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Morris.日乘2009年3月 
Morris.の日記です。読書記録、宴会散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。  
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故意に恋して

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2009/03/31(火)●ネパール大使館(^_^)●

7時起床。
12日ぶりの休みである。それも今日は「めまい」の診断を受けに病院に行くために休みにしたわけで、それが無かったらずっと仕事続いてたはず(^_^;)
洗濯と朝風呂すまして、自転車で金沢病院へ。いちおう脳外科診療室に回る。まだ若い荒井先生にめまいの症状を説明して、Morris.が高血圧自慢(^_^;)したら、とりあえず血圧測って数値見たとたん「これは、ひどい、病院に行った方がいいですよ」と言われて、「だから病院に来たんじゃないですか」と突っ込んでしまった(^_^;)  めまいより、まず高血圧対策が先決だから、内科で診療受けたらという意味だったらしい。
ともかく、脳外科でCTスキャンと血液検査受け、降圧剤の薬もらい2週間後にもう一度きちんと診察受けることになった。CTスキャンの画像をディスプレイに表示して説明してもらったが、とりたてて脳に問題は無さそうだった。先生に断ってデジカメで撮らしてもらった(^_^;)
待合室で、70半ばくらいのお爺さんが「どこが悪いんですか?」と話しかけてきた。血圧の話などしてるうちに、兵隊に行ってシベリアに抑留されたなどというので、そんな歳じゃないでしょう、といったら何と大正11年生まれの八十七歳だというのでびっくりしてしまった。心臓はペースメーカーで、胆嚢は除去、肝臓も障害があって、金沢病院には20年来通っているとのこと。それでも日常生活には不自由なく姿勢も良くて元気に動き回れるらしい。水道筋の八百屋で買物して一旦帰宅。
昼前に阪急六甲に出て、センターへ。稲田さんと昼食会(^_^;)
宮前商店街の西側にあるカレーの店「ネパール大使館」に行くことにした。「灘たま」で紹介してあったのを稲田さんが見つけて、一度行こうと思ってたのだ。スバル自動車のロゴのあるプレハブの中にある店で、一見地震の後のプレハブ食堂みたいだが、中に入って右側の部屋は4mくらいの長いテーブル席で、華やかだった。
昼間のサービスセットで豆のカレーと鶏のカレーにチャイもついた「ポカラセット」\800がおすすめとのことでそれを注文。辛さは10段階あるとのことだったが、Morris.は中間の5、稲田さんは3にした。カレーは普通に美味しかったが、大きなナンが出てきてこれが絶品だった(^_^) ところであのナンの細長い三角形は、ネパールの国の形を模しているらしい。店の支配人(謎の大使(^_^;))がいろいろ説明してくれた。なかなかお勧めの店である。
センターに戻り、古本市を冷かし、飛田さんに手作りのBean's Bagを進呈、ボランティアに来てる波戸、大西さんらとお茶を飲みながら四方山話。ついつい高血圧の話になり、みんなそれぞれ持病があって、病気自慢になってしまった。3週間ほど寝込んでたという信長正義さんも久しぶりに顔を出すとのことで、しばらく待つ。
正義さんは14日には手術ということで、気がかりではあるが、ここまで一人で歩いて来られるくらいだから、だいぶましになったようだ。40個口の大量の古本配達があったので、Morris.もしばらく勤労奉仕。4時過ぎにセンターを出て、銀行、灘図書館、業務スーパーなど回って、夜はこいずみ歯科で部分入歯の調整。
8時前に社長宅へCD取りに行く。斉藤さんが来ていた。9時半帰宅。


Morris.の脳の断面図

とても87歳には見えない

木瓜の花

「ネパール大使館」

長いテーブル

ポカラセット、至上のナン

八幡神社のトラ

同じく別のトラ

センター事務所で歓談

飛田、大西、信長さん

草に咲く桜(ウソ(^_^;)

風車

社長宅近くの黒猫

ひさびさ社長

20年前の社長令嬢たち(Morris.撮影)
2009/03/30(月)●猫町だった(^_^)●

矢谷、秋本君と中平さんと4人で昨日の池田の現場。近くの実家に家具搬入。ベッドなどの吊り上げ作業。
昼は近所の「かかし」という、喫茶店?で\600のサービス定食。巨漢のおっちゃんが丁寧に作った揚鶏餡かけ。サービスのコーヒーがちゃんとしたサイホンコーヒーだった。
食後近所の散歩。三毛猫が門の下を潜って庭に入ったので追いかけたが見失った(>_<)と思ったら、塀の向こうに今度は雉猫が(^_^) 赤い首輪してたから飼猫なんだろうけど、こいつがえらく人懐こくって、Morris.にべったりまとわりついて、これはこれで嬉しいのだが、デジカメ撮影ができない(^_^;) 単なる猫好きアジョシをしばらくやって、そろそろ現場に帰ろうともどりかけたら、花壇に水やってるおばちゃんの側に錆猫と黒猫と雉が(@_@) さらに車の下には別の黒、そしてまた別の雉が(@_@) おばちゃんが飼ってるというか、やはり地域猫らしい。Morris.@Catographerモードになりかけたのだが、時間が無くて残念無念。
午後からは向日市のもう一つの実家に箪笥などの搬入。こちらは道が狭くて、トラックが入っていくのに難儀したが作業は割と簡単に終わった。
帰り道名神で前を道路工事関連の車両が二台、超低速で併走してた。電飾サインボードには「工事に協力」「低速車」と表示されている。これは前方の工事現場の車両数台を退去させるための処置だったらしい。まるで車でショーをやってるみたいで面白かったのでこれもデジカメに収める。
5時半倉庫着。積み込みなどやって7時過ぎまで残業。かなりふらふらになったが、今日は「めまい」の症状は出なかったようだ。
8時過ぎ帰宅。KBSアーカイブで「コンサート7080」見る。シムスボンとイソニが出てた。イソニは3年ぶりの出演とのことだったが、20年前とあまり変わらない(^_^;) 歌も相変わらず上手いのだが、Morris.はあまり面白みを感じない。やはりMorris.はシムスボンの声が好きだ。


喫茶「かかし」

新旧対照

近寄ってくる猫

ここまで寄るか(^_^;)

尻尾が変形

やっと落ち着いた

花と猫とおばちゃん

猫って花好き?

錆猫はニヒル

黒猫は2匹いた

残り咲き

併走サインボードトラック

【文學少女の友】 千野帽子 ★★★☆☆ 姫野カオルコ集中読書にかまけていたが、久しぶりに違う著者の本である。
著者は始めてだが、なかなか読み応えがあった。
「ユリイカ」など雑誌に発表した読書評論7編だが、それを曜日になぞらえている。章タイトル後の()内は「まえがき」から。

月曜日 肺病で夭折した文學少女の霊に取憑かれてしまった人たちのために(小川洋子さんの本を少女小説の末裔として読んでみました。)
火曜日 耽美と人形(澁澤龍彦・高橋たか子・笙野頼子・長野まゆみ・小川洋子が描いた、お人形と耽美の世界を覗いてみました)
水曜日 旅するお嬢さん(堀辰雄以来あまたのロマンスの舞台となった軽井沢を、活字の國に訪ねてみました。)
木曜日 「心は少女」の罠(「娯楽(エンタテインメント)小説を称揚する物言いを読んで、そこにほんとうに看板どおりの「おもしろい」があるのかどうか探してみました。
金曜日 等身大と妄想のあいだ(ゴンチャロフから尾崎翠・野溝七生子・森田たまの三大「文學少女」小説を経て『NHKにようこそUGAに至る「働かない人たち」のお話を読んでみました。)
土曜日 心のにきび対策(吉田健一の文章に[いい気持]で生きる秘訣を探ってみました。
日曜日 芥川賞選評を読む(芥川賞の選評を、候補となった作品から独立した文章として呼んでみました。)


面白いのと面白くないのの差がかなりあって、Morris.には、月、水は×、火、木、金は△、土、日は○だった。
単純に面白かったのは日曜日で、芥川賞そのものの曖昧模糊ぶりと、選者のてんでんばらばら&夜郎自大ぶりが笑いを誘う。土曜日は吉田健一そのものの「大人」ぶりに圧倒されてしまう。
そうじて本書は、ブックガイドの一種といえるかもしれない。そういう意味ではMorris.に、これは読みたい!!と思わせる本があまり出てこなかったのが残念である。
それにしても筆者の分析は相当うがったものが多く、目からうろこだったり、思わず拍手の卓説も多かった。

実在の固有名をどうあつかうかで、小説の舞台となる世界が、現実世界のどこか一部になったり、現実世界と切断された世界になったり、そのどちらともつかないものとなったり、平行世界(パラレルワールド)になったりしますから、とくに架空の世界を作ろうとする小説は固有名をコントロールしなければなりません。
実在の固有名を欠いた小説には、いろんな違いにもかかわらず、たったひとつだけ共通した手触りがあります。ある種の清潔さです。潔癖さといってもいいでしょう。そこでどんな不条理な残虐行為が起きても受け入れるしかないなと思わせるような、そんな密閉容器の清潔さです。実在の地名によって汚染されていないぶん、そこで起る残虐なできごとは三面記事的な誇りっぽい現実味を免除されています。このことが、個々の作家の作風の違いを超えて、これらの作品に童話じみたあどけない邪気をまとわせているのです。それとも少女小説的なふてぶてしさを、というべきでしょうか。(月曜日)

ポスト団塊の若者たちにとってエンタテインメント小説は「革命」に代る、「大きな物語」の代替物だったのではないか。彼らの心のなかには、「純文学やクラシック音楽のような抑圧的正統文化に反抗する俺たち」(そんな抑圧なんてとうに霧消していたにもかかわらず)というアウトロー意識と、「対抗文化の教養・知識をたっぷり身につけている俺たち」というエリート意識とが、一枚の紙の裏表のように存在していたのではないか。(木曜日)

子どもが大人を俗物視するとき、本能的に敵味方を峻別し、見方同士群れることが多いようで、吉田健一に倣って言うなら、[他の人間とは違つたことをいふこと自体が何か一つの目標になつてゐると、却つて他のものと同調し易くて、口が煩いのが集れば合唱することになる]。これを[何々主義]の[流行を追ふといふことで一括することが出来る](『文句の言ひどほし』)

日本といふのはとか人間といふものはとかいふ風な言ひ方が大概は空疎に響くのもこの固定のためであつてそこにあるものは生きて働く観念ではなくて符牒に過ぎない。我々がかうした符牒のおうこでどれだけ我々の精神の自由まで制約を受けてゐるか解らなくて観念と符牒の違ひを弁へてゐてもこれはそれだけ符牒を操るもの、或は寧ろそれに操られてゐるものにことごとに進路を塞がれることでその炎が相手のほうにまで及んでも相手はただ符牒に縋るばかりである。(『変化』)

自分を何かの犠牲者などと考へて碌なことが出来るものではない。(『ヨオロツパの世紀末』)

日本で若いことが革命と同様に文句なしに何か望ましいことになつたのは明治維新この方に過ぎず、明治維新も尋常の手段で収拾がつかない事態になつて起つた一つの革命であり、我々はただその為にこの百年間は新興国を装つて少なくとも表面は未熟と極端を喜んで来たのであるが日本が若い国であるなどといふことは我が国の歴史が否定してゐる。(『大人の世界』)


以上「土曜日」からの引用4本はすべて吉田健一の孫引きということになった。つまり本書を読んで、Morris.が読まねばと思った作家はこの吉田健一だけだったということになる(^_^;)

2009/03/29(日)●NHK短歌●

昨日深夜に有田のつる姫から電話があり、今朝7時半からの教育TV「NHK短歌」で1月に26歳で早世した長男の特集があるとのこと。Morris.は今日も仕事なので、留守録セットして部屋を出る。
矢谷、原田君と池田市呉服町マンションの台湾向け荷物ピックアップの現場。でも船便を一旦実家に運んで保管するとのこと。しかもその実家というのがマンションのすぐ近く(距離にして50mくらい)だったので、トラックでなく台車で直接運ぶことになった。とはいっても船便はいつものとおりの梱包である。
昼休みは一人で食堂探しを兼ねて近所を散策。「味楽」というスンドゥブチゲ専門店(@_@)があったので入ろうかと思ったが、\1,500(昼間は\1,250)という値段にめげてパス。しかし近くには「湖水 ホス」というラウンジもあり、このあたりは在日韓国人が多いのだろうか?と思ってしまった。
阪急池田駅前の栄本通商店街付近もこれといった飯屋が見あたらない。裏通りにえらく鴉が群れていた。肉屋の残り肉にむらがっていたようだ。
今日の現場は明日までなので、今日は5時に倉庫にもどり、定時にあがることができた。
今日は朝、かるいめまいと吐き気があったが、昼間は大丈夫だった。
6時に帰って、無事に録画できていた教育TVの番組を見る。「つながる〜若き歌人 魂の交流〜 笹井宏之」というタイトルにはちょっと鼻白んだが、いわゆるドキュメントではなく、短歌作品を中心としたものだった。メールなどで交流のあった若者や愛読者のおばあさんなどのインタビューも割とあっさりしたものだったので、良かった。
Morris.は彼の処女歌集「ひとさらい」(2008/01/25)も送ってもらい、一通り読んだまま、感想も書かずに(書けずに?)しまった。歌を忘れた歌人であるMorris.は、どうしても口語短歌というのが苦手だということもあった。それでも見所があるとは思ってた。やはり彼がネット短歌の新人賞を受けたという報せをつる姫からもらった2005年10月27日の日記から引いておく。

