Morris.日乘2001年7月
Morris.日乘(i-mode版)

ここは、Morris.の日記です。読書記録(★=20点、☆=5点、これはあくまでMorris.の独断、気紛れ、いい加減です)、オフ宴会の報告、友人知人の動向など、気まぐれに書き付けるつもりです。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。



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朝ネットにつないでメール受信したら、4通来てるのに延々とダウンロードが続く。結局25分近くかかってしまった。おかげでいつもの列車に乗りそびれる.帰ってからみると、山口さんからのpdbファイルと、竹内さんという人からのフクイーズ写真のlzhファイルだった.
今日は灘区パラマウント六甲の現場。ここは某有名建築家の作品(^o^)なのだが、引越し屋泣かせというか、引越し屋いじめと言ったほうがわかりやすい、とにかくそのくらいロケーションが悪いのだ。もっとも今日は梱包メインだったからそれほどではなかった。5時過ぎに倉庫に戻ったら遣り残しの仕事山積みで、7時半までみっちり鍛えられた。ああ、疲れる。
帰る途中、稲田さんからメールが入り、山田風太郎が28日に亡くなっていたことを知る.Morris.は、風太郎の昔からのファンで、奇想天外の忍法帖シリーズはもちろん、江戸川乱歩編集の「宝石」での探偵小説も、開化小説もみな好きだが、とりわけ「人間臨終図巻」2冊は、Morris.の座右の書である。

---いろいろあったが、死んでみりゃあ、なんてこった、はじめから居なかったのとおんなじじゃないか、みなの衆???山田風太郎

2001/07/30(月)●斉藤ファミリー● Morris.亭でくつろぐ能斗也
矢谷君らと4人で篠原北町の現場。結構荷物が多かった。昼休みに偶然近くで仕事してた斉藤さんに会って、このところご無沙汰してると言う話になって、夜、久しぶりに斉藤さん、つよし、能斗也が部屋にやってきた。能斗也は見違えるくらいしっかり話すようになってて、週に3回住吉の保育園に通っているらしい.つよしも童話の挿絵の仕事が入って、充実しているみたいだ。短い目の訪問で、ばたばたと帰っていったが、とりあえず嬉しかった.

2001/07/29(日)●真夏の午後の毛蟹大会
8時起床。図書館に行く元気も無く部屋でごろごろしてた。14:00から社長宅で蟹大会があるというメールが入ったのだが、Morris.は午後4時からと勘違いして伊藤君からの電話であわてて駆けつけた。この毛蟹は、北海道ツアーやってた井山が現地から直送したもので、この時期に蟹とは思いがけなかった。堀姉妹、えっちゃん、伊藤、井山に社長一家というレギュラーメンバー。ひろこはバスケの練習でいなかったが、やっちゃんは課題のイラストやりながら、つまんでいた.7時まで飲んで食って、8時からはヒアカムで、フクイーズの復活ライブ。今回は私家版CDも発売ということで、力が入っていた。ベース山口さんとドラム勇造さんの入った4人編成で、ひさしぶりにフクイーズを聴く事ができてうれしかったが、蟹宴会でかなり出来上がっていたMorris.は途中でうたた寝したりしてた、らしい。11時にふらふらと帰宅。

2001/07/28(土)●おろしそば
昨夜9時からスペースシャワーで、ビリーホリデイの特番があったので録画しながら見る。ドキュメンタリーだから、じっくり聴けるものではなかったが、「strange furuit」を歌ってるビリーの映像などは貴重である。
6時半に奥井さんに迎えに来てもらい、福井県武生市の西、丹生郡宮崎村からアメリカ行き荷物のピックアップ現場。アメリカのコテージ風の素敵な家だった。この宮崎村ははじめて行ったのだが、村役場も立派、道路も整備されていて、陶芸村があったり、近くに温泉もあるようだし、個々の家がそれぞれ大きくて風格があり、発展途上村と言う感じがした.昼食は村役場敷地内にある「やまぼうし」で、名物のおろしそばを食べる。武生に行くとおろしそばが楽しみなのだ。ここのそばはちょっと幅広で、大根が特別辛いのが特徴だ。やまぼうしのそばもなかなか美味しかったが、量的に物足りなかったので、帰りに、武生市北府の「つる庵」(奥井さん一押しの店)で、大盛り頼む。一日に2回も食べられるとは思わなかった.そばの麺はたしかにこちらのほうがこしがあって美味い。渋滞もそれほどでなく、帰りも家の前で降ろしてもらい帰宅は8時だった。今日は元町シルクロードで矢谷智克&井口達也のライブがあったのだが、間に合いそうもないし、明日はフクイーズの復活ライブあるので、パス.

001/07/27(金)ウイルス禍広がる気配●
昨夜は9時過ぎに矢谷宅に行き、伊藤君と3人で8月26日のヌーベル六甲のフリーマーケット&ライブ(ヌーベル ヌーベル)の打ち合わせ。チラシやホームページ作りなどを担当することになる.後は適当に飲んで11時半帰宅。
矢谷宅に行く途中、naddismの慈さんに偶然会った。このところメールも出してないし、催しにも参加してないのでちょっとばつが悪かった。いつでもまた遊びましょうと、相変わらずの屈託ない顔をみて、時間が合えば必ずまた参加しようと思った.そういえば先日、宮前商店街で、稲田さんがnaddist街角探検ツアーの一行を見かけたそうだ。
今日も早出で、矢谷、西根君と3人で長浜の近くのイギリス行き荷物の現場。典型的な農村風景で、庭には羽黒蜻蛉などが飛んでいた.近くに食堂がなく、8号線まで戻って「第一旭」でラーメン食べたが、これがまた麺はふにゃふにゃ、スープは恐ろしく塩辛いで、最低だった.帰りの名神も割と混んでいたが何とか5時過ぎには事務所着。
福井君のPCも、ウイルスに感染したらしい。しかも彼はOutlook使っていたため、複数にウイルスメールを転送してしまったとのこと。たぶん一昨日Morris.が被ったのと同じものと思うが、かなり被害は広範にわたってるようだ。とりあえず「W32/Sircam」ウイルス用ワクチンのダウンロードサイトを引用しておく。

http://www.symantec.com/avcenter/FixSirc.com

【スピン・キッズ】中場利一 ★★☆☆ 「岸和田少年愚連隊」シリーズが面白かったのでファンになってたのだが、最近の作品は、いまいち迫力に欠けるというか、はっきり言ってつまらなくなった。それでも本書を借りたのは表紙のイラスト(奈良美智)に惹かれたためだ。ちなみにMorris.は奈良美智は女性イラストレイターだと思い込んでいたのだが、クレジットには「YOSHITOMO NARA」とある。この読みなら男性である確率が高い。なぜかちょっとショックを受けた。作品のほうだが、母に死なれた少年が、友人と家出して大阪新世界の木賃宿に住み、ヤクザな大人たちとコミカルでバイオレンスな日々を過ごす中で、蒸発していた父との出会い、恋したり、孤立したり、癒されたりとさまざまな体験をしながら一皮向けていくという青春ストーリーだが、やっぱり、Morris.には、中途半端に見えてしまった.主人公にしろ友人のピータにしろ、登場するときはそれなりに迫力あるのに、どんどんトーンダウンしてしまうし、他の登場人物も大方その傾向がある.漫画を貶める意味で言うのではないが、あまりにも漫画的なのだ。小説には小説なりの表現方法があるような気がするのだが---
ピータの元彼女の友達で「公衆便所」と呼ばれる女の子がいて、その事情と言うのがあまりにも悲惨で、それを主人公が捨て身で惚れるくだりは、なかなか泣かせるのだが、これにしたって漫画的だなあ。

