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Morris.日乘2006年3月 
Morris.の日記です。読書記録、宴会散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。  
今月の標語
(笑)にも縋る思い

Morris. personal calender

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2006/03/31(金)●セリーグ開幕●

さ、寒いっ。今日もやっぱり寒いぞ(>_<)
今朝のツイン煙突矢谷君、奥井さんと昨日の現場。お昼に作業終了して、先日も行った「味王 AJIOH」でラーメンと筋に込み丼セット食べる。ラーメンは合格点だしこの丼もなかなかである。
その後奥井さんと大津にローカル荷物数点の配達して4時前に倉庫到着。今夜からセリーグ開幕で今日くらいは早く帰ってTVで野球観戦と行きたいところだったが、倉庫作業残業できたくしたら7時過ぎ。阪神-ヤクルトは4回で0-3で阪神負けてる。その今岡の2ランで1点差に迫ったもののその裏に1点取られその後も追いすがりながら結果は3-4の敗戦。どうも阪神は開幕ゲームには勝てない。逆にそれほど心配することもないと言えるかも知れないが、やっぱり口惜しい。

【自分の謎】赤瀬川原平 ★★★☆☆ 「こどもの哲学 大人の絵本」という赤瀬川の故人シリーズの2冊目らしい。漫画風のイラストと短文で構成された5章の疑問とその解釈みたいな形式だが、赤瀬川初期の櫻画報と似ていなくもないが、歳を重ねた分だけ練れた感じがする。
尾辻克彦名義の小説や雑文にはあまり興味が湧かないが、赤瀬川名義の「老人力」やら「路上観察」やら「新解さん」やら「ライカ」やら「骨董カメラ」やらはなかなかに面白いし、ときには凄みさえ感じたものだ。
本書はそれらをさらに噛み砕いて絵本化したもので、彼の真骨頂はこういうところにあるのかもしれない。「目の問題」「痛い問題」「国境問題」「一つだけの問題」「強い自分 弱い自分」の5つの考察が収められているが、個々の作より、後書きの文章がいたく心に響いた。

若いころは文章を書くのに難しい言葉ばかり使っていた。難解なものほど凄いという風潮もあり、よけいそうなっていたと思う。でもそのうち「難解」がただのスタイルだとわかり、自分で恥ずかしくなってやめた。世の中に難解な問題はたくさんあるけど、言葉が難解では肝心の問題までたどりつけない。

これはMorris.には結構耳の痛い言葉かもしれない。徳にMorris.の短歌や俳句にはその傾向が強かったと思う。
難しい言葉で難しいことを書く。やさしい言葉でやさしいことを書く。やさしい言葉で難しいことを書く。といろいろ並べると、どうもMorris.はこれまで「難しい言葉でやさしいことを書く」という、最悪のパタンだったような気がして、ちょっと恥ずかしくなった(^^;)

2006/03/30(木)●底冷え●

さ、寒いっ。昨日よりさらに冷え込んでる。どうなってるのぢゃ。3日連続で震え上がった。桜満開はこれで確実に3日以上遅れるだろう。
寒い夜のツイン煙突矢谷君ら4人で京都右京区の上海向け荷物のピックアップ現場。今日も雨が降ったり照ったりと変化の激しい天候。今日は特に風が強かった。突風というか春の嵐みたいだった。
昼食は新福菜館の黒いラーメン。真っ黒麺の醤油味スープはMorris.好みではないが、それなりに美味しいということは認めよう。
5時に作業終了。今夜は朝鮮語講座最終日だったが、今日も倉庫での作業など終えたら7時半。これからセンターに向かっても到着するのは9時前くらいになる。この講座は4月以降も継続することになったので、今日は諦めることにした。
帰宅して風呂に入り、遅い夕食とりながら、録画しておいた日本−エクアドルのサッカー見る。久保、玉田の2トップだったが、いまいち機能しない。というか、数回あった好機にもボールが枠に入らない。エクアドルの凡ミスもあったし、川口のスーパークリアもあって0-0のまま進行。ドローなら上出来と思ってたのだが、最後に佐藤のゴールで日本が勝利を手にした。これは誉めるしかない。エクアドルの実力出せずじまいだったとしても、日本の懸案の守備はまずまず合格点だろう。持ち味(^^;)の決定力不足は相変わらずである。サッカー見終わったら12時超えてた。体がたがたである。

2006/03/29(水)●花冷え●

さ、寒いっ。昨日開花宣言が出たばかりというのにこの寒さはないだろう。
今朝のツイン煙突昨日の高槻現場の続き。今日も昼から雨が降り始めたかと思うと、青空が広がり、天気雨になったり、上がったなと思ったらまた降り始める。途中みぞれまで降ってきた。昨日も変な天気だったが、今日の方がめまぐるしかった。作業は4時に終了。でも倉庫での作業が待ってて、帰宅は7時半。
昨日プリントアウトしたかせたにさんのブログ2005年一年分を読み終える。実に読み応えがあったし裨益するところも多い。比べるものでないことはわかっているつもりだが、このMorris.日乘の「冗長さと、それに反比例する貧しさ」を思い知らされ、ちょっと落ち込んでしまった。これは今日の寒さにも似た、心情的「花冷え」なのかもしれない。

・北海道はアイヌから奪い取った「領土」です。
沖縄は、琉球王朝を滅ぼして得た「領土」です。

「固有の領土」?

そんなもんあるわけないやん--- 「かせたにのつぶやき」2005-03-17

2006/03/28(火)●美空ひばり伯剌西爾公演●

仕事に出る前6chのニュースで、今夜7時から記念番組があるとの知らせがあったので、あわてて留守録予約する。
西根君、オーガスタと3人で高槻のタイ向け荷物のピックアップ現場。昼食は「濱勝」という中華店で週代わり定食頼む。酢豚、蟹玉、鶏唐揚などの取り合わせでどれも美味しい。このところ昼食は当たり続きである。
午後外の物置で梱包作業してたら突然の大雨。篠突く雨とはこのことだろう。物置の天上は薄いので本当に物凄い音がしたし、雨が振り込むので扉閉めてほとんど暗闇の作業。雷まで鳴っていた。桜満開の前で良かった。
二日取りの現場だが、明日もかなりきびしいようなので6時まで作業して、倉庫に戻り終了したら8時である。オーガスタが今日は会社の車で帰るというので同乗させてもらい8時半帰宅。
美空ひばり'70ブラジル公演留守録予約しておいて良かった。ひばりの特集番組半分くらい終わってた。録画しながら見る。「芸能生活60周年記念番組」ということで、武道館、東京ドーム、そして本邦初公開36年前のブラジル公演映像の3本柱構成。何といっても、ひばり33歳のブラジル公演映像というのを見たかったのだ。当時の公演の主催者の息子が所蔵していたフィルムを日本に持ち帰りビデオ化したということだが、裏には他にいろいろ思惑もあるようだが、そんなことはどうでも良く、かなりの時間映像を見せてくれたというだけで、朝日放送に拍手である。
何度も書いたし、これからも書くだろうが、Morris.は美空ひばりと同時代を生きながら、彼女のファンではなかった。いや、毛嫌いしてたことさえあるくらいだ。それが、彼女の死後、だんだんその真価に気づかされてきた。声も節回しもこぶしもリズム感もとにかく尋常ではない。一度でも良いから生のステージを見ておきたかった。後悔先に立たずの典型である。
ブラジル公演は映像も音もかなり劣悪だし、日本民謡をラテン風に(かなりいいかげんに)アレンジしたりと、かなり問題ありだったが、ひばりの声だけはほんまもんである。いやあ録画しておいて良かった。

2006/03/27(月)●恨五百日(^^;)●

春ーーーーっというような陽気である。奥井さんと京都下京区油小路の現場。本当にこんな日は京都に仕事に来るのでなく、のんびり遊びに来たいものである。
荷物はそれほどなくてお昼過ぎに作業終了。
昼食は堀川の「味王AJIOU」という醤油ラーメンの店へ。これがまたなかなか美味しい。和歌山ラーメンに似てるが、スープの甘みが、甘いもの嫌いのMorris.でも美味しいと思う甘さというのが良い。
午後は三田の現場で小物の引き取り、4時に倉庫に戻りコンテナ詰めや雑用済まして7時過ぎ帰宅。まあ今日は楽なメニューだったが、これからが正念場だろう。京都、神戸は今日桜の開花宣言が出たらしいが、どうも今年の花見は無理かもしれない(>_<)
福岡のかせたにさんからのメールで、昨年からブログを開いてたということをはじめて知った。なんてこったい、である。「かせたにのつぶやき」というタイトルで、かせたにさんならではの濃い内容である。とりあえず、今年の分をプリントアウトして一気に読んだ。Morris.の日記のようなたれながしでなく、きちんとテーマに応じた意見が開陳されているし、独特の語り口とウイットもあり、おもしろくてためになる、Morris.好みのサイトである。。うーん、なんで今まで知らなかったんだろう。来月あたりに新著が出るということもはじめて知った。2005年1月開始とのことだからほとんど500日近く知らずにいたということになる。どうしてMorris.に連絡しなかったのかとちょっと、かせたにさんを恨みたくもなった。万一連絡もらってていたのに、Morris.がうっかり見落としてたのだとしたら最悪である。でも、こうやって一気に読めるという意味では、大きなプレゼントもらったみたいなものかもしれない。これから昨年の分をプリントアウトするつもりである。

2006/03/26(日)●休養と芦屋マダン●

8時起床。本当は今日は春待ちファミリーBANDで泉南の催しに行くはずだった。そのため半月前から仕事も休みとってたのだが、急遽都合でMorris.は行けなくなってしまった。まあ、疲れが貯まってることもあるからそのまま休んで休養日にすることにした。
10chの「スタぴか」に島田さんが、天才少女ブルース歌手Reiちゃんと出演するとの知らせがあったので見る。13歳とは思えない歌とギターだった。
昼からぶらっと阪神電車で芦屋に出て、浜風小学校で開かれている「芦屋マダン」のぞく。阪神高速から南の、いわゆる芦屋浜にある浜風小学校で校庭には懐かしい丸ポストが置いてあった。これは実際に使用してるわけではないのだろうが、芦屋には結構この丸ポストあちこちでまだ使われてるようだ。舞台ではちょうど扇の舞やってるところで、これを見た後。踊り子3人並んでデジカメ撮影させてもらう。
芦屋在住のそらさんが「そらまだん」の屋台を出していた。例の「韓国に行こう!」本ももちろん並べて(実はこれが本命)、韓国茶や韓国小物の販売もやってる。Morris.はセンガン茶をご馳走になる。代わりに紙コップ買いに行かされたりもした。となりの屋台のアジョシの「マダン丼」を昼食にいただく。炊き込みご飯ピビンパみたいな奴で、キムチがないのが物足りなかったが、\300ならお得なメニューだと思う。
舞台では学生や在日外国人の踊りや歌があったが、Morris.はおしまいの農楽プンムルがお目当て。芦屋マダンプンムル隊といちおうの名称はあるものの、チャンゴや農楽やってる仲間たちの寄り合いらしい。上手も下手もみんないっしょにとにかく楽しくやろうという姿勢で、これはこれで良いと思う。中にはちらほら見たような顔もあったのだが、記憶力激減のMorris.は名前が出てこない。それでもいちおう挨拶をして、一同の記念写真など撮らせてもらう(^^;)
3時前にマダン終わり、帰りはヨットハーバーの海岸公園を通ってぷらぷらとJR芦屋駅まで歩く。途中花や猫や海技大学のモニュメント(南極観測船宗谷丸のプロペラ)などもデジカメにおさめる。デジカメは相変わらず不調の極みで、ほとんど半身不随状態である。カメラの冥土の土産のつもりで今日は沢山撮影した。灘図書館に寄って、「芸術新潮」4月号の藤田嗣司特集を読む。回顧展が4月から開かれるらしい。京都国立博物館は5月頃らしい。藤田嗣司は特に好きな画家ではないのだが、何か気になる存在である。猫の絵と子供の絵はすごいと思う。
相撲は朝青龍と白鵬が決定戦を行い、結局朝青龍が優勝。


天才ブルース少女Reiちゃん(右)

