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Morris.日乘2011年1月 
Morris.の日記です。読書控え、宴会、散策報告、友人知人の動向他雑多です。新着/更新ページの告知もここでやります。下線引いてある部分はリンクしているので、クリックすれば、直行できます。 
今月の標語
歳月人を待たす

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【2009年】 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

2011/01/31(月)毒感二日目(>_<)●

7時半起床。
今朝の血圧は183/113/106。
昨日より症状が悪化してるようだ(>_<)
体温は38.4℃
結局また今日も一日寝てた。金沢病院行こうかと思ったが、寒そうだし(^_^;)、次に目が覚めたら5時過ぎてたので今日はパス。
夕食は、這々の体で近所のコンビニの弁当。美味い不味いの埒外の世界である。
今日の歩数は0歩。

2011/01/31(日)●毒感?●

9時起床。
今朝の血圧は185/97/96。
何となく頭がぼーっとしてる。宿酔かな、と思いながら、昨日の日記編集。写真が多くて手間がかかる。昼過ぎても頭治らない。寒気もするし、咳と鼻水も。これは風邪がぶり返したかなと、体温計ったら38.5℃(>_<)
この前貰って残ってた風邪薬飲んで、一日寝てることにした。
今日の歩数は0歩。

2011/01/29(土)●五色塚古墳〜鶴橋●

6時起床。
今朝の血圧は223/117/80。
自転車で摩耶倉庫に行き、溝渕、西根くんと垂水駅近くの天津向け荷物のピックアップ。速攻で作業終了、午後一時から近くの別件配達のヘルプまで2時間余ったので、これまで電車からしか見ることのなかった五色塚古墳を見物に行く。
近くから見るとさすがに大きい。全長194m、後円部直径125m、高さ18m。4世紀末頃のもので、兵庫県では最大の古墳だが、全国では40番目くらいとか。それにしても1500年も前に、こんな大規模なものを作ったものだと感心してしまう。
隣には直径70mくらいの円墳「小壺古墳」があり、これは慶州などの古墳を思わせる。
何か工事中のようだったので、古墳内に入れないかもしれないと思ったが大丈夫だった。
入場は無料だが、受付を兼ねた案内所でパンフレットもらう。案内係の女性事務員が親切に応対してくれた。円筒埴輪や、他の遺跡から出土した須恵器や装飾品も展示してあったので、これも見学。数年前に明石付近の海岸遺跡で発見された「縄文人の足跡」には思わず笑ってしまった。5千年から7千年前のもの(@_@)らしい。素朴な土師器の壺がことのほか気に入る。
工事は、後円部頂上に並べてある円筒埴輪を前方部にも並べるための溝の掘削作業らしい。大型機械は使わず、ほとんどが手作業のようだ。
後円部頂上からの眺め、特に南側瀬戸内海方面の眺望はなかなかのものだった。ちょうど明石大橋全体が見渡せる。
この古墳は戦時中に、松が伐採され、戦後は一部畑になったりして荒廃していたものを、神戸市が昭和40年から10年かけて発掘復元工事をしたものとか、詳しくはWikipediaの五色塚古墳ページを見るように(^_^;)ここには古墳を上空から見た航空写真を元にしたステレオ画像もあるぞ(^_^)
この古墳のすぐ脇に小さな、稲荷神社があってこの縁側で三毛が昼寝したのを発見してMorris.@Catographerモードに。
ふらふらと散策しながら垂水駅まで戻り、アーケード商店街の路地みたいな市場の「かあさん」という店の日替り定食たのむ。夜は飲み屋らしい。かあさんというにはちょっと水商売風のアジュマがえらく時間かけて出してくれたメニューは惣菜盛りだくさんで満足した。これも昨日の昼のコンビニ弁当の不味さの後だけに一際そう思えるのだろう。普通の食事の美味しさを実感させてくれたという意味で、感謝することにしよう(^_^;)
午後一時に配達現場に集合。荷物は矢谷、浅海君のトラックで先に到着していた。倉庫に保管してた荷物の搬入とのことだったが、マンションの管理人は土曜日は昼までで不在。お客さんは数日前に契約済ませたばかりで、駐車場のチェーンの鍵も持っていないという。不動産の社員を呼んで連絡したのだが、何か手違いがあって、今日は搬入できないとのこと(>_<) 
矢谷君が客と不動産社員といろいろ連絡したりしても、らちがあかず、結局2時間近く待たされた挙句、今日の搬入はまかりならんとの結論。
4時過ぎに倉庫に戻る。午後の作業は無くなったが、何となく拍子抜けである。
マルハチで買い物済まして5時半帰宅。ソウル在住のききさんから電話があり、今日大阪に着いて梅田のホテルにチェックインしたところだが、今夜空いてないかとのこと。あわてて着替えて大阪に向かう。ききさんとは、ソウルに行くたび会ってるし、去年は旅行中、怪我の治療費に100万ウォンもかかってスカンピンのMorris.のため、わざわざ泊りがけで釜山まで来てくれていろいろ付き合ってくれた。一昨年はデジカメ壊されて途方に暮れてたMorris.に、前使ってたデジカメを提供してくれたり、という、Morris.にとっては救世軍みたいな存在である(^_^;) 今月末から一週間ほど関西に来るとのメールはもらってたのだが、会うのは2月になってからということにしてたので、ちょっとあわててしまった。
7時に鶴橋で落ち合う。鶴橋市場を見物したいとのことだったが、考えてみると市場は5時過ぎにはほとんど閉まってる(>_<)
とりあえずどこかで食事を、と思いながら、前から一度入ってみたかった疎開道路、市場前の「岩山海」に入る。ここは市場の魚屋直営居酒屋のようだった。何はともあれ再会を祝して生ビールで乾杯。カウンター前が溝のような炉になっていて、ここに炭火置いて焼き物をする。市場からの海産物は流石に新鮮で美味しい。帆立貝、栄螺、ホルモン串など焼き、アラ煮、海鼠、刺身盛り合わせなど頼む。刺身の厚さは豪快で「他店より薄かったら申し付け下さい」なんて、山田電機みたいな貼り紙があった(^_^;)
ほろ酔いで店を出て「大邱」へ。3分もかからない(^_^;) 「大邱」の朴ママが体調悪くして今月半ばで廃業して、店名はそのままで、新しいママの店になったときいてたので、様子うかがいという意味もあったが、ちょっときがかりでもあった。
8時過ぎに店に入ったら、新しいママだけがいて、客はだれもいない。おいおい、土曜日の夜というのに大丈夫なのかと、余計な心配をしてしまう。新しいママ(岩本ママ)は来日30年の釜山人で、長いこと鶴橋で洋品店をやってるとのこと。挨拶もそこそこに歌い始める。店内はほとんど前のままである。変わったことといえば、かけてある絵が違うのと、レーザーミラーボールが導入されてることくらいか。
カラオケの機械も前のままだったが、これは近日中に韓国製の機械が入るようなことを言ってた。ちょっと期待してしまう。
途中岩本ママが電話して、朴ママとバイトのメソンを呼び出したようで、二人がやってきて、5人で歌い、踊り、飲みまくる。ききさんもノリノリで、チャンゴ叩きながら踊りまくってた。
11時過ぎに店を出て、午前零時半帰宅。
今夜は日本ーオーストラリアのアジアカップ決勝戦で、準決勝の韓国戦ほどではないが、とりあえず見ることにしてた。
前半の半ばくらいで0-0。懲りずに日本酒片手にDEL坊で観戦する。
オーストラリアは思ったより強くて、なかなか切り崩せない。0−0のまま延長戦に入り、後半交代した李忠成が長友のクロスから見事なボレーシュートでゴール、これを守りきって日本は優勝してしまったよ\(^o^)/
決勝点の李は帰化した在日韓国人である。これも、日韓を応援してたMorris.には嬉しいことだった。
いやあ、今日は色んなことのあった一日だったあ。
今日の歩数は8591歩。