2001/07/26(木)● ウイルス狂詩曲
昨夜は「ファイティングガール」見てから、画像ソフトを色々試したがやっぱり駄目で、諦めて、日記の更新などおざなりにやっておく。珍しく会社からメールが来てたが、本文文字化けの上添付ファイルが二つもついている。片方のファイルは英語で「I send you tthis file in order to have your advice」などと書いてある。ここで、不審に思うべきだったのが、ついつい魔がさして開いてみたら、反応なし。もう一度ファイルの拡張子見たら「×××.doc.lnk」となってる。ちょっといやな予感がしたのだが、今朝事務所で、実はウイルスメールだったことが判明してしまった。シンガポール経由で事務所に届いたものだそうだが、これがOutlookのアドレス帖を読み込んで、全員にウイルスメールを生成して転送するという厄介な奴で、Morris.のところに来たのもその一通だったわけだが、事務所から100通くらい送ったことになるそうな。Morris.はOutlook使ってないから、ウイルス転送という最悪の事態は免れたが、それでも、一日憂鬱だった.現場は六甲アイランドのアンタンテで、冷房の効いた広い部屋で、避暑を兼ねての作業だったが、ウイルスのおかげで何となく能率も上がらなかった.事務所で、ネットから入手したワクチンをフロッピーに入れてもらい、持ち帰って早速処方したら、無事ウイルスは除去できた模様である。
セキュリティセンタの情報によるとこのウイルスは「W32/Sircam」という名で、最初に発見されたのが7月17日で、発病は10月16日にC:ドライブのすべてのファイルとディレクトリを削除する。起動時にハードディスクの全スペースを埋めてしまう症状が出る可能性があるとのこと.
韓国の友人からもらったフロッピー経由の感染以来久しぶりのウイルス騒ぎだったが、早めに手当てができてよかった.新PCに本格的に移行して直後のできごとだっただけに、これからのネット生活への警鐘として受け止めよう。
皆さんも、添付ファイルにはくれぐれも注意してください.

2001/07/25(火)●土用丑の日ひつまぶし
朝6時に矢谷君にトラックで迎えに来てもらい名古屋から香港行き荷物のピックアップ.量は大したことなかったが、同時に国内引越しの別業者が入っていたので、作業はやりにくかった.それでも昼前に梱包終え、昼食は今日が土用の丑の日なので、ちょっと贅沢して「サガミ」という店で、ひつまぶし定食を食べる。ここの特徴は、石焼鍋になっていることで、これだと確かに熱々だし、お焦げができて、後のお茶漬けのときに美味しいだろうと思わせたが、実際はそれほどでもなかった.味は悪くなかったしうなぎもちゃんとした奴だったのだが、お茶漬けが昆布茶だったのが敗因だろう。Morris.はさんちゃんオフで、初めてひつまぶし食べて以来、おしまいのお茶漬けだけに異常に執着しているのだった。
帰りの名神では大渋滞に巻き込まれてしまい、事務所到着は5時回っていた。
帰ってから、新PCを定位置に移動。スキャナーとプリンタも接続した。接続はうまくいったのだが、やはり画像ソフトの不調のため、スキャナーはまだ使い物にならないでいる。

2001/07/24(火)●難読地名
1時間早出して、矢谷君と奈良県五條市の現場。思ったより遠くて片道2時間半近くかかった。奈良県の南端で、風景は和歌山っぽい。近くには吉野川(紀ノ川)が流れていて、昼休みにはしばらく川を眺めながら休憩した。非常に整理が行き届いていて作業は早めに終わった.名阪香芝から御所、大麻を経由して現場に着き、帰りは橋本から湾岸船経由で神戸に戻ったのだが、この24号線で難読地名をいくらか見つけた。御所市の「蛇穴」「五百家」、橋本市の「神野々」だ。順に「さらぎ」「いうか」「このの」と読むらしい。主要交差点の看板になってるくらいだから地元にとってはごく普通の地名なのだろうが、よそ者にはまず読めない。ところで御所(ごせ)は読めますよね。
事務所には5時半に着いて、荷物降ろして、帰ろうとしたら、名古屋組が帰ってきてまた作業。結局8時半まで仕事して帰宅は9時過ぎ.明日も早出だ。

2001/07/23(月)●夕焼け楽団
としろう、市川、清水君と4人で三田の保管荷物ピックアップの現場。珍しい苗字のクライアントだった。木偏に分という一文字だけの苗字で、「へぎ」と読むそうだ。帰って大辞林で調べたら「へぎ」は「折ぎ、片木」という漢字しかなく、意味は「へぐこと、へいだもの」とあり、「へぎ板」の項を見ると「杉や檜などの材木を薄くはいだ板」とある。角川の新辞源には、この漢字は載っていて、音読みは「フン」訓読みは「そぎ」とあり、もともと中国では楡の一種の名前だったらしい。「そぎ」は国訓で、「うすくそいだ板。屋根を葺くのに用いられる」とあった。
今週のSTARdigioの一番のお目当ては421chの久保田真琴特集。なんと言っても「たそがれのメイクラブカンパニー」が懐かしく素晴らしい.Morris.は彼のギターが大好きだが、この曲のボーカルもいい味を出している。早速エアチェックしながら聞いている。

2001/07/22(日)●ひねもすパソコン
朝からせっせとニューカマーのPC(ノレバン二号にするはずだったのに、韓国のノレバンCDROMが使えないので名前変更の予定)に座って、ああだこうだとやってるうちに一日が過ぎてしまった.とりあえず、HPの更新が先決だと、まずネットに繋いで、自分の部屋のファイルを1ページごとにダウンして保存。これまでデータはPD中心にバックアップしてたのが裏目に出て、5月以降のデータをすべてダウンすることになった。これだけで50分近くかかり、ちょっと整理して再アップしたら、送り元が違うせいか、すべてのファイルを上書きしていき、結局これにも1時間以上がかかってしまった.チェックしたら、やっぱりリンクなど結構乱れている。元に戻るまではしばらくかかるだろう.この際部屋全体をダイエットするべきかもしれない.現在全体で42MBもあるし、画像ファイルだけで1,000枚近い。画像といえば、例のフォトデラックスがちゃんと画像を読み込めないので、プリンタやスキャナの付録のソフトを色々試したが、どれも使い物にならない。

【活字狂想曲】倉坂鬼一郎 ★★★ 「怪奇作家の長すぎた会社の日々」と副題にある。嫌人癖傾向のある作者が大手印刷社の校正者として11年勤める中で、日々の鬱屈やエピソード、会社への反発などを同人誌に連載した漫文(自称)をまとめたものである。
怪奇小説はMorris.の得意分野ではないが、確かにこの漫文にはどこかブラックユーモアめいたものを感じる。校正者としてはなかなか優秀だったらしく、その記憶力の良さと、職人としての自負心を吐露する部分も多い。QC運動とか研修会とか宴会とか、会社社会では健全な常識とされる愚行への嫌悪と、回避、心ならずも上級職に進まされそうになっての悪あがきなどなど、確かに作者は会社に向いてないことがわかるし、回りにもそのような不適応者がいて、彼らの描写はさすがに急所をついている。
久生十蘭、シオラン、など読書傾向ではMorris.の好みと共通するものがあり、山本夏彦に傾倒しているらしく、章のタイトルにも再三流用している。古い歌謡曲ファンで、おまけに俳句もひねるらしい。さらに次のようなエピソード

朝目覚めると、怪奇小説を入れた本箱の位置が九十度変わっていた。これはてっきり怪異かと思ったが、いま思えば、夢遊病の発作だろう。それにしても夜なかに重い本箱をかかえて位置を変えるというのは、何の意味もない行為である。我ながら自分が怖い。

実はMorris.十数年前、石屋川の文化住宅に住んでいたある朝、目がさめたら六畳の和室に隙間なくカーペットが敷かれていたことがある。酔った帰りにカーペット拾って夜中に本棚や机動かしてカーペット敷いたらしい。カーペットは一枚でなく2枚に分かれていたのだが、素面ではやりたくない作業だが、全く覚えていないというのはすごいと思う。
そんなわけで、この作家とMorris.には結構共通点が多いような気がする。だから好きになるかというとそうではないのだが、こういう記録はあまり目にすることはないし、貴重だと思う.

