peter Pan"

・詩、名声、美はまことに強烈なるもの しかし死はさらに強烈−死は生の報酬なのだ。−−ジョン・キーツ「今夜どうして私は笑ったのだろう---」
Verse Fame,and Beauty are intense indeed, But Death intenser - Death is Life's high meed.--John Keats "Why did I laugh tonight--"

2000/02/20(日)●まいまい宅にはまいまいがいた(^_^;)
8時起床。雨模様。このところ日曜になると雨が降るような気がする。人面??虎
9時半に社長宅に行き、いやまといっしょに、西宮図書館、環境パネル展最終日のアトラクションで春待ちファミリーBAND撮影。この模様はバンド日記にレポートしている。大掛かりなパネル展で、ステージの後ろに貼ってあった、インドから寄せられた動物の装飾的な絵にすっかり魅せられてしまった。ライオン、虎、鹿、駱駝の4枚の連作だが、Morris.は中でも虎(なのか?)の顔が面白くてデジカメにも、ビデオにも映したほど。このパネル展は、基本的に子供たちの作品展のはずだが、この絵を描いたのが子供だとは、ちょっと信じられない。演奏は立ち見が出るほどの盛況で社長のしゃべりも普段より少な目で、いい感じで終了。イラストライターの山本君が「ホレホレ」のジャケット原画を持って来てくれた。明石魚ん店を描いた凄く緻密で楽しい絵で、メンバーにも大好評。しかも群集の中にメンバーの似顔が画き込まれていて、何とMorris.の顔も(^_^;)うーーん、嬉しいぞ。
電車で新開地に出て、うさこちゃんと待ち合わせて、こうべまいまいさん宅へお呼ばれに行く。まいまい家の愛猫マオ
まいまいさん宅は東山市場に隣接しているアパートの10階で、このロケーションは実にうらやましい。部屋にはペルシャ猫「マオ」がいた。何でも迷い猫だとのこと。飼育箱に蝸牛を飼っているのにはびっくりした。アグネスさん手作りの美味しいご馳走(酢豚パイナップル乗せ、キムチ入り肉じゃが、豆腐サラダ、しめ鯖等々)と、うさこちゃんが東山市場で買った海鼠などを肴に、ビール、日本酒いただく。部屋を埋め尽くしてる蔵書や古いアルバムなど見せてもらい、今日の春待ちファミリーBANDのビデオ見たり、楽しくにぎやかに時を過ごしているうちにMorris.は、酔って寝てしまったらしい(^_^;)

2000/02/19(土)●焼肉 turns to 鍋?
10時起床。やっぱりかなり疲れていたようだ。右足の具合は、いくらか腫れも引いた気配。生協で買った唐津産冷凍鯖の干物で朝食、これは、意外といける。
久しぶりに韓国映画「風吹く良き日」を見る。ぶんたさんが、大阪ノレチャランを録画するとき、留守録のほかに160分テープ3倍速で、出勤前にロングレコーディングしてたバージョンに偶然入ってたもの。これは若き日のアンソンギが好演してて、ファンとしては絶対見逃せない作品で、Morris.は、ビデオでも劇場でも何回か見てるので、今日の字幕無しビデオでもほとんど問題なく理解できた。しかし、Morris.がこの映画好きなのには、もう一つ理由があって、美容院で働いている女の子が、すごく好きだったのだ。決して主役張るような女優でなく、娼婦もの映画でもちょこちょこ端役で出てくるので、その度にMorris.は胸キュン(^。^)してたけど、この映画ではホテル開業を夢見ている青年から、その資金をちょろまかしてどろんしてしまう若い美容師の役で、これは何度見ても飽きないなあ。
昼過ぎに堀さんが、ビール、ワインなど持ってお見舞い?に来る。でも酒は飲まずお茶飲んで、4時前に帰る。
パーフェクTVでスタープラスAsia廃止に伴って1チャンネル変更で先日から361ch「ファミリー劇場」を視聴できるようになったのだが、それでアニメ「赤毛のアン」やってるので、久しぶりに見てしまった。35話で、盛り上がりの無い回だったが、それでもやっぱり懐かしい絵柄だ。しかし、最近は日本人でも赤毛はそう珍しくなくなってしまったなあ(^_^;)
先日ヒアカムで盛り上がった時、春日野道の焼肉に行こうと言う話が持ち上がり、それが今夜のはずなので、マキちゃんにメールしたけど、返事が無い。さっきさりーちゃんから鍋のお誘いがあったので、そちらにいくことになりそうだ。
結局マキちゃん宅では、いやまなどを呼んで、お好み焼き宴会やってることが判明。焼肉中止のメール出したというのだが、こちらには届いて無いし、結果的には心置きなく社長宅の鍋宴会に赴く。
鯛のアラと昆布でだしを取り、つくね団子、はまぐり、牡蠣、肉などもりだくさんの寄せ鍋で、濃厚な味付けで美味しかった。えっちゃん、伊藤、堀さんが来ていた。六甲道で歌ってる中山君というのを、さりーちゃんが気に入って、鍋に誘ったと言う話題でもちきりになってた。でも、まさかほんとに来るとは思わなかった(@_@) 21歳の中山君は髭を生やしてちょっとシャイな感じだったが、ビール飲んで、ギターを持ったら、歌うこと、歌うこと。クラプトンから、サザンまで。Morris.はサザンの新曲Tsunamiを聴きながら眠ってしまったようだ。午前零時ごろたたき起こされてふらふらしながら帰宅。
 
2000/02/18(金)●ぎりぎり義理チョコ
また寝過ごし(>_<) 今回は目覚ましでいったん起きて、また寝てしまったと言う情けない状況。事務所に電話して、バスで阪急六甲まで出、歩いて現場へ。この現場は結局6日間かかると言う大掛かりなもので、とにかく荷物が多い。Morris.は捻挫もあって、梱包専門でやってたのだが、台所は昨日済んだので、今日は別室で、コンピュータやベッドなどの梱包やってた。その部屋に大型のルームランナーがあって、これを一部分解して、梱包したのだが、これが、無茶苦茶重い(>_<) で、途中で右足をまた捻ったみたいで、折角よくなりかけてたところが、また腫れてしまった。明日の仕事はキャンセル。やっぱり来週いっぱいくらいは大事を取って休養した方がいいかもね。ラッキー(^_^;)
帰ったら京都の鈴木君代から義理チョコが届いていた。ちょっと遅いけどいちおうバレンタインのプレゼントなんだろう。Morris.の甘いもの嫌いを知ってか知らずか、毎年マメだなあ。そういえば、長い事彼女のライブ見に行ってないな。たまには、行かねば−−と、いう気にさせるための、拡販材料なんだろうね(^_^;)これは。
夜は蒸鳥を中華風野菜炒めあんかけにして、まずまずの出来。オイスターソース掛け過ぎが、失敗だった。

