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Morris.日乘2007年11月 
Morris.の日記です。読書記録、宴会散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。  
今月の標語
冷暖房甘美(^_^;)
Morris. personal calender

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2007/11/30(金)●余韻醒めやらず●

7時起床。
またまた韓国画像のスライドショー見ようとして、思いとどまる。
昨日の日記も書いてなかったのだった。ああ、昨日のコンサートの余韻がまだ残っている。
昨日は巻田さんも来ていたらしい。また信長さん夫婦はすんでのことで一番後ろの座席を確保したとのことだが、飛田さん夫婦など数名の知り合いは結局入れなくて見るのを断念したとのこと。いや、昨日の早出(^_^;)がいかに運が良かったかを今更ながら噛み締めるMorris.だった。(見られなかった方には申し訳ないが)
それで昨日の日記は当然チャンサイクコンサートのことを書いたわけだが、こうなると中途半端に済ますわけにはいかない、Morris.には珍しくリキの入った長文のコンサートレビュー(^_^;)になってしまった。打ち終えて画像の整理などやってたら、とっくに2時過ぎてる(>_<)
今日は天気も良さそうだし、ひさびさに王子動物園にいってまぬうに会おうかと思ってたのだが、結局ずるずると行けずじまい。
お腹が減ってきたので何か作ろうか、昨日のキムパブ、キムチだけであれだけ美味しかったのだからちゃんと作ったらどれだけ美味しいか知れない。よし、またキムパブ作ろう。今夜は鉄人マーケットでウタカイあるから、せっかくだから多めに作って持って行くことにした。
炊飯器スイッチ入れてから、自転車でスーパーマルハチまで行き、胡瓜や沢庵やら卵やらカニカマなど買って帰る。卵焼き作り、ニンジン軽く茹でてあとは線切りしておく。炊き上がったごはんにすり胡麻とごま油ちょっと入れて良く混ぜる。
釜山の農協で買ってきた韓国海苔を以前100円ショップで買ったすのこ敷いてあとはご飯拡げて巻くだけで、料理とも言えないが、不器用なMorris.は海苔を破ったり崩したりしてしまった。Morris.はもともと、巻き寿司作るのが苦手だった(^_^;)
見かけはやや不細工でも味のほうは本場のものと大差ないと思う。
今夜は比較的人数少なかったが、Morris.はチョンスラの「ファンヒ 歓喜」とキムテヒの「ソヤンガンチョニョ 昭陽江乙女」歌ったが反応はいまいちだった(^_^;)。 ほおぼおさんの演奏のときMorris.が昨日のチャンサイクコンサートののりで足で変則リズム入れたら、演りにくかったらしく、ほおぼおさんからクレーム。やっぱりちょっと調子に乗りすぎたな、と反省。
ほおぼおさんが、Morris.が頼んでいたフォークギターの出物を取っておいてくれてた。これはサランバンに常備するためのもの。ママがMorris.のミニギターは音が小さすぎて物足りないというのだけど、普通のギターを持って行くのも大変だし、現在矢谷君宅に預けてるギターは、浜松の一木君から大枚(Morris.にしては(^_^;)はたいて買ったいわくものだからサランバンに置いとくのは危険(^_^;)である。ということで安い中古のフォークギターがあったら取っといてほしいと3ヶ月前にほおぼおさんに頼んだら、「そんなのすぐ見つかりますよ」とのことだったので、そんなもんかと思ってたが、結構日にちがかかってしまったが、その分、Morris.の注文通りのギターだった。YAMAHAのFG-130という、いかにも70年代初めの安物ギターの典型といった感じのギターで、胴のくびれが深くていかにも「ギター」らしい、かなり薄手で軽いギターだが、それでもミニギターに比べると5倍近い容積と重さがあると思う。ハードケース付きでこの値段は申し訳ないというくらい安価で提供してもらったほおぼおさんに感謝m(__)m。 しかもハードケースのポケットにはピックやらカポタストやら、調子笛(若い子は知らないだろうな(^_^;)などが入ってた。ほかにも阪急電車チケット(三宮→60円)なんてのがあって、時代を感じさせた。
明日から12月。仕事も明日から出ることになった。


キムパブ!!