2001/07/21(土)●波乱の PC交代劇
朝、PCが到着した。ディスプレイは前もって持ち帰ったのに、大きなダンボール2箱で、片方には周辺機器の空箱などが入っていた。
早速立ち上げてみる。Win2000は初体験だが、ユーザーの指定とかパスワードとかなんか面倒くさいことが多い.とりあえず立ち上げて、真っ先にやったことは、壁紙を変えることだった。Morris.部屋トップページと同じ、ピンクの石竹柄である。それから四苦八苦して何とかインターネットにつながったのが昼過ぎ、ノレバン一号からデータを移そうと、ノレバン一号のCDRにHPや個人データを焼きこもうとしたら、エラーが出てフリーズしてしまった.再起動したら、なんと今度は初っ端から起動に失敗という表示が、強制で続けたらやっぱりすぐ、フリーズ、スキャンディスクかけても途中で止まってしまう。
最近かなりやばい状態にあったのは事実だが、後継機がきたとたんに動かなくなるとはねえ。データのバックアップはほとんどPDを使っていただけに参ってしまった。
埒があかないので、灘図書館に行き、今日はまさみ誕生日だったので、夜は堀姉妹、えっちゃんと御影の「はせがわ」で食事。ここは初めてだが、なかなか美味しい。特に牛スジの煮込みは新世界と遜色ない。あと、えっちゃんからCDRなど貸してもらう。
二次会に「Natural spirit」により11時前帰宅。すっかり疲れてそのまま寝てしまう。

2001/07/20(金)●パクサ負傷
昨夜イ・パクサの公式HP覗いたら、18日付で、パクサが負傷したという記事が載ってた。先週の大雨で、垣根の薔薇が倒れたのでそれを復旧していて足の靭帯を切ったとある。全治4週間と書いてあった。今朝電話してみたら、思ったより元気そうな声で、それでも完治には2ヶ月くらいかかりそうだと言ってた。公演や番組は、車椅子に乗ってでも続けるとか。これで日本映画出演の話は駄目になったのかと聞いたら、とにかく台本が届かないことにはと、前と同じことを言ってた。まきちゃんの愛娘 日那ちゃん(7ヶ月)
午後からバスで新神戸OPAで「神戸ジャズ物語2001」のステージに春待ちファミリーBANDが出演したので撮影に行く。ビッグ・ディッパーズや、鹿児島のデキシーランドの3バンド競演で、おしまいには全員で聖者の行進やって賑やかに終える。このレポートは春待ち バンド日記部屋 にアップ。ヒアカム常連だったまきちゃんが、生後7ヶ月の日那ちゃんを連れて来てた。
22日(日)は南光町の「ひまわり祭」だが、春待ちファミリーBANDメンバーは4,5人しか行けないようだ。結局Morris.はパスすることにした。

【マイ・ラスト・ソング】久世光彦 ★★★ 結局このシリーズは3巻から1巻までちょうど逆順に読んでしまった。本書には25章が収められている。
「アラビヤの唄」「港が見える丘」から始まって、スタート時は、友人、知人のラストソングを誂えるみたいな感じだし、無名の忘れられた歌には、楽譜をつけるなど、2,3巻とはずいぶん雰囲気が違っている。「蘇州夜曲」「十九の春」など、Morris.生れる前の曲なのに、すごく懐かしい気持になるのはどうしてだろう。「十九の春」は沖縄民謡が元唄で、今日の昼前にNHKでやってたドラマ「ちゅらさん」の中で堺正章が偶然この歌を歌っていた。韓国のエレジーの女王イ・ミジャの初期のヒット曲に「十九の純情」というのがあって、これまた、単純ですばらしい。
「時のすぎゆくままに」と「As Time Goes By」を別々に章立てして、同じエピソードを刳り返すあたりが、久世節といえなくもないが、ジュリーの唄が、カサブランカの挿入曲を元歌にしてることは、タイトルからして自明だが、阿久悠詞、大野克夫曲だが、同じ詞で曲は6人に頼んで、結果的に大野の曲に決ったらしい。後の5人も錚錚たる顔ぶれで、荒木一郎、井上堯之、井上忠男、加瀬邦彦、戸倉俊一というのだから、今ではちょっと信じられないくらい贅沢というか、もったいないことをしたものである。
本書には、末尾にJASRACのコピーライト承認の表記があるから、ここ数年の間に、少しは歌詞の引用規制が緩くなったのかもしれない。

2001/07/19(木)●秋本たかしソロライブ
8時半起床。ごろごろしながら、朝からビールなど、飲んでた。
矢谷、伊藤君らが企画している、8/26(日)の、ヌーベル六甲でのフリーマーケット+ライブの企画が本決まりになったらしいので、その打ち合わせをしたいといわれたのだが、今夜は新開地BLUE BIRDでの秋本たかしソロライブに出かけるつもり。秋本たかしのライブは秋本母とその仲間の一団約10名と、さりーちゃん、えっちゃん、昌美さん、あと数名という客の入りで、でも、秋本は、ギター弾き語りで、じっくり聴かせてくれた。
えっちゃんは頭痛でそのまま帰り、さりーちゃん、昌美さんと3人で三宮の「O.B」というバーで軽く引っかけて11時半帰宅。
イパクサの公式ページ覗いたら、先週の豪雨で荒れた垣根を修復していてパクサが4週間の事故に遭ったというニュースが。詳細はパクサ部屋の ニュースページ に。

【五重塔】幸田露伴 ★★★☆ 露伴初期の傑作の誉れたかいこの小品を、読まねば読まねばと思いながら、とうとう今日まで読まずにいた。実は改造社日本文学全集の昭和2年発行の「露伴集」は、ずっと以前に古本屋で買って持っているのに、なんとなく読み損ねていたのだ。図書館で岩波文庫を借りて、一息に読み終えた。
江戸時代の大工二人が、五重塔を巡って争い、結局融通の利かない大工が塔を任され、完成させるというだけの物語で、完成直後の大嵐の場面の、迫力満点というか、異常なくらいの描写には圧倒されてしまった。露伴は実にこの場面を書きたいがために、この小説を思い立ったのではないかと思われるくらい、この部分は際立っている。なにものかに憑かれたような、この嵐の表現を露伴のデーモンの発露と見ても間違いではないと思う。
しかし、Morris.は、本文に出てくる、漢語の不思議な訓みに、気を取られっぱなしだった。宛字というより、本来の意味での訓詁なのだろうが、露伴の闊達なルビの振り方を、存分に楽しませてもらった。

・下婢(おさん)・太息(ためいき)・強て(たつて)・粗略(おろそか)・堪忍(がまん)・冷語(ひやかし)・現然(ありあり)・補綴(つぎ)・誰何す(ただす)・情無く(つれなく)・醇粋(いっぽんぎ)・軽忽(かるはずみ)・大概(あらまし)・那箇(いずれ)・表面(うわべ)・戦々(わなわな)・迂闊迂闊(うかうか)・到底(とても)・温順(すなお)・行状(みもち)・瀟洒(あっさり)・性質(もちまえ)・普通(なみ)・日外(いつぞや)・接待(とりなし)・喝采(やんや)・白癡漢(たわけ)・快活(さっぱり)・躊躇ひ(たゆたい)・鉄槌(げんのう)・光景(ありさま)・徐々(そろり)・雲霧(もやもや)・挙動(そぶり)・既(もはや)・鈍痴(どじ)・火炎(ほむら)・偶然(ふと)・準備(ようい)・疎漏(てぬかり)・長へ(とこしなえ)