------引用ここから-----
受賞作は笹井宏之「数えてゆけば会えます」という作品で、30首が掲載されている。応募が30首単位だったのだろう。印象にのこったものをいくつか引いておく。

「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい
拾ったら手紙のようで開いたらあなたのようでもう見れません
隣ではベートーベンに似た人が五の段からを暗記している
「足元はやっぱり道で、どこかへと通じている道で、どこですかここ?」
あやとりの東京タワーてっぺんをくちびるたちが離しはじめる
栄光の元禄箸を命とか未来のために割りましょう、いま
家を描く水彩画家に囲まれて私は家になってゆきます
滝までの獣の道を走り抜けあの子は歌手になるのでしょうね
この森で軍手を売って暮らしたい まちがえて図書館を建てたい
それは世界中のデッキチェアがたたまれてしまうほどのあかるさでした


おお、以前に、ちょっと見せてもらった歌からすると、かなり進化してるようだ。完全な口語短歌で57577の区切りにはそれほどとらわれず、自由に歌っていながら、トータル音数31はほぼ正確に守っている。内容も写生や実感描写ではなく、イメージを膨らませたりぶつけたりしての遊びが感じられる。そして、なかなかに言葉の選び方と持っていき方が巧みで、上手いと思う。感情過多になることを避け、やや理屈っぽくみえるくらいに言葉を積み重ねる傾向など、結構Morris.好みかもしれない。ことば遣いからも、若さゆえのみずみずしさが感じられるね。モダニズムという言葉がふっと浮かんで消えた。「歌を忘れた歌人」になって長いMorris.がどうのこうのいうことではないだろうが、満更縁が無くもない若い知人が、ネットという異次元の世界でこういった作品を発表して、それが多くの人に認められているようだ、ということに、ある種の感慨を覚えてしまった。ともかく、おめでとう\(^o^)/
------引用ここまで-----

あれから4年足らずの作歌生活だったことになる。つい先日父の手になる、「歌人 笹井宏之を偲んで」というパンフレットをもらったのだが、それについても、何故かここに書くことができずにいた。やはりMorris.の思いは上の感想に尽きているようだ。

・桃色の花弁一枚拾い来て母の少女はふふと笑えり
・冬ばつてん「浜辺の唄」ば吹くけんね ばあちやんいつもうたひよつたろ
・えーえんとくちから えーえんとくちから 永遠解く力を下さい 笹井宏之


今朝のツイン煙突

「ラウンジ湖水(ホス)

和風喫茶「古時計」

屋根の上の水車

白昼カラスの群れ

芥子の蕾

芥子の花

白い花桃

歌人笹井宏之
2009/03/28(土)●ラッキーゴール●

花冷えというのか、ここ数日めっきり冷え込んでいる。昼間はそうでもないのだが朝晩は冬みたいである。
今朝も自転車で倉庫に向かうとき手袋がほしくなった。
矢谷君と2人、大阪西中島の上海向け荷物ピックアップ。
午前中に作業終了。
昼は深江の神戸西市場の漫漫亭で、やっぱりMorris.は今日もチャンポン、矢谷君はカレーチャンポン(^_^;)だった。2時に倉庫に戻り、バン詰め作業などして定時に帰ることができた。
マルハチに寄って食料買い、6時に帰宅。
今夜はサッカー日本−バーレーン戦を見る。この前の日韓シリーズ(^_^;)と同じく、日本とバーレーンは4試合して2勝2敗。しかも今夜の試合に日本が勝てば自動的にワールドカップ一次予選通過が決定する。
前半は日本攻め倦み結局無得点。どちらかというとバーレーンの思い通りの試合運びだった。後半始まってすぐ、中村のフリーキックがバーレーンの選手の頭にあたり、そのためキーパーの頭の上を超えてゴールという、ちょっとラッキーな得点。結局これが唯一の得点で日本が逃げ切った。
個人的にはバーレーンの方が力上回っていたかもしれないが、ともかくこれで一安心。
今夜はめずらしく、きすの一夜干しなど焼いて夕食のおかずに。
今日は一日めまいはなかった(^_^)


西郷川河口公園の彼岸桜は散りがて

西郷川ベリのサビ三毛

今夜のおかず
2009/03/27(金)●キャベツ焼とたこせん●

西根、秋本君と3人で東淀川区大道のシンガポール向けと保管荷物ピックアップの現場。10時開始現場だったのでちょっとゆっくりめの出発。トラックの中でMorris.の「めまい」をネタに話が盛り上がる?
現場はマンションの2Fでエレベーターはあるのだが、横持ちが長いのでかつぎ専用に派遣作業員を一人頼んでいた。
昼は歩いて近所の八百屋の「キャベツ焼き」(^_^) 朝トラックの窓から見つけて何か面白そうだったのだ。「丸正青果」といって、まるでMorris.幼少の頃の町の八百屋みたいだった。おばちゃんひとりできりもりしてて、キャベツ焼きは店の隅に鉄板置いて、細々とやってるようだが、結構持ち帰りの客が多い。
Morris.は\350のデラックス焼きたのんで、前の椅子で食べる。いろいろおばちゃんと話もできた。西根君はキャベツ焼き3枚と焼きソバ持ち帰り。Morris.はキャベツ焼き追加。デラックス焼きより\100のキャベツ焼きの方が美味しかった。
近くに「角や」というたこ焼き屋があって「たこせん(たこ焼き2ケ入り)\100」というのがあったので、ついこれも買って歩きながら食べる。子ども時代にもどったようだ。
ふらふら散策しながら現場に戻る途中、いかにも野良という感じの白黒猫発見。Morris.@Catographerモードで、何とか正面からのショット撮影。
午後も食器類から、TV、ガラストップテーブルなどの梱包。派遣の子は4時になったら「残業できません」で帰ってしまうし、何やかやで作業終わったのが6時半。作業中はめまい出なかったのだが、帰りに実家配達荷物の移動やったあと、階段降りたところで、ふらっ、ときた。しかしこれがめまいなのか仕事でふらふらになってたためだったのか、よくわからない(^_^;) 
倉庫に戻ったら8時半。流石にMorris.は残業はパスしてそのまま帰ったが、部屋に着いたらもう9時過ぎである。
来週早々に病院に行ってみるつもり。


朝の木蓮

青果丸正

キャベツ焼き\100

たこせん(^_^)

昭和的駄菓子屋

不敵な白黒

豌豆の花

何かの木の芽

青みの残る午後6時半の空
2009/03/26(木)●春日野会病院(@_@)●

6時半起床。今朝も起きてからすぐに軽いめまいをおぼえた(>_<)。吐き気はそれほどでもないが、やはり今日は仕事休んで病院に行くべきかどうか、さんざん迷ったが、あの現場の状況を思うと、突然Morris.が抜けるのも困るだろうし、めまいもすぐ治まったので、保険証や金沢病院の診察券など持参して、ともかく現場まで行き、駄目なようなら途中あがって、病院に行こうと決める。
途中野崎通りに由緒ありそうな建物見つける。「春日野会病院」と書いてある。道路の上空の渡り廊下で南側の新館と繋がっている。北側の旧館は、建物も凝っているが、入口石段の両脇には朝鮮渡来とおぼしい羊の石像が並んでいるし、エジプトぽい石の壷があったり、ライオンの泉水があったりする。看護婦さんが外に出てきたので、断って少しデジカメ撮影(^_^;)
今日の作業はリビング中心。陶器のランプや火鉢など、割れ物が多く、作業はなかなかはかどらない。それにくわえて、Morris.はめまいが起こらないかと気がかりだった。午前中、一瞬めまいらしきものがあったが、これはすぐ回復し、その後は症状は出なかった。
昼はローソンで弁当食べて「神戸市文書館」の中を覗く。昼休みのためか係員も誰もいなくて、ちょっと無用心だと思ったが、まあ、盗られるほどのものはないということか(^_^;) 内部は南蛮美術館の面影はほとんど残っていない。
5時に作業終了。帰りもまた春日野会病院を覗く。「紅塵荘」と入口に篆刻があったから、これはきっと昔は名のある人の邸宅だったのだろう、と、帰ってネット検索したら、何と、南蛮美術館の主、池長孟(いけながはじめ)の住居だった。昭和3年(1928)竣工で小川安一郎設計、スパニッシュミッション式というデザインらしい。戦後膨大な財産税を払うため池長が劉四朗に売却、そして平成16年(2004)に春日野会病院になったらしい。くわしい事は春日野会病院サイトの中の「紅塵荘について」を参照のこと。
いやあ、それにしても、昨日、旧南蛮美術館を回想して、今朝その主の旧居を見つけたというのは、何となく感慨深いものがあるなあ。


スパニッシュな春日野会病院

朝鮮渡りの羊の石像

エキゾチックな石甕

夕方西から望む

病院の入口

テラス

「紅塵荘」の展篆刻

何か分らない石塔

病院前のチューリップの
2009/03/25(水)●最初の花見?(@_@)●

自転車で現場直行。熊内町のマンション6Fのフランス人現場だったからだ。Morris.が勘違いして下のバス道と思ってたので、探すのにちょっと手間取った。ちょうど向かいが旧南蛮美術館だった。以前はよく南蛮美術館を訪れたものだ。元町に博物館ができたとき、南蛮美術館の収蔵物はすべてそちらに移され、現在は「神戸市文書館」という、面白くもなんともない施設になってしまった。それでも建物だけはそのままで、それなりに不思議な面影をそのまま残している。
午前中はゲストルームの布団や階段箪笥などの梱包、午後からはキッチンの食器梱包。矢鱈陶磁器の多い家で、今日が二日目。あと3日くらいの現場と思ったが、明日であげるとのこと。ちょっとそれは無理ではなかろうか?リビングには2.5mくらいあるマーブルトップのダイニングテーブルがある。これはリフトに入らないから階段降ろしらしい(>_<) 
昼はローソンの弁当買って近くの神戸浄水場の広場で食べる。染井吉野が2部咲きくらいだった。いちおう今年最初の花見と言えなくもない(^_^;) ジョギングしてる近所のおばあちゃんに色々話しかけられた。
5時過ぎまでみっちり作業しても5時半に帰宅。風呂入って頭洗ってたら軽いめまいと吐き気がした。先月稲田さんと食事したときにめまいがして、それからしばらくどうもなかったのに、ここ数日のあいだに何度かめまいをおぼえた。やっぱりこのところの繁忙期で疲労が蓄積してるせいだろうか。それとも、もっと深刻な体調の異常なのか、よくわからない。ネットで調べたら「椎骨脳底動脈循環不全」というのがMorris.の症状に似ているような気もする。Morris.の高血圧はかなりのものだし、ちょっと心配でもある。


旧南蛮美術館

不思議な門灯

ドアの龍のレリーフ

浄水場公園

地面に咲く桜(ウソ(^_^;)

元園芸植物?

繁縷(はこべ)の蕾

紫陽花の若葉

これも?