Reiちゃんのバックドラマーは島田さん

浜風小学校

なかなか頑張ってる

校庭にある丸ポスト

扇の舞の三人娘

「そらまだん」の女主人

「マダン丼」\300

プンムルの始まり

廻って廻って

シクシッカンアガシ

記念撮影

ヨット置き場(黒いのは烏の羽)

ケナリ満開

宗谷のプロペラ

Yellow Rose

Cat Under the Car

Cat and Daffodile
2006/03/25(土)●一番星でSTARTING OVER●

本山のフィリピン向け荷物ピックアップの現場。4人入りでトラックには3人しか乗れないのでMorris.は現場直行、いつもよりかなりゆっくりの出勤。おかげで昨日一昨日の遠出の睡眠不足を取り返すことができた。
今日の客はまだ若い女性で、お母さんや親戚のおばさんが手伝いに来てたが河内出身らしく、河内弁が飛び交っていた。
4時過ぎに作業終了。今日は直行直帰で5時頃帰宅。風呂使ってから所用を済ませ、新開地に向かう。今夜は湊川の一番星食堂でムックさんのバンドStarting Overのライブ。Starting Overはオリジナルのフォークロック系の曲を中心に演奏するバンドで、見るのは2回目だが、今日はリキの入った演奏でムックさんのボーカル&リードギターもパワー全開という感じだった。Morris.はデジカメ撮影したのだが、照明がムックさんから外れていて写しにくかった。フラッシュ使わない主義なのでこういうときは困る。それ以上にMorris.のデジカメはまたまた調子が悪い、というよりほとんど末期的症状である。ときどき完全に撮影不能状態になったりする。 本当に買い替えが必要だ。
Starting Over演奏の後、ムックさんとキューピー林さんが「トロットdeナイト」のプレビューといった感じで、チャンユンジョンの三部作「コッ」「チャンチャラ」「オモナ」を演奏。スーミーさんもバックコーラスとしてステージに。ジャズギタリストのキューピーさんは前奏やリフ完コピしてるし、ムックさんもかなり練習して歌もマスターしてたが、やっぱりユンジョンちゃんの曲は彼女自身の魅力に負うところ大きいだけに、男性が歌うのはちょっと無理があるような気がした。ちょっと路線変更の必要があるかもしれない。それでも、ひさしぶりにムックさんの歌も聞けたし、一番星のボリューム感のあるオムライス食べてビールで乾杯して楽しかった。


Starting Over一番星ライブ

「ぶれ」がいい感じのムックさん

トロットdeナイト・プレビュー
2006/03/24(金)●昨日岩国今日名古屋●

4時起床。としろうに迎えに来て貰い名古屋千種区京命の中国向け荷物のピックアップ。昼食は近所の「海鮮丼 ママハウス」という、居酒屋みたいな店。ここで「漁師丼」を頼む。マグロ丼に、揚豆腐、浅蜊汁、ヌタ、すり身フライなどどれもこれも手のかかったもので、実に美味しかった。
作業5時に終えてから昭和区のマンションに名古屋扱いの航空便の搬入。今日の倉庫での荷降ろしは明日になったので、帰りも部屋の近くで降ろして貰う。それにしても二日連続で遠出は疲れる。
島田和夫部屋スケジュール更新。
高知佐川町の北添さんが昨日亡くなったことを知る。春待ちファミリーBANDの四国での活動にも、言葉に尽くせないくらい良くしてもらった。あまりの早い死は、悲しいというより口惜しく、残念でならない。合掌

2006/03/23(木)●全韓国にMorris.亭オンエア(^^;)●

午前3時起床(>_<) 小川さんの車に同乗して倉庫へ。西根、常見、清水君と5人がかりで、岩国のアメリカ向け荷物のピックアップ現場。岩国なんてめったに行く機会がなく、基地の町というイメージくらいしかない。現場は海に近い住宅地だったが、久し振りに「田舎の香水」の匂いが立ち込めている。道の向かい側が畑で、ちょうど耕運機で耕してるところ、いわゆる人糞飼料を使った有機農業なのだろう。うーーむ、最近は水洗便所の普及もあって、生活の中でウンコの匂いを感じるのは、脱糞時以外にはめったにないだろう。Morris.の子供時代はまだ、汲み取り便所だったから、日常的にこの匂いと共生していたような気がする。有機農業は、現代の消臭、脱臭志向とは真っ向から対立するものかもしれない。
ほぼ5時に作業終了。やっぱり岩国は遠い。神戸着は9時過ぎだった。
帰宅して、韓国MBCのアーカイブで今朝の「アジュトッピョランアチム」見る。アクセスが多いためか、Morris.のPC環境の力不足のせいか、矢鱈途中で一時停止するものの、何とか見ることができた。韓流ブームの関連で、日本で活躍した韓国芸能人やファンなどを取材する「私も韓流スター」というタイトルの特集にMorris.の取材も含まれていたようだ。パクサのレコーディング風景から始まって、すぐMorris.亭での場面。えらく画面が暗いし、クローズアップしすぎてMorris.の顔は歪みっぱなしぢゃ。そして自慢の?家庭内ノレバン状態までしっかり放映されていた(^^;)
そして「どや」でのチャプチェオフもそこそこ映っていたので一安心。しかし、これで韓国人から見たMorris.のポンチャック濃度は鰻上り間違い無しである。全国放送だから、いちおう100万人くらいは見てるのではないだろうか(^o^)
なぜか、アメリカに住んでいる未知の方から、面白かったというメールが来ていた。衛星放送で見たらしい。世界はどんどん狭くなってる。


番組名は「すごく特別な朝」

レコーディング中のイパクサ

Morris.亭を望む(^^;)

オソオセヨ(いらっしゃい)

リラックスしてるなあ

パクサコレクション見せびらかし

イパクサファンクラブ会長になってる

何でか大笑い

そして、家庭内ノレバン

しっかり曲名紹介「アパート」

生野センター街「どや」

韓国グッズと「韓国に行きたい」

チャプチェもばっちり

サムギョプサル食べるMorris.

マシッソヨ(美味しいっ)
2006/03/22(水)●懐かしのOASYS●

昨夜は日本−キューバ戦しっかり録画で見直した(^^;) なかなか面白かったが投手交代があれだけあると時間もかかるわな。見終わったら11時近かった。
今日は矢谷君、浅海君と奈良て帝塚山のタイ向け荷物のピックアップと一部家具を羽曳野に配達。昼食は阪奈道路の途中にある百楽のランチ。生駒山を貫通する第2阪奈道路ができてから、阪奈道路を通ることはめっきり少なくなった。現場マンションの管理人室覗いたら机の上にえらく古いワープロが使われていた。灰色のバックに青い文字とイラスト。親指シフトの富士通のOASYSだった。
午後から雨になる。倉庫作業すまして7時帰宅。倉庫のゴミ箱には、これまた懐かしのシャープの書院が捨ててあった。日本語ワープロもまもなくポケベルみたいな存在になってしまうのだろう。
ソウルのパクサから電話。昨日の取材のお礼と結果を知りたかったらしい。明日の放送は見られないだろうから、こちらで録画しておくとのこと。テープでも送ってくれるのかと思ったら、今度来た時見せてやるということだった(^^;)
明日は岩国の現場なので3時起きである(>_<) 今夜は早く寝よう。

2006/03/21(火)●日本優勝・チャプチェオフ・MBC取材●

8時半起床。
9時半のJRで関空に向かう。11:40到着の便でMBCの取材班が来るということだったから11:20に空港に着くように出発したのだった。関空1FのTVではちょうどWBC日本-キューバ戦始まったところで日本一死満塁のチャンス。ここで死球、四球で2点先取、さらに今江の2点タイムリーで日本4-0でスタートというこの上ない良いパターン。ところがその裏松坂が先頭打者ホームラン打たれてちょっとひやり。というところで携帯が鳴ってMBCスタッフから出口にいるとの電話。取材班と思ったがやってきたのは若い男性一人、PDのキムソウォンさんで34歳でちょっと前に結婚したばかりの好青年だった。「アジュトッピョランアチム すごく特別な朝」という毎朝の番組で、今日の取材は明後日23日木曜の朝8時から9時の放映らしい。ソウルでイパクサのレコーディング、大阪でイパクサファン取材、明日東京で歌手チョンスのインタビューと「軟体おじさん」??のアンケートとか。どうもよくわからん。
JRで天王寺から寺田町に行き、歩いて「どや」へ着いたのが1時半くらいで、こちらもちょうど料理作り始めるところだった。野球は5-1と日本がリードを広げている。参加者は14、5名、大部分が顔なじみだが、韓国から来た若い顔も数名混じっていた。
Morris.は昨日までチャプチェオフというので、みんなでチャプチェを食べて楽しむ会と思ってたのだが、今回は「作って」食べるというコンセプトだったらしい。それも、最初にチヂミ、そしてチャプチェ、おしまいにサンムギョプサルという、定番3点セット。本当ならMorris.はかぶりつきで、デジカメ記録係を勤めるところだったのだが、今回は取材される側ということもあっていまいち落ち着かない。BGMにイパクサのCDをかけさせて貰い雰囲気を盛り上げたり、ソゥオンさんと打ち合わせしたりと忙しい。それに野球の方も気にかかるし(^^;)
「どや」には、そらさんの本「韓国へ行きたい!」や菓子のおまけの韓国ミニフィギュアが飾ってあり、ソウォンさんはこれにも関心を示したので、さっそくそらさんが宣伝につとめていた。
普通よりちょっと厚めでパリパリ焦げ目のついたチヂミも、韓国タンメン使用のチャプチェも、サンギョプサルもとても美味しかった。ああ、もっとゆっくり味わいたかったな。
いつの間にか野球は6-5と1点差に詰め寄られている(@ @) ちょっと騒然となったが、結局9回表に日本が点を重ねて10-5、これで勝負あった。9回裏の攻撃終わって日本優勝決定を見届けて店を出ることにした。その前にもちろん記念写真はばっちり。
タクシーで寺田町まで戻ったのだが、今日の昼間はほとんどがTVで野球見てたためかほとんど人通りがなかったと運手手が言ってた。
いっしょにMorris.亭にたどり着いたのが4時半。ソウォンさんは20:20の伊丹空港から東京へ向かうと言うことだから2時間ほど時間がある。まずはコーヒーでも飲んで話して、Morris.の持ってるイパクサCDコレクション(20枚くらいかな)や、パクサ写真入りマグカップ、イラストTシャツ、サイン入りのケンガリ、パクサ自伝など撮影、Morris.ホームページ内のパクサ部屋の紹介。そしてMorris.がパクサ風に歌ってるところも撮影したいというので、ノレバン98号の登場。トロット連続アルバムを普通よりメモリ3つくらい速くして、トゥルルルルリッヒーの合いの手入りで連続して歌った(^^;) かなりソウォンさんはびっくりしていたようだ。しかし、ひょっとしてこのまま放映されたら、まるでパボだね(^^;)
6時前に部屋を出て、三宮から伊丹行きのバスにソウォンさんが乗ったのを見届けて7時帰宅。ああ、やっぱり今日はせわしなかった。
今からゆっくり録画しておいた野球を見ることにしよう。結果的には今日おいしいところはリアルタイムで見ることができたことになるが、せっかくだから日本の全試合録画で観戦したということにしたい。
ともかくも、日本チームおめでとう(^^;)


関空でもTV観戦

先生はもちろんこの人

撮影開始

魚眼の力の見せ所

ソウォンさんもてもて(^o^)

見事なチヂミ

チャプチェ出陣直前

チャプチェ乱舞

撮影のヒマもないサムギョプサル

単独インタビュー(^o^)