今朝の高橋からtwin煙突 

緑龜虫 

蔓 

五色塚古墳 

頂上付近 

隣の小壺古墳 

左鰭付朝顔埴輪、右鰭付円筒埴輪、 

お洒落な須恵器 

たこ壺 

5千年前の縄文人の足跡 

これが一番好きだった 

五色塚古墳前方部分 

埴輪並べるための補修工事 

同じく 

手作業中心らしい 

後円部頂上 

頂上から海を 

同じく 

前方部 

頂上に並ぶ埴輪 

明石大橋全景 

小さなお稲荷さんに三毛発見
 

三毛アップ 

蘇鉄 

町中の煙突 

「かあさん」日替り定食 

「岩山海」店内 

帆立網焼 

ききさん熱唱 

Morris.も(^_^;) 

2011/01/28(金)●滅茶不味弁当(>_<)●

6時起床。
今朝の血圧は185/100/88。
宝塚川面にドイツからの荷物の配達。
階段が狭くて、家具を上げるのに一苦労。また、組み立てもあって、時間とられる。
近くに食堂がなく、仕方なくローソンの弁当。えらく客が立てこんであまり弁当も残ってなくて、Morris.は鶏唐揚げ弁当(\450)というのを買ったのだが、これが、とんでもなく不味かった。ご飯はべっちゃりしてるし、唐揚げときたら、見るからに不味そうな色で、食べたら見た目以上に不味い(>_<) Morris.は食べ物を残すことはまずないのだが、これはどう頑張っても1/3くらい残してしまった。
4時過ぎ作業終了。
昨日、今日と買い物に行かず、食材が切れかけてたので、今夜は久しぶりにスパゲッチですます。Morris.亭のスパゲッチといえば、ペペロンチーノが定番となっている。ほとんどこれしか作らない。中華鍋で、オリーブ油、ニンニクスライス、鷹の爪の輪切りを、超弱火でじっくり炒め、これに茹で立てのパスタ投げ込んでさっと炒めタバスコと粉チーズかけて、速攻で食べるという、いたってシンプルなメニューだが、今日はレーズン入れるのを忘れたので、さらにシンプルなものとなった。材料費は\100かかってないと思う(^_^;)が、あの昼弁当の後だけに、むちゃくちゃ美味しく感じた。
「チュヒョンミのLove Letter」毎週金曜日は「チャラチャッチャクミョイル」と題して、ゲスト歌手を迎えて、対話と歌を披露することになっているらしい。今日のゲストはキムサンヒだった。「コスモスピオインヌンキル コスモス咲いてる道」という曲が気に入ってアルバム買ったことがある。66年デビューだからかなりのベテランである。「テモリチョンガク」というコミカルな曲が代表曲で、今日もかかった。今、Morris.が好きなのはリズミカルな「トゥゴヲソシロヨ」、ちょっと民謡テイストの「チュルゴウンアリラン」の二曲だが、楽譜が見つからない。番組だからということもあるだろうけど、チュヒョンミは「先輩、先輩」と呼びかけて、キムサンヒもほとんど女友達との世間話みたいで仲が良い。韓国歌謡の歌手たちは、日本のそれと比べると段違いに親交が深いのは間違いないだろう。
今日の歩数は4318歩。


朝、JR灘駅ホームより
 

枕木?枕石? 

単純明快ペペロンチーノ(^_^) 

【優雅で感傷的な日本野球】高橋源一郎 ★★☆ Morris.は高橋のことを、新人作家と思ってたのだが、デビューは81年らしいから、すでに芸歴30年になるのか。本書は88年の作で、第1回三島由紀夫賞を受賞したとある。三島が生きてたら、憤死したかもしれない。そのくらいMorris.には面白くなかった。阪神に在籍したバースが年老いて、書物の中から野球に関する記述を見つけてはそれを大学ノートに写していく。それが、普通に見るとまるで野球とは無関係のようだが、それを強引にこじつけていくというのが、始まりで、7章の短編の形をとりながら、結局はどんな事象も野球の比喩として語ることが出来る、という、作者の力自慢みたいな作品だと思う。

堰を切ったようにぼくに向かって野球の情報が流れこんでくる。
「注意しろ、耳を澄ませろ。この世の中に野球と無関係なことはひとつもない」
ぼくは耳を澄まし、目を見開いた。ああ、なんとぼくは無知だったのだろう。世界はこんなにも野球で満たされていたというのに。

場面場面で、さまざまな文体を使い分けたり、小話めいたエピドードを挟んだり、野球主題の詩を並べたり、エロ話を垂れ流したり、同一フレーズを反復しまくったり、悪態見本、ダブルプレーの哲学的分析……etc. つまり言葉の実験なんてのをやって、ポストロマンとか呼ばれたかったのだろう。
難しいことはどうでもよくて、結果として面白かったかそうでないかがMorris.にとっては肝心な点で、その意味で、これは駄目である。
何冊か面白い本も読んだ記憶があるのだが、本書は×。
それとリラダンの「残酷物語」を引いて「斉藤磯男」の訳でなくては駄目とかいう場面があるが、齋藤磯雄をわざとこういうふうに誤記してるのも、意図的なものだろうか。Morris.が読んだのは文庫版だから、校正漏れではないだろうだし。
それからもう一つ。

四十年の野球生活の九回裏になってやっと巡ってきた優勝のチャンスが、目の前から逃げ去っていくのを手をこまねいて見送るのは辛かった。

Morris.にとって唾棄すべき「てをこまねいて」表現があったのも、本書の評点を下げるのに貢献したことは言うまでもない。

2011/01/27(木)●特訓(^_^;)●

8時半起床。
今朝の血圧は205/98/94。
午前中は昨日の日記と「ヨメ全盛時代」で終わる(^_^;)。このドラマ、初めのうちは面白そうと思ったのだが途中からかなり嫌気がさして、最近は悪口ばかり書いてる。今日は家族がキャバレーで鉢合わせして大立ち回りという、なかなか笑わせる場面があって、久しぶりに笑わせてもらったのだが、その直後に、例の医者の嫁と前妻の兄との暗い不倫の話になって、ぶち壊し。
午後は、これまた久しぶりにミニギターの特訓。15日の「むくげパーティ」が終わってちょっと気抜けしてたようだ。昨夜のムックさんとの練習がきっかけで、Morris.のポンチャック魂(^_^;)がまた息を吹き返したらしい。
今日は数曲に絞って、You Tubeで検索かけて、一緒に演るのを中心とした。「哀愁の小夜曲」「花馬車」「大地の港」など。そして、これはポンチャックではないがシンジョンヒョンナンバーの「ニムンモンゴセ」も練習。でもやっぱり、Morris.にはあまり似合わない気がする(^_^;) それは別としてMorris.の音楽的&技術的レベルは、「松竹梅」でいうと「梅」クラスだろう(それ以下という可能性も高い(>_<) めざせ「梅の上(^_^;)」
今日の歩数は0歩。


【RURIKO】林真理子 ★★★☆☆ 林真理子はデビュー時の露出ぶり(顔が嫌いだった)と、エッセイの下らなさからずっと敬遠して来た。本書は齋藤愼爾の「ひばり伝」に好意的に取り上げられていたので読むことにしたのだが、これが実に興味深かった。
タイトルの「RURIKO」は浅丘ルリ子のことで、いわばこれは「ルリ子伝」でもあるのだが、彼女(本書では本名の「信子」で通している)を中心に当時の映画界、芸能界のあれこれが、かなりの取材を通じて披瀝されていることに感心した。
浅丘ルリ子といえば、美人の代名詞みたいな女優で、寅さんのマドンナ、ドサ回りのキャバレー歌手リリーとしてくらいの印象しかなかったMorris.だが、彼女の活躍と、当時の映画界の盛況ぶりを再認識させられた。
満州生まれで、タイで敗戦を迎えたなんてことも初耳だったが、本書では幕開けをルリ子の父浅井源二郎と甘粕の会話の場面から始めているし、満州という国についてもかなり筆を費やしている。(巻末の参考文献に「虹色のトロツキー」があった(^_^;)

甘粕はきっぱりと言った。
「私はあんなに綺麗な女の子を見たことがありません。初めて見たときに息を呑みましたよ。こんな目を持った少女がいたのかとね」
「そんな大げさな……」
源二郎は時分に生き写しの愛娘のことを誉められ、すっかり照れてしまった。四つ違いの姉の澄子が母親似なのに対し、信子は何から何まで父親にそっくりであった。黒い目はのぞき込んだ相手を哀しくさせるほど大きい。人見知りの激しい子で、他人に向かってなかなか笑わない。そのかわり大きなぬれぬれとした目でじっと見るのだ。甘粕はそのことを言っているのだろう。
「私は信子ちゃんが大きくなるのを楽しみにしているのです。信子ちゃんが成人したら、きっとこの満映のスターになってくれるだろうとね」