【昭和不良伝−越境する女たち篇】斎藤憐 ★★★☆☆上海バンスキングで強烈な印象を残した斎藤憐が、昭和の女5人を取り上げ、その奔放さをメインに据えて評伝にまとめたもので、Morris.は真ん中にある「金子光晴と森三千代」に惹かれて、灘図書館で立ち読みして、ついついそのまま借り出して、その部分だけを先に読みとおした。これまでぼんやりとしか知らなかった、金子光晴の「相棒」森三千代の戦前、戦中の活躍ぶりを知る事が出来て有意義だった。しかし、本書で取り上げられた5人の選択は、ばらばらでなく、様々な形で関わりあっており、通読すべきものだと言う事に、読み終えてから気づいた。他の4人は、永井荷風の妻となり別れた元芸者で前衛的日本舞踊の藤蔭静枝、アメリカで画家の妻となり社会主義者、共産主義者と親交を持った石垣綾子、日本最初の流行歌手となりながら、イタリアにわたりオペラ歌手を目指して挫折した佐藤千夜子、樺太からソ連へ亡命した岡田嘉子といった面々だが、それぞれに、実に密度の濃い取材内容で、特に最後の岡田嘉子と著者の親交は深く、この章だけでゆうに1冊の単行本に仕上げるだけの内容がある。基本的に自分の脚本のためのネタ探しが、史料渉猟の原動力となってることもあって、自分の興味、関心ある方面では、驚くほどの熱心さで資料に当たり、関係者に話を聞いて、血の通った評伝に仕上げている。「不良」という呼称も、斎藤憐の意識では「尊称」であって、全体を通して、選ばれた女性へのオマージュが主調音となっている事は間違いない。昭和と言う時代、特にその初期に海外へ流れて行くと言う希有な経験を共有するこれらの女性たちの、外から日本を見る目を借りて、作者も昭和を見詰め直そうとした目論見が、ある程度成功しているようだ。
Morris.自身が昭和初年から戦争前までの時代に、ゆえないノスタルジーを抱いているので、その当時の知名の誰や彼やのエピソードが、ふんだんに出てくると言う意味でも本書は興味深かった。たとえば、森三千代が一時光晴を袖にして付き合っていた男の名前とか、彼女が晩年の辻潤をモデルにした「天狗」と言う作品を書いていた(これは読んでみたい)などと言う情報だけでも有益だった。やっぱりだだ者じゃないぞ、斎藤憐。

2000/02/17(木)●今夜は一人できのこ鍋
昨日も寒かったが、今日も寒い。今日も同じ現場。ほとんど一日台所にいた。食器と台所道具の梱包だが、食器だけで大きな段ボールで12箱にもなった。もちろん台所も広い。こんな台所だとMorris.は持て余すなあ。
今夜は寒いので鍋にしようと、六甲道駅地下で食材買う。レジにひらめちゃんがいた。相変わらず可愛いぞ(^。^) で、今夜の鍋は水炊きにしたのだが、しめじ、まいたけ、しいたけとキノコ鍋みたいになってしまった。さっき第一回戦を済ましたが、なかなかいける。でもスーパーで買ったせいか、しめじもまいたけも余り味変わらない。ひょんみさんは、インドの旅から昨日帰ってきたものの、最終日にとうとう食中りしたのか、ひどい下痢だとか。

【たぬきランド1】西原理恵子、山崎一夫 ★★ご贔屓のさいばらの本だから迷わず借りてきたのだが、うーーん、これはいかんぜよ。銀玉親方こと山崎とのコンビだから、ギャンブルものということはわかってたが、何というか、読者をなめてる。140ページしかないのに、いやに余白が多くて、記事もやっつけ、さいばらの絵も描きなぐり(これはまあいつもだけど)で、とにかく体裁だけは整えて早く単行本にして印税を、という魂胆見え見え。ああ、こうなると「まあじゃんほうろうき」が眩しく見えてくる。たしかに、パチンコ、マージャン、バカラとギャンブルのコツや、勘所は外してないし、さいばらの捨て鉢な展開もきらいじゃないんだけど、それにしても、あまりにも、これは(>_<) タイトルを替えるべきぢゃ。「てぬきランド」にね(^○^)

【さらに・おとなは/が/のもんだい】五味太郎 ★★★「さらに」と言うのは、前に同題の本を出してこれは続編なわけだ。Morris.は前作は三宮図書館で立ち読みした。内容は子供の教育問題を中心に、結局問題なのは大人だと言う視点で、学校、家庭、結婚、老人、からだ、一般社会、教育から、人権問題にわたって、著者の意見を短章風にずらずらっと並べているのだが、皮肉が効いていたり、ふてぶてしかったり、正論だったり、で、結構面白い。

・(何事も起こらないようにが、管理の原則です。)何か起こればいいのに、が子どもの原理です。原理原則が合いません。
・人生はお遊びですが、生命はお遊びではありません。
・男も女もそれなりに自立していれば、ムリして結婚する必要はありませんよね。多くの結婚は、男は女中兼売春婦が必要だから、女は生活の保証が必要だから、したのだとしか思えないんです。本当に、ほかにないんですもの。
・「不自由におなりなさい。そうなったら介護してあげますよ」という図式が確実にあります。優しそうで意地悪です。
・で、自然というやつはそう自然ではない、けっこう不自然なのよ、ということです。わかる?
・極言すれば、現在普通に行われている初等教育というものは、即人権侵害ではないかとぼくは考えているのですね。
・人種における差別が問題なら、年齢による差別もまた問題です。
・自分のやっていることは正義なのだ、あるいは善なのだ、と思い込む無節操さが諸悪の根源です。

上に引用した分は、Morris.も比較的、共感できたものだが、五味さんは、時々わからずやになる傾向がある。以下の二つに関しては、Morris.は大いに不満がある。

・俳句や短歌が、常に詠むべきものが決まっているのと同じです。短歌はずーっと秋の侘しさを歌い続けなくてはならないし、鹿はずーっと奥山で鳴いてなくちゃならないんです。動物園で鳴いてちゃいけないんです。
・インターネットは馬鹿の象徴だと思います。