和気藹々

やっぱり野球が気になる

恒例記念写真

パクサ部屋を見るソウォンさん

パクサCDコレクシション撮影
2006/03/20(月)●突撃取材申込?●

8時半起床。久し振りの休みという気がする。洗濯、そうじ済ましてごろごろしてたら、これまた、本当にひさしぶりにソウルのイパクサから電話があった。例によっての早口でなかなか聞き取れない。何でもあさって22日にMBCのスタッフとインタビューに来るとか言ってる。おいおい、明後日は仕事休めそうもないぞ。とにかく折り返しMBCから直接電話してもらうことにする。
ほどなくユヨンスクという女性から電話。これまた電話ではなかなか意志の疎通がおぼつかない。日韓の交流を描く番組の中で、韓国のいろもの歌手イパクサの熱烈なファンクラブの集まりとファンクラブ会長(Morris.のことらしい(^^;))のインタビューやパクサCDのコレクションなどを紹介するということらしい。明後日は時間がないので、会えるとしても夜遅くになるというと、明日はどうだろうという。明日は「どや」でチャプチェオフがあることになってて、Morris.は半月前から楽しみにしてたのだ。この際インタビューにチャプチェオフをドッキングさせることにしてはと思いついた。でもアジュマさんの了解もとらなけらばいけないだろうし、Morris.の部屋でのインタビューはどうしてもしたいみたいだった。
ショートヘアのユンジョンちゃんとりあえず明日、午後「どや」まで来て貰えるか訊ねたら、道がわからないから関空まで来て貰えないかという。ふーっ。ふつう1週間前くらいに打診があって、打ち合わせして取材というのが普通と思うのだが、ほとんど突撃インタビューの勢いだなこれは。韓国式というのだろうか。こうなったらこちらもケンチャナ精神で対応するしかない。明日昼前に関空まで出向くことにした。後は成り行きまかせである(@ @) いちおうアジュマさんには取材OKもらったものの、どうなることやら。本当はチャプチェオフはMorris.が密着取材して、チャプチェレシピページでも作るつもりでいたのに、こちらが取材されることになるとは予想外の展開である。
夕方から元町に出て阪神理容で散髪して三宮ちょっと冷かして7時過ぎ帰宅。本屋に白川静の「字統」の20年ぶりの改訂版が出ていた(\18,000もする(@ @))ので、以前から気にかかっていた「拱」の字を見たら、おお、訓みが「こまぬく」になっている。Morris.の持ってる普及版は本文も索引も「こまねく」となってて、白川静ともあろう人が、と、すごく気にかかっていただけに嬉しかった。過ちを正すのに遅すぎることはない。
朝鮮日報にチャンユンジョンの新曲「コンカクチ--豆の莢」の紹介記事があり、この曲にあわせて髪をばっさり切ってボブヘアーにした彼女の画像もあったが、Morris.はやっぱり前の方が可愛かったと思うぞ。新曲は「春の香り漂う弾むようなハツラツした曲。チャチャチャやマンボ、そしてポルカが調和する楽しい曲に仕上がっている。」とのことで、とにかく明るいリズムナンバーであるらしい。早くおぼえなくては(^^;)
島田和夫部屋スケジュール更新。

2006/03/19(日)●日本決勝進出(^^;)●

5時半起床。朝から雨だ.早出して、西根君、小川さんと津市のアメリカ向け荷物のピックアップ。これは名古屋の仕事で、名古屋の丸山君が先に来ていた。雨は朝のうちにあがったが、やたら風の強い日だった。昼食はcoco一番屋のカレー。はっきり言って好きな店ではないが、名古屋人は結構好きなようだ。
作業は3時半に終了、帰りのトラックの中でWBCの結果を知る。6-0で日本が勝ったとのこと。思わず拍手したけど、実はあまり結果は知りたくなかったさ(^^;) 帰宅してから、結果知らないまま録画を楽しみたかったからね。これまではずっとうまく行ってたのだが、これはしかたない。
ということで、期待しないで録画観戦したのだが、これがまた6回までは0-0の力の入った投手戦で見応えあった。結局7回表の日本の猛攻でワンサイド的になったし、途中雨で45分ほどの中断(こういうとき録画は早送りできるから便利)もあったが、最後まで楽しむことができた。キューバがドミニカを破ったので、あさっての決勝戦は日本時間午前11時からということになる。しかし、これまでの成績4勝3敗の日本が、6勝1敗の韓国を差し置いて決勝進出というのはちょっと複雑な感じもする。どうもオリンピックといい、このWBCといい、勝ち抜き方式がいまいちピントこないところがある。でも、日本にとっては、思いがけない嬉しい結果ということになった。こうなったら、キューバにも勝って欲しいぞ。

【半島を出よ 上下】村上龍 ★★★☆☆☆
 村上龍も村上春樹もMorris.はほとんど読まない。本書はタイトルに惹かれて借りてしまった。北朝鮮の反乱軍(実は違うのだが)が北九州に侵入して福岡を占領するという、近未来(2011年)
小説である。上下巻で千頁近い長さはともかく、冒頭の登場人物紹介に百名以上が並んでいるのにはさすがに驚かされた。これ見ただけで読むのをやめようかと思ったりもしたのだが、これはこけおどかしというか、著者のメモみたいなものだろう。別にこれなくても読むのに障害はなかった。
「昭和歌謡大全集」という作品の登場人物の生き残りが福岡でテロを計画してるところに、先に北朝鮮のコマンドが福岡を制圧するというプロットからして、おしまいがどうなるかは見えたようなものだが、かなりの取材をおこなったしく、そのディテールだけで充分楽しめる作になっていた。
最初に潜入した生え抜きの先発コマンド9名それぞれの略歴や個性の描きわけ、日朝のカルチャーギャップ、精神構造の対比、空路経由の増援隊「高麗遠征軍」の占領政策、違法所得者を中心とする重犯罪者逮捕と処遇、公開処刑、福岡側と中央のねじれ、まるで主体性のない内閣の対外政策、社会からはみ出した若者たちの異常な情熱と彼らを率いるイシハラグループの奇抜な武器たち、地域マスコミ人の思惑と対---などなど、さまざまな小道具を使っての活劇作りのうまさには感心してしまった。村上龍、なかなかやるじゃないか。
それにしても、近未来、それも年号まで指定しての小説は、あっという間に賞味期限が切れてしまう食品みたいなもので、普通の作家ならやろうとしないはずなのに、それを強引にやりおおせたという意味でも賞賛を送りたい。
村上龍は1952年長崎県佐世保生れだから、同じ西九州生れのMorris.は何となく土地鑑みたいなところで理解しやすい部分があった。登場人物の「博多弁」のところどころが不自然だったりしたのは、博多人でないからだということもよくわかる(^^;)
そして「脱北者」のインタビューによって形作られたと思しい北朝鮮のことこまかな状況紹介は、小説以前の感じも受けたりしたが、ともかくよく調べているようだし、朝鮮語のカタカナ表記にもほとんど間違いがなく(これは専門家に校訂してもらったのだろうが)、色んな意味で、本書は虚構を成立させるためのリアルな情報をかなり読み込んでいるという面でも評価したい。

そして人間の中でもっとも殺しやすいのはホームレスだ。ホームレスは子どもに、自分は人生に失敗するだろうからいずれああいう風になるかも知れないという恐怖を与える。また、経済的な負け犬は貧乏くさくて目ざわりで、競争社会の敗残者で、二度と立ち直れないから、成功を漁り、汚い服を着て、からだから悪臭を発し、粗末な家に住まなければならないという風に、マスコミは脅す。銀行預金が引き出せなくなり、そのあとインフレになってから、より露骨に貧乏人は軽蔑されるようになった。貧乏人を軽蔑していいのならホームレスは殺してもいいのではないかと子どもたちは考える。

イシハラグループに参加する直前の少年タテノの心象を借りて、ホームレス狩りをする少年の気持ちを代弁しているのだが、当たってるだけに恐い。

実際問題として九州の警察官と自衛隊を総動員しても、本州に忍び込もうとする高麗遠征軍のコマンドを阻止することはできないだろう。それなのに政府は封鎖を選んだ。つまりそれは形だけの封鎖で、自分たちはこれほど必死で日本全体の治安を考えているんですよというパフォーマンスに過ぎないのだ。福岡および九州以外の国民向けのパフォーマンスだ。実は国民もメディアもそのことはよくわかっている。政府は北朝鮮のゲリラを福岡に封じ込めたのではなく、福岡市民、九州の住民を日本から切り離した。首相の木戸も官房長官の重光も涙ながらに福岡の封鎖を発表した。あの涙はいったい何だったのだろう。犠牲となる福岡および九州の住民への同情と哀れみの涙だったのだろうか。太平洋戦争末期の特攻隊員も涙ながらに指揮官に送り出された。この国の権力者は一部の国民に犠牲を強いるときには泣いてみせると決めているようだ。そして泣いたあとにきれいさっぱりと忘れてしまう。

やや図式的とはいえ、痛烈な風刺と批判である。

ジャズの女性歌手は、あなたが家に帰ってきてうれしい、と英語で歌った。共和国にはかすれた声の歌手はいない。国立芸術団のソロ歌手はもちろん、普天堡電子楽団のような現代風楽団も、歌手の声は透明で一片のかげりもない。かげりというのが退廃に関係しているのだろうか。あの長山串のパンソリの歌い手もしゃがれた声をしていた。八月の月が私たちの頭上で燃え上がっていて、という意味の歌詞が聞こえた。これは恋の歌なのだ。聞いているうちにかすれた声というのは、心に薄くひっかき傷のようなものを作るのではないかと思った。あなたの声は私にまるで恋人たちの激しい愛撫のような甘美な傷を作ってしまう、チョ・スリョンはそういう即興詩を作って作り、何度か声に出さずに繰り返し朗読して、愛撫という言葉が直接過ぎて深みがないと思った。

先発コマンドの一人でハンサムで詩人でもあるチョ・スリョンのハスキーボイス論(^^;)であるが、こういったうがった論も、本書の調味料としてうまく用いられていると思うが、個人的には「退廃」でなく「頽廃」の文字を使って欲しいし、「声を出さずに朗読」というとんでもない誤用には思わず笑ってしまった。声を出して読むことを朗読というのじゃないのかい??
チョ・スリョンの退廃への考察は別のところにも出てくる。公開処刑の場面。

チョ・スリョンは、退廃は胸をときめかす女性への思いや肉欲などとは無縁なのだと思った。退廃は魅惑的なものではなかった。昔父親が教えてくれた外国の童話で、幸福の青い鳥を探し回る兄妹の話があった。兄妹はあちこち青い鳥を探すが見つからない。そして家に戻ってきて、自分の家の籠に入っている鳥が青い羽をしていることに気づくのだ。
チョ・スリョンは退廃とは何かを考えてきた。だが、それは自らの足元にあった。真の退廃とは、多数のために力のない少数者が犠牲になることだ。アリラン祭が頭に浮んだ。あの祭りは、多数派とその権力の正統性を誇示する大規模な催しに過ぎなかったと思った。退廃だけが足りなかったのではなく、退廃そのものだった。大河の中に水溜まりや水滴を残しても見つかるわけがない。軍内公開処刑は不快だ。だが、おそらく必要不可欠で、他に軍紀を維持する方法はない。臨時司令部の統治が間違っているわけではない。統治や政治というものは、力の弱い少数者を犠牲にする装置を最初から内包しているのだ。集団や軍や国家の均衡がとれている間、その装置は穏やかで目立たない。だが危機に際して装置は稼動し、必ず少数者が犠牲になり、少数者に組み入れられることを誰もが忌避しようとして、その瞬間隠蔽されていた退廃が露になる。


これは、これは、なかなかリキの入った考察である。この文章を含む章のタイトルが「退廃の発見」だもんね。
船団を組んで福岡に向かう後続部隊への動向を巡って地方記者黒田の見解。

後続の十二万人が来ると、いったい何台の携帯電話が必要になるのだろうか。福岡経済は弱りきっていたので、利益を計算してほくそ笑んでいる業者が大勢いるのだろう。十二万人の移住は大きな需要を生む。だが高麗遠征軍の本質を見抜いている人間は少ない。こいつらが福岡に順応すると思ったら大間違いだ。病気の人間や虫に対する態度でわかったのは、こいつらの排他性と閉鎖性だ。異質なものは排除するという考え方が、頭ではなく内蔵に刷り込まれている。だから非協力的で反抗的な組織や人間を社会から排除するのは、彼らにとっては善なのだ。金日成や金正日はそういう国民的特性をうまくりようして政敵を粛清し恐怖政治を維持したのだろう。
絶対に好きになれない連中だと黒田は思った。言葉遣いもていねいだし、驚くほど礼儀正しいが、それは排他的で閉鎖的であることの裏返しだ。外部と距離を置くだけではなく、外部を信用していない。そもそも外部そのものが嫌いなのだ。集団い忠誠を誓うエリートは大事にされるが、異議を唱える者、違う価値観を持つ者、病弱な者、障害をもっている者などは徹底して排除される。