ウタカイ後のだべりんぐ

懐かしのフォークギターFG-130)
2007/11/29(木)●旅のフィナーレ!?!チャンサイク公演●

7時起床。
またしょうこりもなく、韓国画像のスライドショーを見てしまう(^_^;) たっぷり1時間半、それもときどき思い入れの強いカットではフリーズしてしまうMorris.なので、あっという間に2時間以上が過ぎてしまった。自己陶酔と言われようと、とにかく今回のデジカメ画像はMorris.にとっての永久保存盤(?_?)である。しかし、こんなことばかりしてると、時間たつばかりで一向に旅日記に取り掛かれない。
昼風呂をつかい、昼食は釜山で買ってきた韓国海苔を使ってキンパ作る。といってもネタがなーんもないので、キムチだけ(^_^;) でも充分美味しいっ。
午後から三宮に出て郵便局に寄り、CITY BANKに回って口座復旧の手続きしようと思ったら(Morris.のミスで停止状態になってた)3時で窓口業務終了といわれた(>_<) 仕方ないので書類郵送することにした。
大丸方面にぷらぷらと歩いて、元町5丁目の走水(はしうど)神社に寄る。ここには筆塚と狛犬ならぬ狛牛がいる。そのあとハーバーランド神戸新聞ビルの松方ホールへ向かう。今日はここでMorris.の一番好きな韓国男性歌手(というよりソリクン(歌の匠−歌客)というべきだろう)の公演がある。6時半開演で開場は6時だが、飛田さんが今回の公演はかなり混みそうだと言ってたので大事をとって早めに行くことにしたのだ。4時と言うのは余りに早すぎるかなとも思ったが会場前にはすでに7,8人のアジュマが待機していた。おお、これはよほどのサイクファンなのだろう、日本にもサイクファンがいるとは嬉しいと思って話しかけたら、誰一人サイクのこと全く知らなくて、「パンソリじゃないんかい?」とか「顔見たら歌うまそうだから」とか言ってる。おいおい(@_@) ちょうどMP3プレイヤーに入ってるサイクの歌の中から「アリラン」と「テジョンブルース」を聴かせたら、これはすごい、と盛り上がる。座り込んで色々話す。鶴橋サランバンの宣伝もしておいた。
だんだん待つ人も増えてきて5時には整理券が配られた。Morris.は9番目で、とりあえずこれで席は確保できるだろう。まあ前のほうの良い席は招待客や来賓などが独占するだろうけど、一安心と同じビル2階のヴィレッジバンガード冷かす。あいかわらずこの店は見るだけで楽しい。
5時半に会場前に戻ったら客でごった返していた。とりあえず入場門前まで行って先のアジュマらとしっかり先着整理券発給者同盟の輪を作る(^_^;)予想通り、招待客が先に入場。しかもえらく多い(>_<) これでは一桁整理券でもかなり後ろの席になるだろうなと観念する。
6時にやっと入場したら、何と招待席は客席の中央部分で、一番前列は無人である(@_@) 悠々と一番前のど真ん中という、恐ろしいくらいの特別優良かぶりつき座席に着く事ができた\(^o^)/ 隣は当然例のアジュマらが占領。始まる前から盛り上がる。
後で知ったことだがこの松方ホールは2階席までいれてキャパ700人くらいのわりとゆったりした座席配置で、ステージ高が70cmと低く、一番前でも圧迫感なく観覧できるとオフィシャルサイトに記してあった(^_^) 
しかし問題はこのあとで、700人キャパのハコに千人近い客が押し寄せた模様で、当然200人以上の立ち見、と思いきや、この会場は立ち見禁止とのこと(>_<)。これはひと悶着起こること必至だろう。場内アナウンスで「立ち見は禁止されているので、座席の無い客はロビーに出てモニターで観覧するように」と流されたが誰も動かない(^_^;) すったもんだしたあげく、7時に開会、主催者(民団兵庫、関西韓国芸術協会)、などの挨拶があった後、立ち見客は渋々場外へ。トイレにいくついでにロビーを覗いたら、モニターといっても、PAや楽屋でチェックするためのものらしく、家庭用TVより小さいくらいで、これではあまりに悲しいと思ってしまった。こうなると民団主催のコンサートなのに、日本人のMorris.が最良席で見るというのは、申し訳ない気になったが、今日の千人の客の中で、チャンサイクのファン度指数十位以内に入ること確実なMorris.ということで勘弁してもらうことにした(^_^;)。ちなみに、Morris.部屋の自サイト検索窓で「チャンサイク」と打ったら25件がヒットした(^_^)
そうして7時半にコンサート始まる。バックもなかなか豪勢で、ピアノ、ギター、ドラム、ベース、ヘグム、民俗打楽器2人、6人組の男声コーラス、トランペットという構成。
そして真っ白いパジチョゴリのチャンサイク登場。
最初の曲は3rd.アルバムのタイトル曲「ホホパダ 空虚な海」。今回もらったプログラムには演奏順に(全曲ではないが)日本語訳詞が記されていてこれはとてもありがたかった。

海の霧に覆われた夜明け前
台風が通り過ぎた空虚な海に
芥子の粒 一粒浮かんでいるね


手に小さな鈴を持ってこれを時々チリンと鳴らしながら、淡々としながら深く染み入る歌声。この一曲だけで観客の心を掴んでしまったと思う。開演前は後ろでぶつぶつ文句を言ってたアジョシも寡黙になった(^_^;)
2曲目は5枚目の最新アルバム「人が恋しくて」の1曲目「一束の希望」。実はMorris.は4枚目までのアルバムは持ってるがこれだけはまだ買っていなかった。韓国で見つけて買おうとしたのだが、今日の公演のことを思い出して会場で買うことにしたのだった。もしかして会場で買ったらあわよくばサインもらえたりする特典があるかもしれないと言うさもしい期待が無かったといえばウソになるけどね。ところが、ところが、会場には1st.と3rd.しか置いてなかった(>_<) スタッフの女性に聞いたらやっぱり無いと言う。なんてこったい、と後悔しても後の祭りか。来年買うことにしよう。
それはともかく、この歌の歌詞も短いけれどすばらしい。もちろんサイク自身の歌詞である。今回のコンサートは前半12曲がサイクのオリジナル、後半はサイクお得意の歌謡曲や民謡の換骨奪胎作というMorris.が望んでいた通りの構成だった。

寒いけれど今や絶望を希望に塗り替え
遠回りした道端で野菜を売るおばさんに聞いた
「一束の希望はいくらですか?」


歌詞はこれだけだが、この後サイクとアジュマの台詞のやりとりがあって、おしまいはアジュマが「希望一束より、この野菜一束買っておくれよ」で終わる。何かじーんと来る歌だった。サイクの歌はみんなじーんと来るけどね(^_^;)
3曲目は4th.アルバム1曲目の「ヨヘン 旅行」。単純で印象深い短いイントロで始まるMorris.の大好きな一曲。これも短いから歌詞引用しておこう。

「ここからは遠い」
真っ暗な夜は更ふけ 青い列車に乗って
竹の花が咲く村まで
100年かかる


この後「クッパ食堂で」「タンポポ」「田舎の市」「アボジ(父)」「たそがれの道」「野ばら」「サムシク」などを熱唱。前半のラスト4th.アルバムのタイトル曲「クムクヌンセサン 夢見る世界」はもうこれ以上ないというソリ(声)を聞かせてくれた。最後の一節

雲が流れてくれば雲に乗り
風が吹けば風に身をまかせ
はるか遠く はるか高く 羽ばたきたい 羽ばたきたい


のフレーズを何度も繰り返しながら「ナルゴシポヨ 羽ばたきたい」の部分を聴衆にも歌うようにうながして、両手を羽のように羽ばたかせるしぐさは素晴らしかった。もちろんMorris.も声の限りに唱和したさ。両手を羽ばたかせながら(^_^;)
そして、Morris.はこのとき、韓国の異色作家、李箱(イサン)の代表作「翼」のラストシーンを連想してしまった。

僕は歩みを止め そして、よし一度、こんなふうに叫んでみたかった。
翼よ、今一度生えよ。
飛ぼう。飛ぼう。飛ぼう。もう一度だけ飛ぼうよ。
もう一度だけ飛んでみようよ。


李箱の時代には、飛ぶことが必ずしも明るい未来のためだけでもなかった(たぶんその逆)と思われるが、サイクの羽ばたきには、未来を信じさせる力強さがあった。

この後サイクは衣装替のため一旦退場。その間は打楽器の演奏があってこれも充分聞き応えあった。
バックで紅一点のヘグム(胡弓に似た韓国伝統弦楽器)奏者ハゴウンさんの演奏にもMorris.は強い感銘を受けた。今回のバック中メロディ楽器といえば、このヘグムと、米八軍時代からの大ベテラン、チェソンベのトランペットくらいだったが、彼女のヘグムの音色は今回のコンサートに印象深い彩りを添えていたと思う。特に「クッパブ食堂で」の途中「ヒマンガ 希望歌」が流用されてる部分でワンコーラスしっとりとソロを披露してくれた時にはMorris.の涙腺が緩んでしまった。「希望歌」についてはこちらを参照してもらいたい。)