今はあえて反論しないが、ここらあたりに彼の「視野の狭さ」が露呈してると思う。

2000/02/16(水)●ポンチャクディスコクイーン健在(^○^)
昨日録画しておいた「主婦スター誕生旧正特集−主婦が歌手に挑戦」は、予想を上回る面白さ。何せ、10人の主婦(過去の選りすぐりの入賞者)が、それぞれ歌手と同じ歌を歌って、優劣を競うという、まず日本では考えられない、ぶっとんだコンセプトがすごい(^○^) しかも、チュヒョンミとヒョンスクは自分の持ち歌で勝負なんだもんね。結果は2点差で、歌手チームの勝ち、でも、本当に主婦チームも上手かった。お目当てのキムヘヨンさんの相方のイウンギョン主婦(30歳)というのが、口の大きなヘヨン型美人で、ヘヨンさんの家で合宿練習(夜中4時までやったと言ってた(^。^))した成果もあって、見事、ライバルカップルのMVPを獲得。二人で歌ったのがイジョンヒョンの「ワ!」で、華麗な??テクノダンスも堪能させて頂きました。でもヘヨンさんは、バリバリのトロット系、イウンギョンさんは、ポップス系なんで、歌い始めたら、ヘヨンさんより、ノリがいいんで、内心こりゃやばいんでないの(>_<)と、本気で心配する始末。ところが、ラストのラップで、我等がヘヨンさんの本領発揮、突然パンチの効いたポンチャク風味の超絶技巧ラップでびしーっとしめてくれました。ああ、すっとした。ポンチャクディスコクイーン、健在なり(^○^)良かった、良かった。というわけで、昨夜はこのテープ繰り返し見てしまった。
今日も昨日と同じ現場、食器や装飾品にMADE IN KOREAが多いので奥さんに質問したら、日本に来る前、7年間韓国に住んでたそうな。ちょっとだけ韓国語も出来ると言うんで話してみたけど、お世辞にも上手いとは言えなかった。でも外国人同士がかたことの韓国語で話すのも面白い。
帰りに中央図書館に寄り、7時半帰宅。社長宅から回ってきたさぬきうどん食べる。これも出所は、佐藤らしいが、前に貰った奴の方が美味かったような気がする。前のうどんメーカーに、取り寄せ可能か打診してみよう。

2000/02/15(火)●復帰初日からチョンボ(^_^;)
いよいよ社会復帰だ。朝6時半に目覚まし合わせてたのに、早く目が覚めたみたいだ。でもベルが鳴るまで寝てようと思いながらベッドで、BGM聴きながら(今週の426chは谷山浩子だ)本読んだりしてたが、一向にベルは鳴らない。よっぽど早起きしたんだな、と時計を見たら、何と既に7時40分。Morris.の普通乗る電車が7時半発、と、いうことは、寝過ごしじゃあっ(>_<) 原因は単純な、目覚ましの掛け忘れだった。合わせたところまでは良かったんだけどね(^_^;) 事務所に電話してとしろうに前まで迎えに来てもらう。今日の現場は、恐怖のパ○マウント六甲だったけど、足がまだ痛いMorris.にとってはこういう大きな現場の方がありがたい。というより、小さな現場では足手纏いにしかならない。小物、割れ物の梱包だと、足はほとんど関係ないもんね(^。^) というわけで、何とか社会復帰を無事終えて6時に帰宅したら、ちゃんみさんから小包が、中身は湿布薬、それも、何やら由緒ありげな、Morris.のレトロ趣味をくすぐるようなパッケージに「糾勵根−キウレイコン」と書いてある。製造元は池袋の霜鳥研究所とある。薬は粉末でこれを水で軟膏状に溶いて別添付のガーゼに塗って使用するらしい。効能書によると、温湿布薬らしい。医者がくれたのが冷湿布みたいなので、うーーん、どうしたものやら。でも、ちゃんみさん、Morris.のこと心配して、薬まで送ってくれてありがとう。レトロな湿布薬
今夜は金曜日に、ちゃんと見ることができなかった、キムヘヨンが「ワ!」を歌宇「主婦スタ−誕生」の再放送を留守録したので、これから、ゆっくり楽しむ予定(^。^)
伊藤時治が、年末年始の四国レオマワールドでの春待ちユニットのカウトダウンツアー1週間のレポートの原稿を入稿したので、伊藤時治の鶏籠(近日改称予定)に、アップした。(結構、長いぞ)
 

2000/02/14(月)●明石の歌のタイトルは「ホレ!ホレ!」
8時起床。9時に西病院に行く。最初は「一週間くらいかかるだろう」と診断したくせに、「まあ三週間くらいは痛みは残るよね」と笑いながら言う医者(>_<) 「仕事はしてもいいんでしょうか?」と聞くと、「あんまり身体動かさなければね」だと。おいおい、こちとら肉体労働なんだけどね、と突っ込みは入れなかったが、やっぱりしばらく完全復帰は無理みたいだな。
11時半にサムコーポレーションで、明石の歌の録音立ち会い。一般公募で入選した歌詞に曲を付けて、3月24日春待ちファミリーBANDが演奏発表会するというもの。歌の題名がいつのまにか「ホレ!ホレ!」となっていて、ちょっとびっくりした。選ばれた歌詞が長いので、曲を担当した秋本もかなり苦労したようだ。テストで録音したら5分45秒にもなった(^_^;)おかげで、録音もそれに比例して時間がかかる。途中で明石の関係者が視察?にやって来たりして、色々忙しかった。神戸に仕事で来ていた巻田さんがモリス亭に寄ることになったためMorris.は6時に帰宅。ビデオなど見ながら、韓国関係の話題で盛り上がる。タッカルビ風の炒め物と、中華スープなど作る。途中ぶんたさんから電話入る。それも巻田さんの携帯に。Morris.も話そうとして途中で切れて、またかかってくる。モリス亭に電話するように言えばよかったと、後で気付いた。巻田さんは9時半頃帰っていった。

2000/02/13(日)●今夜はカレーパーティ
昨夜のカレーが、えらく好評で、今夜は社長一家總出で、モリス亭にカレー食いに来ると言うので、昼間は準備に追われてしまった。何しろ昨日作ったのは半分以上無くなったので追加と、子ども向けにサラダなど用意したからだ。午後、コーナンに行く。ひらちゃんの日記を見て、IH方式の電気炊飯器欲しくなって買いに行ったのだが、目当ての機種が一升炊きしかなく、これではあまりにも大きいので断念。代りに??安いアルミの寸胴鍋を買ってきた。始め6時ごろと言ってたのに、時間通り来たのは伊藤君だけ。えっちゃん、いやま、やっちゃん、ひろこが来たのが7時過ぎ。社長は風邪でパス。言い出しっぺのさりーちゃんはパチンコが長引き、結局やってきたのは8時過ぎだった。カレーは7時から始めてあっと言う間に予定終了。もちろんさりーちゃんの分は残しておいた。ひろこも風邪氣味で元気が無い。それでも、9時から半ば強制的に、今日KNTVで放映された、韓国のどじまんのビデオ流す。始めぶつくさ言ってたくせに、やっちゃんも、いやまも結構面白がっていた。今日はソウル江東区が会場で、いつもに増して滅茶苦茶面白かった。
さりーちゃんが明日早いのと、ひろこの風邪もあって、今日は割と早めのお開きとなった。