これは村上の正直な意見なんだろうな。続けて、ぼやきともいえそうなつぶやき。

日本政府の態度は、友人の会社に誘われたときの夫の態度に似ていた。今の会社を辞めるのもいやばってん、あいつの頼みを断るわけにもいかんもんね、というのが当時の夫の口癖だった。十二万の部隊に日本領海を越えて福岡に入られるのも困るが、テロを起こされても困る、というのがこれまで一貫した政府の態度だった。何かを選ぶというのは同時に別の何かを捨てることだが、それがわかっていない人間が大勢いる。夫はその典型だった。たぶんあの嫌味な母親にあまやかされたというよりも、押しつぶされたということかも知れない。夫の母親は、後悔と不幸と自尊心が顔の皺に埋め込まれているような女だった。わたしの言う通りに生きればすべてが手に入るが、背くと何も得られないと脅しながら子どもを育てたのだらおう。自分で考え、自分で判断して決定することに何の利益もないと刷り込んできたのだ。

こうやって、ついついあちこち長々と引用をしてしまったが、それだけMorris.を捉えるところ多い作品だったということにもなるだろうし、村上の語りにのせられたのかもしれない。
しかし、本書は、そういったエピソードの面白さを含みつつダイナミックな事件小説としてのストーリー展開も充分楽しませる構成になっているし、むらはありながらも、とりあえず最後まで読者を引きずっていく力をもっているということだ。どうもデビュー作があまりMorris.と合わないことから、食わず嫌いでいたのかもしれない。登場人物が重なる「昭和歌謡大全集」あたりを読んでみようかと思っている。

2006/03/18(土)●果報は寝て待て(^o^)●

6時起床。仕事に出る前にメールとぐいぐい酒場チェックしたら、かせたにさんの書き込みの中に「 今夜はテキーラをあおっております。
 メキシコに敬意を表しながら・・・・」というフレーズがあって、びっくり。これはひょっとして、メキシコがアメリカを破って、日本の準決勝行きが転がり込んで来たのだろうか、と、あわててニュースサイト覗いたら、本当にメキシコが2-1で勝ってる(@ @)
一昨日の日記のタイトルにも「日本終了」と書いてしまったくらい、あれで日本は終わったと思ってただけに、この奇跡の番狂わせは嬉しすぎ。メキシコさんありがとう、7点も取ってアメリカを破った韓国チームありがとう、失点最小限に押さえた日本チームの投手陣ありがとう。である。
これで、Morris.の望みどおりの展開になってしまった。本当は昨日のお昼には結果わかってたはずなのに、Morris.は昨日は疲れ果てて、帰ってから風呂、食事、日記、掲示板書き込みしたあと、倒れるように寝てしまったから、何も知らずにいたのだった。

今日は、矢谷君と芦屋のアメリカ向け荷物のプレパック。ボクシングが趣味のお客さんでベランダにサンドバッグがあった。これも梱包したのだが、ずっしりと重い。漫画なんかでは、よくこのサンドバッグを平手で突き破ったりするシーンがあるが、実際に現物を見るとそれは不可能だということがよくわかる。
昼食は芦屋のもっこす。この店は神戸市内に支店多く店ごとの味の差が大きい。この芦屋店は不味い方の代表みたいだったが、今日はまずまずだった。
昼前から雨になったが、何となく気分がよい。でも明日の日曜日も仕事なので日韓戦実況で見ることができない(>_<)今回のWBCのアメリカでの日本の試合はすべて録画で見ることになる。明日もしっかり留守録予約すましている。

【吉野弘詩集】 ★★★★ やはり、現代詩文庫の1冊で、昨日読んだ黒田三郎詩集と同じ頃(1972)に買ったものらしい。定価\320というのが時代を感じさせる。
吉野弘は前から好きな詩人で、時々読み返したりもしていたのだが、また一通り読み通しながら、新鮮な感動と驚きを感じずにいられなかった。やさしい言葉を使いながら、実に魂の深い部分を突いてくる詩句のオンパレードである。
「奈々子に」「日々を慰安が」「burst」「I was born」「みずすまし」「夕焼け」などタイトルを見てすぐ思い出せる詩が多いのはMorris.が愛読した証拠でもあるのだろう。そして「身も心も」

身も心も

身体は
心と一緒なので
心のゆくところについてゆく。

心が 愛する人にゆくとき
身体も 愛する人にゆく。

身も心も。

清い心にはげまされ
身体が はじめての愛のしぐさに
みちびかれたとき
心が すべをもはや知らないのを
身体は驚きをもってみた。

おずおずとした ためらいを脱ぎ
身体が強く強くなるのを
心は仰いだ しもべのように。

強い身体が 心をはげまし
愛のしぐさをくりかえすとき
心がおくれ ためらうのを
身体は驚きをもってみた。

心は身体と一緒なので
身体のゆくところについてゆく。
身体が 愛する人にゆくとき
心も 愛する人にゆく

身も心も?

形而上詩人と呼ばれるイギリスの詩人ジョン・ダンの詩みたいでもあるが、おしまいのクエスチョンマークなんか、絶妙だな。吉野は言葉の選び方にしても、こういったちょっとした工夫にしてもかなりのテクニシャンでもある。

−−−誠実でありたい。
そんなねがいを
どこから手に入れた。

それは すでに
欺くことでしかないのに(「雪の日に」)

ひとが
ひとでなくなるのは
自分を愛することをやめるときだ。

自分を愛することをやめるとき
ひとは
他人を愛することをやめ
世界を見失ってしまう。

自分があるとき
他人があり
世界がある。(「奈々子に」)

やさしい心の持主は
いつでもどこでも
われにもあらず受難者となる。
何故って
やさしい心の持主は
他人のつらさを自分のつらさのように
感じるから。(「夕焼け」)


挙げていくときりがない。実は今回の再読の目的は血友病をテーマにした詩が吉野弘が黒田三郎にあったような気がしてそれを確かめるためだった(吉野の「命名」という詩がそれだった)のだが、結果として、Morris.が吉野弘の詩の世界に思った以上に影響を受けていることを再確認することになった。
そして今回、以前はあまり注目していなかった、吉野作品への関心も生じたようだ。



なめらかに圭角のとれた
かしこい小石を
思うさま 砕いてやりたい。
砕かれて飛散する忍従を見たい。
収拾できない破片の上に
呆然と立つ恥辱を見たい。
むきだしにとんがった刃からすべてを
はじめるようにしてやりたい。
するどく他を傷つけ、自らも傷つく刃から
すべてをはじめるようにしてやりたい。
刃を自他に容赦しない 無数の石の
かけらの間から
新しい思索と生甲斐とが
苦痛と共に語りはじめられるのを
聞きたい。


ちょっと前に内田樹が安原顕を「圭角のある人」と呼んで評していたことが条件反射的に思い出されたのだが、たしかにこの詩は、内田に捧げたくなるような部分を持っているな(^^;)

2006/03/17(金)●ちょいとお疲れ●

西根、溝渕君と朝は羽曳野の荷物の引き取り。団地内の道が狭くて家が見つからず往生したが作業はさっくりと終わる。
昼食は富田林の神坐でラーメン餃子定食。可も無く不可もなし。
午後は河内長野のオーストラリア向け荷物の引き取り。ほとんどお客さんが懇望してたので、チェックとリパックで、これも1時間ちょっとで作業終了。
倉庫で荷物バン詰めして定時に終了。このところ繁忙期でほとんど休みなしである。さすがに疲労が蓄積しているのがよくわかる。

【黒田三郎詩集】 ★★★ ちょっとしたきっかけで、現代詩文庫の数冊を引っ張り出して読み返すことにした。黒田三郎はそれほど好きだったわけでもないが、いくつかの詩のいくつかのフレーズは印象的だった。

道はどこへでも通じている 美しい伯母様の家へ行く道 海へゆく道 刑務所へゆく道 どこへも通じていない道なんてあるのだろうか(道)

死のなかにいると 僕等は数でしかなかった(死のなかに)

あいつも死に こいつも死んだと 知らせてまわらねばならないのか(微風のなかで)

歳月は ただ過ぎ去るために あるかのように(ただ過ぎ去るために)

落ちてきたら 今度は もっと高く もっともっと高く 何度でも 打ち上げよう 美しい 願いごとのように(紙風船)


思潮社の現代詩文庫は現在もあるが、始まりが1967年で、この黒田三郎は6冊で、Morris.の持ってるのは72年の第8刷である。ともかく40年くらい前の本ですでに「現代詩」とはいいがたいのかもしれない。それでもこのシリーズはMorris.には思い出深い。
本書の最終ページに全60巻の一覧が載っている。72年の時点で48冊が発行されている。もちろん、このシリーズはずっと継続されて第一期、第二期、と巻を重ねているし、同一詩人の続編や、世界篇、近代詩人篇など多様化しているが、やはりこの時期の価値と重さはとっくに無くなっているようだ。
黒田三郎は大正8年(1919)広島生れ。Morris.の父とほぼ同世代である。1947年「荒地」創刊からのメンバーで、戦後詩人の精鋭の一人といえるだろう。
詩集「ひとりの女に」が有名で、本書にも全作が収められているが、今読み返すとかなり古びた感じがするのは否めない。
今回読んだ中で一番心に沁みたのは、一人娘ユリちゃんのことを歌った詩集「小さなユリと」だった。

夕焼け

いてはならないところにいるような
こころのやましさ
それは
いつ
どうして
僕のなかに宿ったのか
色あせた夕焼け雲のように
大都会の夕暮れの電車の窓ごしに
僕はただ黙して見る
夕焼けた空
昏れ残る梢
灰色の建物の起伏

美しい影
醜いものの美しい影

2006/03/16(水)●韓国全勝(^o^)日本終了(>_<)●

としろうと倉庫作業。昼食はR-2の「小麦の実り」という讃岐うどんの店でぶっかけおにぎり定食。最近は関西でもちょっとした讃岐うどんブームで、専門店やセルフ店もあちこちで見かけるようになったが、あまり美味い店にはあたらない。この店は「当たり」だと思う。大根おろし、生姜、胡麻にレモンを綺麗にレイアウトして出してくれるし肝腎の麺もこしはしっかりしてるしのどごしも良い。近所でまともな讃岐うどんの店ができたということは喜ばしい。ただ、昼食にうどんというのは、いまいち腹持ちがよくないというのが玉に瑕である。本場なら驚くほどの低価格なのでお代りしても問題ないが、こちらではちゃんとした価格つけられているので、そうそう注文追加はできかねる。
午後から雨になった。夕方、先週船便を配達した芦屋のドイツ人現場に航空便配達。雨脚が強くなってちょっと困った。
今日はそのまま途中で降ろしてもらい、帰宅。
15年前そのままのキムヘリム録画しておいた日韓戦見る。何と韓国はパクチョンホが先発。日本は渡辺で、二人とも好投続けて5回を投げきる。二塁走者岩倉が里崎のヒットでホームを狙ったが走塁中に足を傷め、外野の好返球もあってタッチアウト。これが今日の明暗を分けたようだ。8回には岩倉と交代した今江が三塁楽々アウトのケースで落球。そのあと藤川ヒット打たれて2点献上。9回に西岡のソロホームランで1点差に迫ったがそこまで。韓国は緒戦から負け無しの6連勝。日本の準決勝進出は実質的に不可能になった。あーあ、今日日本が勝ってたら、日韓そろって準決勝進出だったのに。まあ、これは勝負の世界だから仕方ないか。こうなったら、かなりむずかしいとは思うが、韓国がアメリカを連覇して決勝戦に駒を進め、WBC初代チャンピオンになって欲しいところだ。
KBS「歌謡舞台」見たら、キムヘリムが出演して「ムルセハンマリ」を歌った。90年初頭のアイドル歌手で、その後バラード歌手になったと思ってたのだが、この「歌謡舞台」はトロット演歌中心なので、意外だったのだ。それよりびっくりしたのは、彼女が顔といい、衣装といい、15年前そのままみたいだったことが驚きだった。