DAISY

鴉野豌豆

紫かたばみの蕾
2009/03/24(火)●日韓シリーズ(^_^;)最高のフィナーレ\(^o^)/●

今日は別会社のヘルプ現場。8時にJR灘駅前で待ち合わせ。
駅前高層マンションの染井吉野と華やかなピンクの桜が開花していた。
現場は芦屋のローカルムーブで、歩いて5分ほどの近場。
昼は歩いて阪急芦屋川駅西の西山町商店街の「三十番」という中華屋でワンタン+中華丼セット。西山商店街というのが時間の止まったようなたたずまいでいい感じである。出てきたメニューもそのまま昭和の味だった(^_^) 味は淡白だが、何と言っても見た目が上品? たまにはこういったのも嬉しい。
配達先(新居)は滴翠術館のすぐ近くだった。この美術館は茶道の関係でMorris.とはとんと縁が無くて、一度も行ったことはない。入口前の緑の中に朝鮮半島出自とおぼしい石像があった。最近むくげMLで日本にある朝鮮石像が話題になってるので、デジカメに収める。
日韓野球の結果が気になるところだが、昼休みに奥井さんの携帯電話TVを見せてもらったら、1-1の同点だったのが、7回表日本が2点を入れてリード。2時前にますみちゃんから「ピッチャー岩隈から杉内に代わり、8回終わって3−2、日本の攻撃から」というメールが入る。そのあとずっと連絡無くてやきもきしてたら3時過ぎに「(^o^)/5-3」というメール。うーーん、ますみちゃんが「(^o^)/」マークつけてるから、日本が勝ったのだろう。でも、韓国フリークのMorris.へのお祝いの意味かも知れない(^_^;) 「で、どっちが勝ったんぢゃ?」と返信したら、「侍JAPAN」との返信。ともかくも、日本が優勝ということで、今回のWBCはMorris.の思惑そのままに「日韓シリーズ」、しかも決勝は延長にまで縺れ込んでの熱戦。そして、やはり在日日本人のMorris.としては、日本の優勝はベストの結果である\(^o^)/
5時帰宅(^_^)して録画しておいた日韓戦見ながら掃除と洗濯。いやあ、それにしてもすごい試合だった。延長10回5-3というスコアだけでも、おおよその見当はつくと思うが、細部にも見るところの多い、好ゲームだった。この試合内容なら、韓国人も納得できたと思う


染井吉野

華やかなピンクの桜

クリスマスローズ

滴翠美術館の朝鮮石像

「三十番」の中華丼

「三十番」のワンタン

西山町の錆トラ

山茶花の蕾

毛虫嫌いな人は拡大見ないように(^_^;)
2009/03/23(月)●神戸サクラサク(^_^)●

矢谷君ら4人で奈良郊外の情報大学のアメリカ人院生のベルギー向け荷物ピックアップ現場。
購入して一緒に送る家具などキャンセルになったためもあって、ほとんど作業員2人で充分な量。昼前に試合終了、ぢゃなかった作業終了(^_^;)。
試合終了はWBC野球日本ーアメリカ戦で、9-4で日本は決勝進出を決めたらしい(^_^) 
昼は旧阪奈道路の中華「楽々」、と思ったのになんとこの店は閉店したようだった(>_<) ここは\800くらいでそれなりの中華ランチを出してくれてたのにい(;;)
しかたなく、てきとうな大型うどん屋で、鶏唐揚とそばのセット食べる。
3時過ぎには倉庫に戻りバン詰め作業などして、定時にあがったのだが、今夜は六甲道の歯医者だったので、自転車でそのまま回り、治療終えて、自転車で帰宅したらやっぱり8時まわってた(^_^;)。
今日の日米野球は9−4で日本が勝ったらしい(^_^) いやあ、Morris.としては思惑通りである。明日の決勝も仕事で見られないが、これは録画して帰ってから見ることにしよう。ここまでくればどちらも応援するしかない(^_^;) 内容のある試合をしてもらいたい。
ニュースで神戸の桜開花宣言といってた。神戸の開花指標となる桜は、王子動物園のソメイヨシノだと。ひまなら、その指標の木でも見に行くところだが、できない。
ただ昨日から急に冷え込んできたから、今年のさくらも鑑賞期間がながびきそうだ。王子動物園の夜桜(4月2,3,4日)あたりが満開になるかもしれない。

2009/03/22(日)●韓国ヴェネズエラに快勝●

今夜の摩耶埠頭朝から雨(>_<) 西根君と2人で枚方のタイ向け荷物ピックアップ。
1歳の赤ちゃんがいるためあまり整理ができてなくて台所など床に食品や食器が散乱していてなかなか作業がはかどらない。
昼食はお客さんが上等のお寿司弁当を提供。なかなか美味しかったがちょっと足りなかった(^_^;)
午後からは雨が強くなり、積み込みも一苦労。
結局5時半まで梱包、7時に倉庫に戻り、荷降ろしなどして、歩いて帰ったら今日も8時過ぎてた。夜には雨もあがり、摩耶埠頭の夜景も味があった。
WBC野球、韓国はヴェネズエラを10-2で快勝し、明後日の決勝進出を決めた。明日の日米戦の勝者と対決する。こうなるとMorris.は、日韓5戦目で決着をつけてほしい。その前に明日勝たねばならぬ。
夜MBCのAM放送聞いてたら、この野球の話題でもちきりだったし、韓国人も日本との対決を強く望んでいることが良くわかった。

【桃】姫野カオルコ ★★★ 15冊目は2005年発行の、あの「ツ・イ・ラ・ク」の続編ということで期待したのだが、期待したほどではなかった。というか、Morris.は続編ということで、あの2人の大人になってからのストーリーだと思ってたのだが、本書はあの当時の他方面からの変奏や回想だったのが、物足りなかった。長短ばらばらの6篇の集まりで、ヒロイン自身の短編もあったが、あの輝きはやはりあの作品でこそのものだったような気がする。

兄は初恋を実らせたのだと言いそうになったのだが、初恋などということばを妻の前で発音するのが恥ずかしくて、安藤は換言をしたのだった。だが、
「みなみさんって、お義兄さんの初恋の人だったの?」
さすが女である妻は、こうしたことには敏感だった。
男子がまだ字もろくに読めないころから、女子は某姫がその美貌で経済力のある王子を射止める絵本を見聞きし、男子が怪獣カードを集めているころには、女子は、美貌はなくとも「ドジ」をキュートに演出する術で長身痩躯の男を射止める漫画を読み、男子が廊下でプロレスごっこをしているころになれば、女子はもう生理があるのだから、こうしたことについてのキャリアが男子とは比較にならない。年季がちがう。(「卒業写真」)


本書の中で一番長い「青痣(しみ)」の鬱陶しさときたら半端ではなくて、それでも読ませるところは流石だし、引用したくなる箇所が三つもあったのだが、やはりMorris.は、面白く読ませてもらいたい。

その人のうちにおいては、その人の十四歳と二十四歳と三十四歳は同じはず。ちがうところは、わたしがそうであるように、ふたつだけである。
各々なりの知識の量とその知識量からくる語彙。体力とその体力差からくる祝着の度合い。執着を、詩人はときに、情熱やひたむきと換言するけれども。

「死にたい」
わたしはあのころ、しきりに思っていたものだ。死は生者にのみ訪れ、生者は他者の加護なくして死を望むには至れないことすら理解できぬ鈍い幼さのなかで。
鈍さとは、してみれば、傲慢でもある。
細胞活動の停止した内蔵の汚い色、死体の醜さを見たこともないまま、火葬場の焼き釜の轟音を聞いたこともないまま、生の果ての死ではなく、生を怠惰にした死を、自分のすべてをなぐさめる眠りであるかのように錯覚できる鈍い感傷は、自分をちがう場所にいるようにも錯覚させた。
あのころ、わたしは、自分のいるべき場所、しているべき行動、話すべきさわりあうべき相手等々、いっさいがっさいが、ちがう、と思っていた。
ひどくちがうわけではない。なにかひとつがすこしちがい、そのちがいが、次のちがいを、前のちがいよりもうすこしちがわせ、その次の次のちがいが、前のちがいよりさらにもうすこしちがわせ、その次の次のちがいよりさらにもうすこしちがわせ、次の次の次はまたもっとちがってくるような、そんなちがいのたばに向かって、ちがう、と怒鳴りたかった。

三十歳の処女をグロテスクだと人は噂し、十四歳の女がセックスをしてもグロテスクだと噂する。人は、平均ではないものをスケープゴートにして愉しむ。(「青痣(しみ)」)


「ツ・イ・ラ・ク」に始まり「桃」までの17冊にわたる、Morris.の姫野作品集中読書もこのあたりで小休止を入れることにする。
彼女の作品は「読者を選ぶ」たぐいのものと思う。そしてMorris.は「選ばれた読者」なのだと思うのだが、あまり良い読者ではなかったようでもある。
本作は白黒なしのひきわけということにしておく。これで星取り表は7勝2敗5分け。なんせ2回しか負けてないことになる。大したもんんだぁ\(^o^)/
とりあえず、今回の集中読書の一覧と星取表をまとめておく。

○1.「ツ・イ・ラ・ク」
○2.「ハルカ・エイティ」
○3..「整形美女」
●4.「空に住む飛行機」
○5.「受難」
△6.「サイケ」
(*.「恋愛できない植物群」)エッセイのため本割から除外
(●7「よるねこ」) 途中で放り出した(^_^;)
△8.「特急こだま東海道線を走る」
△9.「人呼んでミツコ」
○10.「ラブレター」
△11.「愛はひとり」
○12.「変奏曲」
○13.「不倫 レンタル」
○14.「ああ正妻」
△15.「桃」

2009/03/21(土)●湾岸線橋尽し●

昨日とほぼ同じメンバーで枚方パーク近所のシカゴ向け荷物と国内保管荷物ピックアップ。
昼は近くの「大阪パルコープという食品店で弁当を買う。この店がえらくいい感じで弁当や惣菜もヴァラエティに富んで、しかも安い。嬉しくてMorris.は三品買ったがこれで\660である。
近くの公園のベンチで食べる。ちらし寿司、チキンフライタルタルソース、中華セット(揚げ春巻き、海老フライ餡かけ、麻婆茄子)。どれもそこそこ美味しい(^_^) コンビニ弁当はあまり好きでないMorris.だが、こんな弁当なら、大歓迎である。
作業は今日も5時までかかり、荷降ろし、積み込みなどして、帰宅したら8時過ぎ。今夜は矢谷君のライブサンドだが、ちょっと遅すぎるし、明日も仕事なのでパス。
枚方からの帰り、湾岸線からの空が不思議に美しかったのでトラックの助手席からデジカメ撮影。時速80km以上での撮影にしてはなかなか見ごたえのあるショットがいっぱい撮れた。ような気がする。


大阪パルコープの弁当

阪神高速の夕景

間もなく湾岸線

逆V型の橋

不思議な雲

ドームみたいな橋

明日は雨かな(^_^;)

一番好きなH型橋

湾岸線降りて地道に

【ああ正妻】姫野カオルコ ★★★☆☆ 14冊目は2007年の割と新しめの作品。これはもう文句なしに面白かった。当然白星。これで星取り表は7勝2敗3分け。本場所でこの成績なら大関クラスといえよう。
著者ほとんどそのままの瓶野比織子が観察する小早川正人の生態。小早川の妻雪穂の、常軌を逸した専横ぶりと、それを異常と思わない小早川。

小早川は、結婚にというより、雪穂という環境に順応したといえる。記憶をなくさないていどの深酒をたまに。深酒をしたら安全のため必ずタクシーで帰途。翌日は謝り、平和的に「そのかわり」交渉に応じる。
順応だろう。
情けないわね、と言うか? さんざフェラチオをし、精液をごくごく呑み、立位屈曲位後背位正常位をやりつくした娘がバージンロードを歩いて神父の前で結婚の誓いをするさい、彼女に疚しさはあるだろうか? タンゴのワルツのジルバのステップはこうだと教えられ従うがごとく、バージンロードを歩いて宣誓しているではないか。なぜ自己矛盾を感じずに彼女はさらさらと誓えるか、それは「そういうものだから」に従っているからである。彼女らも小早川も同じことだ。順応しているのである。
すでに腹に子を宿していた雪穂も、約束事に沿うという、「こういうものだからこうするのだ」という、無視層の、すなおさの一環で、白鳥女学園スワンチャペルの赤い絨毯の上を歩いて、祭壇で誓いをのべて小早川と結婚したのだ。

優等な女性とは、女性の優等生という意味である。
生物学的に健全であると言う意味である。
生物学的に健全とは、生物学的に病んでないという意味である。病んでおらず退廃していないから、種の保存という目的を果たすにはいかに行動すべきか、なにを選び、なにを捨てるべきか等々をすみやかに判断し実行できる能力が大きい。
この能力が大きい生物が、生物の優等生である。
生物のうちのヒト、ヒトの♀が女性である。人類には人類の社会が構築されている。人類社会はアリ生態とは異なり、キリン生態とも異なる。よって女性として優等であるとは、人類社会における種の保存という目的を遂行する能力に長けているという意味である。

セックスの快楽は恋愛に属する事項である。結婚=人類社会の最小単位の系統に属することではない。
結婚に属するのは、卵子と精子が受精し受精卵が分裂して、もうひとつの人類が「発生」することである。
陰茎が膣に挿入されて往復運動をするさいの感受性は恋愛に属することであり、結婚に属するのは受精卵からである。
ミコは自分が蒔いた卵子に精子を装着させた。その受精卵を子宮で分裂させ、口から食物を食べることで栄養を胎児に十ヶ月送り、膣から胎児を発射した。胎児を発射した膣は、陰茎を銜え、陰茎を摩擦して、陰茎から陰茎の所持者である者の精子を搾り取る器官であって、それは恋愛とは無関係の動作をする器官である……と、考えるのではなく感じることができるから、胎児を膣から発射した者は、退治に対して「この子はわたしの子」だと思えるのである。


例によって姫野のセックス観、結婚観、自作(パロディ)の披露、ともかくも「笑かしたろ」精神の横溢がMorris.を喜ばせてくれる。
「しこめのいいわけ」(酒井順子の「負け犬の遠吠え」)に関する、一連の考察も「笑かして」もらった。