2000/02/12(土)●ヘヨンがテクノを(?_?)
宴会疲れで9時半起床。なにげにテレビつけたら、主婦スター誕生やってた。Morris.はこの番組嫌いじゃないけど、それほど面白くも無い。出場する主婦たちの歌が上手すぎて、遊びがないんだもの。ところが、今日は何か模様が違う。やたらゲスト歌手が多いし、華やかだなと思って見ているうちに、げえっ!! キムヘヨンさんの顔が!! しかもその衣装ときたら、龍宮城の乙姫さまもかくやというケバケバ。きっとこれはイジョンヒョンの歌を歌ったのに違いない。おいおい大変なものを見逃した(>_<)と、泣きそうになったが、ラストで見事MVPを獲得してアンコールを見ることが出来た。同じような衣装の主婦といっしょに歌ったのは、やっぱりイジョンヒョンの「ワ!」だった。歌いまくり踊りまくるキムヘヨン(^○^) いやあ、笑った、笑った。旧正月の特集で、主婦チームと歌手チームに分かれ、それぞれが同じ曲を歌って競う形式だったらしい。これは絶対録画しておきたかったぞ。いや、確かこれは再放送あるんじゃないかと番組表見たら、やれ嬉しや、火曜日の朝10時から再放送だ。15日(火)は忘れず留守録かけておこう。
韓国からメールが来たのだが、これが、文字化けで、全く判読不能。ネットで解読情報頼もうとか、思いながら、とりあえず、手持ちのAsiasurfというソフトで文字コード変換かけたら読めるようになった。内容は、李博士に関して情報を求めるというもので、英語と日本語で、李博士の連絡先など返信したら、お礼のメールが、今度はちゃんとした日本語で返ってきた。何でも日本語学習の雑誌を出してる出版社の人らしい。
リハビリを兼ねて、灘図書館、ダイエーなど回る。久しぶりに行くと図書館はすごく刺激的だ。
帰って夕食のカレーを仕込もうとしたところにさりーちゃんから、「万坊」に招集かかる。カレーをせっせと作ってから6時半に万坊へ。えっちゃん、サリーちゃん、いやま、さなえちゃんというメンバー。 今日のメニューの中では牛テールのスライス塩焼きと言うのが美味しかった。でもこれどこで売ってるんだろう。8時ごろにそのまま全員、モリス亭になだれ込み、またまた宴会モード。さなえちゃんは早目に帰ったが、後から社長も来て、11年前の店(春待ち疲れBAND)内の模様や、道化座コンサートのビデオ見て、またまた昔話に花を咲かせて、みんなは零時過ぎに帰っていった。

2000/02/11(金)●病中宴あり(^_^;)
捻挫5日目にして始めて階段を降りた。やっぱり恐い。昼にすぐ近くの「たつのこ学童保育」を借りて、春待ちファミリーBANDで、明石の歌の練習。もともとこれは一般公募の歌詞に曲を付けて、3月に発表会兼コンサートをすると言うもので、数人が曲を持ちよって選曲から始めたが、結局秋本たかしの曲に決定。2時間ほど練習して、形が固まったので14日にサムのスタジオで、録音することに決まった。
松尾のりひこが久しぶりに部屋に寄ったので、香介呼び出して、ついでだから、伊藤君、社長も呼んで、結局モリス亭恆例の宴会モード(^_^;)飽きもせず、鶏皮の湯引きに挑戦するも今日の出来はいまいち(>_<)だった。あとは得意の麻婆豆腐でごまかす。松尾の持ってきた綾戸智絵きいた後、89年の道化座でのファーストコンサートのビデオ見たりして、ひさしぶりにノスタルジックな宴会だった。
りーちさんがぐいぐい酒場で書いてたことだが、古代日本人は、季節は春と秋の二季節しか無く、夏と冬はその交代する時期と捉えていたそうだ。Morris.のかねてよりの持論「日本の季節は蒸し暑い夏と、寒い冬の二季しかなく、春秋はその交代するつかの間に過ぎない」の裏をかかれたみたいで新鮮だった。
稲田さんはノート(VAIO)に自分でメモリー増設したらしい。現在127Mb??!!ちびくろの4倍だあ。

2000/02/10(木)●解禁日だぜい!!
闘病4日目ともなると、流石にちょっと飽きてきた。と、いいながら起きたのが11時過ぎ、やっと禁風呂が解けたので、4日ぶりに風呂に入る。気持ちいい。ついでに朝酒でもと思ったが、ここは我慢する。昨日の残りの材料でヤキソバ作り、午後はちびくろで家庭内ノレバン(^_^;)。KNTVから、問合せの電話があったのを幸い、例の大阪kノレチャランの放映あるかどうか、確認したら、とりあえず、放映はありそうだが、はっきりしたことは週末にならないとwからないとのこと。これはぐいぐい酒場でのぶんたさんの情報と一致する。5時半頃みっちゃん、玉葱、ジャガイモなど買い物して来てくれる。禁酒の期限も切れたので、久しぶりにMorris.ブレンドを飲む。うーーーーーん、美味い(^○^) 8時ごろ社長も来て、豆腐キムチなど作り、飲みながら、ジャズの番組など見て、色々だべり、11時ごろ二人は帰っていった。

【ドリトル先生アフリカ行き】ロフティング 井伏鱒二訳 ★★★☆懐かしの児童文学の世界。こうべまいまいさんが、ぐいぐい酒場でドリトル先生の本を挙げられたのに刺激されて、手許にある唯一のドリトル本で、記念すべき第一作の本書を読み返してみた。例の岩波のドリトル先生物語全集1である。61年9月初版で、Morris.所蔵本は74年の28刷だが、、いやあ、あの頃は岩波も、いい仕事をしていたものだ。造本といい、装丁といい申し分無しだ。内容はほぼ完全に記憶にあること「小公子」に同じだが、訳者である井伏鱒二の文章は、これはもう、原作を陵駕するMorris.には懐かしい文体である。浮き世離れした、ストーリー展開、金銭に無頓着な、それでいて勘定には義理堅いドリトル先生。人間より人間の典型みたいな動物たち。おおらかな冒険と、分かりやすい決着。全編を貫くほにゃらか感。このシリーズは、Morris.の人格形成に結構大きな影響を与えたような気がする。

・卓上には茹玉子。極樂鳥と歡談してゐる博物學者のドリトル先生  (歌集『偏奏曲』)

2000/02/09(水)●今日のお使い犬は伊藤君
闘病生活3日目。痛みは昨日とあまり変わらないが、たしかに部屋内での動作は、あまり不自由を感じないくらい。まだ階段は恐い。昨晩はちょっと夜更かしして本読んでたが、8時半に起床。窓を開けたら神戸には珍しく雪が積もっている。外に出てみたくなったができない。ゆっくり部屋の掃除や、洗濯などする。午後電話で伊藤君に連絡して買い物頼む。4時ごろ伊藤君来てテレビで映画「ビリケン」見る。ほとんど大阪スタッフの作品で、それなりにローカル色を味わえたものの、チープすぎる。えっちゃんも呼んで、ヤキソバとスープなどの夕食。二人は7時過ぎに帰ったので、「開かれた音楽会」見るも一向に面白くない。とにかく今日までは、酒とお風呂禁止令が出ているので、ちょっと面白くないのかもしれない(^_^;)
社長からファックスでバンドスケジュール送って来たので、春待ちファミリーBAND部屋に更新。