2006/03/15(水)●日本、メキシコに快勝●

昨日と同じ芦屋の現場の最終日。昼食も昨日と同じ小金屋食堂。
今日の日本ーメキシコ戦も、留守録していて、帰るまで結果知らないままでいられたので、また最初からしっかり観戦することができた。先発松阪は頑張ってたが、日本の攻撃はちぐはぐで、チャンスを潰してたのでちょっといらいらしたが4回、小笠原の2打点ヒットでふっきれたようで、終わってみれば6-1の快勝。これで明日の韓国戦に勝てば二次リーグ勝ち抜けの可能性大となる。Morris.の希望としては、明日は日本が勝って日韓がともに準決勝に進メタらいいと思う。
それよりも、まずは明日の日韓戦が注目だが、何とTV実況放送はない。午後2時から毎日放送で「録画」放映とある。どっちにしろMorris.は明日も仕事だから見られないので、留守録するつもりだが、それでも、短時間に編集された録画番組というのはちょっと味気ない。問題はそれよりも試合の結果だけどね。

【風狂に生きる】三國錬太郎 梁石日 ★★★☆☆ 約半分が二人の対談。二人の知人による紹介的エッセイ。そして、三國の全映画、簗の全作品の自己解題という構成。
Morris.は梁石日の作品はほとんど読んでるが、三國2関してはほとんど知らない。釣りバカ日誌で好々爺のスーさん役を思い出す程度だった。しかしこの対談と、出演作解説の語りにはすっかり魅了された。すごい人物である。脚本の読み込み書き込みなどは尋常でないし、自作の評価も厳しく、監督への苦言もはっきり言ってる。

ここで川島さんの天才ぶりに接したわけですね---。つまり映画というのは時空を越えたものであるという演出に魅せられました。『幕末太陽伝』とはひと味違う実験的なものです。
井上靖さんの原作なんですが、井上さんのものは筆先に幻惑されて映像にしにくいきらいがありまして、少々蹈鞴を踏んだという記憶があるんですが、あえて挑戦しようと腹を決めたんです。(「あした来る人」1955 川島雄三監督)


 昔のお坊さんというのは、そういう総合的な何かをやっていたんでしょうね。ヨーロッパも昔は一人の人間が。宗教家であり、哲学者であり、数学者であり、天文学者であり、医者であったりしますが、基本は人間学だったと思います。それがだんだん専門的になって分化していくわけですけれども、その結果、人間学が欠落していく。
三國 ぼくもいろいろな方とお会いして話をお聞きするんですが、日本の学者先生は理屈好きのくせに議論が嫌なんですね。僧侶にしても然りです。あまり深く質問してはいけないんですね。僧侶の説教は一方的に喋るだけと決められてるようなんです。不思議な申し合わせがあるんでね(笑) 質問されたことに答えるヒマがないということでしょうか(笑)
 聖と俗の世界がありますが、大体そういうふうに色分けすること自体、じゃ聖とは一体何かということでしょう。聖と俗というのは、要するに身分制ではないですか。

三國 ある意味では再生産された日常が崩壊しない限り、永遠に制度という構図は尾をひいて、これからも続くんじゃないかとおいう気がしますがね。
 頂点に天皇制があって、その次に政治家とか財界とかいて、下のほうに被差別部落がある。もし被差別部落をなくしたら、いちばん根っこが崩れるわけだから、全部崩れるんじゃないかという恐れがあるんじゃないかと思うんです。どうしても必要になってくるわけですよ。差別対象としては。
三國 「必要悪」という言葉はあるべくしてつくられたんですかね。
 どうしてもそういう対象がないと具合悪いわけですよ。---、また、最底辺と言われる被差別部落と天皇が非常に近いんですね。ある意味で、観念的なことや儀礼的なことでつながっていたり、ある権力の代行として「非人」が実際に権力を持って取り締まったりする。ある種循環の構図みたいなものがありますね。

三國 ただ、生理的に終始一貫して、ぼくは権力嫌いというところがあります。権力を笠にきて何か言われますと、ものすごく反抗心が沸くんですね。
 それはどんな映画でも、画面に出ていますね。
三國 そうですか、やっぱり凡優なんですね(笑)
 何となく出てますよ。画面で感じます。それがまた、三國さんの強い独特の個性にもなってると思います。
三國 だからですかね、何回も業界から干されたことがありました。監督もそうですが、脚本家の方にも、「こんな子どもだましみたいなこと演らせるな!」なんてちょこちょこ言いますからね。


こうなると、やはり、三國の代表作といわれる「飢餓海峡」「神々の深き欲望」「利休」くらいはビデオでもいいから見ておきたくなった。

2006/03/14(火)●韓国美国に快勝●

今朝も昨日を上回るくらいの寒さである。
先週行った芦屋ドイツ人宅の現場。昼は宮川の小金食堂でカツ丼定食にしたのだが、付いてきた沢庵が久し振りにしっかりした沢庵で美味しかった。日本人が韓国人の悪口を言うときよく「キムチ臭い」というが、韓国人が日本人の悪口を言うとき「タクワンネムセガナンダ=沢庵臭い」という。そしてトンカスやキンパなど頼むとたいてい「タクワン」が付いてくる。このタクワンが薄くて白っぽくて酸っぱくて、とても貧相でまずい。このタクワンでもって日本人の味だと思われたのではいい迷惑である。とはいうものの、最近日本では沢庵の需要は激減してるのではなかろうか。たまに出てきても、合成着色料そのままの真黄色で味もそっけもないものが多かったりする。
夕方は神仙寺通りのインド人現場にヘルプに入る。
何でもWBC(というらしい)で、韓国がアメリカを7−3で破ったらしい。昨日のとんでもないミスジャッジの後だから、すごく嬉しい。こうなったら何とか日韓両チームが勝ち残って欲しいぞ。嬉しくて韓国新聞のサイトを見て廻ったが見出しが「年俸45億ウォンの韓国、960億ウォンの米国破る」だった(^^;)

2006/03/13(月)●冬本番??(>_<)●

5時半起床。今日は彦根現場なので早出である。部屋を出る頃から日米野球、ぢゃなかった、ワールド野球何とかの日本−アメリカ戦が始まるところだった。これは録画して帰宅してから見ることにする。
今日の摩耶埠頭の夜明け今日もなんか寒い。昨日が東大寺のお水取りだったから、この時期の寒さは伝統的なものかもしれない。摩耶埠頭の朝日が美しかった。
西根、荻野君と3人で以前船便を取りに行った現場の第二便と保管荷物引き取りの現場。何と彦根は吹雪いていた(>_<) 根雪ではないが見る見るうちに積もっていくし、風が吹くと本当に震え上がるほど寒い。昼食は「昭和29年創業の幸楽苑」というチェーン店で、ラーメンおにぎり定食。2回目だがここのラーメンは麺がMorris.の一番苦手な太めのやや縮れ麺。スープは豚骨+鶏ガラでそこそこ美味いだけにもったいない。そして、おにぎりはパリパリ海苔にシャケの切り身が付いたなかなかの優れもの、また小ぶりの餃子が程よい焼き具合でこれまた美味しい。これで\700ちょいというのはリーズナブルなのだが、あの麺がなあ(>_<)
5時までみっちり作業やって、倉庫に戻ったら7時過ぎ。
帰ってから、録画しておいた野球見る。何とイチローが先頭打者ホームラン(^o^) その裏日本守備の乱れでピンチになったもののダブルプレーで切り抜け、2回にも2点追加して3-0、これはいけるかなと思ったが、アメリカの強打で同点に追いつかれる。それでも日本はファインプレー続出で互角の戦い。7回表一死二、三類で外野フライでタッチアップした西岡が帰って日本逆転。と、思ったら、何と主審が塁審の判定を覆して得点取り消し。ビデオで何度見ても完全なセーフである。これはあまりにひどすぎるジャッジと思う。9回裏藤川がさよなら負けとなったが、今日のゲームはアメリカ野球の汚点になるだろう。今日は日本チームの健闘を称えたい。

2006/03/12(日)●さよならnafsha●

朝から雨模様(>_<)
今日は明石で、つかちゃんと矢谷君も参加するストリート演奏があるので、これを見に行くつもりで、仕事も断って休みにしてたのに、開催されるかどうかもわからない。
矢谷君に携帯メールで様子を聞いたら昼過ぎに返信が来て、いちおう開催されるらしいので、JRで明石に向かう。事故か何かでちょっと遅れてたが1時半に明石着。
数ヶ所に仮ステージ設けての催しで、まずは本町の日活前へ。ジャガランダのママが一人で弾き語りしたあと、つかきちゃんのバンドニューキャッスル。そして矢谷、伊藤、えりちゃんのT&T。この日活はポルノ映画専門劇場で、なかなか趣のある絵が撮れると思ったのだが、市役所関係が気を回して正面のポスターは隠されていたのが残念だった。日活前は天気のせいもあって人通りも少なく観客は少なかったが、演奏はそれなりに楽しめた。
3時半からは、明石駅前のステージでのつかきちゃんの演奏で、雨も上がり観客も増えたし、怪しいおじさんたちの踊りもあって、大いに盛り上がった。掲示板ぐいぐい酒場常連のらみさんが、息子連れて応援に来てたし、ムックさんも相棒のうなぎさんが別ステージでもやってたので応援。催し終わった後、ちょっと時間が余るというので、ムックさんとふたり駅前のジャンカラへ。ここは日曜でも昼間(6時まで)だと1時間\190で飲み放題というとんでもないサービス。しかもいちおうチューハイなども飲めるとあって、ふたりで10杯近くお代りして、しっかり2時間ちかく歌いまくった。ユンジョンちゃん3部作も揃ってたのがうれしかった。
そのあと新開地の「nafsha」へお別れに寄る。今日で閉店ということを昨日知ったので、何かばたばたという感じだが、かなり以前からこのことはきまってたらしい。ここでは春待ちファミリーBANDのライブも何度もやらせてもらったし、津吉ゆうこの作品展もあった。Morris.はこれまで、客として行ったことはなかったが、経営者の人柄もあって実に暖かくすてきな空間だった。印刷所のビルに間借りの店で、造作もあまり手を加えすいい感じを醸し出していた。ちょっと残念でもあるが、また、どこかで別の機会、場で会うことになるだろう。ありがとう。おつかれさまm(__)m


日活前でのT&T演奏

ポルノ映画看板前のT&T

らみさん母子とつかちゃん

こちらは明石駅前ステージ

おっさん踊りまくり

Morris.&ムックさん歌いまくり

nafshaの看板

満員御礼の最終日

好きだったドア、印刷所側から
2006/03/11(土)●恐怖のbank-bed●

バイトも含めて7人がかりで、芦屋のドイツ人宅の引越荷物の配達。部屋は2階なのだが、急な斜面に建てられた集合住宅で、道沿いの5階から降ろすことになる。それでも階段は広いし、人数も多かったので荷物自体は午前中に降ろし終えた。
昼食はあじゅちの和歌山ラーメン。このところえらくラーメン連続して食べてる気がする。
午後からは開梱で、Morris.は台所の食器から出していく。これもまあ普通のペースで完了。ところが、子供部屋に入った溝渕君が、バイトと二人で二段ベッドの組立にかかったはず、2時半の休憩でも半分もできてない。このベッドは角材をボルトで留めるタイプで、順序を間違えると初めからやり直しになったりする厄介物だった。4時前に矢谷、秋本君にもヘルプに入ってもらい、最後は総勢8人がかりで組立にかかり、いくらなんでもこれは多過ぎである。結局組立終えたら5時半過ぎてた(>_<)
今夜は三宮で春野由利さんのバースデイライブがあったのだが、Morris.は手元不如意のためパス(>_<) ああ、友だちのライブくらい気楽に行きたいものである。代わりに部屋で一人淋しくKBSアーカイブの「歌謡舞台」見る。「春の歌特集」というのがちょっと皮肉だった。