2009/03/20(金)●日韓シリーズ?4戦目●

西根君ら5人で吹田の上海向け荷物と国内保管荷物ピックアップ現場。国内が滋賀、福井、福山、岡山と4ヶ所にも分かれてたので手間がかかった。
昼休み、小川さんの携帯電話のTVでWBC日本−韓国戦見る。2-1で日本リード、でも7回裏に同点にされたところで昼休み終了。でも、リビングのTVで家族が試合見てたので、日本の逆転も見ることができた。このシリーズ日本ー韓国戦はもう4試合目で、結果は2勝2敗。でも、今日の試合日本が勝ったため準決勝は対アメリカ、一方韓国は対ヴェネズエラ。どうも日本にとってはあまり良い状況とはいいがたい。
作業終了は4時半、倉庫に6時着で、バン詰、似降ろしなどやって、帰りダイエーで玉子、クラッカーなど買って帰宅したら8時半だった(^_^;)

2009/03/19(木)●オカリナ&ミニギター演奏●

7時起床。洗濯と朝風呂。
ちょっと早めの昼食は野菜炒め。
12時から野球日本−キューバ戦見るも、12時半には部屋を出て兵庫に向かう。
飛田さんと待ち合わせて、駅西にある「デイケアセンターさくら」に。
すでにお婆ちゃん10人以上が席に坐ってわしらを待ってた。
飛田さんは3回目ですっかりお馴染みのようだった。Morris.はチューニングにちょっと手間取ってしまった。
このセンターの歌集の中から適当に演奏することになってて、飛田さんはおおまかにあいうえお順でやるつもりらしい。歌集は2種類あって、1冊は童謡、唱歌、もう一冊は懐メロ歌謡曲で、飛田さんはオカリナに合いやすい童謡唱歌を主にやってきて、今日は懐メロに初挑戦である。
とりあえず「あざみの歌」でスタート。Morris.が前奏弾いてる途中からみんなは歌い始める。歌集は大きな文字で歌詞だけが書かれてるから、前奏、間奏という観念そのものがないようだ(^_^;) 
途中飛田さんが韓国の歌を披露するということで十八番の「朝露 アチミスル」を熱唱。それ以外はずっと懐メロ大会(^_^;)となった。やはりオカリナのキーに合わせるため楽譜で転調する曲にはちょっとてこずったが、まあ、最初にしては無難にこなせたのではないかと思う。ときどきMorris.が走り気味になりかけたが、適当に調整できた。
おおざっぱに演った曲を羅列すると。

あざみの歌/憧れのハワイ航路/上を向いて歩こう/お富さん/君恋し/銀座の恋の物語/高校三年生/瀬戸の花嫁/戦友/蘇州夜曲/津軽海峡冬景色/東京音頭/東京ラプソディ/鉄道唱歌/長崎の鐘/涙そうそう/南国土佐を後にして/北帰行/港町十三番地

1時半から3時まででざっと20曲。半分くらいはお婆ちゃんらが歌本で曲を探す時間だろうから妥当なところだろう。
お婆ちゃんらと書いたがお爺ちゃんも2,3人いた。
このセンターでは、こういった歌の催しを週2回ずつくらいやってて、飛田さんは月1回くらいのペースで演奏してるらしい。Morris.も暇なときには一人で演ることも可能だが、どちらかというと、同じ老人デイケアでも、在日韓国人一世の施設で、韓国懐メロを演りたいものである。飛田さんにそういう施設があれば紹介してもらうことにした。
打ち上げ?は兵庫駅前のトンカツ屋。ジョッキ2杯ずつとトンカツサラダで、1時間ほどくつろぐ。飛田さんは夜に三宮で会議があるらしい。
5時帰宅。
Morris.亭の2Fで以前からずっと工事してたのは、インターネットカフェかと思っていたが、どうやら「自習空間」という名の勉強施設らしい。
王子動物園の今年の夜桜は、4月2,3,4日とのこと。もしかしたら散りがけかもしれない。


今日のブランチ

演奏風景1

演奏風景2

演奏風景3

打上の豚カツサラダ

気分上乗の飛田さん
2009/03/18(水)●ひさびさノレバン●

昨日と同じ現場。
秋本君の次男海君の高校入試の結果発表が10時にあるということで秋本君は朝から落ち着かず。10時半過ぎても電話が無いので、ほとんど切れかけてたが、やっと合格の連絡入る。\(^o^)/ 電話が混んでて自宅にもどってから電話したらしい。
昼は今日も弁当買って、生協前のテレビで野球日本−韓国戦見る。1回裏にダルビッシュが3点取られた。ほとんどこれで勝負ありだな。結果は1-4で日本負けてしまったらしい。
昨日、マレーシア人の現場と書いたが、どうやらインド人だったらしい。作業は順調にはかどったのだが、終わりかけになって、秋本君が1時間以上かけて梱包したダイニングセットを、垂水の友人に譲るかもしれないので、開梱して品物を見せるように指示し、結局その友人宅まで配達することになった。どう考えても非道い話だと思う。梱包の手間と時間と材料費+トラックの荷物積みなおして家具積んで、垂水まで運んで備え付け、となるとほぼ2人で半日の仕事である。それを平気な顔でやらせるあたり、Morris.の持論「差別主義者とインド人は嫌いだ」を再確認させてもらった(^_^;)
今夜はひさしぶりにムックさんとジャンカラ行くことにしてた。帰宅したのが6時過ぎで、三宮駅前広場7時待ち合わせに、充分間に合うかなと思ったら、むっくさんからもう三宮に出てるとのメール。あわてて三宮へ。
JR高架下のごん太で軽く乾杯して、三宮駅南のジャンカラへ。機種をどうするか迷ったが、最近はチャンユンジョンの曲の多いUGAばかりだったので、今日はDAMにすることにした。
何かこのところMorris.は日本の懐メロ専門で練習してたのでちょっといつもと勝手が違う。サノラミョンから始めて、中ほどはポルカ中心。嬉しかったのは「チャンユンジョンツイスト」がDAMにも入ってたことと、韓国語版「黒い傷痕のブルース」があったこと。
ムックさんは明日4時出勤ということもあって、この前と違って割としっかりしてて、ソルンドをはじめ、持ち歌を好調に歌ってた。彼は4月8日から4泊5日で釜山に行くらしい。


斑入り青木の芽

真上から見た八手

真上から見た羊歯

真上から見たツワブキ

ノレバンMorris.

ノレバンムック
2009/03/17(火)●六甲アイランドの雀●

秋本君らと、六甲アイランド高層マンションマレーシア人の3日取り現場の初日。
すごく良い天気で本当に春が来たという気分になった。今年は神戸の桜も平年より1週間は早いらしい。と、なると見ごろは3月末か。とりあえずびっちり仕事入ってるから、昼の花見は難しい。
王子動物園の夜桜は大丈夫だろう(^_^;)
昼は、弁当を買って、秋本君と広場の野外テーブルで食べる。途中すずめがテーブルの上に止まる。一番近い時はほんの50cmくらいのところまでやってくる。デジカメで撮影してみた。このくらい明るいと結構ちゃんと写る。
食後近くのアウトレットセンターに寄ってみたが、めぼしいものは無かった。
休憩時間にマンションの庭の花木を見る。白いライラックみたいなものや、一見若芽かと思うような花など。とにかくこれからしばらくは花には不自由しない。
5時半帰宅。やっぱり「花より男子」は300kbのアーカイブは見られない。しかたないので56kbのマッチ箱サイズの画面を流しながら、この日記を打っている(^_^;) Morris.好みのチホが、祖父(元大統領)の経営する老人医療施設で、シムスボンの「サランバッケナンモルラ」をハーモニカで演奏するシーンがあった。何かあさっての飛田さんとの、介護施設での演奏を想像させてくれた。


ライラックみたいだが違う

蝋梅みたいだが違う

テーブルの雀

誰かがヘルメットかぶせた

懐かしき色合い

木の芽(^_^;)

【不倫 レンタル】姫野カオルコ ★★★ 13冊目は1996年の発行。やはり著者自身モデルの求愛ドラマだが、本作ではちゃんと恋人らしきものができてセックスも「してもらえる」(^_^;) その恋人が妻帯者で、周辺でもさまざまな波及効果が生じる。
後で分ったのだが、本作は処女を主人公にした三部作の完結篇で、第一部「空に住む飛行機」(1992)、第二部「喪失記」(1994)そして本作は1945年に雑誌「野生時代」に一挙掲載したらしい。「空に住む飛行機」は読んでたから、どうせなら「喪失記」というのを先に読むべきだったかもしれない。まあ、それぞれ独立して読めるようにはなってるだろうけどね。
十二章に分かたれていて、大部分のタイトルが歌のタイトルになっている(^_^;) フランソワアルディの「さよならを教えて」というのがヒロインの高校時代からの気になる楽曲で、それ以外は大して意味は無い。
大日本帝国陸軍出身のお爺ちゃんの薫陶を受けて、空手や薙刀の有段者でもあるヒロインは、男が近寄ると、無意識に技を繰り出して相手をぼこぼこにしてしまうあたりは、デビュー作に通じるものがある。

文章を書くのが私の仕事だ。いやらしい話。恋愛小説。ポルノグラフィ。ロマンス小説。その名称はフランス語の活用のように変化する。
ペニスとヴァギナの話を、無計画に書けば「衝撃的な文学」と称され、ふつうくらいに書けば「艶やかな文体」と称され、計画的に書けば「ポルノ小説」と称されて、ていねいに書けば「ロマンス小説」となり、ぞんざいに書けば「恋愛小説」となる。

私はここのところ反省していたのだ。近代社会の発展は時間を「いかに省くか」ということで発展をとげてきて、近代産業の技術の発展とほぼ速度をあわせて女性意識も変化してきた。だが、大阪万博のあと、少年たちは大志を抱かずたいへん怠けたので、成人後、彼らは時間を「いかにかせぐか」にかまけて、合理的な時間の使い方をすることを恐れるようになった。なぜ大阪万博のあとの少年たちがたいへん怠けたかというと、大阪万博開催に向けて少年たちのお父さんがしゃにむに働いて経済成長を支えたため、家に帰ってくると疲れて眠るだけだったからである。疲れて眠るだけのお父さんにかわって、お母さんは近代産業の技術の発展により炊事・洗濯等の家事の時間をいちじるしく省けるようになったため、「もはや戦後ではない」状況においてお父さんより時間的余裕のあるなかではぐくまれた意識を変化し成長させるチャンスに恵まれた。恵まれたけれども、記憶のなかには「疎開してたときはねえ」みたいな「戦中・戦前」の、つまり「もはや戦後ではない状況ではない状況」の実体験があるので、「あんなことはもうこりごり」みたいな意識変化と成長にとどまる場合が多く、そういう人が母として「自分のおなかをいためたかわいい息子」に接する。息子というのは娘とちがって、自分の膣から出てきた異性である。膣というのは出産にも用いる肉体器官であるが、同時に性的な行為にも用いる器官でもある。その膣から出てきた異性が「息子」である。万博以後の母は、専業主婦である場合、息子と長時間、密着できる状況となり、ということはもちろん息子も母と長時間密着してしまう状況になり、よって彼は、父ではなく母の意識を「肌」に密着させて成長する。娘だって母の意識を肌に密着させて成長するが、母とは同性なので♀対♀の動物的本能の闘争が生じ、時代が戦後からはなれるにしたがって「近代的意識」も母よりもさらに変化・成長させてゆける。とkろが息子は男であるから、「女の腐ったの」にたやすく形成されてしまう。大志はいだけず、小心のぜったいレールからはずれたくない野郎にならざるをえない。となると、大阪万博に少年(男児)であった男は現在、女から見向きもされないかといえば、そうではなく、女のほうの意識変化のスピードがとっとと、はやかったため、大阪万博時に嬰児だった女は自分の母の「ゼンガクレン」的「アンポトーソー」的意識に基づくおせっきょうを「ん、もうママったら、そんなことはまっぴら」とくぐりぬけてせいちょうしてきた果てであるから、「難しいこと考えるのはいや。いつもたのしくキレイに」という利潤を求め、その利潤はレール少年とみごとに一致するのである。かくして、戦前は二十歳かそこらの男といえば年上の女が好きであったが、戦後、とりわけ大阪万博以降、いまや中・高生からしてロリコンである。しかも、戦前・戦後を問わずヒトというのは老年になるとロリコンとなるから、ひょって日本全国一億総ロリコン状態。そrが現代という社会であるのだ。換言するならば一億総「手間をはぶいちゃイヤーン。それキラーイ」であるのだ。と、このように私は最近、深く長く反省していたのだった。


いいなあ、この言葉の機関銃的羅列。そして言ってることは的を射てる、と、来た日には。Morris.またもや悶絶状態である。
語彙の豊富さと、息もつかせぬ早撃ちもすごいが、アクロバチックな文体というのにしびれてしまうのだろう。
ただ、

中学生になったらサーベル足にまかされて行進の練習までやらされて(16p)