【ジョゼフ・フーシェ】シュテファン・ツヴァイク 吉田正巳、小野寺和夫訳 ★★★☆☆ 評伝にはあまり惹かれない。もちろん取り上げられた対象が、自分にとって関心を惹く人物の場合はその限りではない。フランス革命前後のあわただしくも目まぐるしいあの時代にもさして関心無く、主人公フーシェにいたってはかすかな知識、それも、裏切り者陰謀家というマイナスのイメージしか持っていなかったMorris.が、どうして、本書を読んだかというと、先月読んだ2冊の本の中で、偶然本書に触れてあったためだ。どちらも、さりげなく、本書を読まぬは一生の損(そうは書いてないけど)くらいに評価されていたので、生来貧乏性のMorris.が、つの笛で300円で買ってしまった事は、どこかに書いた。早速読み始めたものの、なかなか手強い。読むのを止める気にはならないのだが、進まない。しばらくほっといて、捻挫を機に、やっと読み終えた。フーシェという男のしたたかさ、厚顔さ、沈着冷静、傲岸不遜、小心に時に大胆に、カメレオンのように立場を変える怪物に、親近感はおろか同情心も生まれなかったが、ツヴァイクの、アクロバチックな筆の進め方には驚かされっぱなしだった。熟練した肖像画家が、対象をキャンバスに定着するように、ツヴァイクは文章でフーシェをくっきりと描き上げ、対象との距離を時間を超えて接近させている。ツヴァイクはフーシェの成功と実績を美化せず、非難もせず、ただフーシェを試金石のように利用して、時代を、英雄達を、評価していく。時代を共有していたとしたら、フーシェにとっては、ツヴァイクのような男こそ真っ先に抹殺すべき存在だったにちがいない。
この評伝を見るがぎり、ツヴァイクは歴史を、必然と見る立場にある。偶然すらも歴史的必然と捉える、超必然主義者。分析は明晰、批評は的確、視点はそらさない。こんな作家の評伝なら、なるほど、どんな人物を対象にしても、歴史を語ることができるだろう。
本書は、歴史と権力と政治と策略と処世のマニュアル集とすらいえる。ツヴァイクを禁書にしたナチドイツでさえ本書を「戦略戦術」の教科書として使用した事実を記すだけで充分だろう。

2000/02/08(火)●闘病生活もまた楽し(^。^)
闘病生活2日目(^_^;)8時起床。昨夜は湿布して寝たのだが、相変わらず歩くのはつらいくらいの状態。それでもだんだん、右足かばいながら動くのに慣れてきたらしく、昨日よりは、楽だ。
9時からチャレンジ主婦スター誕生など見ながら、朝食みたいな昼食の用意。日曜宴会で、用意しておいた材料が、えらく余ってる(先に酔ってしまい、作らなかったメニューの分)ので、しばらく籠城できそうだ(^。^)酒の肴みたいなのばっかり、というのがちょっと(^_^;)だけど。昨日は手羽中の香味焼きと、山芋の短冊、今日はオクラの味噌汁とおひたし、ムネ肉の照焼きだ。明日はカレーでも作ろうか。でもまだあまり辛いのは止めておくのが無難かもね。と、結構ドメスティックなMorris.は、不自由とはいいながら、家事にいそしめるのが結構楽しい。ご飯も今日5合炊いて冷凍したから、2,3日は困らない。
昼から飽きもせず、ぶんたさんの録画してくれた大阪ノレチャランのテープをダビングしまくった。
足のことだから、読書にはさしさわりなさそうなのに、何故か集中できず、インターネットに足繁くアクセスしてた。巻田さんの掲示板の提供先がダウンして、ずっと使えなかったので、とりあえず仮の掲示板を開いてた。モリス亭は、パンクしたらそれまでだろうなあ。ししゃも文庫(モリス亭の提供サイト)さん、がんばってくださいね(^_^;)
4時ごろみっちゃんに、ビデオテープ、午後の紅茶、切手など買ってきてもらう。おかげで、今日も恐怖の階段は使わずに済みそうだ。
ニュースとか、みっちゃんの話によると、今日は凄い寒波で震え上がるほどとのことだが、モリス亭は床暖房(ホットカーペットだってば)もあって、ポカポカだし、今夜は、Morris.秘伝の肉団子使って、特製チャーハン+中華スープで決めてみよう。って、なかなかに楽しい闘病生活ではあるなあ。これで晩酌できればいいのにね(^_^;)
福田から手紙が来た。99年の読書控えの返事だが、まさか返事など来るとおもってなかったのでちょっとびっくりした。故郷北九州に戻って、古代史研究などやってるらしいが、門外漢のMorris.には見当も付かない。ともかくも音信があるのは嬉しい。返事の代わりに今年の日記の一部をプリントして送る。

2000/02/07(月)●あじゃじゃ、捻挫じゃーっ(>_<)
朝起きたら、何か変なんだよね、足が、う、動かない。というか痛いのだった。おそるおそる、触ってみると、右足の甲の部分がちょっと腫れて、さわると痛いし、第一歩けない。昨夜何があったのか? 泥酔してたから、全く記憶が無い。それにしても、このくらいひどい打撃受けたら正気になりそうなものなのにねえ(^_^;)。事務所に、休みの電話入れて、しばらく寝てたけど、とりあえず、ちゃんと診察してもらったほうがいいだろうと、無茶、苦労して、西病院へ。この時くらい、モリス亭の3階までの階段の急傾斜を恨んだことはない。レントゲンの結果は、骨には異常無しとのことで、ホッとした。捻挫らしい。包帯で固定して、夜だけ湿布するようにと、薬もらう。3日ほどは、風呂と酒は禁止だと(^_^;)しかし、どうして部屋の中で捻挫なんて器用なことが出来るんだろう?? ベッドから落ちたのだろうか?謎である。
今日は能斗也の本当の誕生日なので、先日の誕生会の写真を能斗也部屋にアップした。
夜、日記を見たみっちゃんが見舞いがてら、遊びに来る。426chの中山千夏「あなたの心に」を録音したテープを渡す。そのまま、高田渡など聞きながら世間話。これから、ちょくちょく買い物などの用足しに来てくれるとか、助かるよなあ。