思えば少年の頃からであった。いつも時分の場所を探していた。芸者の息子として生まれ花街に育っていても、自分の住むところはここではないと信じていた。そしていつしか支邦に憧れるようになり、東亜同文書院に入学した。そんな時建国されたばかりの満州帝国のことを知ったのだ。軍部がつくったからといってそれが何だったろう。日本帝国の威信にかけて建設された、あの新京の整然とした美しさ。日本の規律と大陸の大らかさが調和していたあの街を見た時、自分が求めていたのはこの場所だと心が震えたものだ。しかもそこは満映という蠱惑的な場所を有していたのだ。
今、源二郎はあそこと同じ場所を見つけた。それが昨年製作を再開したばかりの、この日活撮影所なのである。

源二郎はここに来るのがただ好きなのだ。そのいちばん大きな理由は、日活撮影所の清心な空気だった。「御大」と呼ばれるようなスターもいないし、老獪なプロデューサーも存在しない。新人と、各社から飛び出してきた、少々へそ曲がりの職人たちがいうrこの撮影所は、エネルギーが横溢して、まさに青年期を迎えようとしていた。

「満州って、本当は日本が勝手につくったよくないところだったんでしょう。そこで日本人はみんな悪いことばかりしてたんでしょう」
「それはすべてあたっているとはいえないよ。いいかい信ちゃん、歴史の本当のことは、絶対に表には出てこないんだよ。いいかい、思い出してごらん……」
源二郎は乾いた掌を、信子の掌に重ねた。
「信ちゃんが小さい頃住んでいた新京の街を憶えているだろう。本当に綺麗で素敵な街だったはずだ」
四歳までいた街のことをはっきり記憶しているわけではないが、父の饒舌の重みにつられるようにして、信子は頷く。
「信ちゃんのうちがあった日本人街は、まるでヨーロッパのようだったよ」春になると並木の木が芽吹いて、やがて、桜が咲く。日本から運んできた桜田。だけどね今、中国のあの街は懐かしんではいけないんだ。美しい、なんて絶対に言っちゃいけない。日本人が占領して、勝手に作った醜悪な街ということになっている。だけどね、信ちゃんはいろんなものを見てきたはずだ。信ちゃんのこの目は……」
父と娘は強く見つめ合った。誰もが認める同じ形をした大きな目だ。
「新京のあの街並みも、バンコックの寺院も宮殿もみんな見ている。だからね、他の女優さんとはまるで違った目になるはずなんだよ」
父の言葉をそれから数年後に信子は思い出すことになる。時代が女の目を大げさに飾り始めた。太いアイライン、つけ睫毛、信子はそうしたゴージャスな目の化粧が誰よりも似合う女と言われるようになる。


ひばりと旭の結婚について、これが旭の、裕次郎への対抗意識からの賜物だったという部分には、納得させられた。

最初は旭の美男ぶりにぼうっとなったひばりの方から始まった恋かもしれない。けれども途中からは、旭は男の面子にかけて、押して押して押しまくったのだ。二十五歳になろうとしている大スタートいっても、ひありは、あのお袋さんが目を光らせている。あちらのことは驚くほどねんねなのだ。男といえば、婚約していたというバンドマンくらいだったろう。中村錦之助とは噂はあったものの、このあいだ才色兼備の誉れ高い有馬稲子と結婚してしまった。あの三人娘も江利チエミ、雪村いづみと続々花嫁となって、残されたのはひばりだけだ。旭はそのひばりめがけて、正攻法で押していったのだ。今や人気絶頂のあの美男子に迫られて、ひばりが夢中になったのも無理はない。何でも仕事をセーブしてもいい奥さんになりたいと言い出して、まわりもあわてているようだ……。
この話はあながちゴシップとはいえないだろうと信子は思った。旭がどれほど自尊心が強く、誇り高い男かということをよく知っているからだ。おそらく今度の結婚は、彼の男として、俳優としての全存在を賭けたものであったろう。そしてその陰には裕次郎の存在がある。
裕次郎と北原三枝の結婚の時は大変な騒ぎで、記者たちが大勢押しかけた。「世紀の祭典」と書きたてたところもあったけれども、今回の旭とひばりの結婚にはかなうまい。なにしろ花嫁が美空ひばりなのだ。花婿の旭と裕次郎を比べれば勝負は見えているが、花嫁のすごさがすべてをひっくり返した。旭の結婚式の会場は日活ホテルで、仲人は日活の堀社長と裕次郎と同じだ。が、招待客は旭の方がずっと多い。おそらく報道陣の多さも、旭の方が上であろう。旭はこうやって、裕次郎という存在に、一矢を報いたはずだ。スターというのはそういいうことをするものなのだ。
おかげでわりを喰ったのが信子である。気がつくといつのまにか信子は、
「ひばりのために、旭に捨てられてしまった女」
というころになってしまったのだ。誰も言わないけれども、その空気は伝わってくる。

しかし、Morris.は、ルリ子が、旭の恋人だったことも、その後石坂浩二と結婚、離婚したことも、まるで覚えていなかった(^_^;)

映画の世界では、裕次郎はいつも信子の恋人だ。そして時には夫にもなる。ただそれだけのことだ。そしてそれをさほどつらいともせつないとも思わぬほど、信子は何本も映画を撮り続けてきた。信子は旭とひばりのことを思う。あの二人はしてはいけないことをしてしまったのではないだろうか。虚構の世界をはみ出してしまったから別離がくるのだ。
「私はそんなことはすまい」
裕次郎を愛するのは映画の中だけにするのだと、信子はいつも心に決めステージへと向かうのだった。


ひばりのラストコンサートのフィナーレの描写は本書のハイライトかもしれない。

ひばりは花道を歩き始める。どこまでも続くかと思われるほど長い花道を、手を上げ、人々の歓声にこたえながら、ひばりはゆっくりと去っていく。その姿はスターであることの恍惚に溢れている。たとえ私生活でどれほどつらく悲しいことがあっても、今、この時間を生きていればすべてのことは帳消しになる、そんな表情であった。笑顔というのではない。静かに唇が上がっている。そして人々の歓声にこたえる。やはり女神の顔だ。
「よかったね、和枝ちゃん」
いつのまにか信子も泣いていた。不意に昨年この世を去った裕次郎の顔がうかぶ。ああ、スターと呼ばれる人は、もはやふつうの人間ではないのだと思う。こうしたひとときのために、神からつらい宿命をせおわされる。この世では決して幸福になれない人。それが真のスターだ。
それならば、自分がいつもこれほど幸せでいられるのは、本当のスターではないからだろうか。それでもいいと信子は思った。自分はおそらく裕次郎やひばりのようにはなれないだろう。
が、それでも生きていく、と信子は心に決める。老いても、おちぶれても生きていく。ずっと幸せなままで。自分はたぶんずっと幸福でいられるはずだという確信がある。
大歓声の中、花道を向こう側まで歩ききったひばりは、もう二度とこのドームに現れることはなかった。次の年の六月、入院先の病院で息をひきとった。裕次郎と同じ五十二歳であった。


そして最後は、ルリ子が、NHKの番組で旧新京を訪れたシーンで締めくくられるる。構成としても達者なものである。

父の源二郎は六十年近く前、ここで甘粕という男と約束を交わしたという。それは信子を将来きっと女優にするというものだったというのだ。自分は果たして、その約束にふさわしい女優になれたのだろうか。
「信ちゃんはよくやったよ」
というのが、死んでいく父の言葉であったが、父は本当に満足していたのだろうか。源二郎が望んでいたのは、自分が裕次郎やひばりのように神格化されたスターになることではなかったか。
が、自分は彼らのようにはならなかったし、なれなかった。大女優、スターといわれてきたけれども、信子は彼らのように宿命を背負うところまではいっていない。その代わりとても幸せだ。家庭も持っていない。後は老いていくだけの自分がどうしてこれほど充ち足りて幸せなのかはわからない。戦争と引き揚げの記憶が、自分にそう多くのものを望ませないようにしているのだろうか。いや、そんなことはない。父から受け継いだ根源的な何かが自分をしっかりと支え、不幸には向かわせなかった。