2001/07/18(水)●実存ファイティングガール
矢谷、市川さんと3人で、大阪高麗橋のフィリピン人の現場。室内は荷物が散乱してる上に祖母、母、娘の3人に加えて、知り合いのおばさんとあんちゃんが来ていて作業するのに窮屈この上なかった。月末に最終搬出があるそうだが、ぞっとする。でも、お土産にフィリピンのビール、サンミゲルをもらった。
稻田さんから、今夜7時からテレサ・テンの特集番組があるとのメールが届いてたので風呂も入らずに見る。弟や、日本での知人、芸能人のインタビューを交えて、彼女の軌跡とタイでの急死の真相に迫るというものだが、Morris.はとにかく彼女の歌を聴きたかった。当然その後、手持ちのCDを引っ張り出すはめになった。
9時からの「ファイティングガール」は、突然二人がソウルに買い出しに出かける、シーン。実に展開のテンポが速くていい。ユンソナは特に好きなタイプの顔ではないが、これまで知り合った留学生の誰か彼かに共通するものを持っている。
9時50分頃から仰天ニュースに、さんちゃんが出るという情報が入ったので、ドラマに続けてみる。デパートのトイレに潜んでいた泥棒を、さんちゃん母娘が、乱闘して捕まえたという実話を、再構成したもの。最後に当人のインタビューもあった。しかし、さんちゃんは、凛々しいというか、まさに、ファイティングガールを地で行ってるなあ。
風呂に入ってから、酒飲みながら、録画してたナース3まで見終ったら1時回ってた。明日から久々の連休だ。

【みんな夢の中】久世光彦 ★★★ 「マイラストソング」2である。19章だから、先に読んだ3集に比べると曲数が少ない。Morris.も共通に感情移入できる歌は「みんな夢の中」「林檎の木の下で」「春の歌」くらいで、軍歌や右翼っぽい歌が多いのにはちょっと閉口した。中でのベストは「星影の小徑」(昭和25年 詞・矢野亮 曲・利根一郎 歌・小畑実)だ。この歌は、前から知ってはいたものの、数年前、ちあきなおみのアルバムで聴いてすっかり参ってしまった。

私のベスト・ワンの「星影の小徑」は、とにかく洒落ていた。細く澄んだ高い声で囁くように歌うのを「クルーン唱法」といい、そういう歌手を「クルーナー」ということも、この歌ではじめて知った。それまでの小畑実といえば「勘太郎月夜」や「湯島の白梅」のような和服が似合う歌ばかり歌っていたから、私たちは突然の変貌にびっくりした。

小畑実は、たしか在日ではなかったろうか。当時は、朝鮮名でデビューするなどということは考えられなかったに違いない。

2001/07/17(火)●TRUE COLOR
晴れたり降ったり曇ったりとあわただしい天候だった。一日倉庫作業。仕事は楽だったが、現場に出る方が面白い。
今週のStardigioでは、シンディ・ローパー特集がいち押しだ。彼女の声は懐かしい。そう言えば、韓国のWAXとかいうグループ(リードは女声ボーカル)が、シンディの「She Bop」のカバーを歌ってる。タイトルは「オッパ(お兄ちゃん)」で、うまく韓国語に乗せている。最近は日本の曲のカバーが流行っていたが、洋楽のカバーももちろんある訳で、古くはパンミの「ナルボロワヨ」が、ニール・セダカの「恋の片道切符」だった。
シンディは一時期マドンナと人気を二分する勢いだったが、この頃はあまり聞かない。好きな曲は沢山あるが、やっぱり1曲となると「トゥルーカラー」になるんだろうな。初めてこの曲を聞いたときは思わず涙してしまった。

2001/07/16(月)●モニターお持ち帰り
休みなのに6時半起床。7時からスペースシャワーで、イ・パクサのミュージックビデオを録画する。先日きよみさんが教えてくれた番組の再放送をチェックしたのだった。確かに前に見たことのある場面が多かったが、5分間通して見たことはなかったので嬉しかった。その後、参議院選の政見放送を見るともなく見ていたら、自民党は、小泉と俵万智の対談形式で、小泉がサラダ記念日のパロディ(自民党がいいねとみんなが言ったから29日は参議院選挙)みたいなのを披露して鼻白まされたが、俵が「こういうのを本歌取りといって云々」と、しゃあしゃあとフォローしてたのには尚のこと呆れてしまった。
雨模様だったが、昼前に部屋を出て歩いて灘区役所に行き住民票やら国保の手続きなどして、王子公園から阪急で大阪に出て、日本橋でPCを物色。あちらをたてればこちらがたたずで、いろいろ迷ったが、だんだん疲れて来て、某パソコン工房の中級機に、メモリーやモデム、LAN、OS(Win.2000)など追加して発注。届くのは1週間か10日後らしい。とりあえず、肩の荷が下りた気分。本体より迷ったのがモニターで、前に昌美さんからもらった17インチCRTは時間が経つと周辺部分がぼけてくるので、やっぱり新調しなくてはならない。CRTなら3万も出せば結構いいものがあるのだが、あの大きさと重さにはうんざりだし、ブラウン管の宿命であるちらつきは目にわるいので、出来れば今度は液晶にしたいと思ったがこちらは価格的にかなり高く付く。15インチTFTで5万円切るのも出て来てるというので、これまた迷いに迷ったが、やはり某パソコン工房に、韓国製15.7インチTFTが5万円台前半で出ていたので思い切ってこれを買い、そのまま持ち帰ることにした。
阪神で戻り、山神山人でラーメン食べる。相変わらず美味しい。
帰って、モニターをチビクロに繋いでみたが、設定が上手く行かない。ノレバン1号に繋いだらとりあえず使えるようだ。画面の大きさは感覚的に17インチCRTと遜色ない。鮮明度は、国産の売れ筋のものに劣るようだがそこは、0.7インチ大きい分でカバーできるということにしよう。

2001/07/15(日)●消えた91バス
御影の現場最終日。西根君とS社のヘルプと3人で、午前中に終えるつもりだったが、最終の洗濯物がなかなか終らなくて終了は2時前。お土産?にドイツビールをもらった。
帰りは西根君に灘駅まで送ってもらい、王子公園まで歩いて、バスで大倉山中央図書館にいくことにしたのだが、何とバス停から91番バスの時刻表が消えてしまっている。92番バスが来たので、運転手に尋ねたら、6月いっぱいで91は廃止になったという。それはないよ。なにしろ、Morris.のところから、中央図書館に乗り換え無しで行くには、この91番バスしか無かったのだから。バスで三宮に出て、後は地下鉄を使えということらしいが、これは理不尽というもの。料金はきっちり倍かかるし、乗り換えの手間を考えると、鬱陶しいことこの上ない。どうやら来年1月までは、バス地下鉄乗り換えカードというのを使って、100円割り引きになるらしいが、それでも200円から300円と1,5倍の値上だし、図書館フリークのMorris.には、納得できない。
この件に関しては、後日あらためて書きたい。
7月になれば暇になると思ってたのに、一向に暇にならない。暑さのせいで、前よりばてばて状態だ。明日は、強引に休むことにする。
7月は文月、ということで、サンボ部屋に 歌集「消息」 をアップ。昔は筆まめだったこともあるMorris.の、手紙を主題にした歌集だ。

