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Morris.日乘2008年3月 
Morris.の日記です。読書記録、宴会散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。  
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思想朦朧
Morris. personal calender

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2008/03/31(月)●Morris.部屋不通(>_<)●

御影の億ションの韓国人の現場。
昼休み近所を散策してたら、でっかい顔だけの地蔵尊の祠があった。「くび地蔵」というらしい。看板によると「かつて大名行列や旅人が、西国街道を盛んに往来していたころ、当地に首から上の病気に霊験あらたかだったという「花松地蔵」と呼ばれる地蔵尊があった。この「くび地蔵」は、大正6年に地域の人々によって建立されたもので、すでにあった花松地蔵に納め「花松くび地蔵」と名付けられた」とのこと。なかなかユニークである(^_^;)
国道南に古めかしい建物があったので、覗いたら「灘高」だった。
ますみちゃんからメールで「朝からMorris.部屋繋がらない」とのこと。またorcalandのメンテか不調なのだろう。
たしかに夜帰宅してDEL坊立ち上げたらMorris.部屋繋がらないし、更新もできない。とりあえずひらちゃんにメールしておく。


くび地蔵尊石碑

でっかいお顔である(^_^)

くび地蔵の由来

灘中 灘高

ガラス猫

億ションから虹を望む
2008/03/30(日)●春雨ぢゃ(^_^)●

8時起床。朝から雨模様である。昨日京都に行っておいて本当に良かった(^_^)/
Morris.日乘4日分の更新。なんと4時間もかかってしまった(^_^;) 昨日の京都篇が大作??になったせいもある。
午後は阪神−横浜戦をTV観戦。緒戦、第二戦を見逃したので、Morris.にとっては今日が開幕みたいなものである。
開幕連勝と波に乗る阪神、今日はどうかなとちょっと心配しながら見てたのだけど、終わってみれば7-0の快勝。荒井の5打点の大活躍に福原の完封勝利というおまけ付きだが、横浜4併殺の拙攻が、一番の勝因だろう。でもこれで開幕3連勝という出来すぎのスタートである\(^o^)/
結局今日はほとんど部屋で休養。これは理想的展開である(^_^;) 

2008/03/29(土)●鴨川下り●

8時起床。今日は京都に行くことに決めていた。
鹿嶋さんから近代美術館のドイツポスター展の招待券貰ってて、会期が明日までだったからだ。それにそろそろ桜も見ごろになってるから、一粒で二度美味しい京巡りできそうだし、この際夜は鶴橋サランバンでノレチャランというのも良いと思う(^_^)
ただ、ここ数日の疲れが溜まってるので、今日は休養日にして明日にしようかなどと弱気にもなったが、何とか王子公園9時発の電車で京都に向かうことができた。。梅田まで出て特急に乗り換えたのだが、いつものロマンスシート車でなかったのがちょっと思惑外れだった。それはともかく、天気は上乗だし、鞄には元町「つの笛」で最後に買った文庫本忍ばせてきた。Morris.最愛のドイツ人作家エーリヒ・ケストナーの未読の作品「一杯の珈琲から」である。ドイツポスター展見に行くときのお供にぴったりではないか(^_^) 期待を裏切らない面白さである(^_^)
10時過ぎに河原町到着。銀行に寄って、河原町を北上。途中見覚えの無い「赤尾照文堂」という古書店看板があったので、思わず入ってみる。1階は京小物の土産物屋で古書店は2階。和書や木版画中心の小洒落た品揃えだし、日本家屋の骨組みをそのままむき出しにしたインテリアも素敵だった。店の女主人に聞いたら、以前は1階が古書店だったのを、住まいにしてた2階が空いたので、天井を取っ払ってこれを利用したのだとのこと。木版画を主力にしたのは、最近インターネットの普及で、一般古書店の形態ではやっていけなくなったため、この店もメインの商いはネットに移行して、ここはショーウインドウ代わりの店舗ということらしい。
江戸時代の図譜や地図、博物図鑑などの復刻版を一枚刷りにして、千円から2千円くらいでバラ売りしてあるので、中途半端な京土産よりこちらの方がお値打ちかもしれない。
その後小さな画廊のルネ・ラリック展など冷かして高瀬川沿いにを上って、昼食は三条木屋町の「長浜ラーメン みよし」へ。いやあ、ここにくるのは何年ぶり(@_@)だろう。Morris.部屋自サイト検索で調べたら2001年10月15日の日記がヒット。おいおい6年半ぶりかい、そんなわけはなかろうと思うのだが、ともかくも数年ぶりというのは間違いない。Morris.が関西に来て40年近くになるが、関西で一番の博多ラーメンといえば、この店だと断言できる。そのくらい美味しい店なのだ。当然常時満員なのだが、今日は昼前ということですぐに坐ることが出来た。広口の器に白色の豚骨スープ、理想的な細麺、紅生姜、煎胡麻かけて、うーーーん、やっぱり大満足\(^o^)/。もちろん替え玉頼んださ(^_^) これで定価\500、替え玉入れても\600というのは嬉しい。近くにこんな店あったら毎週通うところなのに−−−(>_<) 
いい気分になって酒屋で赤ワインのハーフボトル買いこんで、ふらふらと岡崎公園方面に向かう。途中妙伝寺の境内に満開の桜見つけて撮影したりして、岡崎公園に着いたら1時前だった。和洋折衷の大時代的建築の京都市立美術館に入ろうとしたら、今日の催しは「大判写真展」になってる(@_@) そうか、ドイツポスター展は向かいの近代美術館だった。展示会の正式名称は「MODERNE DEUTSCHE PLAKATE ドイツ・ポスター 1890-1933」である。会場は3Fで、受付で八つ折のパンフレットもらう。拡げると一面が展示会のポスター、裏面に全展示作のタイトルが連番付きで表示されている。この手のパンフは最近の流行らしいが、観覧者にとっては嬉しいし便利でもある。展示作品には番号だけで説明はないが、このパンフレットがあれば、大丈夫、と思ったのだが、何となく勝手が違う。何故か壁の展示作が番号順に並んでいないのだ。会場レイアウトの問題かもしれないが、これでは連番の意味があまりない上、やたら入り組んだ会場で順路がわかりにくい。さらに、天井からの照明が作品のガラス面に反射して見にくいことこの上ない。また、会場は4階にも分散開示されているのだが、4階入り口でチケット半券を提示するようにと言われた。Morris.のようなうっかり者はよく半券すぐ無くしたりするので、これは3階の受付でちゃんと説明しておいて欲しいぞ。それにガラスケースに陳列してある雑誌や画集は当然のことながら、開かれたページだけしか見ることができない。あのロシア絵本展で、全作品のコピーが用意されてた親切さとは雲泥の差である。
などと、文句たらたらなのも、肝腎のポスターが、Morris.の期待にいまいち応えてくれなかったのが大きな理由にちがいない。もちろん素敵なものや、インパクトあるものもあったけど、全体のトーンがMorris.の好みと微妙にずれているようだ。これなら同時代のフランスやイタリアポスターの方が好みに合う。
カルピスデザイン公募佳作作品ドイツポスターの影響を受けたらしい、カルピスのデザイン公募作品(1923)は面白かった。キャッチコピーに「めっぽうかい美味い」なんて書いてあるのを見ると嬉しくなってしまう。例の黒人意匠はもちろん、佳作の、窓と月と街並みコップに入ったカルピスなどを構成派的に組み合わせた作品→に強く心惹かれた。
そして、当時のデザイナー(図案家)の中でMorris.が一番関心を持っている杉浦非水のポスターとデザイン雑誌「AFFISCHE アフィッシュ」8冊が展示してあったのは大きな喜びだった。しかし、先ほどの愚痴の繰り返しになるが、この雑誌こそ是非中身を見たかったぞ(>_<)。
また4階のガラス棚に、Morris.も6冊持ってるARS社の「現代商業美術全集」が麗々しく展示されていたのは、別の意味で嬉しかった(^_^) これはたしか今は無き後藤書店で買ったと思う。1冊\350という、今思うととんでもない安価で手に入れた(表紙裏に書いてあった値段)らしい。あの時全部で10冊以上あったのに、半分しか買わなかったのが今となっては悔やまれる。いや、半分だけでも買って、地震にも負けず手元にあるというのを僥倖と思うべきなんだろうな。
美術館隣の京都府立図書館にも入ってみた。これは数年前に建てられたものらしい。建物は擬古風だが、配色がちょっといただけない(^_^;) 中は螺旋階段のあるお洒落な造りだが、内容的には、普通図書館と違って資料中心なので、さっさと退散(^_^;)
そのあと平安神宮にも寄ったのだがここの桜はまるで咲いてなかった。どうもMorris.はこのけばけばしい朱色の神社はあまり好きになれない。春休みシーズン真っ盛りの土曜日とあって参拝客は多く、外国人の団体も目に付いた。韓国人団体もいて、ガイドの韓国語での案内をしばらく拝聴する(^_^;)
どこかでゆっくり花見しようと、鴨川方面に向かう。途中、住宅工事中の更地の庭に見事な枝垂桜が満開で、桜の木の周りに囲いをして一般公開してあった(ナイス!!)ので、見物兼一休み。1/3ほどワインを飲む。鴨川ほとりの桜も満開の木は少なく、京都の花見はやはり来週がピークになりそうだ。
鴨川の先斗町歌舞練習場向かい岸に白とピンク綯交ぜになった枝垂桜が満開でその下に円柱石が倒れていたので、ここに陣取って「花見て一杯」モードに。花見酒で潰れるという前科が何度もあるMorris.は、これを見越して今日はハーフボトルにしておいたので、とりあえず心配ない(^_^;) それにしても花の下というより、花の中でのワインは美味しかった。あっというまにワインは空になってしまったが、しばらく陶然としていた。
3時半過ぎたので、そろそろと鴨川の河川敷をぷらぷらと南下する。ところどころに桜が咲いてるし、連翹、雪柳などが目を楽しませてくれる。空には鴉と鳶が飛び回ってるし、水鳥の姿も多い。途中青鷺や白鷺を撮影。青鷺の飛翔ショットはわれながら上出来だと思う。
JR京都駅に着いたのが4時過ぎで新快速に乗ったのだが、とんでもないラッシュだった。鮨詰めという言葉そのままで、どっと疲れてしまった(>_<) でも、やっぱりMorris.は環状線に乗り換えてサランバンに向かったさ(^_^;)
土曜日と言うのにサランバンは客一人もいない(^_^;) 結局Morris.貸切状態で、ママと2人で飲んで歌って踊っての4時間半(^_^;) ママが例の「カスバの女」韓国語バージョンを覚えたいと言うので、何度も繰り返し練習したのだが、どうしてもママは日本語歌詞歌ってしまうので練習にならなかった。途中でMr.Postmanが来たのでちょっと楽になった。ママが古いアルバムを見せてくれた。ドラマー兼司会者だった故人のサランバンマスターの姿を初めて目にすることが出来た。ママの当時の写真もあって、時代を感じる。
11時まできっちりお勤め?すまして零時過ぎ帰宅。今日も日記は更新できない(^_^;)
今日の京都のデジカメ画像44カットを期間限定でスライドショーとしてアップすることにした。
今日の阪神デイゲームだったが、金本の大活躍もあって連勝したらしい。良い調子である(^_^)(^_^)
疲れたけど楽しい一日だった(^_^)


この2階が古書店

三条大橋の刀傷

金目銀目

長浜ラーメンみよし

柳桜をこき混ぜて

浄土宗だん王

妙伝寺の桜

京都美術館

こちらが近代美術館

広告塔の復元

会場風景

Morris.所蔵の現代商業美術全集

でかい鳥居

堀に浮かぶ桜(ウソ)

京都府立図書館

螺旋階段

工事現場満開の桜

Morris.御用達の桜

花見て一杯

花の中の花見ぢゃ(^_^)

桜に鴉はミスマッチ

青鷺

白鷺

ケナリ(連翹)

タンポポの綿毛

幼き日のサランバンママ(左)

今は亡きサランバンマスター
2008/03/28(金)●清水君復活●

清水君らと河内長野、松ヶ丘のニュージーランド向けピックアップ現場。交通事故で休んでた清水君は今日から復活。鞭打気味だが、思ったより元気そうだったし、事故(車全損)の割にこのくらいですんで不幸中の幸いというべきだろう。
一昨日北海道巡業(^_^;)から帰った秋本君は、4月1日の名古屋を皮切りに10日間ぶっ続けでMorgan's Barのツアーとか。そっち(音楽)方面で忙しいのは良いことである。
現場は見積りより荷物が多かった(>_<) 昼食は王将で中華丼と餃子。ここの王将は他の店より美味しかった(^_^)
午後からは高平さんにヘルプに来てもらったが、作業終了は5時半過ぎ、しかも、洗濯機などローカル配達もあって倉庫に着いたのが8時過ぎ、その後、明日の荷物の積み込みなどして、倉庫出たのが9時過ぎ、部屋に帰ったらセリーグ開幕戦阪神-横浜の試合は終わっていた。結果は4-2で阪神勝ったらしい(^_^) 開幕戦に弱い阪神としては異例の好スタートである。
鉄人マーケットのウタカイへ。着いたのが10時で半分以上終わってた。Morris.は先月も歌った「カスバの女」韓国語バージョンと、童謡「故郷の春」。可もなし不可もなしといったところだろう(^_^;)零時前帰宅、今日も日記書けず(^_^;) 明日は10日ぶりの休み(強引に(^_^;)、それも明後日まで連休(^_^)(^_^)である。


今朝の大阪

不思議な水道局バルブ

今日の矢谷君
2008/03/27(木)●過労限界灘(^_^;)●

6時半起床。朝風呂つかって、7時半に駐車場で矢谷君とおちあい、サークルKで朝食買って、現場に着いたのが作業開始1時間前だったので、昨日の大学院の建物を再訪することに。神社の石段途中の繁みに黒白猫の死骸が(>_<) っと思ったら生きてた(^_^;) まだ子猫だがかなりの面構えである。でもMorris.はこういうの好き、なのでしばらくMorris.@Catographerモード。
例の大学院の建物は昨日見たのは裏側だったらしく表に回ったら尖塔というより建物中央部分だった。それにしても、なかなか良い建物なのに何となくほったらかしと言う感じだし、周りの立ち木が邪魔になって全体を見るのが難しい。名古屋市も金余ってるのならこういう建物の整備に金を使って欲しい。いや、愛知学院大学の私物だからそうもいかないのか。
現場は、昨日で懲りたので派遣は近所のとしろうの現場に回し、2人作業。昼食は「あした葉」といううどん屋の定食。この店は以前神戸六甲道駅前、住吉駅前にあった同名の店と関連あるようだ。矢谷君が懐かしいうどんの味だと言ってた。Morris.も住吉店には何度も行ったが、いつもかき揚げ丼頼んでたのでいまいち記憶が薄かったが、言われて見るとたしかにそんな気がした。
午後2時に作業終えて近くのとしろうの現場へヘルプにはいる。ここがまた、例の派遣のため人数の割りにいっこうにはかどらずにいた。結局5時までみっちり梱包作業済まして神戸に向かう。倉庫着が8時前。やっぱり疲れてる(>_<) 帰りにダイエーで刺身と日本酒買って部屋で晩酌。結局日記などは後回し。
昨夜ホテルのベッドで読んでた本を置き忘れたことに気づく。サンパルMANYOの\105均一棚で買った本だから実害は少ないが、あと50pで読み終えただけにちょっと残念。


猫の死骸(>_<)??