2000/02/06(日)●モリス亭のどんちゃん騒ぎ
10時起床。宿酔だが、焦って買い出しに行き、きんぴらゴボウと、鶏皮の湯引きだけ作り、一風呂浴びて、12時半に六甲道へ。巻田さん、梁秀珍さん、ぶんたさんが先に来てた。少し遅れて、芭雨ちゃん到着。百濟大王は、風邪でパス。ちょっと残念。1時前にモリス亭に戻り、とりあえず乾杯して、KNTVのノレチャラン見る。なんとトップゲストに、キムヘヨンが登場して、しかも新曲を披露してくれた。もうこの時点でMorris.はナチュラルハイ状態。巻田さんからは「名曲デュエット」のCDもらうし、ぶんたさんは韓国の乗用車買って、雑誌に出てるし、ピンクルのチケット嬉しそうに見せびらかしたりしていた。電話でファピョンさんも強引に呼び出して、いよいよ、今日の目玉、ぶんたさんが、衛星放送ムグンファで録画した、大晦日の「大阪ノレチャラン」のビデオ鑑賞会、うーーん、想像以上に面白いぞ(^○^) Morris.の応援団もよく映ってるし、その半分が集ってるものだから、盛り上がること。Morris.も調子に乗って、どんどん酒は進むし、料理の方も好調。海鼠、マグロの山かけ、十八番の麻婆豆腐(^。^)
そして、このメンバーなら、当然のように、ノレバン1号で、家庭内ノレバンに突入。さすがに新曲はないが、韓国歌謡に関しては、曲数なら、そこらのカラオケBOXに負けないもんね。特に梁秀珍さんの、歌の上手いこと。大阪ノレチャランに出たら、絶対入賞してたな。酒は美味いし、姉ちゃんは奇麗だ(^_^;)というわけで、お約束通り、Morris.はグズグズに酔いつぶれてしまい、お客さんは勝手に帰っていった。ようだ。

2000/02/05(土)●怒涛の一日
今日は旧正月だ。8時前に社長宅に行き、多聞小学校での春待ちファミリーBAND撮影。全生徒300人くらいのこじんまりとした小学校で、PTAや先生もいっしょに、和気藹々のライブだった。この模様はバンド日記にアップ。
「雲遊天下23」(株・ビレッジプレス Tel.06-6338-8355)に中村よおさんが、「追憶神戸ストリート、神戸でうたう2」と題して、春待ちファミリーBANDとその周辺のミュージシャンの交友関係を、7ページにわたって記事にしている。身内のMorris.すら知らない名前もぼろぼろ出てくる。春待ちファミリーBANDフリークなら必読だね、これは。あまり普通の本屋には置いてないので出版社に電話で注文するのが確実だろう。六甲の学生青年センターのブックコーナーには在庫あるらしい。
帰りにみっちゃんと伊藤部屋に来てしばらく飲んで帰る。
6時過ぎに斉藤さん宅で、能斗也の満1歳の誕生祝。社長一家、伊藤、えっちゃんのいつものメンバーだったが、斉藤さんが「親バカ」ぶりを発揮して、でっかい鯛をまるごと蒸したのが圧巻だった。赤米の赤飯も好評だった。おしまいにMorris.の秘密テープを公開。斉藤、つよし夫妻にはもちろん、やっちゃん、ひろこにも大受けだった。ちょっと嬉しい。10時ごろ辞去してそのまま帰ればいいものを、ヒアカムで降ろしてもらい、飯島ちゃんの誕生パーティに乱入。ビールとプレゼントのワインなどメチャ飲みして、どうして帰ったか、覚えていない。

2000/02/04(金)●久々に歌集をアップ
今日は立春。そして、大阪ノレチャランの韓国放送の日だったので、見られないくせにMorris.は何となく落ち着かず、昼前に韓国の知人に電話しまくった。と、いっても4,5人だけど。韓国は今旧正月の連休でたいてい家にいるようだ。テグのイビョンノ先生や、イパクサも、ぎりぎりで連絡ついた。3時ごろ、ソウルの知人から、「見たぞ、見たぞ」の電話があったので、とりあえず無事放送されたらしい。これで、本当に一安心だ。あとは、ぶんたさんの衛星放送エアチェックの結果待ち。あさってのモリス亭は楽しみぢゃあーーっ(^○^)
最近、歌集や、歌論読んだせいか、たまにはMorris.も、歌でも作ろうかと思ったが、〆切がなくてはできないし(^_^;) とりあえず以前の作品を整理して、インターネットに上げることから始めよう。と、いうわけで、午後いっぱいかかって「冬の旅−−キョウル ヨヘン」をアップした。Morris.の2回目の韓国旅行をテーマにした二十五首で、整理しながらつい、思い出に浸ってしまったよ。もう、10年以上前になるんだ。1989年2月から3月にかけての約1ヶ月の寒い季節の旅で、あの頃はほとんど韓国語できなかったかわりに、熱意だけは有り余ってて、貪欲なほど韓国に入れ込んでたものな。画像も2点入れてるので、ちょっと重いかもしれないが、出来れば、ページごとダウンロードして読んでもらいたい。
今夜は陶人に出かける予定。
9時過ぎに陶人へ行ったら、昌美と八島だけがいた。1時間ほどしたら5人の団体が来たので適当に切り上げて帰宅。Largoと比べると駅に近いだけ行きやすいし、今のところ客足も悪くなさそうだ。

2000/02/03(木)●鰯の頭も新人知らず
今日は節分。生協に買い物に出たら、鰯が柊の枝付けて売られていたので、つい買ってしまった。近頃は節分といえば、卷寿司の丸かぶりなどという寿司屋の埒も無い販促に躍らされている輩が多い。本来、節分といえば、豆撒きと共に、鰯の頭に柊の枝を門に供えて追儺の代とすることこそが古式ゆかしい風習だと思うのだが、すでにほとんどの新人類は何のことか分からないかもしれないなあ。夕食にいただいた後、頭と柊をドアの上に祀った。改めて見ると、結構キッチュだ(^_^;) 今夜は山菜鶏炊き込み御飯にした。山菜の取り合わせはパックで買い、人参、鶏、干椎茸など加えてだしと醤油で炊く、半分インスタントみたいなものだが、結構美味しい(^。^)
それ以外は、まあいわば、ほとんど何もしない一日だった。(好き(^。^))

【霊長類ヒト科動物図鑑】向田邦子 ★★★☆なんで今ごろこんな物を読み返したのかと言いうと、目の前にあったからだ。先月宇仁菅の均一台に向田の本が2冊並んでて、つい懐かしく手に取り、ついつい買ってしまったまま、放り出していたのだった。エッセイ集と短編集。本書はエッセイ集だが、今風に言うとコラムに近い。Morris.には昔から勝手に私淑している文章の先生がたくさんいて、彼女もその一人なのだった。女とは思えない潔い文体で、女にしか見えない視点から多くの名文をものしてくれた。「芸」を感じさせる文章の書ける人だった。本書中に「ヒコーキ」という文があり、その中で飛行機に乗ることの怖さを、ユーモアをまじえながらも、真剣に訴えている。それなら、いっそ、アメリカの飛行機嫌いのミュージシャンのように、禁飛行機で通せば良かったのに。台湾旅行中の機内で、向田邦子がそんな後悔に襲われたかどうかわからないが、死はいつも突然訪れる。
冒頭にある「豆腐」と言う一文。元旦、新しいカレンダーに替える時の感慨から始まり、吉屋信子の句「手のつかぬ月日ゆたかや初暦」を、引用した後、日々を豆腐に譬え、豆腐について、うがった感想を鏤々述べて、ふたたび吉屋の句を結びに置いて筆を置く。お見事。ラストの数節だけを引用しておこう。