またバックコーラスというより、独立した6人組のアカペラコーラスグループ「ソリスト」も良かった。サイクの呼びかけで5分ほど彼らだけの演奏を披露してくれたが実に素晴らしかった。韓国ではアカペラというジャンルは不毛だったらしいが、彼らは結成15年というベテランで、今が一番脂の乗り切った時期かもしれない。特に低音の響きと広がりとコーラスの「厚み」はとんでもないものがある。いやこれも今度韓国に行ったらCD買いたいものである。

そうして後半、薄青のチョゴリに着替えたサイクの真骨頂(というかMorris.が偏愛する)歌謡曲メドレー。「テジョンブルース」(アンジョンヘ)「ニムンモンゴセ」(キムチュジャ)「ダンサーの純情」(パクシンジャ)「19の純情」(イミジャ)「春の日は行く」(ペクソリ)と続けて、ラストナンバーは「ナクデエゲモドゥドゥリリ あなたに全てをあげよう」(イジャンヒ)。「今日のコンサートで私(チャンサイク)は、観衆のみなさんに全てを捧げました」というメッセージでもある。おっしゃるとおりであるm(__)m
しかし、もちろんこれで終われるわけがない。アンコールの嵐の中再登場したサイクはイミジャの名曲「トンベクアガシ 椿娘」でこれまた神技を披露。観客を再び興奮の渦に巻き込んだ後、本当のラストは、主催者代表らを舞台に呼んで「アリラン」のコーラス。もちろんこれもサイク独特のアレンジの、素晴らしいヴァース入りの感動ものだった。舞台で感極まって踊りだした白永熙民団兵庫団長の姿も微笑ましかったし、夫を亡くし尼として夫の寺を守ることになったという金昴先韓国芸術文化団体連合会関西支部会長の姿も美しかった。
本当に後半1時間のMorris.は完全に酔い痴れていたといっていい。今回このように素晴らしい催しを企画してくれた民団兵庫支部には心より感謝したいし、会長の白永熙さんにはすごく感銘を受けた。冒頭あいさつでは「自分はチャンサイクという歌手の名前は聞いたこともなかったし、こんなのを呼んで客が集るとも思えなかったが、領事の命令(^_^;)でしかたなく決定した」なんて率直過ぎる発言(領事のいる前で(^_^;))してたし、立ち見が許されなくて、会場を退出させられた客への深い悲しみとお詫びの言葉にも誠意があふれていた。
会場には会場の決まりがあるというのはわからないでもないが、松方ホールも、今回だけは特例で立ち見を許して欲しかったな。
終了後、茫然自失状態でロビーにへたりこんでいたら、目の前にヘグム奏者のハコウンさんが立ってたので思わず声をかける。「希望歌」のことなどしきりに話して、2ショット撮影までしてもらった。ああ、全くいうことなし、である。
何となくこのまま帰る気になれず、ムックさんに電話したが留守電だった。
帰宅して、ぐいぐい酒場に書き込みしてたら1時近くなったので日記も書かずにねることにした。
と、いうことで、以上までを30日の午前いっぱいくらいかけて書いたのだが、Morris.部屋の常連の方からは、こんなの書くくらいなら、一刻も早く「韓国旅日記(写真付き)」をアップしろ、という、お叱りの声があるかもしれない。
しかし、昨日のチャンサイクコンサートは、Morris.にとって今回の韓国旅行のフィナーレともいうべきイベントだったのだ。だから、今日の日記は、韓国旅日記の最終章だと思ってもらいたい。
もちろん、BGMに何がかかってたかはいうまでもないか(^_^)


手作りキムチキムパ

元町走水神社筆塚

狛犬ならぬ狛牛

コンサートポスター

開場前の混雑振り

ハーバーランド夜景

ステージ

立ち見不可のためモニターで

ソリクン チャンサイク

ソリスト(左)とヘグムのハゴウン(右)