どっこい生きてた(^_^)

白と黒、光と影

愛知学院大学院正面から

あした葉の定食

阪神高速夕景
2008/03/26(水)●名古屋で花見?!●

4時起きで矢谷君と名古屋千種区アメリカ向け荷物ピックアップ現場。海外便のほか、保管、航空便もあり、明日までの二日取り。別会社から3名がヘルプに入るも、リーダー以外の派遣2人はほとんど役立たず(>_<) 梱包は出来ない荷物は持てない飲み込みは悪いの三拍子揃い踏み(^_^;)で、矢谷君の足をひっぱりまくり(^_^;) あまりにひどいので、途中から完全無視状態。
昼食はきしめん定食。不味くはなかった(^_^;) 
食堂の近くに「大観堂」という古本屋があったので冷かす。なかなかしっかりした品揃えで、詩集や漱石関連文献が揃っていた。
現場のすぐ北が愛知学院大学で、本館前の桜が八分咲きだった。守衛に断って中に入りデジカメ撮影。すぐ近くに小高い丘があって木々の間から古めかしい尖塔が垣間見えたので、登ってみる。城山八幡宮という神社の境内にあって「愛知学院大学大学院」と書いてあった。現在は学舎としては使用されて無いようだ。もう少しじっくり見たかったが時間が無いので現場に引き返す。
午後も派遣の2人は全く役立たずで、ほとんど3人作業状態(^_^;)。
5時前に今日の作業終えて、金山ホテルにチェックイン。
シャワー浴びて、矢谷君とホテル近所の「長浜ラーメン まき」で博多ラーメン、餃子、ビールで\1,100のサービスメニュー頼む。ここのラーメンは名古屋には珍しくちゃんとした博多ラーメンで、金山ホテル泊のときはたいてい夕食はこれを頼み、替え玉するのだが、今日は、その後の予定があったので替え玉なしですます。
そしてお目当ての「三木」へ。去年の12月14日に初めて入って頼んだ網焼きトンチャンがあまりに美味しかったので、今度名古屋泊の仕事があれば絶対行こうと思いながらなかなか機会が無かったのだ。例によってしゃきっとしたけんちゃん(大将)がいて、Morris.のこと覚えていてくれた。当然トンチャン頼む。二人前頼もうとしたのだが、けんちゃんに「1.5倍にしとくね」と先手を打たれてしまった(^_^;) 材料が入りにくくてメニューに無いときもあるので、そうそういっぺんに出すわけにはいかないらしい。それでも充分な量があったし、七輪に炭火で丁寧に焼き上げたテッチャンは無茶美味で、矢谷君もすっかりご満悦のようだった。当然酒も進む(^_^;) 結局Morris.は熱燗3杯、矢谷君は焼酎水割り2杯飲み、コノシロの酢漬け、イカ焼き頼んで、いい気分になって勘定にしたら「二千二百円」だと(@_@) 一人\2,200でも安いと思うのに二人分だぜ(^_^;)/この前もえらく安いと思ったが、とんでもない店である。そういえば、Morris.好みの名古屋駅前の名古屋モード学園螺旋ビル、今日竣工したとのこと。何か因縁だね(^_^) またゆっくり見物に行かなくては。
連日の過労もあるので、早めに休むことにしようとホテルに戻る。今夜は11時過ぎからサッカー日本-バーレーン戦があるからどうしようかと思ったが結局疲れには勝てず寝てしまった。結果は日本敗けてしまったらしいから、見なくて正解だったかも(^_^;)


昼はきしめん

大観堂古書店

愛知学院大学

八分咲きの桜

不思議な尖塔発見

由緒ありそう

愛知学院大学大学院だった

これは何だろう?

庭桜(^_^;)?
2008/03/25(火)●北野観光最終日(^_^;)●

北野のマレーシア人の現場最終日。今日も壁紙作業と同時進行(>_<) 午前中に梱包済みの荷物降ろして、トラックに積み込み、キッチンに入ろうとしたら、また奥さんが「後で」という。おいおい、今日は最終日じゃないのかい? しかたなく、リビングの小物をちょこちょこ梱包。
今日の昼食も「燕京」へ。今日のランチは八宝菜、そしてお目当ての玉子スープ(^_^) うーーん、ここの玉子スープは本当に美味しいぞ。もちろん八宝菜も美味しかった。ここのランチこれで\750はお値打ちである。
今日の昼休み北野散策は、オーソドックスに異人館巡り。途中アメリカンショートヘアとも出会ったし、〆は風見鶏の館と萌黄の館で一服。やっぱり北野界隈はそれなりに楽しい散歩スポットであることは間違いない。
午後に現場に戻ったら、何と旦那が台所でフライパンで料理してた(@_@)。 引越しする気あるのか? と、矢谷君はかなりキレたようだ。その後紆余曲折もあったが、ともかくも3時過ぎに作業終了。Morris.はダブルべッドのマットレスをカートンに入れるとき倒れかかったマットレスの端が顔面直撃(>_<) 右目の横がちょっと腫れてしまったようだ。倉庫にもどって、しばらく氷で冷やす。大したことは無かったようだ。
7時帰宅。今日は日本で大リーグの開幕戦で、松坂が投げるというので話題になってたが、Morris.はそれほど関心がない。いちおうチャンネルはつけておいたが、松坂はいまいちぴりっとしないピッチングで、何とか敗戦投手は免れたようだ。
今日まで4日間北野観光だったが、明日は4時起きで名古屋観光(ウソ)である。早く寝なくては(^_^;)


燕京の玉子スープ(^_^)

燕京トイレの菖蒲

ボイラー?

北野のアメリカンショートヘア

レトロティカルモダン

この壁は良い

華僑組合の建物

ドアの色の取り合わせが絶妙
 

さりげないたたずまい

コロニアル(^_^)

simple is beautiful

浄心寺鐘楼の龍

萌黄の 館

これは朝鮮テイスト

風見鶏の館
2008/03/24(月)●今日の北野散策(^_^;)●

天気予報では今日は一日雨のはずだったが、早朝に雨は上がり、昼前には晴れ上がった。
北野の現場3日目だが、なんと壁紙張替え職人がやってきて、今日明日でやってしまうという (@_@)。 そんなもの引越し作業終わってからやるものだろうと思ったのだが、予定は変えられないとのこと。急遽、トラックを呼んで、朝から荷物降ろし。これだけで結構疲れてしまった(>_<)
昼食は燕京で今日のランチ芙蓉蟹食べる。一昨日天津飯食ったから、かぶってしまうのだが(^_^;) 今日のはちゃんと蟹が入っていて、この前の小海老の背綿のじゃりじゃりがなかっただけに美味しかった。
その後は恒例の?北野散策(^_^;)。シェウエケ邸などの異人館を冷かして、神戸外国人倶楽部の裏の坂を上っていったら、金網の草むらに黒白と白雉の猫発見。当然Morris.@Catographerモード(^_^) 白雉は後ろ足を怪我してるようで、警戒心が強かったが、黒白は人なつこいというか、全く無警戒。あまりに馴れ馴れしく近寄ってくるし動き回ってかえって写しにくかった(^_^;) どちらも右耳の上をカットされてたから、いわゆる地域猫だろうと思う。
午後はマスターベッドルームでベッドの解体と梱包。それにしてもマレーシアのお国振りなのか、部屋の散らかり具合は半端でない(>_<) かてて加えて、あちこちで壁紙張替えやってて、剥がした壁紙が散乱して、大変な現場となった。
5時前に倉庫に戻り6時半まで作業して7時帰宅。繁忙期とはいえ、流石に疲労が溜まっている。
KBS日本語放送で、韓国の国歌(愛国歌)の話題。以前この歌詩には決まったメロディが無く色んな節回しで歌われていて、中で一番ポピュラーだったのが「蛍の光」のメロディだったらしい。ためしに歌ってみたらたしかに歌詞とメロディがぴったり合う(^_^;) 現在のメロディは、1935年にアンイクテ(安益泰)が作曲した「韓国幻想曲」の中に出てくるもので、1948年からこのメロディが国歌に定まったとか。
島田和夫部屋スケジュール更新。


燕京の芙蓉蟹

Asia Pearl入り口のガネーシャ像

シェウエケ邸

凄い表札

取って付けたようなライト

東隣の異人館

警戒心強い白雉

怖いもの知らずの白黒

六甲昆虫館のモルフォ蝶標本


【バングラデシュ選詩集】 丹羽京子編訳 ★★★ バングラデシュについては、ほとんど何も知らなかった。ネットで知り合った海子さんが、突然、バングラデシュの写真を彼女のブログ「日替わり定食」で公開されそれがあまりにすばらしかったので、ついついMorris.もこの国への関心を覚えたところに、灘図書館で本書を見つけ、思わず借りてしまった。
バングラデシュが、パキスタンから独立したのが1971年。本書にはその前後の激動の時期を文化的に支えてきた4人の詩人の作品が掲載されている。
ひととおり読み終えたのだが、ほとんど理解できなかったというべきかもしれない。それでも、日本や西洋の詩とは違う、独特の世界が感じられた。ような気がする(^_^;)
とりあえず、一人1篇ずつ、印象に残った作品を紹介しておく。


私の世界 ニルモレンドゥ・グン(1945-)

世界とは金の指輪に人生の色をまぶすこと、
世界とは血と肉をもって一晩じゅう起きていること。

世界とはなにかを待っている一対の目の期待、
世界とは飾りつけられた宇宙、サリーの端にくくりつけた鍵。

世界とは未だ訪れざる子ども、人形で飾られた家、
世界とは魅惑の酔い、毒にまみれた北東の嵐。

世界とは叶えられない望み、苦悩の沼地、
世界とは世界の破滅、世界とは君


愛しい人よ、君のほかに アル・マームド(1936-)

愛しい人よ、君のほかに、詩に書くことなど見あたらない。
かつては自然があった、国もあった、そして良き日々が。
勝つか負けるかに揺らぐ魂の動揺もあった、胸の内には。
不実な赤い目に宿る一粒のように思えた、その
君以外に今日、美と比べられるものがあるだろうか、
君は星ではない、鳥ではない、あるいは花束でも。
河やあるいは平原の湖になぞらえて
偽りの君を描こうとする、彼らこそが君の子どもたちだと知っているのか?
そして恋人たるわたしは、永遠に君がそんな子どもを持たないことを望む。
手の届かぬほど遠くの、彫刻をほどこした寝台に
寝床を用意しようと思った、君はそこで薔薇油(アトル)を注いでおくれ、
君と比べられるものはない−−これが詩人の最後の言葉であるように、
人間の血と排泄物、余剰の汗と吐き気において、
ああ、神よ、ついにあなたの傷ひとつない芸術は流されていく。


 ショヒド・カドリ(1942-)

ひとりの踊り子のステップが、その終わりに
さしかかる前に、百万の語らいの鈴の音に包まれて
人は感じることができる、わたしはもはやひとりではないと、
       この世界で一番美しい町で。


頭には黄昏、骨には色とりどりの霧 シャムシュル・ラーマン(1929-)

頭には黄昏、骨には色とりどりの霧を纏って
ぼろぼろのサンダルを足に、私は戻ってきた。
真っ暗な部屋で
(最近では停電の孔雀が時を選ばず羽を広げる)
空想のなか、君の崇高な姿が蜃気楼となって
わたしをひどく誘惑する。
しばらく歩き回ってわたしは時をすごし
もつれたことどもに思いをはせる、
思い出すのは、
学位などをありがたがり、大切にされていた若き日々、
父のキャラバンサライでなにをするでもなく過ごしていたこと、
広告など読んで。思い出すのは、
皺の刻まれた年とった父の
悲嘆の嵐に歪んだ顔、たったひとり
家の隅で涙に暮れていた母、そして彷徨える心のわたしは
君の姿を思い描いて、感情の高まりのなかに時を過ごしていた。

今はなにも話せない、
厳しい重荷のせいで背中は曲がってしまい、
子どもを育てる毎日に、墓場の風のような溜息が吹く。
君がかつて色のついた紙で手紙を書き送った男を
今日この青ざめた時の巡りに見かければ、
とっくに失ったはずの幽霊と思い
怖がって遠くへ逃げていくはず。その男を
時が啄ばみつづけ、そばにいるのは孤独な猫、
病だけがその男を目覚めさせておく。ときに
君の遠くの顔が、わたしに覆いかぶさってくる。
朽ちた部屋に横になって思い描く、
ハタオリドリの巣、はるか遠くの子ども時代の橋、
いつかの君のやわらかい手、そしてあの男のこと、
そのポケットには鸚鵡が入っていた、濃い緑色の菱の実も。
彼は静けさを兄弟と呼び、鳥の群れのなかに
彼の住まいはあった。

わたしは待っていた、けれどもそんな幸福なときはやって来なかった、
それに触れると部屋の壁も賢くなるような、
ほんのひとときわたしの内なる骨も歌をうたうような、
茉莉花(ベル)の蕾が遠くの燕となるような、
霧のなかの大地を横切って、孤独な農夫のように歩いていくような、
森のはずれでひっそりと、
忍耐強い月が色褪せた果物を拾っているような。ときに
わたしの足が笑って訊ねる−−
あと何日そうしているつもりか? わたしはただ間抜けのように
足の甲をみつめつづける、どうしても
なにも探しあてることはできず、
わたしは待ちつづける、知られざる時に
一瞬にしてわたしをくわえ、連れていってくれる
二日目の月を。

2008/03/23(日)●ジェイン寺院●

朝、ちょっと早めに出る。例の猫屋敷でMorris.が一番好きな顔の真中に縦筋のある猫を久しぶりにアップで撮ることが出来た(^_^) ナフコ横で昨日の朝市やってないか、覗いてみたが何も無かった(^_^;)。歩道橋の横で、例の早咲き桜が満開になってたのでしばし花見(^_^;) 霞んだ朝日をバックにデジカメ撮影。これはなかなか雰囲気のあるショットが撮れた。と思う(^_^;)
昨日と同じ現場。Morris.はほとんど一日子供部屋のベッド関連の梱包作業。
昼は現場の隣のビルにある「Pinky」というインド料理屋で、チキンカレー食べる。大きなナンとチャイが付いて\750はお買い得。でもちょっと辛さが物足りなかった。
昼休みに近所を散策したら、白亜の石造りの寺院を発見。「バグワン・マハビールスワミ・ジェイン寺院」というジャイナ教の寺院だった。北野は結構来てるけど、これは今まで気づかずにいた。インド人らしい女性が出てきたので、中に入れるか聞いたら、靴を脱いで入ってくださいのこと。石段を上ったところが1階でここにも祭壇があったが、2階が正式の祭壇らしい。とにかく、すべてが白大理石造りで、まるで映画のセットみたいだった。2階は撮影禁止らしい(>_<) 数人の僧侶がお祈りして、その後ろに信者らしいインド人が坐っていた。女性の一人が、小さな卓の上に米粒で模様を描いていたので、断って撮らせてもらう。
時間無かったので早々に出たが、ここはもう一度ゆっくり訪ねてみよう。出口のドア回りの女人像木彫レリーフもなかなか良かった。
夕方からちょっと雨になった。でも、自転車で6時帰宅。
DEL坊でメールチェックしたら、未知の方から、Morris.部屋への励ましのメールが来ていて嬉しかった(^_^) 流石にこの繁忙期で疲れが溜まってるMorris.だが、こういうメールをもらうと、何となく元気になれるような気がする(^_^;)


やっぱり大好き(^_^)

明け桜

本格インド料理?「Pinky」

インド人向け高級マンション!?