おいおい、「サーベル」ぢゃなくて「ゲートル」だろ、と突っ込み入れたくなった。でも、後のほうではちゃんと「ゲートル」という言葉使われてる。ということは、これは作中のヒロインが「使い間違えた」ということで、辻褄が合うのだろう。と、いうくらいMorris.は姫野を庇いたい。
評点は上記くらいだが、ともかく、面白かったのだから白星あげよう。
ただいまの星取り表は6勝2敗3分けである。

2009/03/16(月)●鷹峰松野醤油店●

朝5時に起きて、野球、日本−キューバ戦見る。
四球で出たランナーが牽制や絞殺でアウトになるわ、凡フライをイチロー、城島がエラーするわのちぐはぐな日本。でもキューバも負けず(^_^;)エラーやミスが出て4回まで3−0。今日は早出なのでここで仕事に出る。結果的には6-0で日本快勝したらしい。
矢谷、秋本、溝渕君と4人で京都鷹峰土天井町のジンバブエ行き荷物のピックアップ。
鷹峰といえば、本阿弥光悦が芸術村を作った地である。
作業は昼に終わり、近くの松野醤油と言う店を冷かす。創業文化2年というなかなかリキの入った店である。Morris.は柚子ぽんずとさしみ醤油買った。
秋本君らは近くの漬物屋でも買物してた。
昼は「たんぽぽ」という店でラーメン大盛り。唐辛子まぶしたちょっと変わったラーメンだったが、麺が細くてMorris.好み。スープもバランスのとれた味だし、チャーシューは軟らかくて芳醇。とりあえず合格点のラーメンだった。
3時に倉庫に戻り、5時退社。
コーナンで工具や作業ズボン買い、マルハチで豆腐とマグロ買って6時帰宅。
昆布だしで超シンプルな湯豆腐。ぽんずはとんでもなく美味しかった。万太郎の「いのちのはてのうすあかり」をしみじみ実感させられてしまった(^_^;)さしみ醤油もしっかりした「たまり」だった(^_^)


松野醤油店

同じく

松野醤油店内

松野醤油の醤油樽

漬物「長八」

「たんぽぽ」のラーメン

松野醤油店のさしみ醤油とぽんず

超シンプル湯豆腐

みごとな「たまり」

【変奏曲】姫野カオル子 ★★★☆ 12冊目は1992年発行の男女双子近親相愛もの。
「桜(花言葉=あなたに微笑む)の章 1992年」「ライラック(花言葉=若き日の思い出)の章 1923年」「柘榴(花言葉=馬鹿)の章 1951年」「羊歯(花言葉=永遠の契り)の章 2020年」という、時を異にした四楽章の変奏曲あるいは四曲の屏風みたいな作品だった。
双子の名前は洋子と高志。これも姫野作品では定番である。
冒頭におかれた詩が作品の箱書きだろう。

季節のめぐりて
時すぎゆくとも
変はることなき永遠(とは)のしらべ
彼(かのと)は母
彼女(かのひと)は父
見よ
月失ひし太陽 虚ろに白日つくるを
太陽失ひし月 夜の闇に吠える
あまりの
輝きに
ふたつが共に空にあることを
禁じられしその日より


フランス語やドイツ語では太陽は女性名詞、月は男性名詞ということの意外性を元にしたよくあるパタンだが、それなりに作品として評価できる。

「すごいな。桜吹雪だ。結婚式の予行演習みたいだね」
洋子と勝彦は婚約していた。仲人の家を訪ねた帰りに、ふと近所を散歩してみたのだ。
「そうね」
散ってゆく桜にはどことなく不吉さを感じていたが、洋子は勝彦のことばを否定しなかった。(桜の章)

花樹の枝を切ったものが、花瓶からあふれている。花のひとつひとつは極く小さい。先が四片に割れた筒状で、それらがぎっしりと枝の先に群がって香をはなっているのである。きれいな香、と、たしかに表現できたが、明るいのびのびとした香りではない。悪事をそそのかしにくるような思い濃密な香りだ。(ライラックの章)

「今、雑誌の『令女界』なんかのお話をしておりましたの」
菜穂美が無難な話題を切りだすと、潤子は微笑みながらうなずく。
「ああいう雑誌に載っている叙情画のお話をね。あたしは……」
竹久夢二が好きだと告げてから菜穂美は潤子に訊いた。
「潤子さんは誰かお好きな挿絵画家なんかいらして?」
「わたし、中原淳一が大好きですわ」
「ああ、似てるじゃない。潤子さん、中原の描く女の子に」
佐々木が言った。
「ほんと。似てらっしゃるわ。着物を着たらぴったりじゃない?」
洋子は佐々木に同意しながら、ふと、壁にかかった大きな鏡を見た。
佐々木の隣りに潤子。潤子の隣に洋子。洋子の顔は鏡を見ているが、佐々木と潤子は鏡のほうは向かずに話をしている。
小柄な潤子は佐々木を見上げ、佐々木は潤子を見下ろしている。鏡の中のふたりの構図は、たおやかで繊細な潤子が佐々木に庇護されているかのようである。
繊細な潤子の隣に立つ自分の肩は佐々木の肩と同じ高さにあり、いかめしく、いかにも鈍感に映っている。
洋子はそっと潤子から離れ、そばの椅子にかけておいたショールをはおった。
「最近は雑誌が少なくなってしまったわね。ひとがパーマをかけようがかけまいがよけいなお世話」
わざとおどけた蓮っ葉な表情をつくって洋子は言う。わざとらしい表情を自分で感じた。上唇が乾いて歯に付着してしまったような感触がある。
「国民服だなんて馬鹿みたい」
「姉さん、大きな声で言わないほうがいいよ、そういうこと」
高志が洋子を諌めた。
「新しい挿絵が見られなくなって寂しい、って意味でおっしゃったのですわ」
潤子は嫌味なく、場をとりつくろい、
「もう子どもでもあるまいに、とお母さまなどに叱られながら、わたしも中原淳一の挿絵を切り抜いておりますの」
と、ちょうどいいくらいの幼さを告白した。(柘榴の章)

姉が幼く思われた。双子の姉は、これまでずっと大人びた存在だった。初潮を迎え、成熟の証を得たいまだというのに、このとき高志には姉が幼く思われた。
高志は身体の向きを変え、洋子の顔を見た。部屋が暗いので眼だけが光っている。
彼女の眼にも自分の眼はこんなふうに映っているのだろいいうか。
”血、吸ってあげようか”
野生の母動物が子の傷を舐めてやる感情で高志は洋子を癒そうとした。
”……うん”
洋子は布団の中でパジャマと下着を脱いだ。高志は布団にもぐり込み、そっと姉の腿に手を置く。
腿は手が置かれるとすぐに開かれた。高志はそのあいだに顔をうずめた。性の突起の無い亀裂は傷口に思われた。
傷口に舌をあてれば、かすかに金属の味がする。潮と鉄が混じり合った味。経血の量は多くない。舌先に金属の雫が乗ってくるだけである。(羊歯の章)


こうやって引用してるだけで快感を覚えるMorris.は、かなり姫野作品に「汚染(^_^;)」されてしまったのかもしれない。
考えてみると彼女の作品のすべてが「変奏曲」であると言い切れるのではなかろうか。
文句なしに白星。これで星取り表は6勝2敗3分け。

2009/03/14(日)●バナナ問屋三ツ山商店●

昨日と同じ現場。
朝甲子園口のホームから山側を見たら工事中のコープが見えた。今秋新装オープンという垂れ幕がある。今は取り壊し作業中なのだろう。たぶん防音と防塵のためだろうと思うが、外壁を残して内部から取り壊す工法らしい。ちょうど南向き外壁の真ん中部分だけが矩形に刳り貫かれ、内部はほとんど無くなって不思議な光景を見せていた。
今日は保管荷物ピックアップで、Morris.は朝から箪笥部屋。鏡台、和箪笥、ワードローブ… Morris.はあまり大型家具は得意でない(^_^;) たまにやるとこれはこれでそれなりに面白いのだが、日ごろやりなれてるメンバーとはスピードが違うのだ。今日も結局Morris.のせいでかなり作業遅れたような気がする。
帰りは入口さんにJR西宮駅まで送ってもらう。以前つかちゃんらと通りすぎた西宮公設市場が目に付いたのでここで降ろしてもらい、しばらくデジカメ撮りながら探索。いや、やっぱり味わいのある市場である。一度早朝に訪れたいものである。
中にひときわ目立つ看板の店があった。「バナナ問屋三ツ山商店」とでっかく書いてある。すごいインパクトだな、と思って撮影してたら、引き戸が開いてお婆ちゃんが顔を出した。話しかけてみると気さくに答えてくれた。
この市場は午前4時ごろから午前中いっぱいくらいやってる店が多いらしい。このバナナ問屋は地震がきっかけで、今は営業していないとのこと。先代が昭和の始めくらいに創業し、その息子が2代目でおばあちゃんの旦那さんということになる。フィリピン高地のバナナ畑と専属契約して、ここの地下にある六つの室(むろ)で自然熟成させたから、これを目当てに仕入れに来る業者も多く、かなりのものだったらしい。
ちょっとだけ中を見せてもらえないかと頼んだら、OK。大きな体重計みたいなはかりが鎮座して、天井には太いレールがぐるぐるとはりめぐらされている。このレールを移動する起重機で室からバナナの箱を移動させたのだろう。地震のときもこのレールのおかげで、建物も室も大丈夫だった、と、ちょっと自慢顔。
こんな機会はないと、魚眼使ったりしてデジカメ撮りまくり。これは貴重なショットである。お婆ちゃん、ありがとう。
こんなディープな市場が、JR駅のすぐ脇に現存しているというのもすごい。
西宮駅前のコープで食材買って帰ることにしたのだが、果物売り場でフィリピンバナナ見つけたのでつい買ってしまったさ(^_^)
今夜は根菜たっぷり味噌汁と味の干物。明日の早朝に、野球日本−キューバ戦あるので早起きして見ようかと思う。明日は早出だから途中までしか見られないけどね。
飛田さんからメールで3曲の楽譜送られてきた。pdf.ファイルだが、これはありがたい。しかし、あまり練習する時間がないな。


甲子園口駅北コープの取り壊し工事

何かの蕾

西宮公設市場

魚屋

トイレ

大八車

やまに青果

こんにゃくの大和食品

市場の路地

集積場

奥のビルが西宮駅前コープ

力強い看板

バナナ問屋のお婆ちゃん

レールを走る起重機

スツールの下が室

魚眼で

同じく、素敵なレール

フィリピンバナナ
2009/03/14(土)●一瞬の夏●

夏のような雲今日の現場は池田市のマンション。
7時半に甲子園口で市川さんに拾ってもらう。今日も朝から雨である(>_<)
マンションの7階で、今日はイギリス向け便、明日は保管荷物のピックアップ。
昼はお客さんが弁当(松花堂)を買ってきてくれた。
昼前に雨はあがり、晴れてきて、ほんの一瞬だけ真夏のような積雲が出た。
5時までみっちり作業して、帰りは西宮にテレビと冷蔵庫配達。夕方はめっきり冷え込んでしまった。
3月の繁忙期、まだ3日目だが、さっそく疲労が溜まり始めた。
今日は元町風月堂で春待ちファミリーBAND演奏があった。実はうっかり忘れてて、先に仕事を請けてしまっていたのだった(>_<) 

2009/03/13(金)●石焼ピビンパ●

現場直行というのに朝から雨(>_<) JR塩屋で下車して雨の中、ジェームス山までの急な坂を上る。途中ピンクの紫陽花が咲いてた。雨に紫陽花はお似合いだがあまりに早すぎる気がする。
早すぎるといえば、現場近くにもえらく早く着きすぎたので、ジェームス山入り口の「岩船不動明王で休憩。ここの不動さんは結構信仰を集めているようだ。流石にまだ朝早いし、雨なので誰もいない。せっかくだから(^_^;)お祈りしてベンチに坐ってたら黒白猫がやってきたので朝からMorris.@Catographerモード。
今日の現場は5日取りのアメリカ人現場だが毎日でなく飛び飛びに作業に入るらしい。
昼は具志堅君とSATYに行く。高速道路のSA食堂みたいなところだったので、あまり期待もせずに石焼ピビンパ頼んだら、かなり待たされて、出てきたのが、嬉しい誤算だった(^_^) めちゃくちゃ美味いというわけではないが、とにかくこんなところでちゃんとしたピビンパが出てくるとは、ちょっとびっくりである。これで\600というのも嬉しい。店の名前は「天天韓韓」だった。4時半に作業終えて、具志堅君に須磨駅まで送ってもらい、5時帰宅。
ますみ家の食卓ますみちゃんに先日プリンセスソース2本詰め合わせを送ったらえらく喜んでくれて、ミニ容器に詰めて会社まで持参して自慢してるらしい(^_^;) そこまでするか(@_@)。 おまけに記念写真までメールで送られてきた。
今夜は歯医者の日である。6時半にJRで六甲道に出る。医者がMorris.の口の中見て「傷だらけですねえ」という(>_<)。流石に医者はそうは言わないが、どうもこの前応急用に持ち帰った部分入歯の研磨が粗くて歯茎を傷つけてたようだ。ともかくも、出来上がりは来週過ぎらしい。
今夜もタイカレーである。タイカレーも初日より二日目、三日目くらいが美味しくなるような気がする。
GyaOの韓国ドラマも入れ替わり時期らしい。先週から始まった「春のワルツ」は、タイトルの蝶の動きのあまりの不自然さにぶっ飛んだが、ストーリーはいかにも。オーストリーに住むピアニストの青年が、子どものころの思い出の曲としてアンコールに「クレメンタインの歌」を演奏するあたりも、お約束という感じだった。
第2話が、別のカップルの幼児期のエピソードというのは、ちょっと新機軸かもしれない。
また昨日から歴史ドラマ「チュモン 朱蒙」も始まったようだが、Morris.は歴史ものが苦手な上、毎週2話更新となると、Morris.には無理かもしれない。
今一番はまってるのは(「花男」は別として)日曜に1話ずつ更新の「マイガール」である。
島田和夫部屋のスケジュール更新。


雨には紫陽花が似合うけど…

幟の数が信仰のしるしらしい

バックの火炎がPOP(^_^;)

不動さんが縄張りの黒白

現場の庭にあった不思議な花?