フィナーレの「アリラン」

コウンさんと(^_^)
2007/11/28(水)●ただいまあ〜(^_^)/●

7時起床。外は曇っているようだ。顔洗って甲板に出る。かなり風が強い。ロビーのTVによると現在瀬戸大橋付近のようだ。ちょっと予定より遅れてる感じ。
しばらく自販機前のテーブルでギターの練習(^_^;) 朝食は船内のコンビニでカップラーメンユッケ味、700ウォン。
途中明石大橋通過のアナウンスで、甲板に出て、とりあえずデジカメ撮影しておく。
11時に大阪港到着。かなり待たされたし、Morris.は列の一番後だったが、入管審査は、日本人は別枠があって、乗客の大部分は韓国籍らしかったので、すんなり通過できた。税関検査も概ね大丈夫でシャトルバスでちょうど12時に地下鉄コスモスクエア駅到着、本町で御堂筋線乗り換え、大阪からJRで灘まで戻り、帰宅したのが1時半過ぎ。
何はともあれ、DEL坊立ち上げて、今回のデジカメ画像をHDDに保存作業。さすがに千八百枚ともなると流し込みにも時間がかかる。とりあえず、これで一安心である。ちゃかちゃかとカバンの中身を分別して、洗濯しながら、先の画像をスライドショーで見る。洗濯済んでもまだ半分もいってない。3秒でチェンジするとして5,400秒、ざっと1時間半かかることになる。
阪急で六甲に出て、銀行で家賃の振込み、コンビニで電話代支払いして、センターで飛田さんから、明日のチャンサイクのチケット受け取り、5時に社長宅へ。近くに「コヒャン(故郷)」という韓国家庭料理店ができてた。Morris.の韓国旅行中に開店したらしい。
社長は一人で、最近買ったオーダーメイドのギターを嬉しそうに見せてくれた。Morris.はずっとミニギターばかり弾いてたからえらく大きく重く思えた。音もまるで子猫と虎くらい違う。
デジカメを専用ケーブルでTVにつないで、強引にスライドショーを社長に見せる。結局社長よりMorris.の方が熱心に見てしまった。コルモッキル(路地)の画像が矢鱈多い。今回はかなり意識してそれを撮影したのだ。それとは別にソウル郊外のノクチョンマウルの画像は、特別リキが入ってて、ここだけで200点以上撮りまくった。韓国全体がその傾向にあるが、特に人口集中の著しいソウル近郊の再開発は目覚しいものがある。とにかく小汚いところはどかんとぶっこわして更地にして、そこに高層ビルを建ててソウルの会社員たちの住居にしてしまう。そこに住んでた人々がどのくらいの保障を受けるのかは良くわからないが、まず、その高層ビルに住めるのはほんのひとかけらだろう。ノクチョンマウルも再開発を待つばかりのそういった地域なのだろうが、Morris.はこのマウルのたたずまいにすっかり心を奪われてしまった。
6時半に社長宅を出て、こいずみ歯科へ。ちょうど今日が予約の日だったのだが、そうでなくても行くつもりだった。旅のおしまいくらいに前歯の一部が剥がれてしまったのだ。もちろん以前歯医者に被せてもらった部分だが、さすがに釜山で歯医者に行く気にはならないし、といって、そのままではあまりに不細工なので街で買った多用途接着剤で応急処置を施したのだった(^_^;) 何回か剥がれては貼りなおしして何とか今日までもたせたのだが、そのままにしておくわけにはいかない。もしかしたら接着剤使ったことで医者に叱られるかと思ったが、杞憂に終わった。そのかわり接着剤はがしたり何やかやでえらく時間がかかった。
帰りにスーパーで 食材買って、8時半に部屋に戻る。
帰国してキムチチゲ遅めの夕食は、しっかりキムチチゲを作ってしまう(^_^;)あたりが、Morris.らしいと思う。
夕食しながらききさんからもらったDVD「チュルゴウントヨイル」を見る。16,7年くらい前に放送されたMBCの歌謡番組だが、最近ケーブルTVで再放送されてたのをききさんが録画してくれてたのだ。いや、懐かしい顔が出てくる、出てくる。これはしばらく中毒になりそうだ。10回分以上あるからまるまる半日ぶっ続けで楽しみそうな勢いだが、今夜はほどほどにして寝ることにしよう。
今回の韓国旅行は1年2ヶ月ぶりで、期間も20日間とちょっと長めだったが、実に密度の濃い旅だったと思う。突発的な大邱−忠州市オラクサン国立公園観光、ソウル駅旧駅舎の内部を見る僥倖に恵まれたり、インチョンコルモッキルの深夜徘徊、ウィジョンブ第一市場の愛のキムジャンチャンチ遭遇、予想外の安城放送大学での学食、バスの車窓からの見事な夕景、街や郊外あちこちで出会った猫たち、モラン市場の男寺党公演、去年南漢山で知り合った女社長の会社訪問で女子社員との歌会、凍てつくような寒さの中で絵画のようだった昌慶宮の紅葉、成均館大学明倫館前の銀杏双樹の恐ろしいほどの美しさ、ミアリ峠歌碑前での不思議な出会い、水原チドン市場のスンデクッパブ、ききさんからの素晴らしすぎるプレゼント、きゅみちゃんとのコプチャンクイと裏山頂上での大雨、杉山さんとの生蛸鍋、釜山のMorris.の聖域浮き桟橋での貴重な時間、クポ市場老人公園での交歓、影島の小工場群、帰路のフェリーからのものすごい空、etc.-----いやあ、本当に今回の旅はMorris.の韓国旅の中でのNo.2だったといえるだろう。88年の初めての旅がNo.1というのは動かせないが、それ以降40回近く行った中で一番良かったというのは、かなりのものかもしれない。まあ、いまだ興奮冷めやらぬ時間帯ということもあるのかもしれないけどね。
島田和夫部屋のスケジュール更新。郵便受けには2通のスケジュール通知が来ていたのだが、先のものは、すでに終わってしまっていた。事前に連絡して早めに分かっている分だけのスケジュールをアップしておくべきだった。申しわけないm(__)m 

そういうわけで、ずいぶん長いこと留守をしてしまったが、Morris.はいちおう無事に帰国したことだし、旅のあれこれは、ぼちぼち別ページでアップする予定なので、乞ご期待、である。

2007/11/08(木)●行ってきまあ〜す(^_^)/●

7時起床。ベッドで「虹色のトロツキー」を再読。やっぱりすごい。
昼前に自転車でマルハチで酒、肴、昼飯用のちらし寿司など買って戻る。
今日午後4時発のパンスターフェリーで釜山に向かう。
と、いうことで、今日からしばらく、Morris.部屋の更新はできない。
ぐいぐい酒場は時々覗けると思うし、メールも同じくだが、今回は田舎を回るつもりもあるので、これまでよりはネット接続ができないと思う。
帰国は、金が尽き次第(^_^;)ということになるだろう。ウォン高=円安という状況からすると、結構厳しいかもしれない。とりあえず10日以上20日以内というところで…

しばらく、安寧!!

2007/11/07(水)●ひとりヒルカラ(^_^;)●

9時起床。良い天気である。
午後六甲道に出て灘図書館と銀行回り。図書館で矢谷君と偶然会う。
歯医者予約まで空いた時間を利用して高架下のジャンカラへ。一人でカラオケというのはめったにないことだが、明日からの準備(^_^;)ということもあって、2時間歌いまくった。8人くらい入れる広い部屋独り占めである。平日のヒルカラは30分140円とかなり安い。Morris.のばやいメール会員割引というのがあって、今日は2時間で500円で済んでしまった。韓国のノレバン(カラオケBOX)は結構高くて、安いところで1時間1万5千ウォン、普通2万ウォン位するからウォン高円安の今なら1時間でざっと2,500円くらいになる。ヒルカラの5倍ぢゃ〜っ(>_<) もっともあちらは一部屋単位だから、3人で行けば一人800円くらいということになるが、それでもヒルカラと比べると3倍以上である。
今日はチョーヨンピルを中心に歌ったが2時間はあっという間で、後10分の連絡入った時点で予約10曲以上残ってたので、テンポ上げて、1番だけをずらずらずらと歌って終了。フィニッシュはトクヌンウリタンDJ.DOC版(^_^;)
歯医者の前にOrange Thrifty冷かしたら、ハングル書いてあるバンダナ\100を見つける。扶余の名所案内図みたいなもので、ちゃちだが思わず買ってしまった。きっと扶余の土産物屋で売ってたものなんだろう。
歯医者では後2,3回と言われた。椅子の横にMorris.の歯のレントゲン写真が電光板みたく光ってたので思わずデジカメ撮影(^_^;) いやかなり惨憺たる状態である。
女子バレー日本-イタリア戦。当然のごとくストレート敗け(^_^;) 


ひとりヒルカラの図

惨憺たる口腔レントゲン図

扶余観光案内バンダナ(^_^;)