2001/07/14(土)●Quatorze Juillet
たぶん関西もとっくに梅雨はあがってるのだと思う。とにかく暑い。御影の現場4日目。夕方応援が来たので積み込みは彼らに任せて、Morris.は梱包に専念したが、やっぱり明日の日曜も現場に入らねばならなくなってしまった。
7時前事務所に着いたところに、きよみさんから、スペースシャワーにイ・パクサが出演するらしいとの電話があったが、残念ながら見ることは出来ない。
今日は「巴里祭」。フランス革命記念日だ。もっとも「巴里祭」というのは日本だけの呼称で戦前の映画の邦題からこんな雅びな名前になったらしい。あちらでは単に「クァトゥルス ジュイエ=7・14」と呼ぶ。

【萌えいづる若葉に対峙して】辻征夫 ★★★☆94年から97年にかけての詩26編が収められている。いちおう3部に分かたれているが、第三部は「ワイキキのシューティングクラブ」という散文詩一篇だけで、その中にこの詩集の成り立ちが書かれている。十数年前、自分の詩を読み返して、少年時代に夢見た詩と現実の作品とのギャップに落胆して、やり直してみようと思った、とある。第二部の朝日新聞日曜版に10回にわたって連載された、児童文学をテーマにした作品は、ライトヴァースとして、なかなかに楽しめた。アリス、トム・ソーヤー、ほらふき男爵、ピノキオ、宝島、絵の無い絵本、ロビンソンなどMorris.にもお馴染みの物語が目の前に浮んでくる。
辻征夫は以前「俳諧辻詩集」を読んで、タイトルだけに感心した覚えがあり、それ以来読まずにいたのだが、矢谷君がこの詩集を地鶏BBQの時に持って来てて、すごくいいと誉めちぎってたので、つい借りてきたのだった。
矢谷君は宝島をテーマにした「船出」が一押しとのことだが、Morris.は召波の句が引用されている「鶴」が印象深かった。

鶴 辻征夫

あるときは頬かむりして
天高しといへども頭(こうべ)を垂れ
地厚しといへどもつよく踏まず(河竹黙阿弥)
ぬきあし
さしあし
餌をあさり

あるときはその姿
その声に淑気を発し
あるひとが
春たつや
静かに鶴の一歩より(黒柳召波)
と詠むほどに

またあるときは遠く旅立つ
ひとの思いのかたちして
空のかなた
はるかに





2001/07/13(金)●演歌「ぐいぐい酒場」
御影の現場3日目。家族は結局土曜日もここに泊まるらしいので、日曜日までかかることになった。
帰ったらつのみさんから郵便が来ていて、カセットテープが同封してあった。ずいぶん以前に「ぐいぐい酒場」という歌詞を作ったと連絡があったが、今回大阪の作曲者に曲を付けてもらい、ひょっとすると発売されるかもしれない。送られてきたテープに入ってるのは、歌無しのメロディだけのものだったが、題名から想像される通りもろ「ド演歌」。歌詞の内容は横丁の酒場で、飲んだくれの女が、別れた男の帰って来るのを待ってるというもので、Morris.のぐいぐい酒場とはかなりイメージが違っている。

【紙屋町さくらホテル】井上ひさし ★★☆☆ 標題作と「貧乏物語」「連鎖街のひとびと」計3編の戯曲が収められている。Morris.は演劇やドラマを見ることは滅多に無いのだが、戯曲やシナリオ読むのは嫌いではない。井上ひさしの本も結構読んでるはずだ。それを基準にしても本書の作品はどれもあまりいただけない。
三作とも太平洋戦争末期を時代背景に、演劇と国家権力の軋轢が描かれている。「さくらホテル」では、本土決戦に備えて国民の士気を調査する海軍士官と、それを監視する憲兵が、広島で新劇の舞台に巻き込まれるし、「貧乏物語」では主のいない川上肇宅で、妻子と使用人、カフェの女給(新劇女優)が、川上肇を転向させようとする内務省の工作に踊らされるし、「連鎖街」では終戦直後大連に進駐したソ連軍のために演劇を行わねばならなくなった日本人の物語だ。それぞれに舞台の上で演劇論が展開されるのだが、どうもこれがワンパタンなのが気になる。特に「連鎖街」では、シェークスピアとモリエール、浅草ギャグなどの意識的摸倣というけれんみたっぷりなのも、鼻につく。先般の小説「東京セブンローズ」に、失望させられたが、戯曲の方でも、なんだか井上ひさしらしくないのは、ひょっとしてかなり重症なのかもしれない。

2001/07/12(木)●赤萬〜アビョーン
昨日の現場二日目。今日も午後突発的な雨で、ちょっと作業に支障をきたした。
仕事の後、矢谷、みかちゃんと元町「赤萬」で餃子食べる。マレーシア人口の7割を占めるマレー人の大部分がイスラム教徒のため、豚肉が禁食で、餃子も海老が中心で、水餃子が普通で、日本の餃子を食べたいというみかちゃんのリクエストだったが、久しぶりの赤萬はやっぱり旨いっ。せっかくだからもう一杯だけビール飲もうと「アビョーン」に行ったら、島田さんは来るわ、飯島は来るわ、みかちゃんの知り合いは来るわで、結局10時過ぎまで飲み続けてしまった。アビョーン自慢のオランダ?の生ビールHoeggardenのキャンペーンでスクラッチくじをやってて、B賞「ビーチサンダル」を当てた飯島ちゃんから、賞品だけを横取りしてしまった。感謝。このHoeggardenは、本山の甲南ハイボールにも置いてあり、仲間ではファンが多いのだが、Morris.は何となく苦手でキリンを頼んでしまう。ビールといえば、ニュースで、ダイエーが韓国メーカーと提携して安価なビール(発泡酒ではない)出すといってた。名前は「リービール」とか「Dビール」とか言ってたようだがはっきりしない。OBならパスだが、HITEかcassなら、ちょっと飲んでみてもいいと思った。

2001/07/11(水)●全米オールスターゲーム
矢谷君の他、マレーシアから帰国中のみかちゃん、三矢さんらと、御影北のドイツ人の現場。ここも4〜5日取りの大掛かりな現場だ。室内での梱包は冷房が効いて快適だが、午後は門の前で石灯籠2基の梱包やって、暑い、重い、で汗をかいてしまった。
みかちゃんは年末にKL在住の日本人と結婚するらしい。おめでとう。
日記のファイルは、今日も開けないので、思い切って削除してしまい、インターネットの自分の部屋から日記ページをダウンロードして、これを新しい日記ファイルにしてみた。とりあえずこれで、更新は出来そうだが、不安定な状況は変わっていない。
7時に帰宅して、留守録してた全米オールスターゲーム見る。イチローは、初打席内野安打で出塁した。9時からは野球中断して「ファイティング・ガール」2回目を見る。ユンソナは、普通だが、ショーケンや泉谷しげる、天海祐希なども出てるし、ドラマとして面白そうだ。ユンソナが時々、韓国語でひとり言う時に字幕が出ないというのも、新機軸だ。いくらか解る分だけなんか嬉しい気もするぞ。これは毎週見なくては。本当にドラマ嫌いのMorris.なのに最近はドラマづいてる。
野球の続きを見るも、イチロー第二打席はパクチャンホに打ち取られてしまった。