ジェイン寺院玄関

米粒で描かれた模様

脇侍仏

1階の祭壇

入り口の木彫レリーフ

北野物語館前の山茱萸(サンシュユ)

現場ベランダから

矩形螺旋階段
2008/03/22(土)●北野物語館(^_^;)●

朝の通勤途中、ナフコの先の歩道橋を自転車押しながら上ってるとき、ふと下を見たら、数人のおっちゃんが路上にプラスチックケースを並べていた。ケースの中には衣類やら雑貨やらが入ってる。その横にも、なにやらがらくためいた小物を並べて、突然勝手にフリーマーケットを始めようかという雰囲気。ちょっと覗いてみたかったけど、時間が無くて上からデジカメでの撮影だけにとどめる。
今日から4日間は矢谷チーム(^_^;)で北野山本通り(異人館通り)のマレーシア人宅ピックアップ現場。マンション6Fでエレベータが小っさくて、階段下ろしの家具が10点以上ありそうだ。
ここらあたりは、いわゆる観光地で、春爛漫の土曜日ということで、観光客が多い。
昼食は「燕京」へ。今日は土曜日と言うことでランチがなかったので、Morris.は天津飯頼む。味付けは抜群で、びっくりするくらい小海老がいっぱい入って美味しかったんだけど、砂出?ができてなくて、口の中でのじゃりじゃり感には閉口した(>_<)
現場のすぐ前にいかにも「偉人館」でござい、という風情の建物があったので冷かしに行く。「北野物語館」と書いてある。登録有形文化財のエンブレムの横の説明書によると、明治40年に立てられてコロニアル風建築物で、フロインドリーフの2世も住んでいたらしい。95年の神戸地震で取り壊しになり、建材を神戸市が委託して2001年に現在の位置に移築復元したものとのこと。今も建物の前は工事中というか、更地にして、これから何か作るみたいだから、もしかしたら、神戸市営の観光施設になるのかもしれない。
帰り道、朝の路上露天の場所を覗いてみたが、もうすっかり店じまいしてたみたいだ。


突然朝市(@_@)

北野物語館(^_^;)

周辺は大工事中

入場口のたたずまい

このドア止め?はかっこいい

店じまい??
2008/03/21(金)●プリンタが(>_<)●

矢谷君らと月曜日に行った豊中の現場。
清水君が昨日通勤中に事故に遇ったらしい。トラックに追突されて愛車セルシオは大破した(>_<とのことだが、身体の方は軽い打撲くらいですんだというのが不幸中の幸いだろう。
5時に倉庫に戻り、コンテナ詰めして、買物して帰ったらもう8時だった。今夜の月はえらく大きく見えた。
韓国旅行記の校正のため、文章だけをベタうちしようと思い、HPのレーザープリンタで印刷しようとしたら用紙が内部に巻き込まれてしまった。実はこのプリンタはほとんど骨董品といえるくらい古いタイプで、これまでも同様のトラブルに見舞われ、そのつど大変な苦労をして紙を引っ張り出してごまかし、ごまかし使ってたのだが、今回は完全にお手上げである((>_<)。
USB接続なんかなくて、DEL坊では使えないため、ノレバン98号でしかプリントできなかったということもあって、いずれ買い換えるつもりでいたのだが、こうなると早急にプリンタ買う必要がありそうだ。


ひさびさ猫屋敷のトラ

これも花

春の月
2008/03/20(木)●やっと釜山篇(^_^;)●

8時起床。やっぱりまだ外は強風が吹き続けているようだ。
今夜はMorris.が15年くらい前にセンターの講座で韓国語を教えていただいた、ソジョンミン(徐正敏)先生を神戸に迎えての宴会があるので、今から楽しみである。先生は延世大学神学部の学部長で、現在明治学院大学に客員教授として招請されているらしい。
今日は朝から懸案の(^_^;)旅日記「釜山篇」に全力集中。といっても、結局はデジカメ画像の整理に時間を取られるわけで、何しろ、釜山はたった3泊4日なのに画像は150点(@_@)である。ほとんど絵日記だね、これは。
ということで、とにもかくにも、2007年11月の韓国旅日記「第4部釜山篇」アップである。もちろんslideshowもアップで、こちらは、230カットくらいあるので、一通り見るのに30分くらいかかると思う(^_^;) これでいちおう全部終了だが、あと、校正、手直しして、テキスト版作って、今週中くらいには、完成版の正式アップということにしたい。
ますみちゃんからのメールによると、彼女は、例のパンダのホルモンチゲを、あの「パンダ 大熊猫」の内臓のことだと思ってたらしい(@_@)、大ボケもいいところである。万一それがほんとなら、Morris.は逮捕されてたと思うぞ。(^_^;)
6時に部屋を出て阪急王子公園駅に向かう途中、凩かと思うような寒風が吹き荒れてた。一瞬マフラー取りに帰ろうかと思ったくらい。
定刻6時半に六甲苑に行ったら、信長夫妻、寺岡、山根、堀内,、佐野さんの6人だけしかいなかった。ジョンミン先生夫妻とゼミ生一行は、かなり遅れれるらしい。飛田、鹿嶋さんはセンターで待機してるらしい。いまどきコリアンタイムでも無いと思うのだが、先に飲み始めることにした。
結局7時半頃先生一行到着。先生は今日、京都の同志社大学で博士号を授与されたとのこと。ゼミ生は昨年男の双子が生れたイヨンミン君、ホンスンピョ、イピョ君という双子の兄弟、ロックのドラマーでCDにも参加しているというソンスンホ君と、生真面目そうなハンソギョン君の5人。
Morris.は明日も仕事だし、ビールも控えめにしておいた(^_^;) 他の客もいなくなった頃から、そろそろ盛り上がろうと、持参したミニギターで、ノレタイーム(^_^)。先ずは双子の片割れスンピョ君の十八番「無条件」で口火を切り、飛田さんの「アチミスル」、山根さんの「釜山港」、正義さんの「サランエミロ」などのおなじみ曲に、童謡、民謡、歌曲とレパートリも多彩に盛り上がり、双子のイピョ君がMorris.のミニギター伴奏でスワジンの「パチョ 芭蕉」を二人でハモる。アンコールのキムクヮンソクのバラードも良かった。そして大トリは、ジョンミン先生の「トゥゴウンアンニョン 熱いさよなら」と「クキョウレチャッチプ あの冬の茶店」。この2曲はMorris.がギターでややオーバーな伴奏をして、先生もそれに合わせてオーバーな歌い方してくれたので大いに受けた(^_^)
先生は足が悪くて松葉杖と車椅子が手放せないのだが、そんなことは全く関係なく、相変わらず精力的で、元気で力強かった。ひさしぶりにお会いできて本当に嬉しかった。
ゼミ生たちと二次会ノレバン、と思ったのだが、結局中止に。ちょっと残念だったが、明日の仕事のことを思うと、これでよかったのかもしれない(^_^;)
鹿嶋さんから、センター古本市で掘り出したちびくろサンボの豆本と、京都近代美術館の「ドイツポスター展」の招待券を貰う。サンボは原作者ヘレン・バナーマン自身の挿絵のもので、前に見たことはあるが、手元に無かったのでとても嬉しかった。鹿嶋さんありがとうm(__)m。 「ドイツポスター展」も魅力的だが、会期が3月末までなので、この繁忙期の中、京都に足を延ばす余裕があるか、ちと厳しいものがある(^_^;)


1時間遅れて先生到着

ジョンミン先生夫妻

隣の円卓

あまり似てない双子とスンホ君

先生とのショットなのにこの瓶はひどい(;;)

山根さんワンマンショー

信長さんの高尚な歌(^_^;)

恒例記念写真

サンボ豆本とドイツポスター展チケット
2008/03/19(水)●強風 Hello!●

朝は矢谷君と昨日の六甲アイランド韓国人の現場。ほんのちょこっと残った荷物と、近所の知り合い宅にキムチ冷蔵庫配達。あっという間に片付いて、いったん倉庫に戻り、後、奥井さんらとまたまた六甲アイランドのタイ人宅の配達。例の41階建マンションの28階だったが、トラックから入り口まで台車で荷物運ぶとき、物凄い風で飛ばされそうになった(^_^;) これは超高層ビル特有の「ビル風」だろうとMorris.は断定したのだが、そのあと、摩耶埠頭の関西汽船倉庫に荷物引取りに行ったら、倉庫も強風のため使ってないエリアのシャッターは全て閉じられていた。積み込み作業してる途中にも資材が飛んだりした(@_@)
6時過ぎに倉庫を出たが、風雨が強くて自転車は倉庫に置いておくことにする。いやあ、今日の帰宅はなかなかに大変だった。 何度も傘飛ばされそうになって、やっとのことで帰り着いたのが7時半。
安聖基の初期の映画に「風吹く良き日」というのがあったが、今日の神戸はまさに「春の嵐」だった。

才能と言ふ化け物に誑されて春の嵐や疾風怒涛 歌集『春歌』

2008/03/18(火)●ミモザ、辛夷に沈丁花(^_^)●

矢谷君らと、六甲アイランド西側の韓国人宅ピックアップ現場。外国人が多く住んでいる、高級1戸建て住宅地ということもあって、歌壇や庭木の手入れも行き届いている。この時期ともなると、満艦飾を競うという言葉そのままである。
1軒の民家前にミモザの木があって、これがまさに花盛りだった。他にもミモザは数箇所にあったが、ここのは、花の多さと派手さで群を抜いていた。末期色、ぢゃなかった(^_^;) 真っ黄色、である。デジカメ撮影したが、これが意外と難しい。花の一つ一つが小さい上に、ほとんど糸のような細い花弁が無数に放射状に開いてるから、ピンとが合いにくいし、Morris.のデジカメクラスでは解像度が追っつかないといった感じ。
他には白い辛夷の花が綺麗だった。しかし、真っ白の花というのも撮影の難易度が高いね(^_^;)。帰ってから百科事典で調べたら、これはコブシの仲間のタムシバなのかもしれない。どっちでもいいけどね(^_^;)
そして、いい香りに誘われた先には、沈丁花があった。沈丁花は香りは高いが花は割りと地味である。Morris.はちょっと花期が遅れる白花沈丁花が好みであるが、圧倒的に数が少ない。
仕事の方は、例によって台所詰め。夫婦ともまだ若くて、娘二人はまだ幼稚園くらい。少しは韓国語会話の練習になったかもしれない。
昼は寄り合い向洋でてんぷらの定食。えらく時間がかかったし、天つゆなし(塩のみ)というのが物足りなかった。
現場の近くの公園には、フェニックスやら棕櫚などが植えてあって、ちょっとした異国情緒を醸し出していた。
4時過ぎに今日の作業終えて、倉庫でコンテナ詰めなどして、帰りダイエーによって、7時帰宅。
今夜は本当に久しぶりにムックさんが遊びに来ることになってる。バスの運転手になってから、超ハードワークの上休みが不定期で予定もはっきりしないみたいだ。
明日が休みなので、今日8時に仕事終えてMorris.亭に直行しても10時頃になるとのことだったが、今朝のメールで仕事の上がりがさらに遅くなるため、到着は10時半になるとのこと。Morris.は明日仕事なので、ちとこれは辛いものがあるな(^_^;) いちおう、パンダのホルモンチゲとワインは用意しているのだが……
ムックさんは予定通り10時半に登場。お土産に「鍛高譚」というしそ焼酎持って来てくれたが、これはたしかレーヴにおいてあったが、甲類乙類混合のものであまりMorris.の好みではない(>_<) 「とりあえずビール」(^_^;)で乾杯したあとは、今日のお目当ての高級イタリアワイン「BAROLO 2003 赤」を味わう。これは某所からのいただきもので、ワイン音痴のMorris.にはもったいない代物らしいから、誰か来たときのためにとっておいたのだった。たしかいに美味しかった。イタリアワインだからというわけで、得意の怒りんぼスパゲッティを作る。その後はムックさんお待ちかねのパンダの「ホルモンチゲ」、高級ワインはあっという間に無くなったので2本目はチリ産の「SUNRISE 赤」、こちらは千円ワインだけど、フルーティでMorris.の好みである。
深夜なのでギターや歌は控えめにして、キキさんから貰った、韓国80年代歌謡番組のDVD見ながら飲んで食って、1時の最終電車まで、あっという間の2時間だった。


六甲アイランドドラ猫

ミモザ館

沈丁花

辛夷orタムシバ?

この猫には騙された(>_<)

万華鏡ではない(^_^;)

高級ワイン(^_^;)と怒りんぼスパゲッティ

アパトゥ歌うムックさん

メインデッシュはパンダのホルチゲ
2008/03/17(月)●\100=1040ウォン(@_@) ●

昨日は、あれから三宮図書館、サンパル回ってから阪神理容に行き、JRで桃谷に出て、パンダでホルモンチゲ二人前買う。半分はサランバンで食べるつもり。パンダのアジュマは相変わらずファンキー(^_^;)である。ホルモンの仕入値段が上って、いつまでやってられるかわからない、という愚痴も、相変わらず(^_^;)。
桃谷の下町方面をさ迷いながら、サランバンへ。途中猫屋敷見つけて撮影。
5時過ぎににサランバンに着いた。客は初めて見る在日アジュマが一人だけいた。さっそくホルモンチゲを石鍋で暖める。うーん、凄い色と香りぢゃ。3人でつつく。うっまーーーい。そのあと、岡元さん、うたまろさんが来て、結局この5人で、歌いまくり。「カスバの女」韓国語版をみんなで練習。この曲はレーザーディスクにあったので、ちゃんと練習することが出来た。とりあえず、歌詞を覚えなくては。岡元さんは、課題曲「マンナム」の歌詞を完全に覚えられていた。見習わなくては。
結局11時まで粘って、ムックさんのギター持ち帰ることにした。あまりに長いこと置きっぱなしになってるので、ママが心配してたし、18日に久しぶりにムックさんと会えそうなので、ちょうど良いかと思ったのだ。
今日は、矢谷、秋本君と豊中のタイ向け荷物ピックアップ現場。甲本さんがヘルプ、午後には浅海君らもヘルプに入ってくれて助かった。
昼休みに秋本君と話してた中で、Morgan's Barのサイト以外に彼の個人サイトがあることを知った。スケジュールやディスコグラフィはもちろん、ユーチューブ経由のライブ映像も数点見ることができる。またブログもあって、けっこうまめに更新しているようだ。彼のお母さんが、春待ち社長の物語アルバムの声優として手伝ったなどという記事があり、懐かしかった。
今日の外換相場で、とうとう百円が千ウォン台になってしまった。3年ぶりらしい。前にもこの日記で、レート10倍になって欲しいと書いたが、あっという間にそれが現実となってしまうと、かえって不安になったりする。1ドル=95円だもんね(^_^;) もともと今回の円高は、アメリカドルの凋落が原因だから、さまざまなところで副作用がありそうだ。


怪しすぎる「パンダ」アジュマ

桃谷下町近辺

懐かし過ぎ(^_^;)

環状線高架

煉瓦芸術?