【物語 韓国人】田中明 ★★★☆ 大正15年生まれの著者の名前だけは知っていたが、読むのは初めてかな。
自サイト検索してみたら、2004年読書録にある「「世界」とはいやなものである」(関川夏央)の感想の中に孫引きで田中の文があった(^_^;)
本書は文春新書の一冊ということからしても、どちらかというと右寄りなのかもしれない。しかしMorris.にとっては色々教えられることの多い一冊だった。
朝鮮半島の歴史を踏まえながら、16世紀以降の朱子学を根本とする文化人の支配と観念的党争と華夷思想の悪弊が、開国、解放時期から現在まで続いているという、一貫した明晰な論には共感を覚えるところが大きい。
例えば解放後の朝鮮半島信託統治への可能性を論じた部分。

外相会議が決めた信託統治は、それがたとえ満足のいくものではなかったにせよ、受け入れを検討してもよかったのではなかろうか。統治を他者に委ねるといっても、5年の我慢である。しかも、これによって今日のような分断は避けられたかも知れないのである。この信託統治を決めたモスクワ外相会議は、そもそもが三十八度線による米ソの分割占領をなくし、朝鮮を独立国として再建させるためという趣旨で開かれたものである。そこで考えられていたのは、分断朝鮮ではなく統一朝鮮であり、信託統治もその枠の中の構想だった。だから、しばらくこれを呑んで態勢を整えようと考えた人が、共産党以外にもなかったわけではない。民族主義者の宋鎮禹がそうだった。彼は孫文が『三民主義』のなかで中国人について言っているように、朝鮮人にも政治訓練期間が必要だと考えていた。だが、そうした考え方の彼は暗殺されてしまう。宋鎮禹は独立運動家の大立て者として、朝鮮人に信望が篤く、そのため大東亜戦争に敗北する直前の朝鮮総督府は、降伏した場合の朝鮮人の暴発を恐れて、彼に治安維持を委託しようとしたほどである。彼はそれを拒否したが、総督府からそうした依頼を受けるほどの大物をも、即時独立の熱風は殺してしまったのである。
歴史に「もし」を言うのは無意味だというが、あのとき南が信託統治を受け入れていたら、ソ連も外相会議の当事者であった以上、分断を促進するような挙には出られなかったはずである。
"頭のなかの論の正しさ"に固執した結果、17世紀には降伏という憂き目に遭い、20世紀には分断という悲劇を迎えなければならなかった−−。隣国の民にはそう見える。


日本人がこういった論を立てるのは、初めから喧嘩を目的とするならともかく、真摯な論をなそうとする立場ではなかなかむずかしいと思う。
17世紀の朱子学を基とする儒学者たち士林派の台頭に関連しての比較類推。

朱子学は、それまでの儒学が弱かった宇宙論・形而上学を仏教から吸収して、学の理論化・体系化を進めたと言われる。士林派は、そうした世界観の哲学を習得しているという自信を武器に、道義国家建設の旗じるしを掲げて、その主役になろうとした。
こうした姿は、近代の若者がマルキシズムに触れて、世界の全体構造が分かったと思い込み、革命に乗り出した純粋と未熟の交錯した姿を連想させる。外来の新思想に敏感に反応できるのは若者の特権であり、彼らは父の世代がもたぬ精神的支柱を保持しているという自信をもって、意識の遅れた先輩世代を軽蔑することができるのである。韓国は日本と違い「長幼序あり」の儒教的道徳律が色濃く残っているが、こと政治運動面に限っては若者が幅をきかしている。それは右のような伝統があるからであろう。


また、彼が引用している李用熙の「韓国民族主義の諸問題」の一節にも聞くべきことが多かった。

韓末から植民地時代にかけて外国勢力の排除、主権の回復と圧制への抵抗が最大の関心事だった韓国民主主義は、「解放後初めて一大試練に直面することになった」という。なぜなら「史上初めて民族主義の指導と、政治権力への民族の関与という問題に接し、やがて指導者層と政権間の『和合』と『乖離』、さらに政治権力層のイデオロギーと民族主義の問題というややこしい現実にぶつかることになった」からである。
李博士は、さらに言う。解放前の韓国民族主義は、外勢に対する抵抗の民族主義たらざるをえず「一面では統一戦線のため、他面では日帝に対する反発として、多くの前近代的な文化遺制と保守層を包摂しつづけてきた。なかでも歴史主義的な国粋主義思想は、抗日愛国の看板のもとで、ひさしく韓国史観の前近代性をとどめてきた。そうかと思うと、日帝下の知識人のなかには、欧州文明の摂取という名分のもと、文化科学全般にわたって、ヨーロッパ啓蒙期以来の普遍主義と、思想のコスモポリタニズムが受け入れられてきた。これは結局、結果的に外勢支配の現実を見まいとする一種の逃避主義に過ぎない」。(「」内は李用熙発言)


また趙甲済が94年『月刊朝鮮』に発表した記事に触れた所感に強く引かれた。ちなみに先のMorris.読書録で孫引きした一節もこの記事関連だった。

ここで氏(趙甲済)は痛烈な知識人批判を提起している。「国民を守ってやれない支配層の生存要領は、弁明と偽善である」と言い、韓国でよく言われる「(韓民族は)平和を愛するから、一度も外国を侵略しなかった」という話など「戦争を決心する勇気がなかった」からに過ぎないし、「その平和なるものも、敵国の平和であって、わが民族の平和ではなかった」と、韓国論壇にかつて見ることのできなかった性質の批判を加えている。

他にも色々引用したい部分は多いが、あとがきからやや長分の引用で〆ることにする。

本書では、教科書問題とか従軍慰安婦問題……総じてこのごろ話題になっている現代の日韓関係には、全く触れなかった。ああいう話に深入りすると、相手が尊敬できなくなるからである。韓国人は認めたくないかも知れないが、過去の植民地支配に対する負い目の意識を、世界中で一番強く持っているのは日本人だと、私は思っている。同じ文化圏に属した同類と[支配・被支配の関係]になり、しかも自分が支配の側に身をおいていたということに、日本人は何かしら咎めを覚えるのである。日本と韓国とは同列・一体でなければならないという意識がそこにはあった。朝鮮総督府が「内鮮一体」といった、いまや悪しき同化政策の典型だと攻撃されている施策を、しきりに唱えたのはそういう意識があったからだ(「満州国」建国にさいしてうたわれた「五族協和」という理念についても同じことが言える)。にもかかわらず、現実には差別したという事実があり、それが負い目の意識として胸を刺すのである。だから韓国や中国から、過去の所業を謝罪せよ・反省せよと言われると「すみません、すみません」と反応するのだ。
これに反して植民地支配の本家である西洋人には、負い目の意識など全くない。むしろキリスト教文明の恵沢に浴させてやったという気持ちであろう。だから、謝罪せよなどと言われると、怪訝な顔をし反発する。その辺はかつての被支配国の方も心得ていて、謝れなどという要求は口にしない。要するに韓国や中国は、突っつき易い日本を突っついて、外交的に有利なポジションを得ようとしているに過ぎないのだ。だから、それは政治的次元の問題で、道徳の問題ではない。
もっとも「それが国益になるのなら、なんで悪い」と開き直られれば返答に困るが、私など自分では親韓派と思っている者には、腑抜けた戦後の日本人を恐れ入らせるような易しいことを−−白人には通用しないが日本人には有効だという、そんな安易なことを、いつまでもやっていていいのだろうか、という気がする。でんと書斎に居座った俗儒たちが、政治的次元の問題に道徳的な装いをこらして、あれこれ文句を言いながら、血と汗を流す戦いへの備えをおろそかにして、国を亡ぼした昔が思い出されるからだ。