本書は「野性時代」に2006年から2008年にかけて連載されたものだが、ルリ子をはじめ現存の登場人物に関してはかなり気を遣って筆を抑えながら、それなりの突っ込みもある。うーーん、Morris.は林真理子を、過小評価してたのかも知れない。でも、他の作を読むかというと、それはないだろうという気もする。
そして浅丘ルリ子も、結局はMorris.の「好み」とは微妙にずれてる気がした(^_^;)

2011/01/26(水)●カスマプゲの日●

8時半起床。
今朝の血圧は182/103/89。
昨夜は熱戦の余韻醒めやらずで、海鼠肴に日本酒飲んだので、ちょっと宿酔気味(^_^;)
8時半に起きたのはムックさんからの電話。
今夜部屋に遊びに来るか、それともジャンカラにするかの問い合せ。長いことジャンカラも行ってないのでたまには行きたいとも思ったのだが、結局部屋に来るとのこと。このところ部屋が散らかりっぱなしなので、掃除する(^_^;)
午後は買い物兼ねて散歩に出る。郵便局でお年玉年賀切手シート3組交換。一木、八木、鈴木さん、ありがとうm(__)m
住宅跡の空き地にふかふかの雉猫発見、しばらくMorris.@Catographerモード。
城内通りの普段通らない路地を歩いたら、素敵な薬局(現在は使ってない?)や、手描きの表札や、名前負けのお寺など見つけてデジカメに収める。
5時前帰宅。
フルーツサラダなど作ってるところに、マルキドボーランという赤ワイン手土産にムックさん到着。
早速乾杯して、ポンチャックBGMに飲んで食ってだべる。
その後は当然、ミニギターTwins(^_^;)の練習。今日は何か一曲決めて、徹底的にれんしゅうすることにした。ムックさんが選んだのはナムジンの「カスマプゲ」これなら、Morris.は別に練習する必要も無いようなものだが、それはそれ、二人でやるとまた別の楽しさがある。You Tubeでこの映像見つけて、何度も合わせて練習。これは結構良い練習になる。
ムックさんは明日早いので9時半頃に帰っていったが、Morris.は意地汚く飲み続けていた模様。
今日の歩数は983歩。


椿の蕾

お年玉切手シート 

住宅跡地に雉猫発見

ふかふかである

おしゃれなアイビー薬局

枯れ薔薇?

薔薇の表札 

名前負け(^_^;) 

辛夷の蕾 

野草に沈む夕陽 

シルエット 

こういうデザインらしい(^_^;) 

今日の屋上西北方面 

同じく東南方面 

フルーツサラダ 

記念写真

「カスマプゲ」弾き語り 

キムチテッチャン 

2011/01/25(火)●日韓激突●

8時起床。
今朝の血圧は205/104/84。
鹿嶋さんから便りがあり、彼女は年末にトルコに行ってきたとのこと。美術館の中に猫がいたとのことで、その写真も同封してあった。まず、日本では考えられないことであるな(^_^;)
午後JRで三宮に出て、三宮図書館に寄り、しばらく立ち読みして外に出たら雨上がりだった(@_@)
そのまま中央図書館まで歩く。
結局今日の午後はずっと図書館に詰めて、8時の閉館のアナウンスの声を聞いて、貸し出し手続きしてたら、同じく貸し出ししてる飯島ちゃんに会う。久しぶりである。神戸駅から帰るつもりだったが、彼女が自宅の二宮まで歩いて帰るというので、一緒に高架下通ってたらたら世間話しながら三宮までもどる。サンパル地下のシーダで酒やあて買って9時過ぎ帰宅。
今夜は何はなくとも、サッカー日韓戦である。どっちも応援(^_^;)というMorris.の期待を裏切らない、いや、期待以上の高ゲームだった。PKで先制したのは韓国、それを日本が追いつき、1-1で延長戦に。そして日本がPKがらみで2-1にして、日本がそのまま逃げきるかと思ったら延長終了間際に韓国が同点に持ち込み、PK戦に。ここで、何と韓国が3本連続して外し、日本が決勝に進出。いやあ、出来過ぎの試合だった(^_^) 負けた韓国も、この試合ならあきらめが付くだろう。
決勝は日本−オーストラリアらしいが、この準決勝ほどには燃えない気がする。
今日の歩数は9516歩。


三宮夕景 

その2 

その3 

相楽園の正門 

おしゃれな白いマンション 

神戸中央図書館旧館 

【韓国の美しいもの】小澤典代 ★★★☆ 新潮社「「とんぼの本」シリーズのビジュアル本で、著者は特に韓国専門でなく、一般的な小物、インテリア関係の人らしいが、きちんとハングルも記載して、作者への取材もきちんと行っている。
雑誌「スッカラ」に連載したものらしい。

チュモニ(袋物)、ポソンとタンヘ(足袋と靴)、ヌビ(刺し子)、モシ(苧麻)、ノリゲ(チマチョゴリの装身具)、チルボ(七宝)、クムパク(金箔)、ホルレジャンシク(婚礼装飾)、ソバン(お膳)、スッカラク(匙)、クムソクシッキ(金属食器)、トクサル(餅型)、ペクチャ(白磁)、オンギ(伝統のカメ)、ホボク(済州島の水瓶)、ポジャギ(風呂敷)、チムグ(寝具)、ナジョン(螺鈿)、ヤクチャン(薬箪笥)、トゥソク(飾り金具)、チョンガク(篆刻)、ハンジ(韓紙)、ワンゴルコンエ(莞草工芸)、モグ(木偶)、ソッテ(鳥幟)、ソギン(済州島の石像)、キロギ(雁の置物)、タル(面)

の約30種ほどの工芸品や装飾品、民具、衣服、食器、陶磁器などがとりあげられている。Morris.はそれほどこういったものへの関心は薄いのだが、仁寺洞のキムテワンの篆刻、イヨンホの白磁などは、その店で溜息ついて見てたことを、懐かしく思い出した。小さなお膳は一つくらいあってもいいかと思ったし、木製の餅型は数年前、東大門運動場の泥棒市で、良いものが安くで出てたのを買いそびれたことを改めて後悔してしまった。Morris.としては民画が抜けてるのがちょっと物足りなかった。
刺繍やデザインでよく使われる柄によく使われる、演技の良いものたちの解説で

韓国には中国から伝わっった陰陽五行説の考え方があり、赤、蒼、黄、白、黒の五色を基本にした色づかいが多く見られます。そして、工芸全般に多用される模様の代表が十長生(シプチャンセン)と呼ばれるもの。太陽、水、松、鶴、亀、鹿、不老草を基本とし、それに山、雲、月、岩、竹の中からいずれか三つをくわえた十種類を指していて、、不老長寿を象徴する模様であると言われています。

と、あった。民画の不老長生図の中にも「十長生図」とタイトルされたものがあったと思う。とりあえず、手持ちの韓日辞典3冊(小学館「朝鮮語辞典」、民衆書林「韓日辞典」、東亜出版社「トドゥムサジョン」)見たら、すべて

太陽・山・水・石・雲・松・不老草・亀・鶴・鹿

の十種が、順番も同じに挙げられていたが、月と竹もそれに準ずるということだろうか。まあ、中国では福といえば、蝙蝠、富貴といえば牡丹の花が定番だし、韓国の民芸にも良く使われているし、蝶々模様も好まれているようだ。

【夜は短し歩けよ乙女】森見登美彦 ★★★☆ この前読んだ「宵山万華鏡」が面白かったので、前の作品のこちらも読んでみることにした。4編の連作短編が収められている。 舞台は京都、春は夜の先斗町徘徊、夏は鴨川の古本市、秋は学園祭の野外演劇、冬は恐怖の風邪の蔓延など、手を変え品を変えしてるようでも、どれもが、まさに同工異曲だね(^_^;)エキセントリックなヒロイン、それに密かに恋焦がれる青年、神仙めいた老人、錦鯉池を持つスケベ親父、鯨飲しては人の顔を舐める美女、地に足のつかない生活で空を浮遊する男、奇人変人総出演てな感じで、語り手を交代させての、ライト感覚の戯文饒舌、浅く広い博覧強記、確信犯的遠回りの恋愛劇、スラプチックっぽいギャグのすべり、へなちょこ台詞……のてんこ盛りで、Morris.は結構、これが楽しめた。