2006/03/10(金)●恋してオモナ(^^;)●

朝から雨。としろう、小川さんと芦屋ドイツ人宅現場のプレパック。かなり部屋数の多い現場で、今日はMorris.はダイニングルームにかかりきり。
昼休み車のラジオ「昼の歌謡曲」とかいう番組で、若手演歌歌手林あさ美が、DJみたいなことやってて、自分の好きな歌をかけてたがその選曲がなかなか渋い。そしておしまいに自分の曲3曲をかけたがラストが「恋するオモナ」だった。もちろん、ユンジョンちゃんの大ヒット曲の日本語カバーである。この曲のことは、去年から知ってはいたが、実際に聞くのはこれが初めてである。これがまた、歌詞といい歌唱といい、悪くない。はっきり言って歌は、こちらの方がかなり上手いといえるだろう。もっと早く聞いとくべきだった。ちょっと林あさ美に注目である。
最近知人の掲示板に書き込みしたら「投稿内容に問題があります!」というerror表示がでて、はねられてしまった。。おいおい、これはどうしたことだろうと、知人のブログに書き込みしたら、その掲示板は、投稿内容に含まれてる熟語をチェックして、該当する熟語があると書き込みを禁止するとのこと。知人がerror表示になった発言で、いくつかの単語を減らしたりしてちぇっくしたところ「熟女」という単語が禁止用語だったらしい。
左からチュヒョンミ、ヤンヒウン、インスニそれではMorris.の書き込みでは、何が問題だったのか、調べてみた。まず「在日」というのかなと思って、試したら、これは問題なかった。結局Morris.発言中の禁止用語は「風俗」だったらしい。いわゆる「風俗産業」の関連だろうと想像はつくのだが、この言葉は普通に使われるものだから、この掲示板の一方的排除ぶりはナンセンスだと思う。いわゆるマスコミの自主規制、差別用語撤廃運動、言葉狩りの変種と思われるが、Morris.の基本姿勢は、こういった規制には断固絶対反対である。
先週の「開かれた音楽会」見ようとKBS日曜日の番組表チェックしたが見当たらない。良く見たら「韓国放送79周年記念特集3ディーヴァコンサート」番組があった。ヤンヒウン、インスニ、チュヒョンミの3人のベテラン歌手の競演らしい。それぞれ個性、実力兼ね備えた3人だが、ディーヴァというのは、ちょっと違うんじゃないかい(^^;)と突っ込みいれたくなった。でも番組は文句無く充実の1時間50分だった。オープニングは、ヤンヒウンの「サランイヤ」を3人で歌い、後は交代交代で自分の持ち歌を歌いまくる。途中、チュヒョンミがヤンヒウンの名作「ハンゲリョン」を歌ったり、ヤンヒウンがインスニの「インセン」歌うなどのサービスもあったり、洋楽や民謡や韓国トロット名曲メドレーなど、何を歌ってもさまになってる。韓国歌手の底知れない力を存分に思い知らされてしまった。
ヤンヒウン、熟成のフォーク。インスニ、入魂のロック。チュヒョンミ、嬌艶のトロット。といったところだろうか。フィナーレに、ユンボキの「ヨロブン」を3人で歌ったのはちょっとびっくりしたが、好きな曲なので嬉しかった。

2006/03/09(木)●煙草アリラン●

矢谷君と河内長野の上海向け荷物のピックアップ。
トラックの中で、kissFMの朝の番組に矢谷君の知り合いの書家みすずさんが出演しているのを聞くことができた。
新発売アリラン作業は食事抜きで午後1時半終了。遅めの昼食は富田林の長浜一番。このチェーンは間違いなしの博多ラーメンなので、Morris.は大満足。
民団新聞のコラムに、韓国で「アリラン」という煙草が新発売されたとあったので、Daumで探したら記事とカラー画像があった。それによると「アリラン」という名前の煙草は今回が3回目らしい。最初の「アリラン」は韓国最初のフィルター付煙草で1958年に発売されて76年まで。次が84年から88年まで。そして今回の新製品ということになる。このネーミングは煙草吸わないMorris.でも一箱買ってみようかという気になるくらいで、写真をみるとデザインも悪く無さそうなのに、何と韓国でも全体の下1/3に「健康に注意」の不様な表示があるではないか(>_<) こういうのは、真似しなくていいのになあ。

【放浪の天才詩人 金笠】崔碩義 ★★★ 朝鮮李朝時代末期の詩人金笠(キムサッカ)(1807〜63)の名前だけは知っていたが、どんな詩を書いたのか皆目知らずにいた。本書は新書なので、手軽にアウトラインを知ることができるだろうと思って借りてきたのだった。結果は、まずまず満足だが、金笠の詩は基本的に漢詩なので、素養のないMorris.にはちょっと敷居が高かったが、著者の現代語訳はよくこなれていて(こなれすぎという気がしないでもないが)解りやすかった。
金笠の「笠 サッカ」というのは一種の仇名である。もともと安東金氏の名門生れだが、祖父が民衆の乱に巻き込まれて身分を剥奪されてしまい、金笠はそれを二十歳の時初めて知り、それを契機に放浪詩人になったらしい。彼の死後、その存在は伝説的なものとなってしまったが、日本支配下の1920年から30年代に李応洙(イウンス)が金笠の詩や逸話を蒐集して39年に初めての「金笠詩集」を出版した。
作品への理解とは別に、金笠の人気は一人歩きしていて、KBSが1964年から25年間、毎日昼夜2回にわたって「金笠放浪記」というラジオ番組が人気を博し、国民の間に現実とはかなり違うイメージを植え付けたようだ。
ところでMorris.は、ソウルのパゴダ公園で、金笠に会ったことがある(^o^) 右にあるのがその証拠写真である。詳しくは2004年2月韓国旅行記を見て欲しい。
金笠が特に好んだ金剛山の短い詩を一つ挙げる。

[金剛山]
松松柏柏岩岩廻 松と松、柏と柏、岩と岩のあいだを廻ると
水水山山処処奇 水また水、山また山、至るところが奇景だ

簡単な漢字だけでいかにも金剛山の素晴らしさを誉めたたえている見事な詩だと思う。金笠はこのように畳字を使うのが好きで、上手かったようだ。その最たるものが次の是是非非の詩である。

[是是非非詩]
是是非非非是是 是を是とし非を非とする是は是に非ず(否定)
是非非是非非是 非を是とし是を非とするは非に非ず是なり(肯定)
是非非是是非非 是を非とし是を非とする是こそ非の非なり(肯定)
是是非非是是非 是を是とし非を非とする是の非こそ是なり(否定)

この詩はあたかも、世の中に絶対的な善悪、黒白は存在しないという禅問答のようでもある。すべてのものを相対的に捉えようとする思考で、いわば、金笠独特の超俗、滑稽、韜晦の哲学かも知れない。全く奇妙な詩である。


これは完全に言葉遊びで、こけおどしだと思うが、こうやって人目を驚かす作は、金笠の伝説化に一役買っていると思う。
もう一つだけ、畳字を使った作品を挙げる。Morris.はこれが一番気に入った。

[白鴎詩]
沙白鴎白両白白 砂も白く鴎も白い、両方とも白と白なので
不弁白沙与白鴎 白沙なのか白鴎なのか、見分けられない
漁歌一声忽飛去 漁夫の舟歌ひと声に、鴎がにわかに飛び立ち
然後沙沙復鴎鴎 それでやっと砂は砂に鴎は鴎に戻った


その他、ハングルの形象を面白おかしくからかったり、漢字の音と固有語の通音で洒落た詩なども面白かったが紹介がややこしいので、パスする。
本書には約50編の金笠詩が収められているので、入門書としても有益であると思う。ただ、Morris.個人的にはそれほど好みの詩人とは言い難い気もする。
また、金笠とは関係ないが、韓国朝鮮に関する雑学めいたことがいくらかあったので、これも引いておこう。
いわゆる朝鮮八道の地方別の性格定義と、朝鮮の雅称である。

畿中(京畿道) 鏡中美人 温厚
関東(江原道) 岩下老仏 質朴
関北(咸鏡道) 泥田闘狗 勇猛
海西(黄海道) 石田耕牛 執念
関西(平安道) 猛虎出林 活発
湖西(忠清道) 清風明月 穏和
湖南(全羅道) 風前細柳 鋭敏
嶺南(慶尚道) 泰山峻嶺 剛直

通常三千里はきわめて遠い距離をいう場合の表現であるが、朝鮮では、その国土が南北に三千里に及ぶほど広大だという意味で主に使われてきた。すなわち、ソウルから北の咸鏡北道慶源(キョンウォン)までが二千里、ソウルから南の全羅道海南(ヘナム)までが約千里、合わせて三千里になるという計算である。そこから「三千里錦繍江山(サムチョルリクムスガンサン)」というような言葉も生れた。さらに朝鮮を意味する雅号としては青丘、青邱、鶏林、槿域、韓、東国、東土、海東、東邦、檀国、大東など、きわめて多い。

2006/03/08(水)●家庭内ノレバン●

8時起床。
むっくさんから、新今宮にモツ鍋のお誘いがあったが、諸事情によりパス(^^;) そのかわり、新今宮の帰りにMorris.亭に寄ってもらうことにした。
テープの整理も兼ねて古い衛星放送ビデオをチェックしていて、結局90年前後の韓国歌謡トップ10のビデオを見つづけることになった。
6時前に、ムックさんと、林さん、スーミーさん夫妻がいっしょに来訪。ムックさんと林さんはわざわざギター持参(^^;)である。とりあえずエジプト焼きをあてに乾杯。そしてさっそく練習に入る。実はムックさんとは前から韓国歌謡のレパートリーを増やして、韓国で弾き語りするという話が出ていて、それに林さんもリードギターでお手伝いしてくれることになってたらしい。ユンジョンチャンの3部作「オモナ」「チャンチャラ」「コッ」を徹底的にやることにしたのだが、初めてとは思えないくらい上手くいった。ような気がする(^^;) ただ、一番単純で簡単だと思ってた「オモナ」が一番むずかしかったのが意外だった。
その後は、韓国のスタンダードナンバーを適当に歌ったりして、おしまいはノレバン98号ですっかり家庭内ノレバン状態。現在隣は空室だが、向かいの部屋のおばあちゃんにはちょっと迷惑かけたかもしれないな。
お土産にもらった焼酎もビールもすべて飲み干して、スーミーさんはかなり酔ってたみたいだ。でも、久し振りに飲んで歌って笑って、学生時代の下宿を髣髴させるものがあった。


ユンジョンノレ練習風景

家庭内ノレバン状態(^^;)

恒例記念写真
2006/03/07(火)●ぽかぽか陽気●

昨日は関東で春一番が吹いたとのこと、それと関係あるのかどうかわからないが、今日は一日ぽかぽか陽気だった。
西根君と二人、大阪西区のニュージーランド向け荷物のピックアップ。昼食抜きで1時過ぎに作業修了。昼食は大阪築港の「オーション・ビュー」名物のオムライス。ここは、ずっと以前は奥井さんに連れられてちょくちょく来たものだが、地震以後では初めてではなかろうか。西根君が特大を注文するというので、Morris.もお相伴して同じのを注文。出てきたのは直径25cmくらいの真ん丸迫力オムライスで、運んできたウエイトレスが「はい、マクラ」と言いながらテーブルに置いていった。「枕」なんだろうな(^^;) 久し振りのオムライスは美味しかったけど、やっぱり特大はMorris.には多すぎた。チキンライス二合くらいあるんぢゃなかろうか?
昨日、韓国成人歌謡ランクで、ユンジョンちゃんの「花」が突然消えたことを書いたが、そういえば以前KBSの歌謡トップ10みたいな番組では毎週1位候補曲2曲を対決させて、1位を決め、5回連続だか1位を続けるといちおう、その曲は名誉勇退みたいな形になってたことを思い出した。もしかしたら、例の200mp3のランクでも、同様の処置がとられているのかもしれない。
今夜はオムライスのおかげで一向におなか減らない。
ぐいぐい酒場でムックさんから注文のあった韓国歌謡歌詞6曲にカナをふって添付ファイルで送付。この作業もだんだん馴れてきて、早ければ1曲10分か20分でこなせるようになってきた。まあ、カタカナ発音がどこまで原音に近いかどうかは疑問あるところではあるが-----
島田和夫部屋スケジュール更新。

【さらば、ライカ】田中長徳 ★★★ 副題に「アナログ派のためのデジカメ活用術」とある。Morris.は良く知らないが著者は1947生れの商業写真家で偽ライカ同盟員らしい。ライカマニアだけにデジタルカメラも、エプソンのライカレンズ交換できる機種を愛用、CMや撮影テストなどにも関わってるらしい。それでも一眼レフだけでなく、コンパクト機種も使って、一味ちがったデジカメ論を繰り広げている。かならずしも実用的ではないし、チョートク節(と呼ばれてるらしい)という、癖のある文章には、いささか辟易させられたが、それでもさすがに、年の功、なるほどと思わせる部分も少なくなかった。