全面的に賛意を表する気にはなれないが、確かに「政治的」には的っていると思う。

2007/11/06(火)●エクセル××●

やっぱり美味しいスコッチは美味しい(^_^)
つい昨日は半分近く空けてしまったが、今朝は宿酔もなくすっきりお目覚め。
でもてんきはあまりよくない。
昼に添付ファイル付きのメールが来る。これが拡張子.xlsつまりマイクロソフトエクセルファイルである。DEL坊にはオフィス入れてないので見ることが出来ない。以前稲田さんからエクセルを見るだけのソフトがあると聞いてたので、探してみたら、マイクロソフトの部屋にあった。名前もそのまま「エクセルビューワー」である。これをインストールして何とか読めた。内容は大したことないのだが、印刷する必要がある。ところがDEL坊はプリンタに繋がっていないのだった(>_<)。
しかたないので、ノレバン98号にインターネット繋いでファイルをダウンロード。ところが開けない(>_<) あ、そうだ、HDDの容量が不足気味だったので前から入ってたオフィスアンインストールしてたんだ。めんどくさいけどノレバン98号にも「エクセルビューワー」インストールすることにしたのだが、出来ない(>_<) win98でもノレバン98号の場合このソフトに対応してないみたいだ。また色々探してフリーソフトの「オープンオフィス」というのを見つけた。フリーのオフィスみたいなソフトらしい。100MG以上あるからノレバン98号にはちょっと大層だけどとりあえずインストール。これでとりあえず、件のファイルプリントアウトできたが、こんなもん、テキストファイルで十二分ぢゃないかヽ(`Д´)ノ ワード文書なら、win附属のワードパッドでたいてい読むことはできるのだが、エクセルのばやいはやばいぞ(^_^;) メールはできる限りテキストで送ってもらいたい。
午後KBSのラジオ聴いてたら、キムヘヨン、ユジナ、イテホがゲストに出てて、ほとんど世間話としょうもない音楽クイズでわいわいやってた。結局キムヘヨンはクイズでトップになって「土曜の夜に」を生で歌わされた上に、「ペミヤ〜 蛇だ〜」で始まるマイナーな曲までカラオケ無しで歌わされてた。韓国のラジオのこのいい加減さが好き(^_^)
女子バレーは日本-タイ戦。3-0の快勝。加奈ちゃんは今日も瞬間的な出演(^_^;)

【風の払暁】船戸与一 ★★★ 「満州国演義1」で、船戸の大河ロマンの1冊目らしい。満州にはいささか関心のあるMorris.としては見逃せないと、期待して読み始めたのだが、何とも読みづらい。
建築家の4人兄弟が昭和の初め、満州の地で、それぞれ外交官、馬賊、軍人、学生と立場を異にしながら、満州国の興亡に関わっていくという設定になっている。この4人の立場の入れ替わりで物語が行ったり来たりするものだから、Morris.はアレルギー状態。おまけにこの4人がどれもキャラが弱く、4人を操ろうとする特捜の男の方がよほど目立っている。
380pでまだ満州国は出来てない。やっと甘粕が登場するところ。
船戸の満州ものだから、読まざるを得ないのだ、今後の展開に期待するということにしておこう。

【日韓いがみあいの精神分析】 岸田秀 金両基 ★★★ 二人の対談である。岸田は例によってペリー強姦説のパタンでで全てを説明してすまそうという気配(^_^;) 

岸田 もちろんそんなことは現実にはありえませんが、もしかりに生まれてからずっと欲求が立ちどころにすべて満足される状態が続いたとしたら、個人の自我は成立しないはずです。挫折、不満、周囲との軋轢、屈辱などの体験を積み重ねることでしか自我は成立しない。国家の場合も同じで、何か非常にショッキングな体験がないと成立しないと私は思います。日本列島の自然の恵みのなかでのほほんと暮していたら、日本民族も日本国家も形成されなかったと思います。
金 日本人が永遠に忘れることの出来ない、原罪に匹敵するほど大きなショッキングな体験が歴史の中で生き続けているというのは面白い。日本人の個人意識や国家意識を触発したという韓国からの大きなショックとは具体的には何ですか?
岸田 白村江の戦いだったと考えています。


天皇制を軽く見ているような口ぶりをしながら、どんどん右傾化してる岸田の真骨頂も。

岸田 ヨーロッパのような一神教がないから、天皇の存在が必要だったともいえます。
現在の日本人が思想というものを真剣に考えないのは、そのせいだと思います。マルクスだってサルトルだって流行でしょう。サルトルが流行ったら、猫も杓子もサルトル、サルトルと何かと言えば持ち出す。サルトルがすたれたら、今度はフーコーとうい具合で要するにファッションです。誰でもいいのです。ヨーロッパでは、シソウやイデオロギー、哲学というのは神学の後釜です。神によって作られた世界秩序が崩れた後、何をもって世界秩序・世界の構造を成り立たせるかを真剣に考えざるを得なくなり哲学が生まれた。単なる知的遊戯ではなく、世界を把握するための、行き方を考えてゆくうえでの根本的な柱なんです。
日本人はそこまで真剣に考える必要が無い。万世一系の天皇が存在するから、イデオロギーや哲学なんていらないんです。ただ、ヨーロッパの哲学者や思想家の名前を持ち出していると何となくカッコいいから、飾りとして使うだけです。これは日本人が軽薄であるとかないとかの問題ではなくて、思想なんかはほかに使い途がないのだから、仕方がないんです。じっさいには必要ないんですから。必要ないものが大切にされないのは当然なんです。