偽電気ブランを初めて口にした時の感動をいかに表すべきでしょう。偽電気ブランは甘くもなく辛くもありません。想像していたような、舌の上に稲妻が走るようなものでもありません。それはただ豊潤な香りをもった無味の飲み物と言うべきものです。本来、味と香りは根を同じくするものかとおもっておりましたが、このお酒に限ってはそうではないのです。口に含むたびに花が咲き、それは何ら避けない味を残さずにお腹の中へ滑ってゆき、小さな温かみに変わります。それがじつに可愛らしく、まるでお腹の中が花畑になっていくようなのです。飲んでいるうちにお腹の底から幸せになってくるのです。飲み比べをしているというのに、私と李白さんがにこにこ笑いながら飲んでいたのは、そういうわけであるのです。
ああ、いいなあ、いいなあ、こんな風にずっと飲んでいたいなあ。
私はそうやって偽電気ブランを楽しく頂きました。やがて周りの人々のざわめきは遠のいて、まるで静かな部屋の中で私と李白さんだけがお酒を酌み交わしているような不思議な心持ちになりました。大袈裟に言うのを許して頂ければ、偽電気ブランはまるで私の人生を底の方から温めてくれるような味であったのです。
一杯。一杯。また一杯。
時が経つのも忘れて飲み耽るうち、言葉を交わしてもいないのに、李白さんが自分の祖父であるかのような安心が湧いてきました。そうして言葉を出さずとも、李白さんが喋りかけてくれているような気がしたのです。
「ただ生きてるだけでよろしい」
李白さんはそんなことを言ったように思われました。。「美味しく酒を飲めばよろしい。一杯一杯また一杯」
「李白さんはお幸せですか」
「無論」
「それはたいへん嬉しいことです」
李白さんは莞爾と笑い、小さく一言囁きました。
「夜は短し、歩けよ乙女」
偽電気ブランをお腹に入れながら、私は無性に楽しくてなりませんでした。美味しうございました。幾らでも飲めるのです。


吉田健一あたりの影響もあるのだろうが、ともかくも、お酒をこれだけ美味しそうに飲ませる手際には拍手を送ろう。

私はこれまで読んできた色々な本を思い浮かべました。最近のものではオスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』、それからマーガレット・ミッチェルの『風とともに去りぬうが、あるいは谷崎潤一郎の『細雪』、円地文子の『なまみこ物語』、山本周五郎『小説日本婦道記』。萩尾望都、大島弓子、川原泉も忘れてはなりません。小学校時代まで遡ると、さまざまな児童文学が思い出されます。ロアルド・ダール『マチルダは小さな大天才』やケストナーの『エミールと探偵たち』に『飛ぶ教室』,C・S・ルイスの『ナルニア国物語』、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』。でも、もっと遡るとなると−−−
そして私は、ラ・タ・タ・タムという言葉を思い出したのです。
そう、ラ・タ・タ・タム!
その宝石のように美しい絵本と出会ったのは、私がまだひよこ豆のように小さき時分、いまだ文明人としての分別をわきまえず、実家の箪笥に一円切手をこっそり貼りつけたりして、悪事三昧に明け暮れていた頃のことですlちっちゃな頃だけ悪ガキでした。


ここに挙げられた本の半分くらいはMorris.も楽しんだものである。就中「大島弓子、川原泉」と、並べられたら、Morris.の評点も甘くならざるを得ないよね。この作家、もう少し読んでみよう。
ただヒロインがときどき使う「オモチロイ」というのだけは「ごめんください」であった(^_^;)

【私の男】桜庭一樹 ★★★ と、いうわけで、斎藤美奈子さん絶賛の桜庭一樹の真打ちともいえるらしいこの作品を読んだのだが、Morris.には向いてないとしか言いようがなかった。
章ごとに時代をさかのぼっていく手法は、夢野久作「瓶詰の地獄」を連想させるのだが、比べるのは夢野に失礼かもしれない。
因縁の男女(父娘)のキャラクタや、そのセックス描写などには、確かに凄みみたいなものがあり、筆力もありそうなのだけど、好みではないということだろう。
娘に母親を重ねるというのも、ステレオタイプだし、二つの殺人も、あまりに作り物めいてる。
主人公の苗字が「腐野 くさりの」という、いかにも作り物めいたものであるのは、何か意味合いがあるのだろうか? 「チェインギャング」という油絵がエピソードに使われてるからそれとの関連かもしれないが、どうも坐りが悪い。
名前には無頓着なさっかなのか、それともMorris.には想像のつかない思惑を隠してるのか。
そういえば、「桜庭一樹」は「桜馬鹿好き(月 憑き)」なとども読めるのだけど……(^_^;) 

【プロメテウス・トラップ】 福田和代 ★★ MIT在学中にFBIのシステム破壊を企て3年の罪を置い、日本で請負プログラマやってる元天才ハッカーが、FBIの依頼で国際テロハッカーを突き止める仕事に引っ張り出される。これまた元天才少年だった捜査官や、現役?天才少年が、ぞろぞろ登場して、絵に描いたようなネットの騙し合いなどあって、とりあえず、小説以前の作品だった。テロの黒幕というのも、ほとんどはじめのあたりで、見当がつくし、作者が自分のご都合主義のためにストーリーを作り上げてるのが見え見えである。いつも言うことだが、ご都合主義だって面白ければいいんだけどね。

2011/01/24(月)●冬眠(^_^;)●

11時起床。
今朝の血圧は167/79/96。
流石に宿酔気味である(>_<)
昨日書きそびれたが、サッカー、韓国は延長でイラクを破った。1-0のかなりの接戦だったらしい。ともかくもこれで明日夜のの日観戦は何を置いてもTV観戦せねば。どっちを応援するかは思案中である(^_^;)
それと年賀はがきの抽選発表があって、Morris.は年賀切手3組当たった。これは確率としてはかなりの健闘ぶりである。
11時から「ヨメ全盛時代」50話を見る。早く終わって欲しい気がする。
午後からはKBSの2ラジオ(happy FM)を流しっぱなしで、ほとんどベッドでごろごろしてた。何をする気力もない。しかしこの放送局はやっぱり凄い!と思ってしまった。
今日の歩数は0歩。

2011/01/23(日)●滅びの壁●

6時半起床
今朝の血圧は229/109/80。
朝、ムックさんから、今夜遊びに来るとのメールが入る。
昨日と同じ現場の仕事だったが、昼食抜きで1時過ぎに作業終了。でも、ムックさんは急に仕事が入ってキャンセルとのことだった。
帰り道住吉駅前、Seer(生協)の駐車場の壁に注目。もともとここには大きな邸宅があったようだ。跡地を駐車場にしているのだが、その塀だけは一部そのままに残してある。小さな凸凹のある石壁で上下に煉瓦タイルを配してあり、見るほどに素晴らしい。元の住居がどんなものだったか想像つかないが、この塀だけでも大したものである。
この駐車場の裏手の住宅の高みにある庭に上品な三毛がいたので撮影。真下から空をバックに写したのだが、青空でないのが残念だった。
Seerで酒やアテなど買って3時前に帰宅。珍しく昼から飲み始めて、結局そのまま寝入ってしまったらしい。
今日の歩数は3762歩。


水道橋脇の不思議な球体
 

現場北方面 

滅びの壁 

上品な三毛 

同じく 

プリンセスソースの爺っちゃん 
2011/01/22(土)●昼飯難民●

6時半起床。
今朝の血圧は
JRで住吉に出て、西岡本の天津向け引越荷物ピックアップの現場。
昼休み食事に出たのだが、このあたりは見事なくらい飯屋が無い。いかりスーパーと、弁当屋くらい。結局20分くらいかかって、本山駅近くに、王将があったので入ったら10人近く並んでる(^_^;) これ待ってたら、休み時間無くなってしまう。すぐ近くの東灘図書館に、昨日貸し出し期限が切れた本返却して、取って返し、コンビニでおにぎり3つ買って、食べながら歩いて現場に戻る(^_^;)
午後、航空便で梱包した電気釜に、ご飯が入ってたことが判明(>_<) 焦って開梱。
5時に作業終了。
帰り道電柱に金正日の顔写真のポスターが貼ってあった(@_@) 映画の宣伝らしかった。
今日の歩数は7759歩。