子どもの時分、豆腐は苦手であった。
おみおつけいの実や鍋ものに、よく食卓にのぼったが、こんなもの、どこがおいしいのかと思っていた。
色もない、歯ごたえもない。自分の味もない。
ぐにゃぐにゃしていて、何を考えているのかはっきりしない。自分の主張と言うものがない。用心深そうでもあるが、年寄り臭くて卑怯な感じもある。人の世話もやかない代り、余計なことは言わず失点もない。私はこの手の人間にいつもやられていたせいか、苦手なのである。
そんなことから、逆恨みもあって、長いこと豆腐を袖にしてきたのだが、此の頃になって、このはっきりしないものを、おいしいと思うようになった。
若気の至りで色がないと思っていたが、豆腐には色がある。形も味も匂いもあるのである。
崩れそうで崩れない、やわらかな矜持がある。味噌にも醤油にも、油にも馴染む器量の大きさがあったのである。
さて、年のはじめである。
手のつかぬ豆腐、ではなかった一日一日が、カレンダーのなかに眠っている。その一日にどんな味をつけてゆくのか、そういえば、吉屋女史に、同じ初暦を詠んだこんな句もあった。
 初暦知らぬ月日は美しく。

【うたの前線】高野公彦 ★★☆言葉について書いた短いエッセイや、短歌鑑賞文などを集めて、一冊とした」ものだそうだが、小中学生が書かされる読書感想文並みの「短歌感想文」集だった。著者は、実作者でもあるので、ところどころに自作もちりばめられているのだが、それが、あまりMorris.の好みに合わないことも、ついつい、この感想文への評価の冷たさの原因かもしれない。何か、花壇、じゃなかった、歌壇への阿りも匂ってきてさらに、点数が辛くなる。他人の評をそのままもちこんで、それに立脚して論を進める安易さも随所に見受けられ、どーしよーもない、若手の作品に「期待している」などと、臆面もなく書ける神経には閉口するしかない。そりゃ引用歌、やたら多いから、中にはMorris.の好きな歌も含まれていて、そこだけは、楽しめたさ(^_^;)
漠然と悪口言うより、具体例。たとえば「繰り返し」と言う小題の文中、次のような歌
・かさはさか きゆはあはゆき くさはさく 循環バスは渋滞の中 香川ヒサ
を、引いて
自立語や詞句(フレーズ)の繰り返しではなく、これは助詞の繰り返しである。「は」が四回も使われ、軽快な音楽性が生じてゐる。(初句・二句・三句はそれぞれ回文であり、しかも各句頭が「か、き、く、」となつてゐる。意識的な言葉遊びだろう。)
などと、ほとんど見当はずれの我田引水というべき解説をしている。
「は」が4回くらいで繰り返しというのなら、「の」が5回も6回もそれ以上出ることの多いMorris.の歌なんかどうなるんだ。第一、引用歌の眼目は、「回文」と「循環バス」の対応にあることは歴然としていて、そこに「遊び」があるんだろうに(^_^;)
その他、「ローン・ワード」という項で、松任谷由美の歌詞の一節
悲しき Midnaight/庭を浸すよ Moonlight
を引きながら、
べつに英語を使はなくても、「悲しき真夜中/庭を浸す月光」と言へば良ささうなものだが、気どつて(?)あちらの言葉を持ち込んでゐる。どうも松任谷由美(ニックネームはユーミン)はことさらに外国語好きの人のやうで---
と、これまた、噴飯ものの感想を書いてる。別にMorris.はユーミンのファンでもないのだけど、これじゃ、ユーミンも浮かばれめえ。「Midnight」と「Moonlight」の見事なまでの押韻に、一言も触れないのはあんまりだと思うぞ。単語単位だけど、頭韻、脚韻、音節数までピッタシカンカン(^。^)の揃い踏み。これを日本語だけでやろうとするとかなり困難だし、もともと単純な音節構造の日本語じゃ、やっても単調になるのは自明のことだから、(だからやらない方がいい、という意見は、この際措いといて)いちおう日本人にも理解できる範囲の英語を借用語(ローン・ワード)として流用してるのだろう、くらいは、分かって欲しい。
ところで、高野先生は、歌だけでなく、地の文章も旧仮名遣いを励行されてゐるらしい(^。^) 普通ならMorris.はこの姿勢に拍手を送るところだが、このようなへなへなのへっぽこ文で、わざわざ旧仮名使う必要ないよな、と毒づきたくなった。
しかし、Morris.もえらくなったもんだね(^○^) けなす、けなす。
99年の読書控えをまとめて読み返した時、気づいたことだが、評点が、低くて、感想が長いのは、自分で読んでも、結構面白い(^_^;)
まあ、Morris.がこの手の、腰折れ解説に厳しいのは、本人が過去に似たようなことやって、懲りたことの後遺症かもしれない。恥の店卸になるが、ずいぶん以前、サンボ通信に「江戸が危(ヤバ)い」という、相当ヤバいものを連載していて、好きな句の短評(つまり感想)やった中で
・山吹や葉に花に葉に花に葉に 炭太祇
を、引いて、とくとくと
飄々とした言葉遊び、(発音の)hanihananihanihananihaniと言うのもすごい!」などと、書いて済ましておいた前科がある。「実の一つだに無きが悲しき」のパロディであることを、すっかり失念していたのだった。(^_^;)
ね、先の高野先生のケースと酷似してるでしょ。Morris.は、昔の失態を思い出させるきっかけとなった本書に、自己嫌悪に似た嫌な感じを覚えたのかもしれない(^○^)

2000/02/02(水)●モリス亭大繁盛
昨日は、一日中家にいて、何度もアクセスしたし、駸々堂倒産のニュースに関心があつまったためもあって、ぐいぐい酒場の書込みが一日で10件を軽く超えるという大盛況だった。実存モリス亭の定員が8名前後とすれば、バーチャルモリス亭の一日あたりの適度の書込み数は10件までくらいかなあ。とりあえず、一覧できるのが10件だから、これを超えると、その日の発言がtopページで見えなくなる(>_<)という事態に陥るわけで、もちろん、クリックして前の発言にさかのぼることは出来るけど、経験からして、なかなか、そこまでしないものね。Morris.部屋のアクセスカウンタも、いつのまにか9000超えてる。アクセス1万となると、やっぱり、記念宴会でもしなくちゃね(^_^;)
今日は矢谷ら5人で生駒の現場。たまに仕事すると、身体にいいような気がする(^。^)
夜、みっちゃんが来て、みっちゃん部屋更新。なおちゃんからメールでヒアカムのスケジュール送って来たので、ヒアカム部屋フクイーズ部屋も更新。