そして極めつけの国家論。

金 国家というものは、なくても生きづらいけど、あっても面倒なものなんですね。
岸田 国家は個人の自我のようなものです。みんなが無私の境地になれば、誰とでも仲良く角を突き合せないで生きていけると思いますが、自我というものはなかなか捨てられない。
国家には必要悪の面があります。国家がないと無秩序状態になるし、国家を失った民族はかつてのユダヤ人のように流浪したり差別されたりする羽目になってしまう。国家が弱いと国民は様々な不利を被る。他国に軽んじられても、がまんしていなければならない。国家を強くすると他の強い国家と対立し、戦争になるかもしれない。国民は弾圧され、自由を奪われる。矛盾だらけの存在です。
日本は歴史上、自国を韓国よりも上だとしていた。韓国も日本を見下してきた。そういうこともあって日韓関係はこれだけこじれているわけです。


大和朝廷は百済の亡命政権とか、北朝鮮が大日本帝国の投影であるとか、どこかで聞いたような奇抜な(^_^;)仮説で満足してるあたりに限界を感じてしまった。

【朝鮮半島をどう見るか】木村幹 ★★★ 韓国と北朝鮮を「特別な国」でなく、諸外国と同じように客観的な視点で見ることで、日本のステレオタイプな朝鮮半島観(肯定的・否定的)から脱却したいとうのが著者の基本姿勢らしい。
国土の面積、人口、GMP、抵抗運動の犠牲者の数などの数値的データで客観的事実を知ることからスタート。しかしMorris.はこのデータの羅列はちと苦手である。

海外旅行について考えてみればよくわかるだろう。経済的余裕がなければ、私たちは「韓国にしか行けない」かもしれない。しかし、より経済的余裕が生まれ、何よりも、すでに一度韓国を訪れた経験があれば、多くの人は、次の旅行先として韓国以外のところを選ぶことになるだろう。理由は簡単だ。限られた人生の中で、人はできるだけ多くの経験をしたいと考えている。だから一度訪れた場所を再び訪れることは、よほどの思い入れがなければ、まずしない。

うーーん、これはひっかかるなあ。Morris.はたしかに経済的余裕はないし、韓国への思い入れはかなりあると思うのだが、こういう筆法は、はっきり言って「カチン」とくるね。人は図星をさされるとカチンとくるらしいけど(^_^;)

金日成とスターリンを比較して、北朝鮮が変だというより、スターリン時代の共産主義体制のプロパガンダを現在まで変わらず維持しているということが、異様に見えるという説明は説得力があったが、

北朝鮮が「わからない」国なのは、彼らの体制が異質で、非合理であるからではない。北朝鮮に関する情報が少なく、信頼するに足る結論を引き出すことができないからだ。北朝鮮の異質さを笑ったり、気味悪がったりせずに、「わからない」という事実と正面から向き合い、それを前提にして私たち自身絵hの北朝鮮への対処方法を考えることが重要なのだ。
「わからない」という結論は退屈だし、私たちをまんぞくさせるものではんあい。しかし、間違っているかもしれない主張を信じてやみくもに行動するよりは、この結論ははるかにましではないか。


こういう結論に持っていかれると、なんだかなあ、である。

朝鮮半島について「学ぶ」ということは、他人の人生について、「学ぶ」ことである。私たちが自分の人生を完全に理解できる日がこないように、ほかの人の人生を理解しようという試みにも、決してゴールなど存在しない。だが私たちは、そういった試みを日常的に行っている。時には想いは裏切られ、自分と彼らの間には、言い知れない距離があることを
感じることもあるだろう。
しかし、その試みを続けていけば、いつの日か私たちは気づくことになる。私たちの他人を理解する力、そして何よりも自分自身を理解する力が、いつのまにか大きく深まっているということに、朝鮮半島を「学ぶ」ことは、結局は、人間について「学ぶ」ことなのだ。


という、結びも、著者の「善意」はわかるが、これが果たして朝鮮半島理解への王道といえるかどうかということでは疑問が残る。

2007/11/05(月)●9th.Anniversary●

昨夜の女子バレー、日本-セルビア戦、途中で本当に待ちかねてた加奈ちゃんが登場して瞬間的に盛り上がったのにすぐ引っ込められて、結果も1-2で日本敗退。こんなことなら、加奈ちゃんずっと出しておいて欲しかった。
8時起床。
午後から雨になるとのことだったので、午前中に王子動物園へ。
今日のまぬうは雌で、いまいち元気が無かった。
予報どおり昼から雨になった。
Morris.部屋を開設して今日で9年になる。10年ひと昔ということからするとまだまだだが、よく続いてるとも思う。最近はこの日記だけしか更新してないな(^_^;)
開設日はMorris.の誕生日でもあるのでMorris.も今日また一つ年をとったことになる。恒例の「人間臨終図巻」山田風太郎から、この歳で死んだ人々を引用しておこう。

[五十八歳で死んだ人々]
……いろいろあったが、死んでみりゃあ、なんてこった、はじめから居なかったのとおんなじじゃないか、みなの衆。−山田風太郎−
シーザー(前102-前44)
杜甫(712-770)
菅原道真(845-903)
マキャヴェリ(1469-1527)
黒田如水(1564-1604)
尾形光琳(1658-17169
岩倉具視(1825-1883)
黒岩涙香(1862-1920)
種田山頭火(1882-1940)
阿南惟幾(1887-1945)
溝口健二(1898-1956)
高見順(1907-1965)
中川一郎(1925-1983)


あまりMorris.の思い入れのある人は見当たらないようだ。
いちおう誕生祝ということで、ホワイトホース12年を買ってきた。スコッチ贅沢(^_^;)である。


久々加奈ちゃん

今朝のまぬう

あくび

桜紅葉

今日のチャチャ

祝杯(^_^)
2007/11/04(日)●秋明菊●

昨夜は、久しぶりに女子バレー日本−韓国戦を見る。しかしいまだに高橋、竹下、杉山、多治見ら30歳前の選手に頼り切ってるのだから、厳しい。試合は3-1で日本が勝ったが、Morris.はお目当ての加奈ちゃんがベンチに入ってたので、楽しみに見てたのに、出番なし(>_<) 昨日は杉山の健闘が目立った。それにしてもあいもかわらぬジャニーズ系グループの愚にも付かぬ踊りや歌やコメント、アナウンサー解説者いっしょくたになっての、「日本応援団」ぶりは目に余るものがある。
前田君らと昨日の西神南駅付近の現場、シンガポールからの荷物の配達。
昼食は今日もかまど屋(>_<)
昼休み、現場の周りを散策。この界隈では白い秋明菊が流行ってるようだ。秋明菊といえば、数本がつつましく咲いてるイメージがあったが、こちらは100本以上群がり咲いていた。それに秋明菊って花が散ったら雌しべがそのまま球状の実になって、これがいっぱい並んでるのは造形的にも面白かった。
3時過ぎに作業終了。紙ゴミ捨てに行って4時半に倉庫を出る。
民主党の小沢代表が辞任表明したというのでTVは騒いでいた。福田とのボス会談で連立内閣を画策して反対されたのでキレたらしい。どっちも保守党にちがいはないものな(^_^;)