今日の現場 

現場ベランダからの夕景 

同じく 

ビルノの隙間の夕景 

蝋梅 

金正日ポスター 

2011/01/21(金)●ひばりな一日●

9時半起床。
今朝の血圧は216/105/97。
昨日から読み始めた齋藤愼爾の「ひばり伝」がなかなかの力作で、手持ちのひばりの音源はと探したが、Morris.はひばりのCDは一枚も持ってなかった。MDの箱をひっくり返したら4枚が見つかった。先日古道具屋でMDラジカセ買っておいて良かった。
一枚は斉藤さんが持ってたひばりのジャズアルバム、あとの3枚はずっと以前スカパーの音楽チャンネルをエアチェックした物。うーーーーーーん、あらためてその凄さを思い知らされた。
夕方歩いて水道筋まで買い物に出た以外は、今日は一日部屋でごろごろ。
夜は間寛平世界一周マラソンのゴール中継など見るとも無く見てた。確かに2年間かけて、毎日50km走るというのはすごいことだと思う。しかし大阪城ホールとなんば花月を会場にした、進行はあまりにひどかった。
10時半からサッカー日本−カタール戦見る。開催国との対戦だけに心配したが、結果は3-2で日本の勝ち。カタールが先制し、同点に追いつきにまたカタールが加点し吉田が退場。一人少ない日本が踏ん張って同点、さらに逆転したのは上々の出来と言えるだろう。こうなると明日深夜の韓国-イラン戦で、韓国が勝ち、25日に日本-韓国の準決勝というのを期待したくなる。
今日の歩数は1425歩。

【ひばり伝 蒼穹流謫】齋藤愼爾 ★★★☆☆ ひばり没後20年に上梓された本書の結びには、昭和八十四年(2009)五月十五日という日付がある。日中戦争が始まった昭和12年に生まれ、平成元年に死んだひばりを昭和時代に丸重ねした齋藤の気持ちの現われだろう。
ひばり本は400冊を超えているらしい。齋藤は少なくともその半分くらいは目を通しているようで、本書はそれらからの引用も多く、ひばり本の評判記としても読めるくらいである。
齋藤が評価するのは、竹中労、上前淳一郎、本田靖春、大下英治、平岡正明、麻生千晶、山折哲雄、新藤謙、吉田司、新井恵美子、堀ノ内雅一、佐藤勢津子、それにひばりの4冊もの自伝などである。橋本治がかかわった「川田晴久と美空ひばり」についての言及もあって、これはちょっと嬉しかった。

美空ひばりということで脳裏に浮かぶのは、『悲しき口笛』や『東京キッド』『越後獅子の唄うがで、そこで歌われる来じ、浮浪児、靴磨き、角兵衛獅子らは、いずれもよるべなき子どもの象徴である。
横浜からの連想でいえば、美空ひばりは大いなる海中(わたなか)に屹立する孤島のような存在である。『異邦人』の作者カミュの師グルニエは、著書『孤島』で、「人は島 ile のなかで、 『孤立 isole』する(それが島の語源 isola ではないか)。ひとつの島は、いわばひとりの『孤独の』人間。島々は、いわば『孤独の』人々である」という。また『島の精神史』の著者岡谷公二は、「孤立は島にとって不治の病いであろう」という。「孤立は人間にとって不治の病いだ」と、言い換えると、美空ひばりを晩年さまざまに襲った受難が想起されよう。


美空ひばりがデビューしたとき、はじめから童声でなかったため、「ラジオで聴いていると完全に大年増の歌手としか思えない」だの「畸形的な大人のしわがれ声」と揶揄されたことは先に述べた。しわがれ声はひばりの地声であるし、声だけをとらえて、「畸形的」というのは偏見というしかない。童謡歌手やウィーン少年合唱団のイメージで、その清澄透明な声の尺度で一律に歌手を計っても詮なきことであろう。
「しわがれ声」の歌手は、ジャニス・ジョプリン、アマリア・ロドリゲス、キャシー・バーベリアン、ビリー・ホリディなど世界的に普遍在だし、枚挙にいとまがない。
演歌、ジャズ、ロック、ファド、シャンソン、レゲエ、カンツォーネから、黒人音楽、ユダヤ人音楽、インド、沖縄とアイデンティティに引き裂かれた者が、国家に抗し、民族に収まらぬ分裂した声=しわがれ声=音が、未来の自由を夢想する。その夢をかなえる<魂を歌うエンターテイナー>の世界的な系譜につらなるのが、美空ひばりだった。ひばりは演歌、民謡、歌謡曲、欧米風のポップス、ジャズ、タンゴ、ラテンとあらゆるジャンル、スタイルを集大成すべき資質の持ち主であった。


しかし、この本を読んで、一番同感したのは「川の流れのように」が好きでない(はっきり言えば嫌い)というところで、小沢昭一、黒田征太郎、本田靖春など、意見を同じうする面々の言葉が引かれてるが、やはり平岡正明の啖呵の切り方が気持ち良い。

ラストレコーディングが『川の流れのように』であったことがおれは気に入らない。『ああ、川の流れのように、おだやかにこの身をまかせていたい』という甘っちょろい観念セリフ。
オフェリアは死んで川を流れていくんだぜ(『ひばりの芸術』平岡正明)


そして、なんと言っても齋藤が真っ先に上げる愛唱曲『悲しき口笛』。これは実質的ひばりのデビュー曲で90万枚を売り上げた。発売されたのがMorris.の生まれた年(昭和24年)というのもう嬉しい(^_^)

「丘のホテルの赤い灯も 胸のあかりも消えるころ」−−なぜ「丘のホテル」なのか? 私がいぶかしげに思っていたことに照明をあたえてくれたのが、平成4年(2002)刊の村瀬学『なぜ<丘>をうたう歌謡曲がたくさんつくられてきたのか−−戦後歌謡と社会』であった。村瀬氏は白川静『字訓』の定義をうけ、「丘」とは、死者を葬る場所であり、同時にそこが死者を思い出す場所ともする。「つまり”丘”とは、失いと思い出しの場所、失いと蘇りを象徴する場所、もう少し言えば、”喪失”と”再起”を象徴するものとしてあった」という。

2011/01/20(木)●ネット遅延?●

8時半起床。
今朝の血圧は188/100/87。
午前中はベッドで読書(^_^;)
午後は今年2回目の王子動物園。まぬうは割と元気に地面を歩き回ってた。昨日までの寒さはやわらいだ感じ。
動物園北園はあまり上がらないのだが、ここのエミューはなかなか良い顔をしてることに気づいた。落ち着きなく動きまわってることが多いので、つい見落としてしまうのだが、駝鳥とはまたひと味違う精悍な面構えである。
資料館内の図書室で、写真絵葉書数葉書いて、またまた明治村の写真集眺める。
4時半帰宅。
昨日から、どうもネットの動きがおかしい。KBSのTVがときどき途切れるというのはよくあることだが、ラジオ放送まですぐにバッファモードに入ってしまう。You Tubeでも、ほとんどの曲がそのままでは途中で止まってしまう。yahooモデムの電源抜いてやり直しても状況は変わらない。これは結構ストレスである。
むくげ歌集に入ってる「金冠のイエス」を練習する。実はこの曲、15日のパーティで、信長さんが歌うので伴奏を受け持ったのだが、まるで駄目(>_<)だった曲だ。全く知らない曲だし、キーが合わなかったこともあって、散々だったので、何とかマスターすることにしたのだ。金敏基の曲でヤンヒウンが歌ったらしいが、You Tubeにはキムサンシクのものしか無かった。ああ、こんな曲だったのか。と、納得。一度でも聴いてたら雰囲気はつかめたはずなのにね。
風邪はほぼ全快だと思うのだが、あいかわらず、何となくだるい。
今日の歩数は1617歩。