猫背の矯正中?

トラ、黒、黒トラ

炎のホルモンチゲ

ママごきげん(^_^)
2008/03/16(日)●瞬間!!まぬう(^_^)●

8時半起床。
朝風呂入って、昨日の日記打って(^_^;) 自転車で買物がてら、王子動物園へ。暖かくなったし、日曜だから、もしかしたらまぬう出てるかもしれないと思ったのだが、やっぱりまぬうの前は人影もない。
未練たらしく裏に回って、ドアからまぬうの飼育檻覗く。
しばらくガラスおりの前で待ってたら、岩陰からちらっとまぬうの髭らしきものが見える。おお、とデジカメのシャッター切る。そうそうやっぱりまぬうだ(^_^) 今年は1月27日に見て以来だから、実にMorris.はまぬうと50日ぶりくらいのお目見えである。
いちおう砂場に出てきてぐるぐる回遊するのだが、いまいち落ち着き無くて、あっという間に(たぶん3分くらい)また奥に引っ込んでしまった。それでも、ともかくも、まぬうの元気な姿見ることが出来ただけでも嬉しい。その後もしばらく待ったが現われない。覗き込む家族連れなどに、さっき撮ったまぬうの画像見せて、大いにまぬうのPRに努めたが、やはり本体がいないと説得力に欠ける。
しかし、これで、王子でまぬうに会える可能性がかなり高くなったことは間違いないだろう。今日のところは、それだけで満足ということにしておこう。
これから、元町に出て散髪して、久しぶりに大阪に出ようと思っている。


まぬうの飼育舎

おっ、これは(@_@)

まぬうだあっ!!

久々のお目見え

ちょっと落ち着きないかな

でも会えて嬉しかったよ(^_^)
2008/03/15(土)●快晴名古屋(^_^)●

4時起床。溝渕君ら4人、トラック2台で名古屋瑞穂区のイタリア系米人宅のデリバリ。Morris.は浅海君運転のトラックの助手席で白川夜船(^_^;) でも新名神に入った頃に目を覚ました。昨日と打って変わっての快晴だったが、新名神はやっぱり朝霧が濃かった。地形的なものなのだろう。
朝飯はきしめん食べて、現場へ。瀟洒な西洋建売住宅で、庭に不思議な葉っぱの木があった。細長い葉で裏面が朱色に染まり、全体が鎌の刃みたいに湾曲している。かっこいいっと思ってしまった。
昼食抜きで開梱作業進めて1時半過ぎ作業終了。
昼食は「ハローキッド」という、ハンバーグ専門店。あまり期待もしなかったのだが、これがなかなかの当り(^_^) 手ごねハンバーグを謳い文句にしてあるだけあって、生地がしっかりしてるし、鉄板でじっくり焼いてあったし、付け合せのイタリアンスパゲッティも、フライドポテトもしっかりしてた。Morris.が食べたのはわさびマヨネーズがけのmサイズで、\700というのも、安いくらいだと思う。
一旦名古屋駅近くの新倉庫によって、オフィス向け荷物降ろして、別口の荷物積み込み。途中、近所の飼猫らしい雉がやってきて、Morris.はつい撮影モードに入ってしまったよ(^_^;)
倉庫着が5時半過ぎで、結局、倉庫出たのが6時過ぎ、今夜は7時から矢谷君の、六甲八幡神社横の「ごぱん」でのライブサンドがあるので、自転車でそのまま直行。
西明石ジャカランダのママとうなぎさんのユニット、ヒロシマから東京まで平和ウォーキングしてるというじゅごんさん、最後は矢谷君と竹田君のユニット。途中、春待ち社長が一曲披露した。松尾君も先日大学合格した息子連れで来てた。


新名神霧の夜明け

新名神の朝日

不思議な葉っぱの木

美味しかった「ハローキッド」

名古屋の雉猫

うなぎさんとジャガランタママ

春待ち社長

矢谷&竹田

かっこいい竹田君
2008/03/14(金)●雨の名古屋●

月刊京都4月号4時起床。矢谷君ら5人で、名古屋栄の中国向けピックアップ現場。朝から大雨である(>_<) 久しぶりに歩いて倉庫まで行くと30分以上かかる。
Morris.は台所に篭り状態。昼飯抜きで2時前に作業終了。
帰り道トンカツの白菊と言う店に入ったが、この時間だともうメニュー品切れが多く、全員鶏唐揚定食。でも、これがなかなか美味しかった。
5時過ぎに倉庫着、帰宅は7時半。突然明日も名古屋現場になる。連続4時起きはちと辛い。
安城のアシナガさんから、手紙と「月刊京都」4月号が送られてきた。ローカルでマイナーな雑誌だが昭和25年創刊とあるから、Morris.とほぼ同い年(^_^;)である。
4月号の特集は京の桜で、クイズやら、名所やら、薀蓄やら盛りだくさんで、Morris.の桜好きを知ってるアシナガさんの好意だと思う。感謝m(__)m
あと半月もすれば花見時である。何か、ここ数年、のんびり花見というのがなかなか出来ない。今年は花見できるのだろうか?

2008/03/13(木)●ひさびさチャッピィ(^_^)●

9時起床。
洗濯、朝風呂。
久しぶりにセンターに顔出すことにした。
前のプリンセスソース店前にひさしぶりにチャッピィがいた。チャッピィはソース屋の飼猫で、Morris.好みの「ぷさかわ」系である。Morris.@Catographerとしては、これは見過ごせない。15分くらいずっと撮影。実に1年ぶりくらいのお目見えである。今日は機嫌が良さそうで、近寄っても逃げないし、ごろごろしたり、愛嬌もある。いいな、いいな、昨日から神戸も完全に春爛漫モードなので猫たちも気持ちよくなって、野外に出てくるのだろう。嬉しい(^_^)
センターの古本市は3月15日OPENで今は準備中だが、見物はできる。カンスヨンさんが手伝いに来ていた。Morris.も一応寄贈本10冊ほど持参。
稲田さん誘って昼食は、前から話題になってたベトナム料理の「Quan An Ngon」という店へ。山手幹線沿い、お好み焼きたけうちの少し東側にある店で、ランチタイムということもあって、けっこう賑わっていた。
「ゴイクンランチ」というのを頼む。海老入り生春巻、鶏フォーと肉飯のセットで\750。ベトナム料理と言えばこの生春巻きくらいしか知らないMorris.だが、タイとかベトナム方面の料理はMorris.好みだと思う。パクチーも別皿で好きなだけ入れることが出来たし、店員さんの応対も感じが良かった。食後のシナモン風味のお茶も美味しかった。うん、この店は◎である。
一緒にセンターに戻り古本市を一通りチェック。小学館の「英和・和英」ポケット辞典を買う。これはMorris.の仕事柄、海外向け引越し荷物の内容など書くときに役に立つと思ったのだ。もちろん現在も辞書は常備してるのだが、これが昭和40年代のもので英和と和英別々で、どちらも、ボロボロ状態だったから、リニューアルということにした。今日買ったのは1995年版だからMorris.にとっては許容範囲である。
八幡神社に行ったら黒白やトラ猫がいた。やっぱりあったかくなると猫も外出モードになるようだ、ラッキー(^_^)
灘図書館に行ったらチラシがあって、4月から開館時間が午後8時までになるとのことで、大喜び。これまで休館日だった祝祭日も開館にして翌日休館にするとのこと。Morris.は前から、図書館が5時とか6時に閉めるのでは、会社員には使えないという不満を持っていたが、今回の措置は大いに評価したい。
六甲道駅地下の食品スーパーで買物して5時半帰宅。結局今日も韓国旅日記釜山篇は全く手をつけなかった(>_<)
夕食兼酒のあては豚肉生姜焼き。明日は名古屋現場で4時半起きである。


チャッピィ発見

機嫌よさそう(^_^)

六甲学生青年センター古本市準備中

ヴェトナム料理Quan An Ngon

ゴイクン

鶏のフォー

八幡神社の白黒

八幡神社のトラ

トラのアップ
2008/03/12(水)●菰野町あたり●

矢谷君と二人、三重県菰野町のニュージーランド向けピックアップ現場。
草津から亀岡に繋がる新名神高速道路をはじめて通る。かなり深い霧で、朝の太陽が不思議な色をしていた。途中「なか卯」で豚汁定食。ご飯と豚汁にたっぷりの白菜の漬物と玉子が付いてこれで\290は安い。
現場は田光川畔のいかにも田舎ーーっといった感じ。昼飯はコンビニ弁当だったが、ぽかぽか陽気で、広い現場の庭でピクニック気分で楽しかった。大狗陰嚢、爪草、仏之座などが咲いていて、いよいよ春本番とである。庭のミモザも開花直前だった。
名古屋の近藤さんがヘルプに入ってくれて3時半に作業終了。帰り道阪神からの夕陽もまた不思議な色をしていたがこれは黄砂のためだろう。
7時前に帰宅して、Gyaosで韓国ドラマ「宮」の第2話見る。まだ結構楽しめる。


霧にかすむ朝日

霧の新名神

オオイヌノフグリ

柳の芽吹

トンビかな?

ミモザ開花直前

ロゼットからも新芽が

鉄工所の万力

これは黄砂の仕業
2008/03/11(火)●歌謡曲大全集第2巻●

8時半起床。
今日こそは釜山篇仕上げようと、取り掛かったものの、どうも気が入らない(>_<)、かなり重症かもしれない。
気分転換に「YAWARA」28巻(^_^;)を読み返す。やっぱりこれは傑作である(^_^;)
夕方思いついて、自転車で春日野道の勉強堂に行き、昨日買った全音の「歌謡曲全集」の第2巻を買う。実は昨日買った第1巻の他にこの2巻もあったのだが、こちらは昭和22年から34年までの戦後篇で、こちらはまあ買わなくてもいいだろうと思ったのだが、1巻があまりに充実していたので、これは2巻を買っても良かろうと思ったのだった。
そんなこんなで、結局今日も釜山篇は完成しなかった。明日は三重の現場で早出だし、そろそろ仕事も混むようなので、釜山篇いつアップできるかまたわからなくなってしまった(>_<)

2008/03/10(月)●歌謡大全集第1巻●

9時起床。
そろそろ昨年11月の韓国旅日記ラストの釜山篇を片づけようと、デジカメ画像の整理に取り掛かったが、どうもはかどらない(>_<)
全音歌謡曲大全集(1)この前の「ノクチョン 鹿川」篇」、かなりリキ入れてアップしたのに、いまいち反応が鈍い、というか、つかちゃんから[見たよ」の書き込みがあっただけで、後は全くの無反応(>_<)、で、ちょっと、落ち込んでしまった。まあ、Morris.が勝手に盛り上がっただけかもしれないし、ああいった貧しい暮らしぶりを撮影するのを「悪趣味」と捉える人もいるだろう。これは好みの問題ということでいたしかたあるまい。
「釜山篇」も同様な傾向が強いので、何となく意気があがらない、というのが正直なところだろう。
午後自転車で、大安亭に買物に出る途中、春日野道の勉強堂を冷かす。ここは古くからの庶民的古本屋で、結構Morris.はご贔屓にしていた。漫画の出物が割とあるし比較的安い。息子の代になってから回転率も良くなってる。今日も唐沢商会の「原子水母」なんてのを\150で入手(^_^) 
別の棚に全音の「歌謡曲大全集(1)」というのを見つけた。A4版で500p近い分厚いもので明治17年ー昭和22年上と書いてある。1981年発行で、全6巻ものらしいが、この1巻だけで、戦前、戦中すべてカバーと言うのが嬉しい。歌謡曲はもちろん、童謡、歌曲、外国曲とジャンルも幅広く、前奏、間奏、後奏、オブリガートまで載ってる上に、キーは比較的簡単なものに移調してあるというのがMorris.にぴたり(^_^)である。25年以上前の本とは思えないくらい綺麗でもしかしたら、廃業した本屋から流れたものかもしれない。当時の定価\5,000というのは結構高価だが内容を見れば納得できる。それが何と\1,000だったので、思わず買ってしまった。時代柄、軍歌や軍国歌謡が多いのが、ちょっと問題ありだけど、それを考慮に入れてもこれはお値打ちだと思うぞ。
夜はついついこれを拾い弾きして夜更かししてしまった。

2008/03/9(日)●まさかっ(>_<)●

今日は名古屋女子マラソンに高橋尚子が出るというので、朝から待ちかまえていた。
12時15分スタートして序盤はえらくゆったりしたペース。勝負は30kmからだもんね、と、のんびり珈琲でも飲みながら観戦、と、思ったところ、9km時点で何と高橋が遅れ始めた(>_<) 何があったんだあ。足に水かけたりしてる。
結局高橋はトップから20分遅れの27位。惨敗であることは間違いないが、それでも完走して、きちんと記者会見もこなしたのは、流石だと思う。
やっぱり彼女にとって、アテネ代表から外れたことが一番のツキのなさということになるだろう。結果はどうあれアテネで走ってたら、彼女の陸上生活(^_^;)は、大きく変わったものになっただろう。もちろん引退はしないと言ってたから、もうひと花咲かせてもらいたい、いや、彼女ならやってくれることを信じよう。

2008/03/08(土)●洗面器(^_^)と琺瑯ポット●

清水君と昨日の現場。昨日矢谷君がヘルプに入ったし、奥さんが相当量を自分で梱包してたため、今日の作業はあっという間に終了。庭にガレージセールの売れ残りらしい、アルミの叩き肌の洗面器みたいな鍋に\300の値札を付けて置いてあったので、買えるのか尋ねたら、無料で進呈するとのこと(^_^) ラッキーである。以前韓国でこれと同じ鍋でチゲ食べたことがあるので、韓国製かと思ったが、裏を見たら日本製で谷口金属と書いてあった。しかしこれはやっぱり知らない人が見たら洗面器としか思わないだろう。
記念に?詩集『女たちへのエレジー』の中から、金子光晴の名詩を引いておく。

洗面器 金子光晴

(僕は長年のあひだ、洗面器といふうつはは、僕たちが顔や手を洗ふのに湯、水を入れるものとばかり思つてゐた。ところが、爪哇人たちは、それに羊(カンピン)や魚(イカン)や、鶏や果実などを煮込んだカレー汁をなみなみとたたへて、花咲く合歓木の木陰でお客を待つてゐるし、その同じ洗面器にまたがつて廣東の女たちは、嫖客の目の前で不浄をきよめ、しやぼりしやぼりとさびしい音を立てて尿をする。)