2001/07/10(火)●ファイル崩壊
奥井さんと一日倉庫作業。昼前に突然の通り雨が降り、表に出しておいた荷物を慌てて取り込んだり、コンテナの中で暑さに茹だったりといろいろあったが比較的楽な作業だった。夕方、さりーちゃんから招集がかかり、7時半にグランド六甲前の「舟こし」という串カツ屋へ。堀姉妹、えっちゃん、伊藤君、社長がいた。串カツは腹に溜まる。すっかり滿腹して二次会はどうしようということになって、結局社長以外はMorris.の部屋で「ウソコイ」見ながら飲むことにした。フェイ・ウォンはそれなりに魅力的なのだが、ドラマとしてはしょうもない。でも、大勢で見ると、それぞれが突っ込みいれたりして面白い。そのままナース3のビデオかけて連続して見たりしたが、みんなは明日仕事なので、11時半頃帰って行った。
日記の更新しようとしたのだが、今月の日記のファイルが開かない。開こうとすると随分待たされた後「このファイルにはデータがふくまれていません」という表示が出て、フリーズしてしまう。リセットしてファイルのプロパティ見ると、それなりのサイズが表示されるのだが、開けない。どころか、フリーズした後、再起動すら出来なかったりする。このままノレバン1号は死んでしまうのでは無かろうか。一刻も早く新しいPCを買って、データを移行しなくては。いや、ひょっとすると、これもノレバン1号のレジスタンスなのかもしれない。ともかくも日記の更新が出来ない(;_;)

2001/07/09(月)●Over 33333
Morris.部屋のアクセスカウンターが昨日33333を超えた。ゾロ目好きのMorris.は実は密かに狙っていたのだが、夜にアクセスしたら33339だった。うーん、残念無念。
ちょっと早出して、矢谷君らと4人で高砂市のドイツ向けピックアップ現場。二日取り現場だったが、奥さんが几帳面に整理してくれてたのでほぼ9割くらい梱包できた。昼食は近くの「長浜ラーメン一番」で大盛りラーメン。とりあえず博多ラーメンらしいラーメンだったので、ついMorris.は替え玉たのんでしまった。つまり3玉食べたことになる。さすがにこれはやり過ぎだったかな。
倉庫に戻ったら、マレーシアのみかちゃんがいて、ビザの切り替えを兼ねて今日から17日まで一時帰国とのこと。週末はゴルフ三昧とかいってたが、思ったほど日焼けしてなくて元気そうだった。お土産に「Better Lat than Never」をもらった。感謝。ラットはマレーシアで一番人気のある漫画家で、地方の生活を描いた代表作「The Kampung Boy」は日本語版も出ていて大好きだった。今回もらったものは白黒でカートゥーンや数駒の漫画で、台詞は英語だがところどころにマレー語の看板や、なぜか日本語が出てきたりする。

【壬生義士伝 上下】浅田次郎 ★★☆☆ 浅田次郎の短編は苦手だが、長編はそこそこ面白いというので借りてきたのだが、やや期待外れだった。
南部藩の足軽吉村貫一郎が脱藩して新選組に入り、官軍に破れて大阪の南部藩蔵屋敷に逃れ来たが、差配役に切腹を申し付けられる。というところから話が始まり、これからえんえんと、過去の因縁話が続く。大正時代になってから、吉村の事跡を調べる作家か記者によって、生き残っている当事者や、その子弟使用人などから話を聞き、徐々に事の真相を露わにしていくという、浅田得意の手法で、語り手の口ぶりをそれぞれ文体を変えて、性格を浮かび上がらせるあたりは、語りのうまさがでているのだが、主人公の性格が相手によりえらく違っていたり、裏の裏の裏を暴くというパターンのやり過ぎで、話が薄っぺらになってる気がする。新選組での内ゲバと主人公のからみ、子孫の消息や出会いにも、御都合主義が全面に出過ぎている。お涙頂戴はかまわないのだが、安手の人生訓みたいに結論づけられると鼻白むしかない。週刊誌連載というのが枷になったのかもしれないが、このくらいのストーリーなら上下700頁を使う必要はなかったろう。いつも同じ愚痴になってしまうのだが、傑作「きんぴか」を上回るとまでは言わないが、せめてあの半分くらい面白いエンターテインメントを提供して欲しい。

2001/07/08(日)●久々の飲み続け
10時起床後もしばらくベッドでごろごろ。昼前に香介起き出してビール飲み始める。伊藤君もお相伴で、昨日の残りのウイスキー飲むし、Morris.も昼からシャンペン空けてしまい、後珍しく香介が酒とあてを買いにいき、午後は飲み会。途中イパクサから電話で、うり丸さんがソウルに来ているのかどうかとの問合わせ。先週ソウルからメールでパクサの電話番号などの照会があったが、どうやら連絡つかなかったようだ。
5時頃からJR六甲道南の「十二季家 歡」という店でまた飲む。さすがに酒における香介のパワーは衰えを見せず、Morris.はちょっとついていけなくなった。しかもこの店も香介のおごり。ごっつぁんです。

【写楽】皆川博子 ★★★☆☆ 何となく気になりながら敬遠し続けていた作家だが、写楽ものということもあって借りてきた。いやあ、想像以上の書き手である。ストーリーと、写楽の謎解きは、やや疑問点もあるが、もともとこれは映画のシナリオが先に書かれ、それをノベライゼーションしたものらしい。篠田正浩監督、フランキー堺主演の映画は、あまり話題にならなかったのかMorris.は初耳だったが、フランキーの写楽好きは前から知っていた。機会があればビデオでも探してみよう。
ネタばれを承知で書くが、本書で写楽に擬されているのは、足のけがで出番を無くした下積みの役者ということになっている。本文中では前半「彼」という三人称で表現され、後半は「とんぼ」という仇名で呼ばれる。彼の母が砂絵師だったこと、馴染みの女の主人が身体の不自由になった浮世絵師で、手ほどきを受けたということになっているが、これもやや無理な仮定のように思える。
写楽ものには欠かせない、蔦谷重三郎、山東京伝、歌麿などお馴染みの連中のそれぞれについても、なかなか堂に入った書き振りだし、手鎖の刑をこれほどリアルに書いたものはこれまで読んだことがなかった。写楽の大首絵の製作次第の仮説も、いささか無理が多い。どちらかというと、実証ものではなくフィクションにバイアスがかかっているようだ。
それはともかく、筆者の筆力は大した物である、しばらく彼女のものを読みすすめてみよう。
特に江戸の芝居小屋と役者の世界には精通しているらしく、微に入り細を穿った描写、第一語彙が桁外れに豊富である。本書に出て来る芝居関係の語彙の一部を引いておく。

羅漢台-舞台の下手の隅に作られた見物席
吉野-羅漢台の上に張り出した2階席。共に役者の背中しか見えない安座席
稲荷町-役者の最下層、下立ち役の別名
シン-主役
筋斗-とんぼ返り
柝(き)-拍子木
いた-舞台
ぶんまわし-回り舞台
控え櫓-江戸三座が興行できないとき代理を務める座

2001/07/07(土)●七夕に十三
6時半に社長宅に集合、さりーちゃん、堀姉妹(美容院から直行)、えっちゃんとタクシーで阪急六甲まで行き、十三で香介と合流、「六甲」と言う名の居酒屋へ。ここはさりーちゃんの親戚にあたるらしい。10時過ぎまで飲んで、六甲道に戻り、伊藤君と合流して水軍へ行き、ここで零時半まで飲んで、香介、伊藤君はうちに泊り。2時過ぎまで飲む。

2001/07/06(金)●園まりの名曲
7時半起床。朝から雨模様、夕方までごろごろと無為な一日(好き)。食糧買い出しがてら灘図書館に行く。山口さんから昨日退院したというメール。TV大阪の3時間特番に園まりが出て「逢いたくて逢いたくて」を歌った。すっかりおばあちゃん顔になってたがこの曲は好きだった。その他、60年代のポップス歌手総動員で、なつかしさより、ちょっと不気味だった。

【風翩翻】斎藤史 ★★★ 93年の第10歌集「秋天瑠璃」が最後の歌集かと思っていたのだが、2000年にこの第11歌集が出ていたのは知らなかった。80後半から90歳までの歌488首が収められている。斎藤史といえば、昭和15年の第一歌集「魚歌」があまりに高名で、その後の作品は処女歌集を越えられないまま、一線を退いたかとも思われたのだが、それがMorris.の中では「秋天瑠璃」が事の他気に入ってしまったので、本歌集も期待して読んだのだが、トーンダウンは否めなかった。それでも調べの高さは流石だし、諦観に裏打ちされたユーモアのある歌もある。