今日のまぬう 

まぬうあくび 

ヤマアラシ 

あおむけカンガルー 

エミュー 

エミュー卵 

桜の芽 

ペンギン 

犀 

カメレオンX線写真 

象 

象の目 

2011/01/19(水)●八幡厄神大祭●

8時半起床。
今朝の血圧は179/104/81。
午前中はぼーっとYou Tubeで韓国懐メロなど聴いてた。ユンシムドクの「死の讃美」の原音なんてのまであって、今さらながら驚かされる。イナニョンやファングムシムなどが生出演してる白黒映像では、Morris.が敬愛してやまないパクシチョンが楽団を指揮したり、自らギターで伴奏する姿を見ることができた。キムジョングの「夢に見る故郷」は、どこかで聴いた歌声だと思ったら、サランバンpostmanの歌い方とそっくりだった。そういえばpostman十八番の「涙に濡れる豆満江」もキムジョングの曲だった。
11時から「ヨメ全盛時代」。これはもう、惰性で見てるようなもの。
3時過ぎに阪急で六甲に出て、センターへ。例の楽譜冊子印刷の相談に行ったのだが、飛田さんは地方出張でいなかったので、都築さんにたのんで、印刷機のマニュアルを見せてもらう。普通の家庭用プリンターと同じようにPC接続でも使えるが、プリンタ自体に様々の機能があって、小冊子の帳合も自動的にやってくれるらしい。Morris.はこれを利用して、楽譜集や旅行記などを簡単に印刷できないかと思って、飛田さんに相談してたのだが、とりあえず、大まかなところをマニュアルでつかむことができてありがたかった。
帰り道六甲八幡神社を通ったら、すごい人出だった。昨日18日と今日の二日間は「六甲八幡神社厄神大祭」にあたっていたらしい。大晦日の八幡神社は、拍子抜けするくらい人が少なかったのに、今日は数倍の人出だし、屋台もぎっしり店開きしてた。この八幡神社は、初詣の社より厄神さんの社としての役割が大きいのだろう。
灘図書館に寄り、やまやでカティサーク、トーホーで食糧買って7時半帰宅。
今日の歩数は2642歩。


センター印刷機のマニュアル 

夕暮れの阪急六甲変電所
 

満月は明日だけど 

六甲八幡神社 

昨日今日は厄神祭 

大晦日より賑わってる 

【ドラゴン・イングリッシュ 基本英文100】竹岡広信 ★★★☆☆ 著者は駿台予備学校のカリスマ英語講師らしい。要するに受験生向けの、英作文攻略参考書である。何でまたMorris.がこんなのを読むことにしたのかというと、ぱらぱらと立ち読みして、例文のいくつかが面白そうだったからだ。
まあ、英語はいちおうMorris.の「第二外国語」(^_^;)だしね。たまには韓国語から、距離をおくのもいいかもしれない。
付録にCDも付いてて、男女二人が同じ例文を読み上げる。これもなかなか聴きやすい。
内容的にも、しっかりしてるようで(Morris.にはレベルが高すぎて追っつかない)、たしかに、これは受験生にも有意義な本だろうし、Morris.も久しぶりに「時制の一致」なんてことを思い出して懐かしかったりもした。懐かしいといえば、この100文を、全文打ち込んでみたのだけど、30年ほど前ちょこっと齧った英文タイプを思い出した。ワープロからPCが必需品となって、Morris.も毎日、こうやってキーボード打ち込んでるのだけど、大慨は日本語で、ときどき、ハングルや英文も打つけど、こうやって、一気に英文だけ打つのは勝手が違う。shiftキーで大文字にするというのが、まるでできなくなってるのに驚いた。小指でshiftキー押さえてるつもりが、次のキーを打つときにはもうはなれてしまってるのだ。慣れというのは怖いものである。
ちなみにあとでスペルチェックかけたら、ミススペルが40以上もあった(>_<) これは「辞書にない言葉」のチェックだから固有名詞はひっかかるし、「on」と「no」、「of」と「off」などの間違いは省かれている。
閑話休題。ともかくも、Morris.の印象に残った例文をいくつか引いておく。

005  日本人は、エレベータや信号待ちだと、わずか30秒でいらいらし始める。
    When waiting for the elevator to come or the traffic light to change,most.Japanese people become irritated in only thirty seconds .
009  大地震がいつどこで起こるかは予測不能だ。
    I t is impossible to predict where and when there will be a major earthquake.
034  不老不死は人間の夢である。しかし、もしこれが実現したら地球は人であふれてしまう。
    People wish they could live forever and never become older, However,if this wish came true,there would be too many people on the earth.
046 私はヒトクローンに反対します。なぜなら独裁者が自らの複製を作り出すことになるかもしれないからです。
    I am against human cloning. That is because it could cause duplication of dictators.
054 学校は勉強だけ教えているところだと思うのは、学校の役割を理解していない証拠です。
    If you expect that schools only teach academic subjects, then this proves that you don't understand what schools are for.
061 プロ野球はテレビで見るより球場で見た方が100倍面白い。
    Professional baseball is far more exciting at a stadium than on TV.
065 パソコンを持っている人は多いが、十分に活用する方法を知っている人は極めて少ない。
    A lot of people have personal computers, but very few of them know how to use them effectively.
071 いくら運動しても、カロリー計算をしないと減量は無理だよ。
    However much exercise you get, you won't lose weight unless you count your calories.
072 意味を知っているつもりの単語でも、辞書で引いてみると新たな発見があるものだ。
    Although you believe you know a word, you may learns something new if you look it up in the dictionary.
077 英語を話せさえすれば国際人になれると勘違いしている日本人が多いのは残念だ。
    It is a pity that many Japanese people mistakenly believe that they have only to speak English to be internationally-minded.
095 混雑した列車内で、2人分の席を占領して平気な顔をしている人を見ると本当に腹が立つ。
    People who don't feel guilty about occupying two seats on a crowded train really make me angry.
100 やるきさえあれば何事においても成功できる、ということを心に留めておきなさい。
   Bear in mind that if you have enthusiasm, you can succeed in anything.


【道徳という名の少年】桜庭一樹 ★★★ 120pほどの薄手に5編の短編。それも全ページ大きな花罫で囲まれているし、見開き挿絵も10点くらいあるから、ほとんど掌編というべきだろう。
ある町で一番の美女が産み落とした4人の姉妹と一人の弟。その弟の名前が「ジャングリン 道徳」である。5編はそれぞれ独立してはいるが、一種の年代記みたいな造りで、戦争に行って両腕を無くしたジャングリンの息子、都に出て歌手となったその息子、さらにその孫娘などが登場する。
筋はあってなきがごとく、それぞれの愛欲、殺戮の描写がメインになっている。
白状するとMorris.にはまるで何だか分からないままに読み終えてしまった。
この作家は斉藤美奈子さんが激賞してたので、読まねばと思いながら、何となく手を出しそびれていた。本書はその薄さから、これならちゃっちゃと読めるかもと思って借りてきたのだが、あとに残ったものはもやもやとした虚無的な淫靡と、おぞましくも甘美な何かだった。
腰帯の惹句には

桜庭一樹のゴージャスな毒気とかなしい甘さに アーティスト野田仁美が共振してうまれた、極上のヴィジュアルストーリー集。エロスと、魔法と、あふれる音楽!!! 直木賞作家がおくる、甘美な滅びの物語集。

とある。うーーむ、そうなのか?どうも、Morris.の理解を越えた作品なのかもしれない。
両腕を無くした息子が結婚して夜の営みのとき、父が息子の背後に回り、その両手で花嫁を愛撫する場面などは、江戸川乱歩を思い出してしまったが、これは「ジョニーは戦場に行った」からの援用かな。歌手になった息子のデビュー曲「プラスチックの恋人」にも、その匂いがする。

ぼくのパパは 戦争にいった
ママは パパがなくした腕に攫われた
パパは毎夜 ママの名を呼び 足でぼくを抱く
大人になったぼくの恋人は、 なんとプラスチック製
もう この国に 戦争はない
町はいま瓦礫の山!
金色の 哀れな夢ん中
両性具有の未来を 君と生きるのだ!