洗面器のなかの
さびしい音よ。

くれてゆく岬(タンジョン)の
雨の碇泊(とまり)。

ゆれて、
傾いて、
疲れたこころに
いつまでもはなれぬひびきよ。

人の生のつづくかぎり
耳よ。お主は聴くべし。

洗面器の中の
音のさびしさを。


帰りは湾岸線を通る。天気も良かったので、トラック窓からデジカメ撮影にいそしむ。昼食は深江の東市場、漫漫亭へ(^_^) 今日はMorris.は初めて中華丼頼む。それなりに美味しかったけど、隣で清水君の食べてるチャンポンの方がやっぱり値打ちだと思う。
倉庫でコンテナ詰めやったり、明日の材料出しなどやって、3時過ぎ帰宅。
買物に出る途中、鉄人マーケットにほおぼおさんの姿を見かけて声をかける。先月のウタカイのとき、1Fの棚の上においてあった、琺瑯のポットを譲ってもらおうと思ったのだ。最近はめっきり見かけなくなったが、Morris.は昔この白地に青い縁取りの琺瑯ポットを愛用していた。Morris.亭の薬缶がちょっと使いすぎてアカンになってきた(^_^;)ので買い換えようと思ってたところだった。この前は良く見えなかったが、降ろして見せてもらったら古道具でなく新古品だった。こちらは白地に黒の縁取りだったのでちょっと迷ったが、結局買うことにする。価格は2千円以上と、思ったより高かったけどこれは仕方ない(^_^;) 辻野製造所という赤いラベルが貼ってあった。一旦部屋に戻って、珈琲飲んで(^_^;)から、水道橋商店街と市場を散策。
今夜は、ボクシング、内藤-ポンサクレック戦見る。前の亀田との防衛戦で、亀田のひどい反則のおかげで、えらく名前売れて人気者になった内藤だが、Morris.はそれほど期待もせずに試合見た。内藤やや有利かと思ったが結果はドローで、ともかくも内藤の防衛は成功。12ラウンド二人とも動きを止めず撃ちっぱなしという、それなりに面白い試合だったが、内藤のボクシングはあまりにも変則的だと思う。
明日の名古屋女子マラソンは、全力で高橋尚子を応援したい。


今朝の高橋

「ヘバラギ=ひまわり」という店

洗面器鍋

阪神の表示板

淀川に白い帆

これは何?

漫漫亭の大将(通称ゴルゴ(^_^;)

street art

辻野製造所の琺瑯ポット


【七夕しぐれ】熊谷達也 ★★★ 筆者がモデルと思われる小学5年生の男の子が仙台の「元部落」に転居して隣近所の同級生がクラスで差別されることを知る。その後、部落に住むストリッパーの姐御や、小指の無いおんちゃんらに助けられながら、差別を知るためのビラを学校でゲリラ的にまくなどの行動に出る。
筆者は1958年生まれだから、多分昭和40年代の小学校と町の風景が描かれている。差別は大きなテーマであるが、そういった時代風景や人々の意識も細かく丁寧に描かれていて、単なる「差別はやめましょう」的な便宜小説になることから免れている。差別されている少女への主人公の初恋めいた思いも、かなりの思い入れとともに、本作品にリアリティをもたらしたようだ。
小学5年生くらいの時期での、部落に関して、主人公とMorris.とで共通認識があったことが感慨深かった。

転校してくる前のT町にも部落はたくさんあった。というより、住民が住んでいる町の区割りを部落と言っていて、たとえば、小学校の運動会のメインイベントは、子どもから大人まで縦割りで参加する「部落対抗リレー」だったのだけれども……
私がそれを口にすると、父は「部落にはふた通りの意味があるから、あとで、辞書で調べてごらん」と言ってから、
「ここらでは町の地区のことをふつうに部落と呼んでいるけどね、地域によっては違った意味に使われることもあるんだ。そういう差別されている地区は、正確には被差別部落と呼ばれているんだよ。差別を被っている部落、という意味で」「じゃあ、まだ差別されている人たちがいるわけ?」
「残念ながら、ね」
「なぜ?」
「それはちょっとパパにもうまくこたえられないな」と、かなり困った顔になる。


Morris.と筆者では10年近い世代差があるが、Morris.の生れ育った、佐賀県武雄市の小学校でも「部落対抗リレー」があったし、それを何とも思わなかった。部落差別のことを、ある程度きちんと知ったのは北九州市小倉区で学生始めた頃だろう。当時の北九州には、かなり差別意識が残っていた、というか、よそ者のMorris.にもすぐ認められるくらいの差別が存在していたわけだ。でも、Morris.はそれを知っただけで、掘り下げようとも、きちんと理解しようともしなかった。全共闘時代が終わりかけていた時代で、学内外にその余韻が色濃く残っていたものの、Morris.はそういった運動に対しても傍観者に近かった。いわゆる「ノンポリ」の典型だったのだろう。差別問題も、革命思想も、ただ活字で理解したつもりでいたようだ。

麗子先生が、どこまで正確なことを知っていたのかはわからない。先生自身に知識そのものがなかった、といいうことは大いにあり得る。子どもから見れば、学校の先生というのはなんでも知っている大人の代表選手なのだが、そんなわけがないことは、わざわざ説明するまでもないだろう。あるいは、麗子先生は知っていたけれども知らないふりをした、ということも考えられる。つまり「寝た子を起こすな」のほう、別な言い方をすれば、大人の良識のほうへ、先生の考えが傾いたのかもしれない。
忘れたふりをして口を閉ざしているうちに、事実そのものが少しずつ人々の記憶から薄れ、気づいたときには[なかったことになっている]、というのは、どんな物事でもありがちなことだ。それはそれで、社会を円滑に動かしていく一種の処方箋なのかもしれないけれど、立場が違うと、忘れてしまったほうが楽なこと、が、絶対に忘れたくはないこと、もしくは、忘れてはならないこと、に容易に逆転するのも真理だ。
六十年以上前の戦争が揉めごとの火種になると、いまの多くの日本人は、本音の部分で「もういいじゃん、そんな昔のこと」みたいなつぶやきを漏らすと思う。だが、中国や朝鮮半島や東南アジアの人々にとっては、絶対に忘れてはならない記憶であって、なかったことにしましょう、はさすがに暴言だけれど、ここはひとつ水に流しましょう、あんどと軽く言われても無理である。
それが証拠に、これだけ能天気な私たちでも、史上最大の大量虐殺のひとつである「ヒロシマ」と「ナガサキ」のことは忘れていない。このところ、忘れかけている人たちがおおくなってきたみたいなので、かなり不安ではあるけれど……。


「ヒロシマ」「ナガサキ」忘れまじ!!(^_^;)
担任の麗子先生の、主人公の「エタ部落」と「いじめ」発言への対応ぶり。

本当に巧妙ないじめというのは、絶対に先生にばらないようにはじまり、進展していくものだからだ。だから、最初からばればれのいじめは、いじめとは言わない。
もう少し正確に言うと、先生が気づくくらいにいじめがエスカレートするのは、これ以上放っておかれたらとんでもないことになってしまう、できればその前に止めてくれ、という、いじめられる側というよりは、いじめる側が無意識に発する危険信号なのである。
が、それを意識している大人は、本当にわずかだ。
そして、いじめには、自然に消滅していくタイプのものと、決して自然には消滅しないタイプのものと、二種類ある。自然消滅しないタイプのいじめは、坂を転がり落ちるように必ずエスカレートしていくものなので、いずれは大人も気づくことになる。
だから、学校の先生の力量は、いじめの早期発見が大切、などともっともらしく言われているけれども、気づいた時点でどう対処するかで試される。
そんなとき、いじめている子の名前を聞き出し、ひとりずつ呼びつけてお説教をする、というのは、実はたいして効果がない。あいつ、ちくりやがった、と逆効果になるのが関の山だったり、ほんとうの黒幕、たとえばこのときの私の場合だと、首謀者のノリオまで網をかけられなかったりすることもしばしばだ。
そして大人が信用できなくなった私たちの世代の子どもは、大人をあてにしても無駄だと、最初から冷めている。

ふむふむ、なかなかうがった意見である。それにしても野生の狼やらマタギの生活やらを主題にしていた筆者が、これほど子どもの心理に詳しいのは、実は中学教師の経験があったかららしい。
いじめの定義を「いじめられているように見える本人が、それがいじめだと感じていればいじめであって、そうでなければいじめではない」と、相対的な現象としてとらえ、差別はこれと違ってもっと根の深い現象として、いじめと差別について論じた部分。

いじめと差別とは、現象的に似たような場合でも、まったくの別物で差別には、それを容認する社会的な背景や力学が働いている。
だから、似たものどうしでも、いじめよりも差別のほうが、ずっと根深くて深刻だ。差別される側には差別される理由を解消する手立てがふつうはない。というより、最初から取り上げられているのだから、ある意味どうしようもない。
学校の授業、たとえば道徳とかで差別の問題を扱うとき、身近な問題としていじめを引き合いに出す先生がいるけれども、それは的外れ、というか、先生自身にいじめと差別の区別がついていない証拠といえる。
結論から言うと、いじめと差別では戦う相手が違う。いじめの場合は、もし戦う勇気を絞り出すことができるのなら、といってもそれ自体がほとんど不可能に近いものなのだけれど、戦う相手は直接いじめている相手ですむ。しかし、いじめではなく差別となると話はややこしくなり、表面上の敵は直接かかわっている相手であっても、本当に戦わなければならないのは、その背後にあるもの。つまり、このときの私やユキヒロ、そしてナオミにとっての戦うべき相手は、ノリオやヨシコではなく、大人がつくってきた社会だった。


正論ではあるが、いささか短絡的な結論のようにも思える。もちろん、大人である筆者の意見だが、これを小学5年生の主人公が経験からこういった考え方を会得したというのは、ご都合主義を免れないようでもあり、そこは年長の理解者の助けがあったことになってる。それでもMorris.は何か、釈然としないものを感じた。
差別を取り上げた小説はこれまでに多く書かれているものと思う。古くは島崎藤村の「破壊」が飛びぬけて有名だし、戦後作品では、差別だけがテーマではないが大西巨人の「神聖喜劇」が印象深い。それらに比べると本作は、比較的こじんまりとしているが、押し付けがましくなくて、回想小説としても、児童文学としても、見るべきところ大いにあるものと思う。ただ、先にも書いたとおりMorris.がいまいち、もろてをあげて評価できないのは、全体から受ける「御伽噺」性によるのだろう。

2008/03/7(金)●シEーハイツ?_?●

清水、浅海君と3人で大阪生野区北巽のオランダ向け荷物ピックアップ現場。このあたりは今里新地の南側、Morris.の好みの地帯であることはまちがいない。
昼前に矢谷君もヘルプに入る。昼食後は付近の散策。中川小学校裏手のセメント叩き壁の民家なんか、とてもここが日本とは思えないたたずまいだった。
街工場も多いし、平野川沿いの風景も相変わらずである。そして今日の一押しの「物件」は、何の変哲もないハイツだが、問題はこの名前「Eーハイツ」(^_^;)である。
大阪お得意のギャグなのか、トイザラスの”Я”のむこうをはったつもりなのか、それともそれとも、ほんまに間違えたのか(^_^;) 迷うところである。
春待ちの松尾君からメールで息子の勇哉君が大学合格したとの事。おめでとう\(^o^)/
今日もずっと万華鏡持って歩いたのだが、空なんか見たら、そら、びっくりするくらい綺麗である。ためしに清水君の最新携帯電話のカメラ機能で撮影してもらったら、これがまた液晶画面いっぱいに万華模様が映し出される。おお、これはMorris.も携帯買い換えたい!!と半ば本気で思ってしまったよ。
今年も六甲学生青年センターで留学生奨学金の資金作り目的の「古本市」が始まる。、期間は3月15日から5月15日まで。是非不要の本を寄贈してください。詳しくはセンターHPの「古本市」ページを参照のこと。


日本とは思えない

何かおしゃれ

平野運河

巨大磁石クレーン

文化住宅見本

シェーッ!!(^_^;)???
2008/03/06(木)●中毒(>_<)●

アナクロ現代芸術7時前起床。ベッドに寝たまま昨日の万華鏡覗く。知らない人が見たらほとんど変態に見えるだろう(^_^;)
本当にこれって飽きない。球形レンズの前で手をひらひらしたり、蛍光灯からぶら下がってるペコちゃん人形を揺らしたり、万華鏡自体を回転させたり角度を変えたりするだけで、眼が回るほどの変化を楽しめる。
ひょっとしてこれってヤバいのかもしれない。
ベッドから万華鏡で本棚と掛時計等を素材にデジカメ撮影して、PCでちょこちょことトリミングしたら、おっそろしく簡単にひと昔前の現代芸術風のものが完成した。→
Morris.って天才かも\(^o^)/?(@_@)?
当然、すぐ、むなしさに襲われる(>_<)
今日も何となく寒そうだ、結局また一日蟄居することに決定。
午後はGyaosのドラマ物色したら「宮」というドラマの第一回があったので、見てみる。現代韓国に王室が残っていて、女子高生が皇太子妃になるという、はちゃめちゃコミックみたいだったので、これは毎週見ることにする。
実は韓国人は、深層心理で、王様や皇帝を欲しがってるのではないかというのがMorris.の持論なのだが、この作品はそういったこととはまるで次元がちがっている。
かなりひどいストーリー+ヒロインは全く好みではないんだけど、まあ暇つぶし+韓国語耳慣らしくらいにはなるかもね(^_^;)。
ところが、夜偶然サンTVで、このドラマやってるのに当たった。かなり先のストーリーらしいが、まるでコミカル風味が無くなってる(>_<) これはちと辛いかなあ。
夜はちゃかちゃかとホームカレー作る。隙をついては、万華鏡見てる。やっぱり中毒かも(^_^;)