今朝の朝焼け

今朝のバイク猫

久々Morris.好み猫

久々ふさふさ猫

摩耶埠頭の薄

神戸の消火栓

秋明菊の群生

黄菊

秋の色
2007/11/03(土)●日向ぼっこ猫●

矢谷君ら5人で北区の保管荷物の配達。明日は船便の配達がある。
西神南駅付近で食堂も無く、昼食はかまど屋の幕の内弁当だった(>_<)
浅海君は相変わらず腰の調子が悪そうで、清水君は朝一番に階段で足をひねってしまった。溝渕君も椎間板の具合が悪いとかで負傷者だらけである(^_^;)
一昨日の落合采配に関してこちらでは珍しい中日ファンの清水君に感想を聞いてみた。「落合らしい、というか、落合ならではというしかないね」とのこと。「いちおう8回終わった時点で山井の指の肉刺がつぶれたためという公式発表を信じるしかない」とも。53年ぶりの優勝は嬉しいものの、やっぱり山井にパーフェクト挑戦もさせてみたかったという気持も強かったそうで、複雑なところらしい。
帰り道、猫横丁で三毛が気持良さそうに日向ぼっこしてたので後ろから、前から撮影する。
KBS先週のノレチャランにチャンユンジョンが出演して新曲「チョッサラン 初恋」を歌った、胡弓をフューチャーした感傷的な良い曲だ。前作「オブバ」路線でなくて安心した(^_^;) 「コッ ハナ」の流れを汲む曲といえるだろう。


日向ぼっこ猫

前から

新曲「チョッサラン」のユンジョンちゃん
2007/11/02(金)●眠り病その2?(^_^;)●

7時頃起きたと思う(^_^;) でもそのままべッドで本読んでたつもりがまたまた寝入ってしまい、目が覚めたら日が暮れていた(>_<)
明日も休みなら、そのまま起きてるのもかまわないのだが、明日、明後日と仕事なので、12時前にはまた寝ることにしたのだが、さすがに眠れない。1時間ごとに起きてやっと3時過ぎに眠りにつく。それでもトータルではかなりの睡眠時間である。
眠り病といえば、色川武大(阿佐田哲也)がかかったナルコレプシーが有名だが、Morris.の場合は単なる過飲が原因と思われる(^_^;)

2007/11/01(木)●ジュンク堂●

7時半起床。朝から雨である。
昼過ぎて雨も止んだので、JRで三宮に出て三井住友銀行で出金、シティ銀行に入金しに行く。何でこんな面倒なことをするのかというと、なぜかシティ銀行の口座に振込みが出来なくなってたからだ。直接シティ銀行で入金するつもりだったのだが、それも出来ない。行員に調べてもらったら、Morris.が転居届けしてなかったから、数ヶ月前から連絡先不明のため、口座やカードにガードがかかっていたとのこと。よくわからないがややこしい。
ジュンク堂3Fの語学コーナーの韓国語の棚を覗く。本当にひさしぶりだ。韓流の影響で、ドラマ映画関連書籍が増えた頃は余り関心もなかったが、語学学習本は、かなりの充実振りである。Morris.は「韓国語ジャーナル」をときどき読むこともあって、アルクがいちばん進んでるのかと思ったが、ベレ出版とかDHCとか新興出版社の中級向けの本がたいていCD付で1,500円から2,000円くらいで売られている。万年初級のMorris.には今更、という気持と、最初に学び始めたころにこのくらいの充実があったら、Morris.の韓国語ももう少しはどうにかなってたろうなという、考えても意味の無い感慨に捉われてしまった(^_^;)
そのほか美術、写真、文藝、料理、旅行、などのコーナーを見て回る。それぞれに見ごたえがあった。本屋巡りはMorris.の趣味というより日常生活の一部だったのに、ここ数年とんと縁遠くなっていた。もちろん図書館依存ということもあるが、以前住んでた六甲道の本屋の衰退、そして、現在住んでるJR灘一体の本屋砂漠(^_^;)状態が一因でもある。でも、たまには三宮、大阪に出るのだから、もう少し本屋に足を向けるべきだということを思い知らされた。
結局今日はジュンク堂に4時間(^_^)くらい滞在して、1冊だけ買った。何を買ったかは、いずれわかるだろう(^_^;)
星電社で安いDVD-R生ディスク50枚買う。いちおうTDKなのに1枚あたり40円しないというのは驚きだが、書き込み速度が1
〜8倍で表面がインクジェットプリンタ使用付加のためらしい。それにしても4.7GBのディスクがこの値段というのは安すぎる。30年ほど前の「GORO」掲載の高級カセットテープ1本の値段で、DVDディスク50枚買えるというのだから、おっそろしくなってくる。
日本シリーズ5戦目。ダルビッシュ、山井の先発だった。ダルビッシュは1戦に比べるとやや疲れもあってか低調だったが、それでも7回まで矢野の犠牲フライの1点だけ。だが、それよりもすごかったのは山井で、8回までパーフェクト(@_@) それなのに9回落合監督は岩瀬に交代。岩瀬も3人で抑えて結局二人で「完全試合」達成して中日53年ぶりの日本一となったのだが、この落合の采配には異議有りである。当然落合流戦法だとこれを肯定したり、持ち上げる意見があることを勘案しても、それでもMorris.は、ちょっとムカッとしたね。
もし山井が日本シリーズ初の完全試合を達成したら、中日53年ぶりの優勝も落合監督もかすんでしまったにちがいない。それを避けるためにも落合が岩瀬に交代を命じたというのは、意地悪な見方なのだろうか?プロ野球はショービジネスではないのかい? 名古屋ドームの中日ファンからも山井コールが沸き起こる中でのあの交代は「暴挙」だと思う。まあ、今回はにわか日ハムファンになったMorris.だけに不完全燃焼、欲求不満があってのことかもしれないが、やっぱりMorris.は落合は嫌いだー。日本シリーズ最大の誤算というか、がっかりだったのは森本ヒチョリの不振に尽きる。


ジュンク堂3Fから

イカだらけ(^_^)

かなり気の入った炒飯

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