・去来また定まりてゐて翔べざるは見捨てられつつ見捨てつつ去る
・古沼は水の墓場と見てゐしが無数の黒き蝌蚪育てゐつ
・終着の地名のみ知り乗りてゐて通過してゆく駅名おぼろ
・すでにしておのれ黄昏 うすら氷(ひ)の透けるいのちに差すや月光(つきかげ)
・風は鳥を浮かせ沈ませ羽撃(はばた)かせ空の隈処(くまど)に消し去りにけり
・千羽鶴幾百万羽供ふるとも帰り来る無し失せたる一羽
・鬼門にはひひらぎ植ゑて裏鬼門には 白彼岸花・赤彼岸花
・秋終る石蕗の黄も打乱れ夜空流星群死へなだれたり
・朱の色を好む若さも過ぎにけり 錆朱・洗ひ朱・朱夏のち白露
・風翩翻 はるか虚空にうたふらし わがみづうみのはつか彩(いろ)ふは

2001/07/05(木)●「韓国市場」は期待外れ
7時半起床。洗濯して、昼から三宮に出て、バスカード交換(折り目がついて使えなくなってしまった)してから地下鉄で中央図書館へ。その後ハーバーランドのソフマップ冷やかしてから、同じハーバーサーカス2階にOPENしたばかりの「韓国市場」に寄ったのだが、だだっぴろい空間を模擬店みたいなブースに区切って、商品は主に女性のカジュアル衣料や小物、アクセサリーなどで、Morris.とは無縁のものだったし、デザインも陳腐でチープな割に、それほど安くもなさそうだった。出口に1軒だけ食品店もあったが、ここもラーメンや海苔、コチュジャン、チヂミの粉などで、コープの棚の方が充実してるし値段も安い。といいうわけで、完全な期待外れだった。

【平然と車内で化粧する脳】澤口俊之・先生 南伸坊・生徒 ★★★☆ 「生徒の達人」南伸坊の、講座もののひとつだが、タイトルは「日本人はなぜ恥知らずになったか?」という意味らしい。澤口は認知神経科学、霊長類学専門で、養老孟司とおなじく「唯脳論者」の仲間らしい。
日本人(モンゴロイド)はネオテニー(幼形成熟)が進んでいて、成熟に時間がかかる傾向があるのに、戦後、コーカサイド(白人-この場合はアメリカ人)的育てかた(食生活も)を、はめこんだために、発達障害が起きているというのが澤口の結論だ。脳の前頭葉にある「前頭連合野」が未成熟なのが日本人で、しつけによって完成されるはずのこの部分が、しつけレスの現代日本人は、恥を感じる感覚を無くしてしまったというわけだ。前頭葉が、人間の知能と自我、自覚に大切だということは、生物の授業ではなく、SF(主にコリン・ウイルソン)で、知ってるつもりになっていたのだが、それも空想の域でしかなかった。
本書でのもう一つの論点になっている、脳内物質の話も、数年前流行した、ドーパミンとかエンドルフィンという名前だけは記憶に残ってたが、今回はすっきりした一覧表が載ってたし、「快感汁(ドーパミン、αエンドルフィン)」の他に「幸福汁(セロトニン)」という脳内物質の重要さが説かれていて興味を持った。

澤口 セロトニンは幸福汁と命名しましたが、もともと愛情に関係する伝達物質でもあり、子育てに必要な"脳内愛情ホルモン"とさえいわれています。−−モンゴロイドはセロトニン=ニコニコ系で、コーカソイドはノルアドレナリン+ドーパミン=ファイト系、という傾向は言えると思いますね。
伸坊 外向/内向・衝動・神経質さって分けるより、汁で分けたほうがなんか説得力ありますね。「セロトニンで性格改造」とかって本できそうですね。
澤口 かもしれませんね。でも、あまり極端に走るのはどうかと思います。セロトニンの機能が暴走すると、うつとはまったく逆の「多幸症」という状態になることもあるんです。これは文字通りどんな場面でも幸福を感じてしまうという症状です。患者さんは、本当にいつも幸せそうにボーッとしちゃってます。
伸坊 ボーッとして幸せそう---ってよさそうじゃないですか。
澤口 いやー、まあ、なりたいとは思いますけど、やっぱり遠慮します。いつも幸福というのは、逆にいえば、ああ、幸せだと感じる瞬間がないわけでしょう?そもそも、多幸症もセロトニンひいては前頭連合野の機能障害なわけですから、果たして本当に幸せかどうか、私は疑問に思います。

恍惚の人いわゆるボケ老人は、見かけは幸福そうだったりするが、実はそうではないというのと同じ論点なんだろうな。いがらしみきおの「のぼるくんたち」で、川馬鹿センセーが、介護婦のキヨミさんに言う台詞を思い出した。

「おまいらから見れば地獄のように見えるじゃろ。しかしボケとる本人は天国にいるようなもんじゃよ。もっとも、地獄のような天国じゃがの〜〜〜」

本書には、その他にも、だいたいの男性が美女だと思う顔は「平均顔」であるという、灯台下暗しみたいな話が出てくる。整っているということは、つまり顔のパーツのそれぞれが平均的なもので揃い、均整がとれているということでもあるし、生物学的には、あまり突出したものより、平均的な女性に「自分の遺伝子を託す」気持になるのだとある。この部分にはMorris.としては納得できないところもあるが、一般論としては面白い。

例によって南伸坊は生徒として、実にうまく先生の講義を引き出し、咀嚼し、面白い方向に持って行くことに成功している。ただし今回の先生は、ちょっと基盤のあやふやな仮説が多くて、明快にわっかりましたという、爽快な気分にはなれずじまいだった。

【ブックハンターの冒険 古本めぐり】 牧眞司 ★★★  SF、幻想小説好きな著者が古本屋や市で買った本の話や、古本仲間とのエピソード、海外古書店めぐり、インターネットでの書籍購入の実践、デパート古書展レポートなどをまとめたものだが、早川の「異色作家短編集」への思い入れの強さが一番印象深かった。3期18巻に及ぶこの叢書のなかには、Morris.も大好きなものがいくらか含まれているし、たしかにあの箱の装丁は出色のものだった。書名、著者名、訳者、月報の内容などの一覧表が掲載してあり、これを見るだけで結構楽しめた。
Morris.のベスト5は

1.メランコリーの妙薬 ブラッドベリ 吉田誠一訳
2.一角獣、多角獣 スタージョン 小笠原豊樹訳
3.レベル3 ジャック・フィニイ 福島正実訳
4.虹をつかむ男 ジェイムズ・サーバー 鳴海四郎訳
5.特別料理 スタンリー・エリン 田中融二訳

といったところだろうか。世評の高い第一巻「キス・キス」(ロアルド・ダール 開高健訳)が入ってないのを意外に思われるかもしれないが、どうもMorris.はダールと、相性が良くないのだ。
著者は編集者を経て現在はフリーのライターだが、コレクターとしてはそれほど病気の方ではなさそうだ。それでも、すでに持っている本でも、美本だったり、カバー付きだったりするとつい、買ってしまうとか、目録で複数あるととりあえず両方注文してしまったりする程度には、マニアックである。稀覯本や高額本にはあまり手を出さない(出せない)というのは、理解できるが、値段を「立ち飲みコーヒー1杯分」「昼食代くらい」「軽く飲みにいくくらい」「昼食1ヶ月分」などと、意識的に曖昧に表現する癖?があり、これはなんとなく嫌な感じがした。古本好きの本には、当然掘り出しものや、自慢話、失敗談などがつきもので、本書も例外ではないが、手放しで喜んだり、悲憤慷慨したりしないで、割と冷静なタイプらしい。読書傾向はMorris.と重なる部分も多いが、評価は隨分違う。まあ、それは当たり前だが、Morris.と決定的に違うのは、書庫を持つほどに蔵書があるということだ。表紙には、その本棚の写真が用いられているが、このレイアウトは、いくらなでもそれはないだろうというくらい、ひどい。ちょっとかわいそうになった。