【春琴抄】谷崎潤一郎 ★★★★☆☆ 「細雪」読んで、次何読もうかと思い、とりあえず大阪弁のものが良い、とりあえずめっちゃ有名な奴、そしてとりあえず短かめの奴にしようと、選んだのがこれで、前回と違って今度は新潮文庫版、100pくらいの薄手の本で、注解やら解説やら年譜やらついて、本文は70pというあっさりしたもの。だったのに。Morris.はどっぷりはまってしまい、Morris.には珍しく読み終えたところで、もう一度読み返すなんて大胆なことをやってしまった(@_@) しかも読後の充実感は先の「細雪」といい勝負、どころかインパクトとしてはこちらである。いや、凄いもんである。筋はたいていが知ってるものとして(Morris.も読む前から大概知ってた)、この高密度の物語の魔力というか、とんでもなさをどう表現したらよいものか。(表現する必要もないか(^_^;))
主人公二人の愛憎の深さ、芸への執念、常軌を逸しているがゆえの崇高さ、光無き世界の輝きぶり、それを余すところ無く描き出す谷崎の怖ろしいまでの筆捌き。そら、こんなの書かれたら芥川なんか生きる気を失くすに違いないわね。もっとも本作発表の6年前に死んじゃってるけど(^_^;)
谷崎は大正12年に関西に移り、昭和5年千代子夫人と離婚し、彼女を佐藤春夫に譲る形になる。翌年古川丁未子と再婚しながら、関西豪商の妻、根津松子と相知り、8年の5月からは丁未子とは別居、直後の6月に発表されたのが本作で、翌9年3月から松子と同棲を始め、10月には丁未子と離婚、10年1月に松子と結婚である。(いやあ、年譜があると便利である) 波乱万丈の異性関係といって良いだろう。こういった抜差しが本作に何らかの影響を与えなかったわけはないだろう。しかし、それ以上に谷崎の関西弁、関西文化への理解の速さと深さ、自家薬嚢中のものとする力量には舌を巻かざるを得ない。
春琴の本名は鵙屋琴。鵙屋は大阪道修町の薬問屋だった。これを読んだ翌日にMorris.が偶然道修町辺りを歩き回ったのもあるいは、本作の目に見えない圧力があったのかもしれない。
使用人であり、弟子であり、側添いであり、愛人であり、保護者でもあった佐助が、自分で自分の目を潰した本当のわけも、春琴の顔に煮え湯を浴びせた犯人も動機も諸説を羅列しながら狙いは闇に葬らんとするかのような作者の筆の先に、実はすべてが、主人公二人の究極の共謀だったのではないかという疑いを覚えたMorris.だった。
この作品の文章の研ぎ澄まされ方は尋常ではないし、それについてはすでに、作品の数十倍、数百倍の量の論評があろうと思うので、Morris.は、型見本ならびに六十の手習いとして、鶯の段を引き写しておくにとどめる。ただし、新潮文庫は新仮名遣いになっているので、強引に旧仮名遣いになおしておくことにする。旧仮名遣いの間違いに気付かれた方は、ご教示ください。なおMSのIMEで出ない漢字は [ひらがな表記] にしている

女で盲目で独身であれば贅沢と云つても限度があり美衣美食を恣にしてもたかが知れてゐるしかし春琴の家には主一人に奉公人が五六人も使はれてゐる月々の生活費も生やさしい額ではなかつた何故そんなに金や人手がかかつたかと云ふとその第一の原因は小鳥道楽にあつた就中彼女は鶯を愛した。今日啼き声の優れた鶯は一羽一万円もするのがある往時と雖も事情は同じだつたであらう。尤も今日と昔では啼きごゑの聴き分け方や翫賞法が幾分異なるらしいけれども先づ今日の例を以て話せばケッキョ、ケッキョ、ケッキョ、ケッキョと啼く所謂谷渡りの声ホーキーベカコンと鳴く所謂高音、ホーホケキョウの地声の外に此の二種類の啼き方をするのが値打ちなのである此れは藪鶯では啼かない偶々啼いてもホーキーベカコンと啼かずにホーキーベチャと啼くから汚い、ペカコンとコンと云ふ金属性の美しいが余韻を曳くやうにするには或る人為的な手段を以て養成するそれは藪鶯の雛を、まだ尾の生えぬときに生け捕つて来て別な師匠の鶯に附けて稽古させるのであるが尾が生えてからだと親の藪鶯の汚い声を覚えてしまうので最早や矯正することが出来ない。師匠の鶯も元来さう云ふ風にして人為的に仕込まれた鶯であり有名なのは「鳳凰」とか「千代の友」とか云つた様にそれぞれ銘を持つてゐるされば何処の誰氏の家にはしかじかの名鳥がゐると云ふことになれば鶯を飼つてゐる者は我が鶯のために遥々とその名鳥の許を訪ね啼き方を教へて貰ふ此の稽古を声に附けに行くと云ひ大抵早朝に出かけて幾日も続ける。時には師匠の鶯の方から一定の場所に出張し弟子の鶯共がその周囲に集まり恰も唱歌の教室の如き観を呈する勿論個々の鶯に依つて素質の優劣声の美醜があり、同じ谷渡りや高音にも節回しの上手下手余韻の長短等さまざまであるから良き鶯を獲ることは容易にあらず獲れば授業料の儲けがあるので値の高いのは当然である。春琴は我が家に飼つてゐる一番優秀な鶯に「天鼓」と云ふ銘をつけて朝夕その声を聴くのを楽しんだ天鼓の啼く音は実に見事であつた高音のコンといふ音の冴えて余韻のあるところは人工の極致を尽した楽器のやうで鳥の声とは思はれなかつたそれに声の寸が長く張りもあればつやもあつたされば天鼓の取り扱ひは甚だ鄭重で食物の如きも注意に注意を加へさせた普通鶯の擦り餌を作るには大豆と玄米を炒つて粉にしたものへ糠を交へて白粉を精し、別に鮒や鮠の干したのを粉にした鮒粉と云ふものを用意して此の二つを半々に混じ大根の葉を擦つた汁で溶く中々面倒なものであるその他声をよくするためには[えびづる]といふ蔓草の茎の中に巣食ふ昆虫を捕つて来て日に一匹或は二匹宛(づつ)与へる斯くの如き手数を要する鳥を大概五六羽は飼育してゐたので奉公人の一人か二人はいつもそれに係りきりであつた。また鶯は人の見てゐる前では啼かない籠を飼桶といふ桐の箱に入れ障子を嵌めて密閉し紙の外からほんのり明りがさすやうにする此の飼桶の障子には紫檀黒檀などを用ゐて精巧な彫刻を施したり或は蝶貝を螺め蒔絵を描いたりして趣向を凝らし中には骨董品などもあつて今日でも百円二百円五百円などと云ふ高価なのが珍しくない天鼓の飼桶には支邦から舶載したといふ逸品が嵌つてゐた骨は紫檀で作られ腰に[らうかん]の翡翠の板が入れてありそれへ細々と山水楼閣の彫りがしてあつた誠に高雅なものであつた。春琴は常に我が居間の床脇の窓の所に此の箱を据ゑて聴き入り天鼓の美しい声が囀る時は機嫌がよかつた故に奉公人共は精々水をかけてやり啼かせるやうにした大抵快晴の日の方がよく啼くので天気の悪い日は従つて春琴も気むづかしくなつた天鼓の啼くのは冬の末より春にかけてが最も頻繁で夏に至ると追い追い数が少なくなり春琴も次第に鬱々とする日が多かつた。いったい鶯は上手に飼へば寿命が長いものだけれどもそれには細心の注意が肝要で経験のない者に任せたら直き死んでしまふ死ねば又代りの鶯を買ふ春琴の家でも初代の天鼓は八歳の時に死しその後暫く二代目を継ぐ名鳥を得られなかつたが、数年を経て漸く先代を耻かしめぬ鶯を養成しこれを再び天鼓と名づけて愛翫した。「二代目の天鼓も亦その声に霊妙にして迦陵頻迦を欺きければ日夕籠を座右に置きて鍾愛すること大方ならず、常に門弟等をして此の鳥の啼く音に耳を傾けしめ、然る後に諭して曰く、汝等天鼓の唄ふを聴け、元来は名もなき鳥の雛なれども幼少より練磨の功空しからずしてその声の美なること全く野生の鶯と異れり、人或は云はん、斯くの如きは人工の美にして天然の美にあらず、谷深き山路に春を訪ね花を探りて歩く時流れを隔つる霞の奥に思ひも寄らず啼き出でたる藪鶯の声の風雅なるに如かずと、然れども妾は左様には思はず、藪鶯は時と所を得て始めて雅致あるやうに聞ゆる也、その声を論ずれば未だ美なりと云ふ可からず、之に反して天鼓の如き名鳥の囀るを聞けば、居ながらにして幽邃閑寂なる山峡の風趣を偲び、渓流の響の潺湲たるも尾の上の櫻の靉靆たるも悉く心眼心耳に浮び来り、花も霞もその声の裡に備はりて身は紅塵万丈の部門にあるを忘るべし、是れ技工を以て天然の風景とその徳を争ふもの也音曲の秘訣も此処に在りと。又鈍根の子弟を耻ぢしめて、小禽と雖も芸道の秘事を解するにあらずや汝人間に生れながら鳥類にも劣れりと叱咤すること屡々なりき」成る程理屈はその通りであるが何かにつけて鶯に比較されては佐助を始め門弟一堂やりきれなかつたことであらう。

改行なしで、句読点も可能な限り節約してあるから(^_^;)、これだけを一息に読むのはかなりの難事だが、そこにまた谷崎の姿勢が伺われる。
この後、雲雀の段が1ページ半ほど続くのだが、まあ、このへんで勘弁しとこう(^_^;) ところで、途中、新潮文庫でも旧仮名遣いになってるぞ(@_@)。「」内の部分は、作品の元になったとされる冊子からの引用ということになってるらそのせいかな?

巻末の「文字づかいについて」という注意書きに

1.口語文の作品は、旧仮名づかいで書かれているものは新仮名づかいに改める。
2.文語文の作品は、旧仮名づかいのままとする。


と書いてあった。うーん、本作の場合、地の文は口語文だから、新仮名づかいにするが、作品中に引用された資料は文語文だから旧仮名づかいのままということか、落ち着かないなあ、うーーん、それの是非はともかく、谷崎のかくも格調ある文体なら、やはり旧仮名遣いの方が似つかわしいとMorris.は思うぞ。
一向に作品論にならないが、きっとMorris.には出来ないのだ(^_^;) でももうちょっと谷崎読み続けてみる。

2008/03/05(水)●万華鏡な一日(^_^)●

8時起床。天気は良いがかなり寒そう。朝風呂と洗濯済まして、飽きもせず、シンプルスパゲティ食べる。ほんとうに美味しい(^_^)
午後はJRで大阪に出て、わざと迷いながら(^_^;)淀屋橋方面に回り好きな大阪市立図書館見たりして平野町のRsquare18というギャラリーの「あにまるぱらだいす展4」という催しを覗く。これは雪豹サイトのG-Zさんが動物写真を出品されているというので、一度顔を出しておきたかったのだった。このギャラリーはピアノも置いてあって、画廊というより、音楽と美術のコラボレーションみたいな企画を多くやってるらしい。今回の展示も、動物写真、イラスト、アクセサリー、雑貨など幅広く自由な感じで、一種のフリーマーケット的雰囲気だった。G-Zさんの作品は雪豹、赤パンダ(レッサーパンダ?)などの写真パネル7点ほどだったが、入り口の一番手前に展示してあり、ひときわ目立っていた。パネルとは別に昨年撮影の動物写真のポケットアルバムも用意してあり、もちろん雪豹中心だったが、Morris.はその中の「サーバル」に目を引かれた。小型の豹らしいが、耳が大きく聳え立っていて、体はスリムで顔もしゅっとして、ハンサムである。まあ、まぬうとはまるで対照的な風貌だが、何とこれは、結構人にも馴れるのでペットとしての飼育も可能とか。もっとも価格は150万円以上はするらしい(ネット検索) これは是非王子動物園にも誘致してもらいたい、と思ってしまったよ。
その後道修町から北浜、今橋から天神橋まで徘徊。道修町あたりは古くからの薬問屋街で今でも大小の製薬会社が軒を並べている。またこのあたりは、古いいい感じの建物も多く、昭和5年に建てられたという浪花教会なんか一度中に入ってみたかった。
5時前くらいに天神橋商店街にたどり着いたが、一番街アーケードのすぐ際に小さな万華鏡専門の店を見つけて冷やかしで入ってみた。こじんまりした店舗には大小の万華鏡がところ狭しと並べられている。ほとんどがご主人木村さんの手作りで、他の作家のものもいくつか混じっていた。木村さんはどこかイルボンさんに似てる愛想の良いアジョシだった。
Morris.は小学校の頃から万華鏡は好きだった。工作の時間に自分で作った万華鏡にセロハンの砕片やビーズや色ガラス砕いたものを入れていつまでも飽かずに眺めていたものだ。
万華鏡のことを忘れ去ったわけではないが、何となく縁遠くなってしまっていた。たまにデパートなどの趣味のコーナーで外国製の凝った万華鏡を見かけても、値段を見たら引いてしまう(^_^;) 
ところが、この店は手作りということもあるのだろうが、ほとんどが1万円以内である。それだってMorris.には高いのだが、長さ10cmくらいの小型でシンプルな銀色の万華鏡があって、これが\2,000というので、思わず買ってしまったよ(^_^) これは飾りは一切入ってない素通しで、先っちょが球面レンズになってるものだから、見えるものは外部の一切合財、つまり画面は無限に変化するということになる。前から、買うならこのタイプと決めていた。結局万華鏡は三角に組み合わせる鏡の質と精度が生命で、本格的なものになるとミクロン単位の精度が求められるのだろうが、Morris.の買ったこれはどう割り引いても中級クラス以下(^_^;)というところかな。それでもぼけーっと一人楽しむのには充分だと思う。Morris.はこれも「カレイドスコープ Kaleidoscope」だと思っていたが、こちらは「テレイドスコープ Teleidoscope?」と呼ぶらしい。
最近はオイルの中にガラスや羽毛などを浮かべて、スローモーションの動きと変化を楽しむものが多いようだ。先端を暗くして側面からの間接採光で夢幻的イメージを醸し出すものなど色々手がこんでいる。また本体の中間に「具」(^_^;)とオイルの入った透明の筒を突っ込んでこれを動かすことで派手に変化をつけるタイプもあるが、これはMorris.は苦手である。
ここは夫婦でやってるらしく、あまり商売っ気のない素人っぽさと親切さが感じよかったので、二人並んでデジカメ撮影させてもらう。
後で、この店のサイト「ワンタローの手作り店」みたら、手作り万華鏡教室も開いてるらしい。また木村さんは手品が得意らしく、教室では万華鏡作りよりもこちらに熱が入るとか。機会があれば一度覗いて見たいものである(^_^;)
天神さんではちょうど今盆梅展やってたらしいが、今日はもう終わってたので、境内の紅梅を一枚だけ撮影して、久しぶりの天神橋筋を歩く。古本屋も多いし、素敵な刃物屋、八百屋などもあって、何となくわくわくする。
羅な美さんからのプレゼント(^_^)ほんとは天満の「玉一」にでも寄りたかったけど、時間も無くなったので、天満からJR環状線で鶴橋へ。
ちょこっと牧野レコード店覗いて、久しぶりにサランバンへ。当然のごとく(^_^;)ママ一人だった。Morris.の2月3日の酩予の負傷のことは知らなかった(忘れてた、かも)らしく「いやあ、えらいひさしぶりやん(^_^)」、と、びっくりしながらも喜んでくれた。
Morris.が負傷した翌日に、ナフナの会の羅ら美さんが店にやってきて、Morris.にことづけておいたという、ナフナのCD5枚とバレンタインチョコ(^_^;)頂く。Morris.はナフナのCDは1枚しかもっていなかったのでありがたい。うち一枚はカラオケ専用(^_^;)だった。こうなるとナフナナンバーをもう少しふやさざるをえないな(^_^)
羅ら美さん、ありがとうっm(__)m(^_^)(^_^)/
ママはすでに結構飲んでたみたいで、寝たり起きたり状態。結局Morris.は4時間以上、一人で、ギターとカラオケで歌いっぱなしだった。喉がらがらである。今日はさすがに自重してビール3本だけにして11時前に店を出て帰宅。それでも部屋に着いたら零時回っていた。
帰ってから万華鏡像のデジカメ撮影を試みたのだが、これがなかなかに難しい。木村さんのブログによると、デジカメのレンズが小さいほど万華鏡に向いているらしく、最近の携帯附属デジカメが手軽で効果的とのこと。でも、Morris.の携帯はカメラ付いてない(>_<) 現行のデジカメより一つ前の機種の方がまだしもレンズ小さいし、現行機のレンズ傷めるとヤバイので、前機種で撮ってみたが、視野の関係か、かなり狭い範囲しか写らないし全体の形もお結び状になってしまう。ズームを使うと写る範囲は広くなるのだけど、ピントぼけぼけ(>_<)。結局お結び状のものを中心に9カットだけ下に貼り付けてみたけど、実際に覗くと、これが二重三重以上に連続してめちゃ美しいし、どんどん構図が変わるから、下のカットだけ見てがっかりしないようにしてもらいたい。今日のモデル?はMorris.のアロハシャツ。
どうせしばらくの間、Morris.と会えば、必ず見せびらかされること請け合いだから、覚悟しておくように(^_^;)


こういうのも好きっ(^_^)

日本銀行大阪支店

大阪中之島図書館

図書館の飾り石

あにまるぱらだいす展4

G-Zさんの作品

お洒落床屋

旧大阪教育生命保険(らしい?)