「ちゃんとした石焼ピビンパ
2009/03/12(木)●今日から繁忙期(^_^;)●

7時起床。阪急で夙川に出て、歩いて今日の現場樋之池町のマンションへ。秋本君と具志堅君と3人で、アメリカからの荷物の配達。部屋の中はすでに荷物散乱状態で、開梱しながら場所を作って積み上げていくしかなかった。ちょうど昼に終了。コンビニ弁当食べて、午後は三田のマンションの配達のヘルプ。こちらも3時に終了。
4時ごろ六甲道で降ろしてもらう。仕事始め?が楽勝の仕事でよかった(^_^;)
茄子や鶏や筍など買って帰り、久しぶりにタイカレー。今日はパクチー抜きだが、鶏の他に冷凍の海老やイカを入れて思ったより美味しくできた。昨日見た「コンサート7080」の特番、韓国歌謡ブログ「ノレ番Morris.8090」に「イスンチョル・スペシャル」のタイトルでアップ。


夙川の山躑躅

三田の空

タイカレー
2009/03/11(水)●生味噌ずい(^_^;)●

8時起床。
KBSで「花より男子」18話を見ようとしたが何故か繋がらない(>_<) 一番画質の悪い56kbなら繋がるので、これで見ることにしたのだがさすがにほとんど見るに耐えない(^_^;) おまけに音までしょぼい。それでなくても聴き取りには不自由しているMorris.なのに(>_<) このまま300kbが見られなければ、残念ながら「花男」の視聴はこれまで(>_<)である。
昨日飛田さんからもらった奥さんみえ子さんの手づくり味噌を使ってみることにした。
ヨーグルトのパックに入ってる味噌は蓋開けただけで麹の匂いが立っていかにも美味しそうである。味噌の味が良くわかるように、大根、白葱、人参、小芋だけのあっさり仕立てにしてみた。当然のごとく美味しい。美味しいのだけど、いつものと比べてちょっとあっさりしすぎのような気がする。具のせいもあるだろうが、次は他の味噌と合わせてみよう。
午後JRで三宮に出て、三宮図書館、富士商会、銀行と回り、元町まで歩いて阪神理容で散髪。1月16日いらいだからかなり間隔をおいてたことになる。
南京街の東商店で、豆板醤やらカレーペーストやら香辛料やら買って5時帰宅。
夜も味噌汁作る(^_^;)。こんどは玉葱、ジャガイモ、里芋、人参に乾物も入れて、手作り味噌半分、タケヤ味噌と鹿児島の麦味噌1/4ずつ。うーーん、これは美味い\(^o^)/ やっぱり味噌は合わせるとそれぞれの美味しさが一層引き立つような気がする。
KBSで「ノレチャラン」「コンサート7080」続けて見る。ノレチャランは馬山篇で、小学5年生の天才ダンサーが登場、またチマチョゴリのアジョシが、司会のソンヘサンにほっぺたにキスをせがみ、ソンヘさんがキスする瞬間顔を半転させて、唇を盗む?という早業を見せてくれた(^_^;)
「コンサート7080」はイスンチョル・スペシャル、80分の特別番組だった。ちょっと太った感じのイスンチョルだったが、サービス精神横溢した舞台だった。これについては、韓国歌謡ブログに詳述しよう。
明日から、仕事に入る。まるで雨季と乾期みたいにはっきり分かれてしまったことしの繁忙期の始まりである。


ソンヘスキャンダル!?

頂きものの手作り味噌\(^o^)/

イスンチョル・スペシャル
2009/03/10(火)●練習の午後(^_^;)●

7時起床。
ちょっと昨日も飲みすぎたようだ(>_<) 宿酔と言うほどではない。
昼前矢谷君宅まで自転車で行く。矢谷部屋の更新を矢谷君自身でやってもらうための設定をしに行ったのだが、なぜかこれがうまくいかない(>_<) 以前はちゃんとできてたのだが、新しいノートPCはOSがvistaなのでどうも勝手が違う。ffftpで設定してもorcalandを認識しないのだ。メモが間違ってたのかと、後で確認したが間違いは無かったようだし……ギヴアップ(>_<)である。斉藤さんの紙芝居を紹介して一緒に見る。やっぱり新しいPCの画面は綺麗である。
灘図書館に寄って1時前帰宅。
昼食は焼ソバ。
4時前にセンターへ。古本市の本の集りはぼちぼちといったところらしい。
スタジオは別の予約入ってたので、大ホールで練習することになった。2人で大ホールというのはあまりに広すぎる(>_<)。
音合わせも兼ねて、以前一度やったことのある「アチミスル 朝露」から始める。これは飛田さんの十八番で、オカリナでも馴れたものである。
前もって曲目打ち合わせてあったので、どんどん演ってみてできるものとできないものをセレクト。途中ちょこちょこ飛田さんは電話などで時間とられながらも、ほぼ2時間みっちり練習。
簡単にできると思う曲が駄目だったり、こんな曲がというのを飛田さんが知ってたりで、ともかくも30曲近くはいけるだろう(^_^;)ということになった。これだけあれば1時間半くらいはもつだろう。とりあえず本番もミニギターでいくことにした(^_^;)
7時から、古本市のボランティアに来ていた波戸さんと3人で飲みに出る。阪急六甲駅北、地下の「二重丸」というマンモス居酒屋。ここはメニューや注文もすべて各テーブルに置いてあるタッチパネルでできるシステム。面白いのは飲んでる途中に現在の会計+ワリカン額が表示できることだ。これは便利である。タッチパネル使うのが面白くてついつい注文してしまうという弊害(^_^;)もありそうだ(>_<)
ビールはサントリーだったし、メニューの方は「二重丸」とは程遠い味だったが、南京事件運動で、飛田さんと何度も現地に行ってるという波戸さんとの話もはずみ、2時間くらいだべっていた。
帰りに、飛田さんの奥さんから先日センターでの味噌作り取材?のときおねだりした手作り味噌いただけることになって大喜び。これは明日が楽しみである。


矢谷君ノートPCで紙芝居見る

波戸さんと飛田さん

注文用タッチパネル
2009/03/09(月)●日本猫の柄●

7時起床。
昨日の猫の写真でもそうだが、Morris.はMorris.@Catographerを標榜しているわりに、猫についての知識は乏しい。まあ猫を飼うつもりも、環境も余裕も無いから、もっぱら鑑賞と撮影に徹してるわけだが、猫の柄についても、いまいち良くわかってない。ネットで何か参考になるサイトはないかと探してたらnyantahouseという、とても素敵な部屋を見つけた。福岡在住のにゃんたさん(^_^;)という方のサイトで、とにかくわかりやすくて面白い情報満載である。
「猫百科」というコーナーでは猫の歴史、身体、集成、しつけ、健康など長いこと猫を飼ってる人でないとわからないことが書かれてるし、その中の「猫の年齢表」などは特に興味深かった。Dog Ageは良く聞くが、当然Cat Ageもあるんだろうと漠然とおもってたけど、にゃんたさんの年齢表は分りやすい上に身につまされる(^_^;) Morris.は猫年齢に換算すると11歳ということになるらしい。まだ11歳か(^_^;)
そして、そして、猫図鑑というページこそ、Morris.が探してたページだった。世界中の猫を種類別に画像付きで説明してあり、これはこれで興味深かったけど、Morris.が嬉しかったのは一番下にあった「House-Hold(ハウスホールド(親しみ愛される猫)普通の愛猫の愛称)の柄の紹介。
要するにいわゆる日本猫はもともとが雑種で、Morris.が好きなのもつきつめればこれで、それを22種類もの柄に分けて解説してある。ありがたい。
ともかく、Morris.なりに整理してここで、紹介しておくことにする。

日本猫の柄名一覧 (にゃんたさんの猫図鑑を参考にしました)

柄名 特徴
黒一色、単色。つやのある黒毛。
白黒&黒白  白も黒も同時に楽しめる。白のまぶしさと黒のつややさかさのコントラスト。
黒白ブチ(黒白斑) 白地に黒斑、黒地に白斑。前者のパターンが多い。
キジトラ(雉虎)  日本独特の言い回し。鳥「キジ」の色と模様から。
キジトラ白(雉虎白)  白にキジトラが入る。腹部に白毛。肉球は斑も多い。ベースはピンク。
キジトラ白ブチ(雉虎白斑)  白ベースに斑柄。ランダムにキジトラ模様が入る。
ムギワラ(麦藁)  黒・濃淡オレンジの3色の混合と縞模様から麦藁を連想。
グレー(gray)  白と黒の微妙な混ざり具合のある猫。多様なパターンあり。
MIXMIX  もともと雑種の日本猫だが、3種類以上が混ってると思われる柄。
白  白一色、淡色。肉球はピンク。耳の中もピンクで統一。
ヒョウ(豹)  豹柄の純粋種はベンガルなど。日本猫の豹柄は少ない。豹柄の名残のあるもの。
サビ(錆)  黒・濃淡オレンジの混合。英語でtortoise-shell(ベッコウ模様)。
サバトラ(鯖虎)  鯖のような銀色かかった黒トラ模様。光沢あり。
サバトラ白(鯖虎白) キジトラを黒っぽくした感じの日本猫で白がベース。
クリーム(cream)  微妙なクリーム色の猫。近年増加傾向。
三毛  日本猫の代表。三毛の牡の誕生率は3万分の1でほとんどが生殖能力無し。
シマ三毛(縞三毛)  三毛に縞模様の入った種類。三毛と同じく牡猫は希少。
トビ三毛(飛び三毛)  白をペースに三毛が混入し、三毛模様がポイントになっているタイプ。牡猫は希少。
茶トラ(茶虎)  茶色のベースに白い縞模様。漫画マイケルがこれだった。
茶トラ白(茶虎白)  白地に茶トラ。全体的に腹部が白いのが特徴。
茶トラ白ブチ(茶虎白斑)  白がベースに茶色の縞模様。ポイント的に茶色が入る。
ハーフ(half)  日本猫というのはもともと雑種の集まり。日本猫と洋猫とのハーフ。

解説文は表をシンプルにするためかなり省略している(>_<) これでこれからMorris.@Catographerモードで撮った猫の柄の表現が、ちょっとはバラエティに富むことになるだろう。
プリンセスのじっちゃんにゃんたさんは6匹の猫を飼いながら、福岡の地域猫運動などを積極的に主導するなど、猫と地域との係わり合いにも本気で対処されているようだ。Morris.とは次元の違う猫好きなのだが、どんな形にしろ、猫が好きという一点で繋がりがあるものと思いたい(^_^;)
今日も飛田さんとの共演曲の練習。やっぱり普通のギターよりMorris.にはミニギターが似合っているようだ。当日もミニギターにしようかと考慮中である。
夕方マルハチに買物に出ようとしたら向かいのプリンセスソース扉が開いてたので覗いてみる。
じっちゃんに話し聞いたら、去年の12月15日に円ひろしらがやってきて、取材と撮影。
TV放映直後は店の前に行列ができて、そのときの予約をこなすだけでしばらく手一杯だったらしい。現在は一段落してるが、大量の注文には応じかねるため、いちおうビラを貼ってるらしい。
直接買いに来るお客さんには少量なら販売OKとのこと。とりあえず、ウスターとトンカツ2本ずつ買っておくことにした。
夜は野球日韓戦。どちらも予選通過決定だから別に試合する必要もないようなものだが、あるとつい見てしまう(^_^;)
前回と打って変わっての接戦で、結局韓国が1-0で雪辱を果たした形である。Morris.はこれで良かったと思う。