2000/02/01(火)●KBSのどじまん韓国放映は金曜日??
昨夜、巻田さんからメールで、ぶんたさんの情報によると、例の大晦日ののどじまんは、2月6日に放送ではなくて、インターネットでKBSの番組編成表では、2月4日金曜日お昼の、12時10分から2時まで、になってるという、連絡が入った。えーーっ? と、Morris.もそのページ見に行ったが、確かにそう書いてある。朝、本田さんに確認の電話入れたが、はっきりしない。しかし、KBSの公式ページの情報だから、まず間違い無いだろう。
どうも出場者へのアフターサービスに欠けるなあ。出場者の大部分が、きっと韓国の親戚や知人に2月6日に見るよう連絡入れまくってるだろうに。Morris.はこれから連絡するところだったから、まだ良かったけど。大晦日も、生中継と誤解する一幕もあったし、放送が実際に終るまでは安心できない。それと、金曜日放送となると、KNTVで、後日放映されるかどうかも、微妙になってくるなあ(^_^;)。
本田さんから、やはり2月4日という再確認の電話もらったので、金惠連(キムヘヨン)さんの携帯に電話したがつながらない。アボジの方に連絡したら、今録音室にいるから、30分してからかけてくれというので、そうしたが、埒があかない。こちらから電話入れるというので、外出せずに待てど暮らせど連絡無し。しびれを切らして掛け直したらやっとつながったが、電波状態が悪い(;_;)それでも、ちょっとだけ声が聞けたし、後、TOP-Musicのソパンソク社長にかわってもらい、4日放送の件は、念を押しておいたから、大丈夫だろう。それと嬉しいニュースが一つ。現在待望の新曲をレコーディング中とのこと。(ちょうど録音のさいちゅだったみたいだ(^。^)。発売は3月始め。タイトルは「ユイイルハンサラム(サラン)−唯一の人(愛?)」曲調はセミトロットだそうだが、よくわからない。ほぼ1年半ぶりの新曲だけに、期待も大きいけど、本音をいえば、ほっと一安心(このまま新曲でないのでは?と心配してた)というところ。ヒットして欲しいなあ。
昨夜のニュースで、駸々堂が倒産したと聞いて、びっくりした。京都が本社だけど、三宮店はどうなるんだろう? せっかく、神戸の本屋環境が、大阪並になったと喜んでいたのに。
ところで、ぐいぐい酒場にも書いたことだが、「つの笛」で手に入れた、河出の「現代詩大系」第一卷の中に、明治14年発行の文部省の小学唱歌集初編の第二十三番に「君が代」が載っていて、これが、従来の歌詞に付けたしがあり、さらに2番まである(^_^;)。「君が代」は、古今集・賀に読人不知で、初句「我が君は」の形で見えるのが初出で、和漢朗詠集に「君が代は」と現行の形で取られ、江戸時代の小唄集にも多く引かれ、たとえば、「隆達小唄」の巻頭句も現行そのままの形で出ている。これにエッケルトが曲を付けたのが明治12年、国歌に定められたのが明治26年だから、当初はこれは小学唱歌としてうたわれていたのだろうか。それにしてはこの字余りが気になる。別の曲がつけられていたのだろうか? ちょっとした謎だね。
Morris.は「君が代」自体に、思いいれはない。歌詞も、曲も相当にひどいと思う。だから、この小学唱歌の歌詞に関しては、変なもの見つけた(^。^)というのが、正直なところ。

【第二十三 君が代】(小学唱歌初編 文部省  明治14年)

一、君が代は。ちよにやちよに。さざれ石の。巌となりてこけのむすまで。常盤かきはに。かぎりもあらじ。

二、きみがよは。千尋の底の。さざれ石の。鵜のゐる磯とあらはるるまで。かぎりなき。みよの栄を。ほぎたてまつる。

【客人 まらうど】水原紫苑 ★★★☆☆現代短歌のアンソロジーで初めて彼女の(女流だよね?)を知った。その時引用したのが
・嫉みもつ人の頭(かうべ)よ一羽づつ極楽鳥のとまりてゐたる
・美しき脚折るときに哲学は流れいでたり 劫初馬より
・天球に薔薇座あるべしかがやきにはつかおくれて匂ひはとどく
の三首だった。本書は「びあんか」「うたうら」に続く彼女の第三歌集だそうだが、Morris.にとっては最初の1冊になる。
歌は畢竟「調べ」に尽きる。彼女の調べは高い。内包する宇宙は意外に狭いのだが、よいのだ。例え内部が虚であろうと、その器が美しければそれ以上を望むべきではない。そして現代の歌人のいくたりが、そうありえているかと思うと、彼女の作品こそ奇貨居くべしとMorris.は執着したい。

・くちづけの深さをおもひいづるとき雲雀よ雲雀そらを憎めよ
・にんげんのさびしき見ゆる手紙にて焼けばほのほは緋鯉のごとし
・椎の木の梢に女優ひとりゐて死にゆく時にひかる椎の実
・はらからにもつとも近き豆腐切り沈めゐたりひとりごわれは
・くちびるとふ二片の紅、笛方と笛のあはひをただよふあはれ
・われにはわれの中心あらむと迫り来る青傘のをとこ雪をかかげて
・きさらぎとやよひの境ひとすぢの蛇光りつつたましひ睡る
・なめらなる馬のはだへにふれしのち宇宙への旅を夢と思はず
・晴れし日の山脈といふ音階にほど近きもの愛の中に知りぬ
・黄金の梨と成らばやふたたびをわが客人にまみえむとして
・きみに似る天使きたりてゆふぐれはものな書きそと告ぐるなにゆゑ
・空間を馬のかたちに変へしひと われはやさしき鞍ならなくに
・みづからを忘れし海のうたはざる一日なりけり白まとふべし
・白露や過ぎにし鷹女銀河ゆきあはれうつくしきほと見するなり
・春立つと金貨銀貨のいにしへの商人(あきうど)たちの指のしなりよ
・海近く鐘あることのあやふさよ ミモザの黄をうちに湛へて
・青空は牢獄なればさくらばなちりてぞ入らむ鉄のあはひに
・人と人が別るるきはにたんぽぽの種子来たりけり天馬乗せつつ
・書物あまたみ空に浮くをあふび見て泣いてしまふやうな兄欲しかりき
・冬に咲くさくらがひとと化るまでの阿鼻叫喚をきみは聴きしや
・かきやりしひとこそ知らね黒髪は春の倫敦塔を巻きつつ
・ひとりごのあまた集まるはなならむ桜花互みに似つつ容さず
・夢のきみとうつつのきみが愛しあふはつなつまひるわれは虹の輪
・この星のをみないつせいに更衣なす幻なれど色すさまじき
・めつむりて古書店に憩ふ青年よ月光を母と呼びしことあらむ
・夜は無数の手をもつゆゑに委ねたる宝石箱が鵞鳥に変ず
・手袋をうらがへす間にゐなくなり砂金見つめて死ねといはずや