端っこの飾り石

右隣は浪花教会(昭和5年竣工)

扉の中を車が走ってる(ウソ)

このての階段にMorris.は弱い(^_^;)

塩野木旧本社ビル石柱

薬の蒸留器?

怪しいビルである

これも県指定文化財

こちらが正面

わざとらしい(^_^) 江州商人旧家か?

漢方薬本舗

漢方薬の素(梔子だけど)

手作り万華鏡店

ご夫婦記念写真

まんだらけ(^_^);

Morris.のテレイドスコープ

天満宮の枝垂紅梅

牧野レコード店

ママはうとうと
2008/03/04(火)●100円=916ウォン(^_^;)●

ここ数日夜昼交代というか、よくわからん生活パタンになっている。今朝4時ごろ目をさまして、ベッドで本読んでるうちにまた寝入ってしまったらしく、次に目をさましたら11時前。まあどうでもいいか。
昨日猫の地名を話題にしたのとは無関係だろうが、Morris.のFrickr猫スライドショーがどうもうまく見られなくなっているようだ(>_<) 途中でフリーズしたり、初めから動かなかったり、アルバムページでもおかしい???Frickrのスライドショーは、無料加入者は200カットしか表示できないという制限があるのだが、スライドショーのデザインが良いし、フォト蔵より大きなサイズでスライドショーが見られるのが気に入って、とりあえず猫の200カット専用にしていたのだが、不調が続くとフォト蔵に移転するなど考えなくてはなるまい。
KBS日本語放送のニュースによると、今日現在のレートは100円−916ウォンになってるとのこと。2年前までの百円=千ウォンからするとまだウォン高だが、昨年半ばの100円−750ウォンに比べるとかなりの回復ぶりだ。これはMorris.の勝手な希望だが、この調子で百円−千ウォン時代の復活を祈りたい(^_^;)

【東京DOLL】石田衣良 ★★★ RPGゲームの企画家MGがコンビニで見つけた少女ヨリをゲームモデルに使う中で、恋人裕香との軋轢、自分のゲーム会社メンバーとの葛藤、大手企業の勧誘、例によって現実離れした展開だが、相変わらず小洒落た語り口と小道具使い倒して彼お得意のプラスチックワールドを繰り広げている。ストーリーより細部の決め場面を構成することが、この作家の真骨頂で自分でその出来に陶酔してしまう傾向があるようだ。MGの住居。

建築家の演出どおりだった。暗く狭い廊下といきなり広がるリビングと湾岸の風景。ヨリは乱れた浴衣で、二段重ねになったアルミサッシの窓に駆け寄る。レインボーブリッジは漂白された恐竜の背骨のようだ。夜空にライトアップされ浮き上がっている。天井の高さは5メートルほど。広さは四十畳ある。ちいさな劇場やスタジオのような部屋だ。

まあこんな部屋に住み、高級車を乗り回し、高価なファッション、高価な食事、高価な?セックスを楽しむ登場人物たちだが、やはりゲームのキャラクタに見えてくる。おしまいは、ヨリの強面の恋人の船の中で4人が相対して結局MGがヨリを取り戻すことになるのだが、MGの彼女への形容が「愛する人形」で終わるところが本作の全てを象徴しているようだ。
作中、カナダ大使館地下の超高級会員制クラブでの場面、

無人のロビーの階段をおりる。厚い絨毯を踏んで、開いたままの扉を抜けると、受付カウンターの前に中年の外国人が立っていた。ブラックスーツにブラックタイ。なめらかな日本語でいう。
「いらっしゃいませ」
克己はうなずいていった。
「エッジ・エンターテインメントの廣永さんと約束しているんですが」
男は一瞬で全く敵意がないという歓迎の笑顔をつくった。外国人の特技だとMGは思う。


この「外国人」という単語の用い方に違和感を覚えた。ちょっと前なら「外人」だったかもしれないが、どちらにしろ「外国人」といえば、日本人以外という意味だろう。そのなかで「外国人の特技」というのはあまりに大雑把な表現ではなかろうか?仮にこれを「外国語の特徴である」などと置き換えてみると、そのおかしさがはっきりするだろう。それとも石田の中で「外国人」ということばに別種のコードがあるのかな。言葉狩という言葉こそMorris.の嫌悪するものだが、使い方に気をつけるべき言葉であることは間違いないだろう。

【日本名歌選】久保田正文編 ★★ 先般「つの笛」の階段で買った百均本で、学生社新書昭和31(1956)発行となっている。記紀歌謡から近代(太平洋戦争直後)までの和歌、短歌を250首選び(実際には解説内で引用してる歌がほぼ同数ある)、2、300字くらいの簡単な解説を付してある。
記紀歌謡、万葉集、八代集をそれぞれ章立てして、あとは中世、近世、近代でくくるというのもなかなか大胆な方針だし、Morris.もひさしぶりに日本の歌をひとわたり眺めるのもよかろうと思い、枕元において、少しずつ読みついで、やっと読み終えたところ。
よく言えば個性的、悪く言えば非常に偏った選歌、解説のオンパレードだった。特に近代短歌の選び方には疑問を感じるところ多かった。古典でも、万葉を評価し、古今、新古今を貶める傾向は、当時の歌壇の「常識」だったかもしれないが、時にはそれが行き過ぎてるところが多い。

五句三十一音という、まことに小さくはかないものではあるが、そのかたちを基本的にまもり、そのかたちに独特な詩的発想様式を見出し、それを磨きながら短歌は成長してきた。この独特な詩的発想法を理解することができれば、その形を目安におかないでも、真実に短歌的なものと、そうでないものとの姿はおのずからあきらかになる。歴史的な展開のすがたと、その歴史的な各段階に応じて、さまざまにいろどりを変えながら、しかも一貫して通じている内在的な短歌としての格調。この二つの要素の組みあわせが、短歌とは何か? あるいは短歌をいかに理解し、いかにあじわうか? などという、原理的な問いにこたえるために、必要にして充分な条件である。
この書物が、そういう要求にこたえるためのひとつの役割をはたすことを、筆者としては、ひそかに信じ、あきらかに願っている。

まえがきからの引用である。ちょっと噴飯ものの悪文であるのは措くとして、「詩的発想様式」「内在的な短歌としての格調」「原理的な問い」的な(^_^;)、こなれの悪い用語は何とかならんものかと思ってしまう。
とはいえ、500首あまりの歌が引用されてるので、中にはMorris.がこれまで知らなかったり、あまり親しまないでいて、改めて琴線に触れる歌が無かったわけではない。
適当に引いておく。

・しるしなき物を思はずは一杯の濁れる酒を飲むべくあるらし 大伴旅人
・相思はぬ人を思ふは大寺の餓鬼のしりへに額づくごとし 笠女郎
・うつくしと吾が念ふ妹は早も死ねやも生けりとも吾に依るべしと人の言はなくに 柿本人麻呂
・敷島の山跡の国に人二人ありとし思はば何か嘆かむ 読人不知
・蓮葉の濁りにしまぬ心もてなにかは露を玉とあざむく 遍昭
・最上川のぼれば下る稲舟のいなにはあらずこの月ばかり 東歌
・思ふ人ありとなけれど故郷はしかすがにこそ恋しかりけり 能I因法師
・あはれあはれこの世はよしやさもあらばあれ来む世もかくや苦しかるべき 西行
・思ひそめき四つのときには花の春はるのうちにも明ぼのの空 藤原為兼
・のちの世のなほまたの世のすゑの世も生れて死なむ人ぞ悲しき 契沖
・見し世にはただなほざりの一言も思ひ出づればなつかしきかな 村田春海
・思はざる見ざる聞かざる言はざるもかかはらざるに勝らざるらむ 八田知紀
・杯に散り来もみぢばみやび男の飲む杯に散り来もみぢ葉 平賀元義
・若葉さすころはいづこの山見ても何の木見ても麗しきかな 橘曙覧
・山にして立てれば海は広く見ゆ広きがままに淋しかりけり 尾上柴舟
・真砂なす数なき星の其中に吾に向ひて光る星あり 正岡子規
・馬追虫の髭のそよろに来る秋はまなこを閉ぢて思ひ見るべし 長塚節
・いらだたしもよ朝の電車に乗りあへるひとのことごと罪なきごとし 斎藤茂吉
・男あり渚に船をつくろへり背にせまりて海の輝く 若山牧水
・うすべにに葉はいちはやく萌えいでて咲かむとすなり山櫻花 和歌山牧水
・向日葵は金の油を身にあびてゆらりとたかし日の小ひさきよ 前田夕暮


500首から21首というのはあまりに少ないが、もちろんMorris.周知の歌は省いてるし、八代集では百人一首の歌がやたら多かったのであまりみるものはなかった。近代にいたっては、わざわざ駄作、問題作(悪い意味での)ばかりを集めてる観すらあった。
解説も先に書いたように、異常に偏ったものが多かった。たとえば上に引用の橘曙覧作について

このうたなども、勅撰集二流歌人などの胸くそのわるくなるような、もってまわって手垢によごれたようなうたいぶりの自然詠とは比べものにならぬ素直さと品位と感情の流露をたたえているが、曙覧自身の作品の系列のなかにおいてみると、この詩人はやはり山川草木をうたうよりは、人間くさいうたの方にはるかに本領があったことがわかる。

だと(@_@)。ここまで腐された勅撰集の二流歌人たちも可哀そうだが、素直さはいざしらず、この作のどの辺に品位があるのか? Morris.には理解できない。
近代篇に取り上げられた歌の解説の中からランダムに、その歌へのマイナス評価の部分を抜き出してみる。作者名は敢えて伏せておくこう(^_^;)

・題材は新しいがうたいぶりはまったく古い
・文学的には低いものに過ぎぬが
・難解で意味のとりかねるようなものがある
・自分の作家(作歌?)の歴史から抹殺したいと願うほどのものかもしれない。にもかかわらず、ここにそれを取り出す理由は、単なる意地わるさからではない。後年の、静謐な美しさへ到達する過程に、こういう作品をも実験する一時期が経過されていることを見すごさぬほうがよいとわたしが信ずるからである。
・○○もこういううたをつくっていたことは、○○の不名誉としてではなく記憶されてよいことである
・格別すぐれた作というほどではないが
・作品自体はそれほどすぐれたものではなかった


おいおい、自分がこんな風に評価する歌を、たかだか250しかない「名歌選」に選ぶかよ。「単なる意地わる」より、よっぽど迷惑な「余計なおせっかい」ぢゃないのかい。

2008/03/03(月)●猫町●

9時起床。
朝から雨。天気予報では黄砂がひどいらしい。
昨日作ったキムパブつまむ。結局昼前に食べてしまった。いくらなんでもこれは食べすぎである。
まるこめさんの写真掲示板で浦安市猫実町の町名表示板の画像があって、たしか槙村さとるの漫画にこの町を舞台にしてるのがあったよな、とネット検索したら「半熟革命」だったのでそのことを掲示板に書き込み、そのあとふと思いついて、猫のつく地名一覧見たいなのがないか探していたら、「都道府県市区町村」というサイトの中に地名コレクションというコーナーがあり、さまざまなジャンル毎の地名を集めて一覧表に纏めてあった。動物名のついた地名では猫地名コレクションのほか、犬、狐、狸などのコレクションがあった。一番多いのが犬の392件、次が狐で350件、猫は197件で3位だった。
197件といっても、山や沢の名、バス停、史跡や観光地なども含めてのもので、純粋な地名だけだとざっと100件くらい。県別にまとめてあるので見やすいが、一番多いのが福島県(21件)、次が愛知県(16件)、続いて岩手県(12件)、宮城県(9件)といったところ。Morris.の住んでる兵庫県や大阪府は零である(>_<) Morris.@Catographerとしては、猫地名で猫を撮影してみたいものだが、これではなかなか難しい。
名古屋での仕事のときちょくちょく「猫洞通」という町を通り過ぎるたびにいいなあ、と思ってた。これは千種区にある。ここは狙い目かもしれない(^_^;) 同じ名前の重複も多いので、とりあえず、かぶらないように羅列しておく。

・猫屋敷・猫沢・猫又・猫淵・猫足・猫舘・猫穴・猫塚・猫底・猫田・猫原・猫松沢・猫迫(ねこはざま)・猫ノ森・猫作・猫内・猫沼・猫台・猫川・猫石山・猫啼・猫ノ入・猫日向甲(ねこひなたこう)・猫手・猫実・猫興野(ねこごうや)・上猫下(かみねこした)・猫シタイ(ねこのしたい)・猫ノ目・猫瀬町・猫越(ねっこ)・猫洞通(ねこがほらとおり)・猫藪・猫小路・猫門戸・猫狭間・猫池・猫鼻・猫屋町・猫谷・猫坊・猫滝・猫石・猫坂

ざっと50足らずである。そのほかでは

・猫山・山猫森・猫岳・猫鳴山・猫魔ヶ岳・猫又山・大猫山・猫越岳・猫平・猫峠・子猫川・猫右衛門沢・猫淵沢・猫島・女猫島・女猫ノ瀬戸・猫泊・猫崎半島・唐猫鼻

突拍子も無いものは見当たらないが、好みからいうと「猫作、猫手、猫越、猫洞通、猫小路、猫狭間、猫魔ヶ岳、子猫川、猫坊、猫泊」あたりが私的ベスト10だろう。
「猫シタイ」で読みが「ねこのしたい」というのは、あんまりぢゃないかい(^_^;) 町名改悪反対論者のMorris.ではあるが、ここは「猫額」への改名を望みたくなる(^_^;)