2009/03/08(日)●メール不調?●

昨夜野球見ながら飲んでて、そのまま寝入ってしまったためか、4時に目が覚める。めんどくさいので(^_^;)そのまま起きる事にした。
ところでどうもこのところメールが不調である。まず第一に毎回パスワードを要求される。登録設定を見たら「2週間」に設定してあるのだが、これがまるで効いてない。昨日はyahooはまる一日以上メンテナンスで通信できなかったが、1週間くらい前からの症状であるから、それとは関係なさそうだ。
またどうもメールが届いたり届かなかったりするようだ。
今日もむくげのメーリングリストに続けて2通送信したが、一向に反映されず。20分ほどたって1通だけ見ることができたが、もう一通は半日以上たってもリストに上らない。メーリングリストだから自分のメールが届いてるかどうか確認できるが、これが普通の個人宛てのメールだと、届いたかどうかの確認が取れないのでどうも不安である。
昼間は飛騨さんからもらった、演奏曲目リストをチェックしながら練習。飛騨さんが問題なく完奏できる20曲のうち5曲ほどが楽譜が手元にない。これは10日の練習のときに持ってきてもらおう。「鉄道唱歌」「お座敷小唄」「いい湯だな」くらいは楽譜無くても大丈夫だろうけどね(^_^;)
昼過ぎに自転車で大安亭に買物に出る。途中大日商店街でちょっとだけMorris.@Catographerモード。
大安亭も日曜日は休んでる店が多くていまいちだった。
向かいのプリンセスソースはずっと入り口に「売り切れです」の貼り紙したままである(>_<) そんなに品薄なのだろうか。
そういえば、慈さんらが作ってる地域情報誌「なだだな」22号(08年10月)「灘人さんいらっしゃい」特集にプリンセスのじっちゃんが紹介されてたのを思い出した。写真で引用しておこう。
3月と言うのにまるで仕事せずに、遊んでばかりのMorris.だが、実は14日から月末まで日曜祭日含めてびっしり仕事入ってる(>_<) もう少しばらけてもらいたいところだが、そういう業種でもある。


大日車の下の白トラ

大日飼い猫らしい白雉

大日空き地の雉

東雲通りの雉

ずっと貼ってある(>_<)

「なだだな」22号

【愛はひとり】姫野カオルコ ★★★ 11冊目は140pとページ数少ない上にページの下1/4は空白である。さらに文字は大きめで行数も少ない。普通の本なら100ページ分くらいしかない。これならひとつの作品だったとしても短編、いいとこ中篇というところだろうが、中身はさらに5つに区切られている。

L'mour−ひとり
L'mour−風
L'mour−空
L'mour−きみ
L'mour−ひとり


これが5篇の短編集かというとそうでもなさそうだし、「同質」の夢の繰り返しかもしれない。自動記述めいたところもあるし、姫野プロトタイプというべき独白も頻出する。面白かったとは一言でいえないし、つまらなかったと切り捨てることも出来ない。
と、いうことで本書は勝ち負けなし。星取り表は5勝2敗3分けである。

書かねばならぬ。書く書く。書いて書く。4枚書くのに38枚は書く。それが私のプロ意識。そしてなおかつサラサラサラ〜っと書いたかに見せたい。それが私のモーツァルト願望。だれともしゃべらず、だれとも話さず、だれの顔も見ず、だれからもしゃべりかけられず、だれからも話したがられず、だれからも顔を見たがられず、書いてゆく。完成する。ゴゴ、ハチジジュウハップン デス。電話機の#の合成の彼女が時刻を告げる。ワープロでプリントアウト。オアシス30シリーズ。100シリーズが欲しい。高い。企業にいくらでもタマシイを売るからCMに後ろ姿で出たい。100シリーズをタダでくれ。「わたくしはこのCMに出演依頼を受ける前からずっとオアシスを愛用してました。心のオアシスを綴ってくれるワープロはオアシス」って、もうコピーまで考えてあげてるのに後ろ姿の出演依頼はこない。出たい人より出したい人を。選挙のコピー。使ってない人よりほんとに使っている人を。CM出演者決定基準のコピー。でも30シリーズの内臓プリンターはいちいち一枚一枚用紙を入れて送ってプリントするのに時間がかかる。感熱紙に文字がいんさつされてゆくのを待つ。待っているしかない時間。それは私の頭にまた、高志の横顔を浮かびあがらせる。とにかく高志。槍投げをやっていて、陽に焼けた精悍な横顔。瀟洒で華奢な男が苦悩したところでおもしろくもなんともない高志のような精悍な肉体を持ったおとこが苦悩するからこそ絵になる。高志。きみの名は高志。キミを思うと喉がかわく。ファックスで原稿を送ったらウーロン茶を飲もう。

最初に置かれている「 L'mour−ひとり」の一部である。オアシスの30シリーズなんてのが出てくるのが懐かしかったと言うだけだが(^_^;) 姫野は親指シフト愛用者(だった?)らしい。Morris.もワープロ時代に親指シフトにするかどうかで迷ったことがあるが、結局英文タイプやってたから普通のキーボードにした。これは結果的に正解だったと思う。とにかく、上に引用した部分だけで正味2ページになる。

恋愛とは窒息すること。緊縛すること。脅迫。虐待。神への背信。呪い。そして快楽。それは闘いなのだから。高志。高志ならわかるでしょう。高志。高志を想うと窒息しそうになる。

「どうせ」という考え方は、とってもよくない考え方ですが、いくら冷静になっても、もとい、冷静になればなるほど、やっぱり「どうせ」なのですね。いわば、究極kのニュートラルな自己判断こそ「どうせ」なわけです。

なぜかあとがきはフランス語(@_@)である。ところどころ日本語のローマ字書きがあって、そこだけ太字になっている。そこだけ抜書きしておく。

l'atogaki・Katte・Katte・Tonikaku・Katte Kudasai.Onegai-shimasu!・Hitoyonde Mitsuko・Sora ni sumu Hikoki・Soshitsuki・Tanpeshu"H" ・koi・koi・Misoramen・Assari,yanwari honokani,・sokohakatonaku tadayo・hazukashii・hontoni domo arigato!・Ymaguch・Miruko Yamaguchii・Gentosha

長音をあらわす記号やらアクセント記号などは省略。これもギャグの一環なんだろうと思うが、Morris.にはまるで楽しめなかった。

2009/03/07(土)●蕾のうちが…(^_^)●

7時半起床。
今日も朝からKBS歌謡舞台イミジャ特集を見ながら、Morris.の韓国歌謡ブログ「ノレバン8090」の原稿を打つ。イミジャの経歴などは韓国版WIKIPEDIAを参考にした。原稿よりついつい番組に見入ってしまう。そんなこんなで「イミジャ歌謡人生50年」をアップしたら昼前だった(^_^;)
昼食はホッケの開き焼いて食べる。
午後1時から8chのバラエティ番組で引越し関連の番組があるとの予告があったのでとりあえず見る。関西系の番組ということもあるのだろうが、結局はサカイ引越センターのPRみたいな番組だった(^_^;)
2時半に部屋を出て王子動物園に。今日は朝から晴れているが、ちょっと肌寒い。まぬうは姿を見せず、Morris.の指定席、SL食堂車も子どもたちに占領されてた。今日は動物は無視して、植物、それも、蕾を重点的に撮影。
動物園を出て、神戸文学館、原田の森美術館を冷かす。大して面白い催しはやってない。美術館前庭のテーブルで写真絵葉書を書く。やっぱりちょっと寒いので持参してたポケット瓶の日本酒をくいくいと飲んで、ちょっと酔いながら葉書書き終える。
帰り道、例の仏壇屋に寄って、新顔のもんちゃんを撮影。でも、どうももんちゃんはMorris.に冷たい(^_^;) ちょっと酔ってたからそれを察知したのかもしれない。
4時半帰宅。
今夜は野球日韓戦である。日本キラーキムグヮンヒョンvs.松阪の先発。どちらも調子いまいちで、1回終わって3-2、これは面白くなるかと思ったが、その後一方的な試合となり、何と7回で日本14-2のコールド勝ち(@_@)


河馬池畔のミモザ

桜の蕾

山吹の蕾

マーガレットの蕾

仏之座の蕾

日日草の蕾

躑躅の蕾

何か(^_^;)の蕾

山茶花の蕾

モボモガ展ちらし

今日の写真絵葉書

仏壇屋のもんちゃん
2009/03/06(金)●紙芝居三部作●

6時半起床。
朝から本降りである。
KBSアーカイブで3月2日放送の「歌謡舞台 イミジャ特集」を見る。いやあ素晴らしい\(^o^)/。ゲストはチュヒョンミとムンヒオクだけで、それ以外はイミジャが17曲を歌い通した。声量とか細かいところは分らないが、相変わらず見事な歌唱ぶりで衰えを感じさせない。うーーむ、この番組に関しては、数日中にMorris.の歌謡ブログにアップするつもりである。
午後、斉藤さんがハマチの刺身など持って訪ねてきた。大柄な斉藤さんが坐ると狭いMorris.部屋がますます狭くなった感じである。
昨夜、斉藤さんの紙芝居三部作を全てyoutubeにアップし終えたので、そのお礼ということでやって来たらしい。
フォションの紅茶二缶もお土産に貰う。さっそく刺身頂く。新鮮な天然ものでなかなか美味しかった(^_^)
紙芝居ビデオをDVD版を斉藤さんに進呈。もう少し欲しいと言うので、DEL坊でコピー作業(^_^;)
せっかくだから斉藤さんの紙芝居三部作を簡単に紹介しておこう。
いずれも、ぼんちゃんという少年が主人公である。

1.「かにとり」 海辺の町に住むぼんちゃんが友だちふたりと海にカニとりにでかけるが、巨大なカニのボスのハサミであやうく溺れ死にそうになるという話で、7年ほど前の作品。
Morris.はこれだけは、以前斉藤家で見せてもらったことがある。たしか春待ち社長らと宴会をしたときのことだと思う。

2.「アシヤのおじさん」 ぼんちゃんの住む田舎町の沼に飛行機が墜落。操縦士のおじさんがぼんちゃんちに下宿することになるが、素っ裸で外でシャワーを浴びるわ、古いスクーターを乗り回して転んでしまうわ、村一番の美女に懸想して恋人に追い回されるわとなかなかの問題児だった。でもぼんちゃんは叔父さんが好きでずっといて欲しかったのに、さよならも言わず九州のアシヤの飛行場に帰っていった。それからしばらく後に洋画のポスターに小さくおじさんの顔が…… これは10分を超える長編なのでyoutubeではアシヤのおじさん前編アシヤのおじさん後編にわけてアップしている。

3.「アナタと夜と音楽と」ぼんちゃんの趣味は鉱石ラジオでタイトルの番組を聴くこと。司会のお姉さんの声を聴くだけでぼんちゃんはいろんなことを想像する。古いコークスストーブを引っ張り出したり、となりの奥さんの入浴姿を垣間見たり、甘酸っぱいできごとを体験したあと、この家を離れるぼんちゃん。ノスタルジックな作品である。


絵も語りも斉藤さんの自作自演で、絵も語りも、斉藤さんならではの味があるし、ストーリーも素朴な中にちょっとシュールだったり、エロかったりする。意外な才能だね(^_^)

ところで、斉藤さんが来るちょっと前にMorris.の部分入れ歯が、突然壊れてしまった(>_<)。 夕方六甲道の小泉歯科に持って行ったが、一目見て医者は「修理不能」とのこと(@_@) 新しいのが出来るまで2週間近くかかるとのことで、とりあえずそれまで応急的に使えるようにしてもらう。それにしてもまた歯型とったりして、結構時間がかかってしまったし、これでまた余計な金がかかるなあ(;;)