デジカメは普通のシーンが「普通の明るさ」に撮影できるような露光の自動調整がなされているわけです。そんなことは当然ではないかと言われるんですね。でもそうではないのです。たとえば明るい晴天とか明るい曇天の光景なら、それはデジカメの自動露出でオーケイなわけですが、夕景とか夜景でも、デジカメはそれが夕景とか夜景とかはわかりませんから、「通常の明るさ」になるように露光を設定してしまうんですね。
つまり、夕景なり夜景を撮影しても、そりゃ無論、ネオンや街路灯が点灯しているのだから、それが夜景であるのはわかるわけですけど、一般に明るく撮れてしまうので、夜らしい感じが出ないんです。そこで露光補正をしてあげる。
素人さんは「夜は暗いんだから」というので、明るく写るプラス補正をやりがちなのですが、これは反対の効果になってしまう。この場合、夜は人間の心理で「暗い」光景であるから、露光補正をマイナス1がマイナス1段半くらいにしてやると、後で自分の記憶の夜のシーンに近づいて見えるので、面白いものです。


これは、何となく気づいてはいながら、Morris.もついつい暗い場面では露光を明るく補正することがままあるので、覚えておこう。

デジカメの場合、綺麗な色彩を得るには単一の光源を利用すること。これに尽きる。--商品写真なら、部屋のブラインドはおろしてなるべく自然光が室内に入らないようにする。

カラーバランスオート補正というのがデジカメの最大の利点だということになるらしい。フィルムカメラ時代は、このカラーバランス(ホワイトバランス)を決めるのにどれだけ気をつかったか、くらいは理解できるので、たしかにこれは、昔からのカメラマンにとっては、大きな利点なのだろう。

若い頃から広角レンズを主に使用してきた俺としては、まず広角レンズの描写は「世界をあたかも舞台の書き割りのように写し込む」というメタフィジカルな空間描写をしてくれることで、必須のレンズなのだ。その広角レンズはまずはその写し込む角度が対角線で76度くらいあれば十分なのである。これはライカの場合28ミリの広角レンズに相当する

この部分が本書で一番共感を覚えた。Morris.もずいぶん前に富士のTIARAというコンパクトフィルムカメラを愛用していた時期があって、これが28ミリで、この角度が気に入ってただけに、デジカメの画角の狭さにはいつも不満を覚えていた。この欲求不満の反動が、例の魚眼レンズ多用の原因となってるのに違いない。
たぶん、筆者に限らず、フィルムカメラの愛好家からすれば、デジカメは消耗品の最たるもので、愛着をもてない存在でしかないのだろう。逆にデジカメしかしらない、若い世代からは、フィルムカメラなどは骨董品としか見えないかもしれない。
Morris.はどちらも好きだが、どちらにも深入りしてない、つまりはいつまでも門外漢でしかないのだろうし、それで良いのだと思う。

2006/03/06(月)●「花」はどこへ行った?●

朝からどんよりした天候。
矢谷君、オーガストと梅田の某国領事館の立体駐車場で仕分け作業。昼前から雨になった。
昼食は「宙(とき)」で鰯天麩羅定食。久し振りだが美味いっ(^o^)3時半作業修了。帰り道、ハイエースの後部で寝転がりながら、矢谷君が古本屋で買った弥生書房版のヒメネス詩集を借りて流し読み。やっぱりヒメネスは良い。

世界が薔薇でおおわれればよい、
思い出されることが無いように


味噌煮込きしめんなんて、フレーズがずどんと心に突き刺さってくる。
昨日アシナガさんから貰った一丈麺セット、よく見たら二人前パックでも一人前ずつ小分けしてパックしてあったので、とりあえず、味見、ということで味噌煮込みきしめん作ることにする。一人用土鍋にきしめんと味噌などいれて葱とツクネと椎茸に玉子とぐつぐつぐつぐつ煮込んでいただく。おお、美味しいっ(^o^)
先週の土曜日は仕事で、happyFMテジナショショショのトロットランク聞けなかったので、2000mp3サイトの成人歌謡ランク表を覗きに行く。な、なんとトゥティの「300ウォン」が一位になってるうっ!! ずっと一位をキープしてたユンジョンちゃんの「コッ 花」はどうなってるんだとランク表見たが十位にも入ってない。

[200-mp3サイト成人歌謡3月第一週ペスト10]
1.サムベグォン 300ウォン/トゥティ
2.ナムジャヌンサランウルモルラヨ男は愛を知らない/アイリス
3.イルピョンタンシン 一片丹心/キムミンギョ
4.エウォン哀願/ワンソヨン
5.クサラムチャジュロカンダあの人を探しに/リュギジン
6.チョンサカツンアネ 天使のような妻/ユンチョングム
7.サランエパッチュル 愛の縄/キムヨンイム
8.トクトッカンヨジャ 賢い女/パクチンド
9.オッチョナどうして?/キムヘヨン
10.チャギヤ あんた/パクチュヒ


このランクはどんどん後まで見られるので、Morris.は200位くらいまでチェックしたのだが「コッ」は見あたらない。いくらなんでも数週間で200位圏外まで落ちるとはちょっと考えられない。ユンジョンちゃんの前のヒット曲「チャンチャラ」が27位、「オモナ」が38位にとどまってることからしても、「コッ」の突然の消滅は???である。しかし、まさか、あのトゥティの「300ウォン」が一位になるとはなあ(^^;) かなり前から注目してたMorris.としては嬉しい反面、ユンジョンちゃんのことがちょっと心配でもある。

2006/03/05(日)●一丈麺到来●

8時半起床。
到来物の一丈麺などアシナガさんから宅急便が届く。中身は安城名産、一丈麺の、なかなか豪華な取り合わせ(煮込みうどん、きしめん、変わりひやむぎなどの半生タイプ)と「味噌キャラメル」(^^;)が入ってた。その他、手紙と秘密テープ(^o^)も。本当はテープだけ送って来ると思ってたので、ちょっとびっくり。でも嬉しい(^o^)。アシナガさん、ありがとうm(__)m。 麺類は二人前パックなので、友だちがくるたびに味見していくことにしよう。
今日はパーフェクTV無料開放日なので、ひさしぶりにKNTV見たが、いまいち見たい番組が無い。キムワンソンが新曲「Seventeen」歌う姿を見ることができたのが唯一の収穫かも。キムワンソンは、あいかわらず綺麗だし、若いのだけど、どうしてもMorris.は以前のイメージにこだわりがあるので、のりきれない。
今夜は日本−韓国野球があったので、これだけは集中して観戦。うーーむ、予想以上に面白い試合だった。日本が1回に犠打、2回に川崎のソロホームランで2点先制、4回にも二死満塁で西岡がライトに走者一掃のヒットで試合を決めた、と思ったのだが、これをイジンヨンの超ファインプレイで無得点。これが今日の試合のポイントだった。5回に韓国が犠打で1点返し、試合は2-1の接戦になったが、8回イスンヨプの逆転2ランが飛び出し試合をひっくり返す。9回はパクチャンホがきっちりしめて勝負あり。結局Morris.は韓国応援してたな(^^;) 中国、台湾の試合は見なくても良かったと思う。日本にとっても、アメリカには行けるのだから、今日の敗戦は特に悪いことではないと思う。
韓国歌謡個人的十八番のシリーズも中休み状態だったので、ノレ番Morris.8090に、「韓国数え歌」を更新。タイトルに数字のついた曲を数字順に並べるという、ありがち企画だが、「6」「9」「10」の数字の入ってる曲が思いつかなくて、ちょっと不細工になってしまった。せめて1から10までは埋めたいと思うのだが、誰か思いついた人があれば、Morris.まで連絡下さい。ついでに「20」もお願いしとこう。

2006/03/04(土)●風の無い日●

今朝も気温は低そうだが、あまり寒く感じないのは、風がないからだろう。神鋼の巨大ツイン煙突から立ち上る白煙が真っ直ぐ空に立ち上っていたので、高速道路を借景にデジカメ撮影。
矢谷君と二人、大阪の配達2件。先に野田阪神付近、あっという間に終わってしまい、本当は午後から行くつもりだった住之江の2件目に電話して、速攻で作業終了。2件終わって昼前だった。
昼食住之江の「天天ノ有」というラーメン屋。秋本君が京都で学生生活してたころによく行ってたラーメン屋の大阪店とのこと。おいおい、たしかあの頃(25年以上前(^^;))秋本君といっしょに京都一乗寺のそんな風な名前の店に行ったことを思い出した。でもあの店は「天天有 テンテンユウ」だったと思うぞ。もしかして、こちrはバチものかもと思ったが、そうでもないようだ。並ラーメン\500、大盛りでも\550というのは安い。麺は細くて硬くてまさにMorris.好み。スープは豚骨濃厚美味甘タイプで、これも合格点。Morris.のラーメンブームは下火になったとは言え、こういったちゃんとしたラーメンを食べると嬉しくなってしまう。無理して欠点を探せばチャーシューがちょっと塩辛すぎなくらいか。
昼過ぎに倉庫に戻り、材料出しなどすまして、早めに帰宅することができた。
ムックさんから添付メールで、北朝鮮歌謡「フィパラム−−口笛」の歌詞のコード付が届いてた。以前ムックさんが好きだけど歌詞がわからないといってたら、らみさんが、Morris.の掲示板に1番の歌詞を紹介してくれたが、先日テープ発掘していたとき、ちょっと前の屋台テープの中にトンイルソニョ(統一少女)というグループバージョンのこの曲が入っていて、歌詞カードもあったので、打ち込んでカタカナルビつけてムックさんに送ったら、今度はムックさんがコードを付けて送り返してくれたというわけだ。いやあ、便利な世の中になったものである。
ワールド何たら野球、今日は日本は台湾戦だったが、台湾に勝ったら、日本は一時予選突破とのこと、これでは明日の韓国戦の興が殺がれてしまうではないか。そして、今日も日本は14-3くらいで(^^;)あっさり勝ってしまった。面白くない。

2006/03/03(金)●気まぐれ天気●

阪神電車中吊り今朝も結構寒い。阪神の中吊り広告、スポーツ雑誌Numberの今月号はトリノオリンピック特集らしい。今回のオリンピックくらい焦点絞りやすかった大会はないわけで、とうぜん中吊り広告も日本唯一のメダリスト荒川静香の雄姿?であったことは言うまでも無い。たぶん優勝直後の周回だと思う。小さな花束持って日本の国旗をコートみたいにひるがえしてるショット。なんたってスポーツ専門誌、それもビジュアルに強いというのが売りだけに、どんな写真を使うのか、ちょっと興味があったが、さすがに上手いもんである。荒川静香は、オリンピック前と後では、本当に顔まで変ってしまった。戦前(^o^)は「ちょっと不細工な松浦亜弥」と思ってたのが、戦後(^o^)は神秘的な美女だもんね。彼女自身の自信が内面から滲み出して綺麗になったということもあるだろうし、野次馬連の視線が変質したためでもあるのだろう。とんでもない強運が、美貌まで呼び寄せたということになるのだろう。
今日は、矢谷君、オーガストと東灘の上海向け荷物のピックアップ。朝は抜けるような青空が広がっていたのに、昼はみぞれが本降り。夕方には一旦晴れ上がり、倉庫に着いたときはまた雨。その後西は夕焼け、六甲山の上のほうは吹雪いている模様。さっき帰宅する頃は三日月が見えてた。こんな気まぐれ天気のことを英語でなんというかオーガストに聞いたら、unstable weatherだと教えてくれた。stableは、ぐらつかないとか安定したとかいう意味だから、これに「un」がついて、変りやすいとか不安定とかいう意味になるのだろう。Morris.の持ってたコンサイスポケット英和で調べたら、changeable weatherというのが載ってた。こちらが覚えやすいね。
昼食は中華ラーメン「潟(ひがた)」というR-2浜側の店でミニラーメンと中華丼のセットたのむ。ラーメンは昔のマルタイラーメンみたいだったが、中華丼はなかなか美味しかった。矢谷君がこんなタイプのラーメンは酢を入れると美味しいというので、真似して入れてみたら、たしかに一味変って美味しくなった。
今夜はワールド野球とかの緒戦をやってる。日本は対中国戦だが、Morris.的には、いまいち盛り上がらない。犠牲フライなどで日本が2点先制、その後上原が2ランホームラン食らって同点になったところまでは、試合になってたのだが、その後は、一方的な日本の攻撃とあちらの拙攻がつづいて終わってみれば18-2(^^;) まあ、彼我の実力差といえばそれまでだが、野球というのは、突然ブレーキかかったりするから、油断はできない。今回唯一、じっくり見たい試合である明後日の対韓国戦に期待しよう。でも、どっちを応援するつもりなのか、いまだによくわからないMorris.である。そうそう、放送途中での、得点場面、前の打席などのあまりにも頻繁なビデオ再生は、はっきり言って観戦の妨害であると思うぞ。スポーツ生中継は、何をおいても、進行中のゲームを追いかけるべきだ。途中から見始めた聴視者へのサービスだとしたら、最初から見てる視聴者の立場はどうなるんぢゃあ(>_<)