【細雪】谷崎潤一郎 ★★★☆☆ 言うまでもない、谷崎の代表長編の一つ、と、言っても実はMorris.はほとんど谷崎読んでない。「文章読本」と「陰翳禮讚」はとりあえず読んだし、学生時代に辻潤絡みで「鮫人」読んだはずだが、こちらは印象薄い。
何で今さらこんなのを読んだかというと、灘図書館の本棚で見かけて、何気なくぱらぱらと開いたら、のっけから大阪弁の姉妹の会話、それも「こいさん」が出てくるわ、突然三女雪子の見合い話で相手が神戸海岸通のビルディングに勤める男だし、テンポよくとんとんと話が進んで、これからどうなるんだろうと、止められなくなって借りてきたというわけだ。
太平洋戦争中の1942年(昭和17)から「中央公論」に連載を始めるが翌年軍部から、戦時にそぐわないとして掲載を停められ、谷崎は私家版作ったりしながら、結局戦後昭和23年に完結させた。
物語の時代設定は昭和10年代前半で、神戸の大水害が物語の大きなエピソードにもなっている。
Morris.が読んだのは1998年(昭和63)発行の中央公論社版、菊判よりやや縦長の950pもある上中下一冊本でいかにも大谷崎(^_^;)の傑作でございますといった装釘。文字もちょっと大きめ、行間もゆったりして、老眼のMorris.の目にも優しい。ストーリーの中心は雪子の見合いとこいさん妙子の色恋沙汰だが、4人姉妹(実際は長女は蚊帳の外)の悠揚として迫らぬ贅沢な日常生活が眼目である。Morris.はひさびさに小説を読む楽しさを思い出させてもらったよ。一気に読むのがもったいなくて、卓袱台に書架置いて、ちびちびと10日近くかけて読了。うーーん、やっぱり谷崎って只者でなかったんだ。
戦時下の発表禁止というと、思想的な、社会主義、反戦主義絡みかと思われるのに、この細雪の場合は「奢侈」に過ぎるというのがその理由だったらしい(^_^)。まるで天保の改革の為永春水みたいである。
あの時代にこそこういった夢物語が希求されただろうことは想像に難くないんだけど、当時の日本の軍部なんてそのへんの機微にはとんと疎かったにちがいない。
それから半世紀以上を閲してMorris.が面白いのはその奢侈な部分に他ならない。奢侈といっても、単に贅沢三昧とは違って、「通」「粋」「薀蓄」に通じるもので、たとえば、神戸の「与兵」という寿司屋での場面。

もとこの親爺は、今はなくなったが明治時代に有名であった東京両国の与兵衛で修行した男なので、「与兵」という名はそれに因んだのだそうであるが、鮨そのものは昔の両国の与兵衛とは趣を異にしていた。それというのが、親爺は東京で修行したものの、生まれは神戸の人間なので、握り鮨ではあるけれども、彼の握るのは上方趣味のすこぶる顕著なものであった。たとえば酢は東京の黄色いのを使わないで、白いのを使った。醤油も、東京人は決して使わない関西の溜を使い、蝦、烏賊、鮑等の鮨には食塩を降りかけて食べるようにすすめた。そして種は、つい眼の前の瀬戸内海で摂れる魚なら何でも握った。彼の説だと、鮨にならない魚はない、昔の与兵衛の主人などもそういう意見だったというので、その点では彼は東京の与兵衛の流れを汲んでいるのであった。彼の握るものは、鱧、河豚、赤魚(あこう)、つばす、牡蠣、生うに、比目魚(ひらめ)の縁側、赤貝の腸(わた)、鯨の赤身、等々を始め、椎茸、筍、柿などにまで及んだが、鮪は虐待してあまり用いず、小鰭(こはだ)、はしら、青柳、玉子焼等は全く店頭に影を見せなかった。種は煮焼きしたものも盛んに用いたが、蝦と鮑は必ず生きて動いているものを眼の前で料理して握り、ものによっては山葵の代りに青紫蘇や木の芽や山椒の佃煮などを飯の間へ挟んで出した。

いまどきのグルメ雑誌のライターが即パクりたくなりそうで、できそうにない筆捌きである。
もう一つ三姉妹が毎年楽しんだ京の花見の行程。

京都に限ったことはないのだけれども、鯛でも明石鯛でなければ旨がらない幸子は、花も京都の花でなければ見たような気がしないのであった。去年の春は定之助がそれに反対を唱え、たまには場所を変えようと云い出して、錦帯橋まで出かけて行ったが、帰ってきてから、幸子は何か忘れ物をしたようで、今年ばかりは春らしい春に遇わないで過ぎてしまうような心地がし、また貞之助を促して京都に出かけて、ようやく御室の厚咲きの花に間に合ったようなわけであった。で、常例としては、土曜日の午後から出かけて、南禅寺の瓢亭で早めに夜食をしたため、これも毎年缺かしたことのない都踊を見物してから帰りに祇園の夜桜を見、その晩は麩屋町の旅館に泊って、明くる日嵯峨から嵐山へ行き、中の島の掛茶屋あたりで持ってきた弁当の折を開き、午後には市中に戻って来て、平安神宮の神苑の花を見る。そして、その時の都合で、悦子と二人の妹たちだけ先に帰って、貞之助と幸子はもう一晩泊ることもあったが、行事はその日でおしまいになる。彼女たちがいつも平安神宮域を最後の日にのこしておくのは、この神苑の花が洛中における最も美しい、最も見事な花であるからで、圓山公園の枝垂桜がすでに年老い、年々に色褪せて行く今日では、まことにここの花を措いて京洛の春を代表するものはないと云ってよい。されば、彼女たちは、毎年二日目の午後、嵯峨方面から戻って来て、まさに春の日の暮れかかろうとする、最も名残の惜しまれる黄昏のひと時を選んで、半日の行楽にやや草臥れた足を曳きずりながら、この神苑の花の下をさまよう。そして、池の汀、橋の袂、路の曲がり角、廻廊の軒先、等にあるほとんど一つ一つの桜樹の前に立ち止って嘆息し、限りなき愛着の情を遣るのであるが、蘆屋の家に帰ってからも、またあくる年の春が来るまで、その一年じゅう、いつでも眼をつぶればそれらの木々の花の色、枝の姿を、眼瞼の裡に描き得るのであった。

いやいや、何と言う贅沢、優雅であることよ。そして谷崎の筆先には魅せられてしまう。

主人公雪子(タイトルからしてそう断定してもかまわないだろう)の、見合い相手や、こいさん妙子の恋愛相手の主人公側の評定ぶりは、先般読んだばかりの美奈子さんの「冠婚葬祭の秘密」に書かれていた「結婚の差別体質」が色濃く反映されている。雪子の見合相手の母が精神病だったということがすんでのところで判明したり、こいさんの恋人板倉が医者のミスで死にいたり、姉らがほっとする場面などがそうだが、読者であるMorris.が、ここで、姉妹といっしょにほっとしてしまったりする(^_^;)ところも、谷崎の手管なんだろうな。
とにかく、この作品のストーリーは単純なもので、それを読む側には興味津々と思わせるところが、すごい。「大説」でなく「小説」であるからこその美点を最大限に発揮させる手腕、といったものがある。シャンソンの名歌手はメニューを読んでも、周りの人に感涙をこぼさせる、という手垢のついた比喩を援用すれば、谷崎の筆にかかると、箸にも棒にもかからないようなスノビズムすら、中世の絵巻物のように描き出されるとでもいうべきか。
よし、しばらく谷崎作品読んでみよう。

2008/03/02(日)●逢えない時間が…;;●

9時起床。天気も良さそうだし洗濯済まして、半月ぶりに王子動物園へ。
やっぱり今日もまぬうは出てなかった(>_<)
しかたなく、駝鳥やキリンやペンギンなどさっと見て、Morris.の指定席であるSL食堂車で葉書でも書こうと思ったが、やっぱりちょっと寒いし、風邪あがりということもあって、動物資料室内の図書室へ。ここには動物関係を中心にした書籍が揃ってるので、こちらも楽しめる。「ネコを撮る」で名前覚えた岩合光昭の写真集が何冊もあったので一通り見る。カンガルーだけ、ザトウクジラだけのものや、南極大陸にテント張ってペンギン中心に撮影したもの、アフリカの自然公園に1年半家族で棲んで弱肉強食の世界を記録した「おきて」というものなどで、あの、ネコのほのぼの撮影とはえらく印象が違った。動物写真のプロというのは、大変なもんであるなあ(@_@)というのが、よくわかった。1時間以上粘って、しつこくもう一度まぬういないかなと、立ち寄ったけど空振り。もうちょっと暖かくなったら、逢えることを信じて待とう。
一旦部屋に戻り、自転車で六甲道へ。途中都賀川近くの路地に、白黒猫発見(^_^) 飼猫ではないけどいわゆる地域ネコらしく、極端な警戒心はない。久しぶりにMorris.@Catographerモード。やっぱりMorris.は動物園の人気アニマルより、こんな路地や公園や駐車場などに出没する自由な猫が好き。まぬうは例外だけどね。今日の白猫は両目の下がちょっと爛れてたけど、Morris.好みの顔つきだった。
灘図書館、ジャパン、マルハチなど回って6時半帰宅。今夜は久しぶりにキムパブ作る。半分にはつかちゃんのキムチの残りを入れた。ちょっと多すぎるけど、今の時期ならまだ明日まではいけるだろう(^_^;)


キリンの見合い

駝鳥って結構人気ある

アンニュイな王様

ふんばってるペンギン

河馬の昼寝

白黒発見

黒猫は写し難い

白はバック次第

つかちゃんキムチ入りキムパブ
2008/03/01(土)●今日は何の日?●

9時起床。このところ習慣と化している体温計測。今朝の体温は36.1℃(@_@)? おいおいこれは測りそこないだろう、もう一度測ったら37.1℃(^_^;)
そろそろ、久しぶりにサランバンにも顔を店に行こうかと思ってたのだが、この微熱があるうちは自重しておくべきだろうな。
午後はTVでラグビー(東芝×早稲田)とサッカー(サンフレッツェ×アントラーズ)見る。ラグビーはDEL坊で見たわけだが、こういうときは時間帯ずらしてほしいものである。ラグビーの方は実力差歴然で社会人王者東芝が圧勝だったので、途中からサッカーに専念。こちらは前半両チームにレッドカードが出て、荒れたスタート。後半すぐのアントラーズの2点先制で勝負あったかと思ったが、途中出場の久保がPK決め、佐藤のゴールで同点。そのまま時間終了で、PK戦も最後は佐藤が決めてF2のサンフレッツェの逆転勝利。見てる側からすると、はらはらどきどきで面白かったが、最初のレッドカードから、最後のPKのやり直しまで審判の判定に疑問が残った。なお試合後アントラーズが久保のPK判定にたいして連盟に提訴した模様。
その後も阪神×オリックスのオープン戦など見るともなく見る。やっぱりMorris.はオープン戦は力が入らない。
午後7時半からはNHKのど自慢チャンピオン大会(^_^)なんてのを見てしまう。おいおい、今日はTV漬けである。15組の出場者、みな上手い。しかしやはり日本ののど自慢は、Morris.には無縁の番組のようだ。韓国のノレチャランでなくては(^_^)/
今日3月1日は韓国は公休日(祝日)である。1919年の三一事件を記念するもの。もう一つ1932年の今日、満州国の建国が宣言されている。この二つくらいは、歴史音痴のMorris.でも常識のように思っていたのだが、なにげなくネットの「今日は何の日?」といったサイトをいくつか検索巡回したがどちらの史実にも触れてないものばかりだった。多くは、いわゆる祝祭日、記念日、誕生花、有名著名人の生没などが中心だからだろう。Morris.のリンクにも入れてる歴史データベースにはさすがにどちらもきちんと記述されていた。
夜には体温平熱に戻ったのだが、何となく頭が重い。

【事変の夜 満州国演義2】船戸与一 ★★★ 去年11月に第1部を読んだのだが、あまりに未消化という気分を持ったまま、続編に期待と書いたのだが、この続編も同様のつかみ所の無さを感じながら読了した。それでも前回よりは敷島家の4人兄弟の動きもわかりやすくなったし、それぞれの満州事変後の大陸での役割分担がはっきりしてきたようだ。
タイトルでもわかるように本篇は、1931年の柳条湖事件(柳条溝事件というのは誤記らしい)を中心に展開する。もちろん「柳条湖事件=満州事変の始まり」といえるだろう。
例によって、節ごとにめまぐるしく4人兄弟の物語が交代するのでMorris.は読むのに骨が折れたが、とりあえず4人兄弟の名前がわかりやすい(太郎、次郎、三郎、四郎)しのは助かる。各節のはじめにたいていそのうちの誰かの名前が出てくるからどの兄弟の話かは迷わずに済む。
長男の外交官は別として残りの3人は見事に関東軍の熱血憲兵になったり、うまく利用されたりすることになっている。
あとがきで、本作執筆の基本姿勢に触れてあったので引用する。

筆者は昭和19年の生まれで飢餓体験はあっても戦争の記憶はもちろん、中国で9・18(チュウイーパー)と呼ばれる満州事変前後の事情となるともはや遥かな過去でしかない。したがって執筆にあたってはすべて資料に頼った。小説は歴史の奴隷ではないが、歴史もまた小説の玩具ではない。これが本稿執筆の筆者の基本姿勢であり、小説のダイナミズムを求めるために歴史的事実を無視したり歪めたりしたことは避けてきたつもりである。
また本稿執筆に当たりこれまで隠されて来た事実や埋もれていた資料を発掘しようという努力は一切して来なかった。使用した資料はすべて市販されているか、品切れの場合は図書館で見つけ出せるものだ。


以前から様々な形で展開されている「歴史小説」の史実と物語性(虚実)の兼ね合い論で、船戸は特に変わったことを言ってるわけではないのだが「小説は歴史の奴隷ではないが、歴史もまた小説の玩具ではない」という言い回しは、なかなかかっこいい、と思ってしまった。こんなにかっこいい台詞を決めるだけの力があるのに、本作品の中ではこれを超えるほどの表現にぶち当たらないのが、物足りないとでも、言っておこうか。
柳条湖事件(船戸は柳条溝事件と表記)の起きた当日の場面で満鉄に勤める登場人物に、まだ事件の勃発する以前の太郎への電話で「ただこれはわたしの予感に過ぎんのだがね。昭和6年9月18日。きょうというこの日は日本の歴史、いやアジア全体の歴史にとって決定的な転換点となるような気がする」などと言わせているが、これこそ、後世の視点を登場人物に持ち込むやりかたのように感じる。
Morris.が大嫌いな「手をこまぬく」表現(370p)が出てきたのも評価を落とすのに貢献してる(^_^;)と言えなくも無い。
満州国建国の3月1日に本書を読み終えたというのは、やや作為的であるとしても、何らかの意義があるということにしておこう。もっとも、本篇は満州国建国前夜で終わっているけどね。


 
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