イミジャノレ人生50年

衰えを知らない歌声

斉藤さん提供の天然ハマチ
2009/03/05(木)●古本市準備●

6時半起床。昨日の日記つけて、朝風呂入り。10時に六甲の神戸学生青年センターへ。
3月14日から開かれる、センター恒例の古本市の会場設営のお手伝いである。今年で12回目になる。最初の頃はMorris.も不要の本を提供したり、整理の手伝いをしてたのだが、だんだん提供する本は無くなり、ボランティアのメンバーも増えてきたので、ほとんど冷かし客になっていた。
今年はボランティアの学生が合宿と重なったので人手が足りないという飛田さんの呼びかけがあったので出向いたのだった。
スチール本棚の組み立てから始まって、大まかなジャンル別に送られてきた本を並べていく。ボランティア団長の信長正義さんと、すでにプロ並の手際のよさで、蜜柑箱をガムテープでまとめて簡易本棚作ったりしてた。
昼は稲田さんと食事。今日は飲茶の店「鴛鴦飯店」へ。\1.200のランチを稲田さんにご馳走になる。スミレの花が飾られれたお洒落な前菜、イカのフライ、たまごスープにデザートは杏仁豆腐。昨夜の鶏皮湯引き200gと比べるとすごいギャップのランチである。見て楽しむという感じが強い料理(^_^;) たまにはこういうのも楽しい。
午後もしばらく本棚整理の手伝い。そのあと飛田さんと世間話して、10日にオカリナとミニギターの練習することにする。
今年は例年に比べて古本の集りが少ないとのこと。ぜひ不要の本をセンターに送ってください。くわしくはセンターHP中の古本市ページを参照してくださいm(__)m
今日手伝いに来てた韓国人留学生ノヘヨン(盧恵英)さんは木浦出身で、韓国演歌大好きということで話が弾んだ。イミジャの「ソムマウルソンセンニム 島の先生」やシムスボンの「サランバッケナンモラ 愛しか知らない」がすごく良いという点でも意見が一致。機会があればぜひノレバンご一緒したい。
欲しい本も数冊あったが、なにぶん部屋に本増やすスペースがないので断念。ただ金時鐘の集成詩集「原野の詩」1冊だけ、今日の交通費代りにもらうことにした。2005年に亡くなった京大名誉教授飯沼二郎宛の献辞サイン入り本である。今回の古本市には飯沼教授の蔵書を神戸中央図書館の青丘文庫に寄贈された中から重複するものを、こちらの古本市に流用されたものが多数含まれていて、これはその中の1冊である。800p近い大冊なので逡巡したが、これはまあしかたあるまい(^_^;)
稲田さんから八朔と小芋、飛田さんから林檎もらって5時半帰宅。
7時からワールドカップ野球日本−中国戦やってたので見るともなく見る。4-0で日本勝ったものの、何となく低調な試合だった。イチロー5打席無安打というのが一番目立った試合だった。明後日の韓国戦が楽しみである。


本棚設営

鴛鴦飯店のお洒落な前菜

サイン入り「原野の詩」
2009/03/04(水)●花男狂奏曲●

北野の現場4日目。
予定より作業の進みが速くて、結局この現場、Morris.は今日でおしまいということになった(^_^;)
今日も昼は新鎮亭でサービス定食。流石に連続はちょっと失敗かも。
GyaOで「ラストダンスは私と」最終回見る。すんなりハッピーエンドと思ってたのだが、何とヒロインが交通事故で下半身不随で身を隠すという展開。ちょっとこれはないよな、と思ってしまった。
マルハチに買物に行ったら、鶏皮がグラム\50で出ていた。Morris.は皮付きの鶏を買うたびに皮を剥いで、カリカリに焼いたり、湯引きにしたりして酒の肴にしてたが、あまりに小さくなるので物足りなかった。この際、思い切り食べることにしよう。一番小さなパックで\95。ざっと200gある。
さすがにこれだけ湯引きにすると多すぎるかな。半分は冷凍することにして、細切りにして、大根おろし、ショウガ、ポン酢、鷹の爪、葱とレモン汁かけて食べたら、いや、やっぱり美味しい。結局冷凍庫に入れた分も取り出して、しっかり全部食べてしまった(@_@) まあ、Morris.は焼き鳥屋に行っても皮が一番美味しいと思う人間だもんね(^_^;)
ついでに韮チヂミも作って、夕食はこれで間に合わせる。
KBSのドラマ「花より男子」のヒロイン、クムチャンディ役のクヘソンの交通事故で、月曜日はスペシャル番組、昨日の火曜日は17話を強行撮影して放映。事故の車両の写真を見る限りではかなりひどい。いくらなんでも今週だけはパスすべきだったのではなかろうか。と、いいながら、ついついいつもより熱心に見てしまった。


チャンディの事故車

豪快に鶏皮湯引き

ニラチヂミ

【ラブレター】姫野カオルコ ★★★☆☆ 10冊目は結構評判の高かった作品である。評点見れば分るとおり、これは文句無しに白星である。これで5勝2敗2分け。
高校時代同窓の悦子、優子の女性二人と、都築宏の3人を中心にした恋愛ドラマだが、すべて書簡(ファックス、葉書、寄せ書き、メモなど含む)のみで構成されている。いわゆる書簡体小説で、真っ先に思い出すのは「あしながおじさん」。他にもいろいろあるだろうが、本作は、その書き手と受け手がえらく多い。のべ20人を越えているのではなかろうか。時間的にも高校から大学、社会人となって、結婚あり離婚あり、争いあり、自殺未遂あり…と、かなり錯綜してるわけで、これを複数の手紙でドラマ構成していくのは大変だったと思う。
それぞれの書き手の個性や文体や癖などを書き分けるのも作者の腕の見せ所で、そういう意味でも合格点である。多用な文体という姫野への評価は多分にこの作品に拠っているのだろう。
ただ、物語の進行上やむをえない措置だろうが、未投函の手紙がちょっと多すぎる気がした。
この作品も文庫では「終業式」とタイトルを変えられている。この悪癖もやめてもらいたいものだ。
悪口ばかり書いてるみたいだが、Morris.はしっかり楽しませてもらったわけで、ここのところ数冊外れが続いてただけに嬉しかった。
あとがきも、もちろん書簡形式である。これもなかなか良かった。

あのころ、なんて単純で、なんて、一日一日が新鮮でなんでもドキドキしてたんだろう。なんて、一年が長かったんだろう。体育祭での優勝がなんて大事なことだったんだろう。夜まで教室に残ってる日がなんて「特別な」日だったんだろう。体育祭の夜、チャリンコで神社に行って興奮して笑った。宴のあとの功不運をチャリンコを六人でのりまわしてきました。なんて、なんでもないことがきらめいていたんんだろう。テストがなんてこわかったんだろう。先生にあてられるのがなんてイヤだったんだろう。そんな時代へ手紙を書きました。今だってきっとまだ「あのころ」なのだろうと。

「今」もまた「あのころ」と思うことは、悪くない。と思う(^_^;)

2009/03/03(火)●\500のサービス定食●

北野の現場3日目。今日は午前中はゲストルーム、午後はオフィスの梱包。昼は布引の吉野家の隣の新慎亭でサービス定食。ラーメンのミニチャーハンで\500のうえ、3周年記念で麺大盛りサービス中(^_^)だった。
ラーメンもチャーハンも普通で、これならお得である。
今日も帰りは市川さんに三宮駅まで送ってもらったので5時半帰宅。昨日今日とちょっと冷え込んでると思ったら、東京方面は雪になってるらしい。
プリンセスソースは、結構話題になってるらしく、問合せや買って欲しいなどというメールが複数届く(^_^;) 桂べかこが絶賛してたらいい。このところ、夕方はずっと「売り切れました」の貼り紙が貼ってあるが、あそこのじっちゃんとは仲良しだし、何と言っても真向かいだから、頼んどけば大丈夫だと思う。
今年も神戸六甲学生青年センターの古本市が3月14日から開かれる。くわしくはセンターHPの中の古本市ページを見て欲しい。
はじめのうちはMorris.も不要の本を提供していたが、流石にもう不要の本置くスペースはないので、提供できない。5日の本棚設営には、仕事が無ければボランティアで参加しようと思う。

2009/03/02(月)●懐メロ特訓(^_^;)●

今朝も王子公園前のバス停に向かう途中、ちょっとアメリカンショートヘアみたいな猫に出会い、つかの間のMorris.@Catographerモード(^_^)
アメリカンショートヘア?今日は作業員が多い上に搬出無しだったので、途中やるところが無くなるくらいだった(^_^;)
5時までみっちり梱包して、帰りは市川さんに送ってもらったので5時半に帰宅。
向かいのプリンセスソース、最近いつも「売り切れました」の貼り紙してあるので、どうしたんだろうと思ってたら、何でもTVでお笑いタレントが大絶賛して、それがきっかけでえらく人気が出たらしい。
飛田さんからメールで、今度オカリナで演奏する曲目リストが送られてきた。歌謡曲70曲、童謡40曲くらいである。歌謡曲も古いものが多く、手元の楽譜でチェックしたら半分以上はカバーできそうである。オカリナの音程の関係で、キーが限られているので、転調する曲も多いが、カポタスト使ったり、移調すれば何とかなるだろう。1時間ほど軽く練習。まあたいていの曲はそのままいけそうだ。
何故かずっと見続けているKBSドラマ「花より男子」だが、ヒロインチャンディ役のクヘソンが27日の朝、徹夜のロケからソウルに戻る途中交通事故に会い、口の中を二針縫う怪我をしたため今夜はスペシャル番組になるとのこと。しかし、今日放映するための撮影が3日前ということは、韓国のTVドラマは週刊誌並のスケジュールで作られていることがわかった。大変だなあ。
今夜の「歌謡舞台」は「イミジャ歌謡人生50周年」である。これは後日アーカイブでゆっくり見よう。
Morris.部屋TOPページを少しだけ模様替え。

2009/03/01(日)●万華鏡とハスキー●

今日から北野のアメリカ人5日取りの現場。
王子公園前からバスで布引まで出る。坂の並木の猫柳によく似た芽が美しかった。何の木だろう?
現場には座敷犬(シベリアンハスキー)がいた。空色の目でしつけが行き届いている。しかし部屋の中でハスキー犬が走り回るというのもすごい(^_^;) ネコ専のMorris.なのに、ついついデジカメで撮ってしまった(^_^;)
また、玄関の飾りに真鍮製でスタンド付きの素敵な万華鏡があった。断ってデジカメで撮影。先に2枚のステンドグラスの円盤がついて流石に美しい模様を見ることができる。
日曜なので、異人館巡りの観光客が多い。
昨夜、斉藤さんの紙芝居第2弾「アシヤのおじさん」をyoutubeにアップしようとしたが、1時間くらいたって「映像の時間が長すぎてアップできませんでした」とのテロップが(>_<) やはりyoutubeは10分以上は受け付けないようだ。これは後日、2本に分けてアップしよう。
今夜は第3弾「アナタと夜と音楽と」をアップすることにした。鉱石ラジオなどの出てくるノスタルジーあふれる作品である。


猫柳みたい?

蒲公英

黄縦羽

座敷犬(^_^;)

結構瓢軽

秋本君と2ショット

素敵な万華鏡

美しい

美しい2

【人呼んでミツコ】姫野カオルコ ★★★ 9冊目は姫野の実質的デビュー作である。1990年3月発行だからもう20年近く前か。彼女の30歳頃の作品ということになるが、初稿はさらに以前に書かれたものらしい。
はっきり言って二流のドタコメだった。
盲腸の手術の手術跡から超能力を授かった(らしい)私立女子大生(たぶんに本人モデル)がヒロインで、事件と言うほどのことでもないドタバタをジタバタしながら解決?するといった7篇の連作短編みたいなものである。
それぞれの冒頭にはパターン化した自己紹介が置かれている。型見本にvol.3「大人はわかってくれる」から。

わたしは三子(みつこ)。私立薔薇十字女子大英文科在籍中。
ひとはわたしをMITSOUKOと呼ぶ。MITSOUKO、ゲランの名高い香水。ゲラン社というのは少し前に中森明菜をキャンペーン・ガールに起用して日本でなじみになったフランスの化粧品会社である。その年のCMソングが「DESIRE」である。
♪ゲラン! ゲラン!ゲラン! バイヤー♪と明菜に猛々しく叫ばせたので宣伝効果は絶大であった。
香水といえば、あるイギリス人が、
「私は口臭のかおりの香水を使っています」
と、語りはじめるジョークがある。
「なぜそんな香水を使うかというと、それは口臭が目立たないからです」
イギリス人はおもしろい。


つまりほとんどおちゃらけである。単に空耳アワーをギャグに使っただけというべきかも知れない。
すべての作家は処女作に向かって成長する。という言葉を信ずるとすれば、姫野の本領はやはり笑わせる作品にあるのだろう。ついでにvol4.の冒頭付近から。

MITSOUKO、ゲランの香水。日本女性をイメージしてつくられたという、その神秘的で官能的な匂いを嫌う日本男性は、意外なことに多い。
成熟したじょせいを嫌う日本男性が好きなのは、石鹸の匂いのする女性と、でなければ、表裏一体、みそしるの匂いのする女性。
ボンド・ガールがもてはやされることは極東の島国ではありえない。ロリータかマリアか、母か少女か。
さて。
松竹映画会社では、次回の”寅さん”のマドンナにマドンナをと企画したひとが殴られる事件が多発していたが、わたしは”寅さん”は見ずに「うたかたの恋」を見てきた。


ここらあたりは20年前の発言としてはなかなかにうがったうがちかたをしていると感心した。この傾向は現在に至るまで変わっていない、いや、加速してるかもしれない。
作品としてはvol.6の「教育実習丸秘レポート」が、最近の作品を予感させる意味でも一番良かったと思う。
ただ最後のvol.7「故意のてほどき」というのは、Morris.の今月の標語を完全に先取りしているではないか(@_@)(>_<) Morris.は決してこの本を読んで上の標語を思いついたわけではない。しかし、よりによってその日に読んだ本の中にこれが出てくるとはね(^_^;)。
ほとんどこの章タイトルのおかげで、この作品は黒星でなく引き分けにしておく。現在4勝2敗2分けである。


 
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