2001/07/04(水)●社長と漢字談義
昨夜は「ウソコイ」見ながら途中で寝てしまった。目が覚めたら午前2時。だいぶ酒が回ってたし、疲労が抜けてないせいもあるだろうが、ドラマもイマイチだった。やっぱりフェイ・ウォンは歌ってる方がいい。
今日は西根、荻野君と伊丹のピックアップ現場。社宅でエレベーター無しの5階だったので結構ばてばて。昼食は、火の国ラーメン「でんと」に初めて行った。西根君はげんこつと全く同じと強調していたが、スープは甘みがあって、ちょっとあっさり気味。麺もまずまずで、煮卵半分ついてて、これならげんこつよりましかもしれない。名前からすると熊本ラーメンみたいだが、げんこつが、Morris.にとって博多ラーメンではないのと同様、こちらも熊本ラーメンではないとおもう。
夜は7時からサッカー・キリンカップ、日本−ユーゴ戦見てたら、社長が来て一緒に見てちょっと飲む。漢字と書道の話してるうちに、社長から白川静の名前が出て、ちょっとびっくり。「字統」買うようにすすめたら、最近出た漢和辞典を買いたいという。「字通」のことかと思ったが、どうも違うみたいだ。後で調べてみよう。
サッカーは、選手個人の身体能力と技術ではユーゴの方が上に見えたが、1-0で日本が勝ち、余裕で優勝を決めた。
えっちゃんからの情報で、留守録しておいた柏原芳恵主演の「かえだま結婚式殺人事件」を見る。新作ではなく相当以前のドラマの再放送で、芳恵もかなり若かった(^。^) 例によってストーリーなどは無視。贔屓目に見ても演技は上手い方ではないし、衣裳もイマイチ。でも、おしまいの主題歌も本人だったし、とりあえずテープは保存しておこう。古いドラマで目立つのは、やはり、ネット、携帯電話のあるなしで、今回も、ニューヨークからファックスが届いたり、フェリーから公衆電話かけるあたりが時代を感じさせる。

2001/07/03(火)●ウソコイ
一日、倉庫作業。午前中はヴァン詰めや積み込み、午後は、サーフボード5枚もクレートに入れる作業。暑い。すっかり日焼けしてしまった。今夜10時過ぎからフェイ・ウォン主演のドラマ「ウソコイ」がスタートする。一時彼女の歌にしびれまくってたから、これは必見だ。何か最近えらくTVドラマづいてる。

2001/07/02(火)●Lady Day
7時半起床。朝雨が通り過ぎるように降って、すぐ晴れてきた。昼間はごろごろして午後は久しぶりに日本橋へ出る。最近とんと、PC事情に疎くなってるので、リサーチを兼ねてソフマップ、スタンバイなどの量販店と、TWO TOP、パソコン工房、マウスコンピュータ、などのショップブランドの店などふらふらと回ってみた。SO-TECの10万円切る液晶付や、マウスの\39,800(本体のみ)とか安いものに目が行くが、拡張性など考えるとやはり本体10万前後は出す必要がありそうだ。しかし、販売側の主力はノートで、デスクトップも液晶ディスプレイがメインになっている。パソコン工房がショップブランドを多数用意しているので、選択の幅が広く、もちろんメモリー増設やスペックの変更にも応じるというので、見積もりしようかと思ったが、とりあえず、もう少し検討することにした。
帰りは阪神石屋川で下車して、先月オープンした「げんこつ」に寄り博多ラーメンを食べる。稻田さんにもらった割引券で\350。味の方は枚方や川西店のものとほとんど同じ。チェーン店だから同じ味というのは褒めるべきなのだろう。従ってMorris.の感想も特に代わり栄えしない。スープはまずまず、チャーシューは悪くない、麺はいまいち、生姜は初めから用意しておいて欲しい、といったところ。2軒隣りの「もっこす」石屋川店もそれなりに繁盛していたから、共存共栄していけば良いと思う。
今月のSTARdigioの番組表を見るとなかなか期待できそうだ。シンディ・ローパー、西田佐知子、小林旭、久保田真琴あたりはエアチェック必須。そして今週の436chは2時間にわたるBille Holiday特集。1930年代〜50年代までの34曲。Morris.最愛のコモドア盤アルバム16曲の録音時期(1939と1944)に重なりながら、一曲もダブっていないというのは、もしかしたらコモドア以外のテイクなのかもしれない。それはともかくBillieの声は格別だ。

2001/07/01●山口さん御見舞
7時起床。雨が降っていたがすぐあがり、午後になって晴れ上がった。
昼灘図書館に行き、帰ってサッカーキリンカップ、日本ーパラグヮイ戦を見る。稲垣の2ゴールで2-0で日本の圧勝だった。小野が馴れないポジションで健闘していたのが目立った。
矢谷、福井、飯島と一緒に、住吉の東神戸病院に、先週胃に穴があいてしまい緊急入院、手術した山口さんの御見舞に行く。3階のロビーで待ってたら、奥さんと一緒に山口さん登場。ちょっとやつれて髭面だが、思ったより元気そうだった。しばらく絶食状態で、今は流動食、明日から徐々に固形食に変えていくとはいうものの、ラーメン食べたいと愚痴も。入院体験のあまりないMorris.は、その退屈さに恐怖を覚えるのだが、山口さんは、最新のマックのi-bookを持ち込んでて、ロビーで、フクイーズのCDを聴きながらジャケットデザインの打ち合わせなどするという余裕ぶり。うーーん、それにしてもこのI-BOOKの速いこと(@_@) しかもバッテリーだけで5時間くらいは連続使用できるとか。どんどんPCの世界は前進してるんだなあ。

【浮かれ三亀松】吉川潮 ★★★☆ 柳家三亀松といえば、粋な都都逸やさのさを思い出す、とはいいながら、生はもちろん、録音でもそれほど数多く聞いたことはない。ただ、いろんな芸談や、落語、芸能関係の本を読むと、彼の名前は頻出するし、都都逸自体がすきなもので、つい読んでみようという気になった。同じ著者のものでは浪曲の広沢虎造を扱った「江戸っ子だってねえ」を読んだことがある。
本書は小説仕立てにはなっているが評伝に近い。しかも、宝塚出身の高子夫人と、次男(妾原)の二三夫、弟子の声帯模写白山雅一の三人から多くの資料と回顧談を提供してもらったらしく、この三者への気配りがききすぎているきらいがある。三亀松の行動や事件に関しても同様の気配りというか、大甘な部分が見え透いてしまう。それを差し引いても高子夫人の賢婦ぶりは際立っていて、彼女を主人公にしたほうが小説らしいものになったかもしれない。
遊びと、気風と、金離れの良さが芸人の身上だという考え方からすると、藤山寛美、勝新太郎と併せて芸人らしい芸人の三羽烏かもしれない。晩年この3人がお互いに仲良かったのもうなずける。
三亀松が演じた都都逸は、自作より伝来のものや、角屋忠兵衞という、専属に近い都都逸作者のものが多かったようだ。その角屋忠兵衞が三亀松の葬儀で仏前に捧げたものを、辞世の代わりに引いておく

江戸の都都逸
抱き寝の三味線(しゃみ)に
今日も旅行く
伊達男