【バカの壁】養老孟司 ★★☆☆ 基本的にベストセラーは読まないMorris.である。そして本書は2年ほど前のベストセラー上位になったと思う。本屋には続編、続々編なんてのも並んでいるようだ。実はこの本、先月仕事にいった現場の処分品の箱の中に入ってたのだった。Morris.はこれまで養老の本は何冊か読み、結構面白がってたかということもあったので、つい持ち帰ることにした。新書版200pくらいの本だから2時間もあれば読み終えるだろうと思ったのだが、何かこれが一向に進まない。何を言ってるのかよくわからないのだ(>_<) ベストセラーになったということは、相当数の人間がこれを面白がって読んだ、はず、なのに、Morris.に解らないというのはどういうことだろう、と、トラック内で隣で運転してた矢谷君に言ったら、あっさり「それは森崎さんが、バカだからですよ」と、断定されてしまった。うーーむ、Morris.がベストセラーは読まないというのは、Morris.がベストセラー水準に達してなかったがためだったのだろうか(^^;)
養老本人の「頭がいい人」の定義は

社会的に頭がいいというのは、多くの場合、結局、バランスが取れていて、社会的適応が色々な局面で出来る、ということ。逆に一つのことに秀でている天才が社会的には迷惑な人である、というのは珍しい話ではありません。

バランスと適応ね。そう言われると、確かにMorris.のばやい、ちょっとやばいようである。

ある時、評論家でキャスターのピーター・バラカン氏に「養老さん、日本人は"常識"を"雑学"のことだと思っているんじゃないですかね」と言われたことがります。私は「そうだよ、そうなんだ」と思わず声をあげたものです。まさにわが意を得たりというところでした。
日本には、何かを「わかっている」のと雑多な知識が沢山ある、というのは別のものだということがわからない人が多すぎる。


これは「わが意を得たり」とまではいかないが、本書の中では比較的共感できる部分だった。

「個性」というもののうさんくささへの言及も、聴くに値する。

誰が「個性を伸ばせ」とか、「オリジナリティを発揮しろ」とか無性に言いだしたのでしょうか。この狭い日本において、本当にそんなことが求められているのか。混んだ銭湯でオリジナリティを発揮されたら困るだけ、と私は常々言っているのですが……。
そんなことも考えずに、ひたすら個性を美化するというのはウソじゃないか、と考えることこそが、「常識」だと思うのです。考えたら当たり前のこと、なのです。
個性が大事だといいながら、実際には、よその人の顔色を窺ってばかり、というのが今の日本人のやっていることでしょう。だとすれば、そういう現状をまず認めるところからはじめるべきでしょう。個性も独創性もクソも無い。


ここまで、言うかという気がしないでもないが、「個性」というのは、誰にでも何にでもあるわけで、ことさらに「個性的」たらんとする必要も意味もないとは、Morris.も前から思ってた。韓国語で「ケソンチョク」といえば、ブスな方への婉曲用語だったりする(^^;)

近代的個人というのは、つまり己を情報だと規定すること。本当は常に変化=流転していて生老病死を抱えているのに、「私は私」と同一性を主張したとたんに自分自身が不変の情報と化してしまう。

「情報」は変化しない、人間は時々刻々変化しているというのが、本書で養老が何度も繰り返してることで、そういう見方もあるという意味では、否定しないが、どうも詭弁とか逆説とかで、だまされているような気もする。

賢さについては、このように脳から判別していくのは非常に難しいのですが、他方、昨今問題になっている「キレる」という現象については、実はかなり実験でわかってきています。結論から言えば、脳の前頭葉機能が低下していて、それによって行動の抑制が効かなくなっている、ということなのです。

ここらあたりが、養老の専門分野的発言らしいが、この「前頭葉」という言葉は、Morris.は昔から何となく懐かしい。コリン・ウィルソンの哲学的SF「賢者の石」などにしつこく登場してきたからだろう。もうずいぶん昔の話だから、その頃からこの前頭葉への研究や言及は盛んだったのだろう。だからといって、前頭葉への知識が増加、充実したというわけではない。
「武器」や「金」への「人間」からの乖離、一人歩きへの言及もそれなりに共感を覚えるが、これは、これまでに散々どこかで聞かされた覚えがある。
こうやって色々引用したり、反論(でもないか(^^;))しながら、ざっと本書を読み返したことになるが、結局、良くわからないという第一印象は変らない。それに、なんでこんな本が、ベストセラーになったのか、という理由がますます解らなくなってきたようだ。Morris.の「バカの壁」は、とてつもなく高くて分厚くて頑丈なのかもしれない(^^;)

2006/03/02(木)●春雪●

今朝の摩耶山今朝も結構寒い、阪神電車の窓から見える摩耶山頂上付近は真っ白である。まるで北国に住んでるような錯覚に陥る。
西根君ら5人で、高槻のスロバキア向け荷物のピックアップ。二日取りだが、矢鱈高価そうな陶磁器が多く、結局6時過ぎまで割れ物パックに専念。倉庫に付いたら7時半前だった。今夜の授業はサボろうと思ったのだが、古田さんがJRまで送ってくれたので、8時前にセンター到着。ちょうどシャドウイング始まったところで、Morris.も即挑戦。今回は比較的上手くいったようだ(^^;)
残業してた稲田さんといっしょに帰る。はっさくと林檎(富士)もらう。帰宅してさっそくいただく。八朔は皮が厚く種も多かったが、懐かしい酸味があって美味しかった。

2006/03/01(水)●カセット発掘●

8時半起床。朝から雨である。
三月の雨といえば「春雨」、韓国語でいうとポムビである。Morris.が好きな韓国歌謡で、このポムビという曲は複数あって、その中でも女性歌手二人の二曲は両方同じくらいに好きである。イウナとキムチュジャのものだが、後者は、オリジナルはパクインスとなっているがこちらは聴いたことがない。新村ブルースもカバーしてるし、あのチャンサイクの換骨奪胎バージョンは物凄いものがある。でもMorris.は最初に聴いたキムチュジャのものが一番好ましい。
それとは無関係に、押入れの中の古いカセットテープを整理を兼ねてチェックすることにした。もともと韓国歌謡といえば、カセット中心で、特にMorris.は正規なものでなく屋台の安売りバチものを多く買ってたから、かなりテープの質も悪く、買った当座から聴くに耐えないものもあったのだが、こうやって久し振りに見直してみるとなかなか懐かしいものや貴重なものが含まれている。劣化や使い勝手からMD化するのが一番なのだろうが、あいにくMorris.亭のマイクロコンポのMDはほとんど録音不可状態になってしまっている。こうなると、やはりMP3などのデジタルデータ化が一番安上がりで整理も楽なのに、Morris.の携帯MP3機は−−−−もう愚痴は止しておこう。
と、いうわけで、整理は名ばかり、適当にテープBGMに読書などにいそしむ一日になってしまった。思ったほど伸びたり品質劣化してるものは無かったが、1本だけ、91年のヒット曲寄せ集めものだけが、AB両面とも全く無音になってた(>_<) これは生テープとして使うしかないね(^^;)
イパクサからもらったポンチャックメドレーだけでも10本以上あるから、これだけでも一日つぶれるね。90年代前半のものが多いので、かなり曲目重複してるが、あの時代は良かった、とつくづく納得しているMorris.であった。面白そうなテープはMorris.のブログ?ノレ番8090のネタにしよう。とりあえず、今日は80年代後半の女性シンガーソングライター張徳追悼テープのことを更新しておく。
2月の日記をテキストでベタ打ちして校正した。A5用紙に8ポで20p、txtファイルのサイズがちょうど100kbだから、ざっと5万字くらいになるだろうか。塵も積もれば山となるだが、いくら積もっても塵は塵である(^^;)。

【朝鮮の近代】糟谷憲一 ★★★ あまり聞き覚えのない山川出版社というところが出している「世界史リブレット43」となってる。90pに満たない薄い冊子みたいな本だが、1910年、日韓併合までの朝鮮の近代史をひととおり知っておくのも意味があるだろう、と思って借りてきた。小さな写真と簡単な注解がついた高校教科書みたいな内容で、一通り読み終えたのだが、一向に頭に入らなかったような気がする。Morris.の記憶力&理解力がどんどん後退してるせいか、それとも元から無かったのか、ともかくも、これならちょっと詳しい年表でも見てる方がよっぽど良くわかったと思う。
まずもって、詳細目次がないのが良くないと思う。しょうがない、Morris.が作っておこう(^^;)。

1.李朝後期の朝鮮
 ・李朝後期の支配体制
 ・李朝後期の経済と税制改革
 ・世道政治の成立と展開
 ・李朝後期の対外関係
 ・思想・文化の新しい様相
2.開国と開化
 ・大院君政権
 ・衛正斥邪と鎖国の維持
 ・閔氏政権の成立と開国
 ・開化政策への転換
 ・壬午軍乱
 ・甲申政変
 ・甲申政変後の閔氏政権
3.民族運動の形成と近代改革
 ・甲午農民戦争と日清戦争
 ・甲午改革
 ・初期義兵と露館播遷
 ・独立協会
 ・皇帝・宮中勢力の独立維持政策
4.朝鮮の植民地化
 ・日露戦争と朝鮮
 ・保護条約の調印
 ・統監政治
 ・義兵運動
 ・愛国啓蒙運動
 ・「韓国併合」


見出しの立てかたも不親切なところ多々あるが、これだけでも冒頭にあったら、全体を掴むことができるではないか。欲を言えば見出しの後にポイントや年号などを列記しておけばもっとわかりやすくなるだろう。こんな小冊子といえども、歴史を紹介解説しようと思うのなら見出し、目次くらいはきちんと作っておかないと、全体を把握する妨げになると思うぞ。

【鳥頭紀行 くりくり篇】西原理恵子 他2名 ★★ ああ、読むんじゃなかった(>_<)本である。いや、ひどいぞ。ミャンマーの寺で1週間剃髪して修行するに始まり、九州でタコとり、ドイツ結婚式旅行、付録ともいえない雑な作品。どれも西原漫画は例によってのオールカラーで、それはそれで読めるのだけど、後の他2名の雑文ともいえないモノは、なんじゃこれは??である。こう言うのがあるから「サイバラ茸」なんて企画も生まれるのだろうが、それにしてものひどい本であるなあ。この時期はまだサイバラがカモちゃんに愛想尽かしながらも愛情に繋がれてた頃だったらしいが、それにしても、である、ああ(>_<) 

【熱き心に】小林旭 ★★☆☆ 2004年に出たタレント本だが、何でこんなのを借りてきたのか良く分からない。まあ、Morris.は小林旭はそれほど嫌いな方ではないし、「自動車ショー歌」「ダイナマイトが150t」などは好きな歌である。
自伝ではなく、いわゆる語りおろしなのだが、ひばりを始め、悪仲間たちも半数以上死んだから、今なら話せるみたいな感じでさらっと語ってるスターの話を聞くつもりですらっと読んで、それなりに面白かった。
毎月シリーズで新作映画を撮ってた日本娯楽映画の量産期の、裕次郎、勝新太郎、旭らの豪快な遊びっぷり、借金地獄からの脱出、ひばりへの愛惜などなど、読み終わってやっぱりスゲエと思ってしまった。
巻末にある白黒グラビアの50枚の写真だけでも見る価値ありだ。


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