やっぱり美奈子さん推奨の直木賞受賞作「私の男」を読むべきだろうか。
あ、そうだ、本書のイラストは、まるでMorris.の好みではなかった。これが、一番の敗因かも。

2011/01/18(火)●手の厄日●

7時起床。
今朝の血圧は209/116/81。
昨夜のサッカーは、岡崎の3得点などもあって、なんと5-0で日本の楽勝だった。その前に連敗してモチベーションにかけたサウジアラビアが相手だから、当然の結果なのかもしれないが、ともかく、これで次は21日のカタール戦である。
昨日の現場二日目。今日も昼は\300のラーメン、半チャン焼き飯セット。
休憩時に、客夫婦のノートパソコンで、Morris.部屋見せて、昨日の窓からの景色見せたら大喜び。さらに「空と雲」スライドショー見せたらこれまた大興奮で、特に奥さんの方は何時までも見続けていた(^_^;)。
しかし今日は、床に敷く養生材のベニヤのささくれが右手の人差指の腹に刺さってしまった。これは放っておくと絶対化膿するぞ(>_<) さらに前からちょっと傷めてた左手の親指の付け根の痛みが再発(>_<) これも結構根が深そう。ギター弾くにもキーボード打つにも、ちょっと困りものである。
4時半に作業終了。
自転車で三宮図書館に寄り、サンプラザの石橋楽器でバラ弦買う。実は先日のパーティでも3弦が切れてしまった(>_<) 例によって1,2弦しか予備用意してなかったので、結構辛い目をしたのだった。これからは3弦も予備で持っておくことにしよう。
風邪の方は、きちんと薬飲んでる効果があって、ほとんど回復したと思うのだが、なんとなくだるさとふらつき感が抜けない。
島田和夫部屋スケジュール更新。
今日の歩数は2537歩。


神戸聖愛教会 

サンパル前工事のクレーン 

三宮歩道橋から西側 
2011/01/17(月)●16年目●

6時半起床。
今朝の血圧は167/98/103。
昨夜、ぐいぐい酒場にえむあいさんから1月9日の「コンサート7080」にチュヒョンミが出て7曲歌ったと書き込みがあったので、ちびくろ2号で、それを見たら、300回記念番組だった。ヤンヒウンの「アチミスル」に始まり、クチャンモや往時のグループサウンズの特集あったり、ユンハンギ・ユンボギ兄妹がでて、久しぶりにユンボギの「ヨロブン」聴けて楽しかったが、最後までチュヒョンミは出てこない(^_^;) その前の週だったのかな、と番組表見たけど、1月2日は正月のためか、この番組は休み。もう一度1月9日の番組表見たら「ヨルリンフマクフェ 開かれた音楽会」があって、もしかしたらこちらかも、と、またまたちびくろ2号で見たら、そのとおりチュヒョンミ出演(^_^) この番組はクラシック歌手が出たり、洋楽が多かったりと、いまいちMorris.向きではないのだが、チュヒョンミも、クラシックのソプラノ歌手と共演したり、4人で掛け合いやらされたりと、いつもの生彩を欠いてたような気がする。
今日は布引の高層マンション30階の台湾向けピックアップ二日取り現場の初日。自転車で行ったのだけど、手袋しても指先がしびれるくらい寒いっ。地面は凍りついてる。
休憩時間にベランダに出ていいか訊いたら、「ドライバー持ってるか?」といわれた。なんと窓の開閉金具の回りにプラスチックのガードがあって、これがネジ止めされているのだった。わざわざこれを外してまでベランダに出るというのは、大仰なので遠慮しておいた。でもやっぱりガラス越しの撮影というのはいまいち雰囲気が出ない。
昼は吉野家横の例のラーメン屋の500円セット食べることにしたのだが、今日は何とAセット(ラーメン+半チャン焼き飯)300円サービスだった(@_@)
5時作業終了。
6時のニュースで、今日が神戸震災から16年目ということに気づく(^_^;) 数日前から今日のことは、ちょこちょこ話題には出てたけど、今日は一日そのことに思い至らなかったということだ。やっぱりMorris.の中で、神戸地震は遠い過去のことになったということだろうか?
一生、忘れることはできないのだろうけど、特に記念日だから、どうのこうのいう気がなくなったのかもしれない。
今夜はサッカー、日本-サウジアラビア戦見てから寝ることにする。
今日の歩数は505歩。


今朝の屋上から 

同じく 

今日の現場 

北側 

東側 

twin煙突

こちらが現在神戸一高いビルかな? 

新神戸駅前付近 

雲中小学校 
2011/01/16(日)●沈没●

8時半起床。
今朝の血圧は201/104/113。
宿酔ではないが、やっぱり酒は残ってるし、風邪の症状も小康状態である。
結局昼間で寝て、いったん起き上がって、KBSアーカイブで全国ノレチャラン見ようとしたが、ストリーミングの調子が悪くて断念。結局今日は一日部屋で、養生ということにする。
日韓辞典、今日やっと「た」行を終えて、「な」行に入った。一部年賀状では、去年のうちに「た」行まで読んだと書いたのだが、実は、年末年始と、辞書通読はすっかり滞ってしまい、今年からは、辞書以外の本も読むことにしたので、やっと今日「た」行が終わったのだった。あと230p。まあ、毎日2pずつのペースで4月頃には読み終えるだろう。

・彼の連れの女性はどうも奥さんではないようだ クナムジャワ ドンヘンハヌンヨソンウン アムレド プイヌンアニンゴッカッタ(連れ)
・知らない単語に出会ったらまめに辞書を引くことが大切だ モルヌンタノガナオミョン イリリサジョヌル チャジャボヌンゴシ ジュンヨハダ(出会う)
・この辞書は使いやすさで定評がある イサジョヌン シヨンハギピョンハギロ ジョンピョンイ ナッタ(定評)
・天は自ら助くる者を助く ハヌルン ススロチャムヌンジャルル トプタ(天)
・一人暮らしのいい点はだれにも気兼ねなく暮らせることだ ホンジャサヌン チョウンジョムン アムエゲド シンギョンスジアンコ センファルハルスインヌンゴシダ(点)
・度の合わない眼鏡はかえって目を悪くする ドスガアンマンヌンアンギョンウン オヒリョ ヌネアンジョッタ(度)
・インターネットは便利だが、同時にいくつかの弊害をもたらしている イントネスン ピョルリハントンシエ ペヘドイッタ(同時)
・「二人で行った韓国旅行は楽しかったね」「トゥリソカン ハングッヨヘヌン チュルゴウォッソッチ」
「もう遠い昔のことだわ」「ポルソカマドゥッカン イェンナルイリヤ」(遠い)
・世の中には一つとして完全なものはない イセサンエヌン ワンジョンハンゴスン ハナドオプタ(として)
・このカラオケ大会は飛び入り自由です イカラオケテフェヌン プルシエ チャムガハルスイッスムニダ(飛び入り)
・貸した金を取り戻すのはなかなか難しい ピルリョジュントヌル テジャンヌンゴスン クェ オリョプタ(取り戻す)
・塩分の取りすぎは体に悪い ヨムブヌル ノムマーニソプチハミョン モメアンジョワ(取る)


今日の歩数は0歩。

【李朝滅亡】片野次雄 ★★★ 朝鮮の開国から、日韓併合にいたる時代を、小説風に分かりやすく解説したもの。
小説としてはかなり雑というか、はっきりって、小説以前のものだが、歴史の副読本としては、なかなか有益なものだった。
目次見れば大慨がわかる。

第一章 朝鮮開国
・日本軍艦「雲揚」発砲す
・吹き荒れる洋憂の嵐−−江華島事件
・李朝骨肉の争い−−大院君と閔妃
・朝鮮は自主の邦なり−−日朝修好条規
・出兵のかけひき−−壬午軍乱
・開化派と守旧派−−政争の構図
・開化への死闘−−甲申事変
第二章 李王朝の内紛
・外交という名の戦い−−天津条約
・清国群、日本軍出兵す−−甲午農民戦争
・日清戦争勃発−−豊島沖海戦
・「朕の戦争に非ず……」−−黄海海戦
・勝者と敗者の苦悩−−下関条約
・閔妃暗殺
・大韓民国の誕生−−日露戦争への期待
第三章 大国のはざまで
・植民地化への足がかり−−日韓議定書
・日露戦争−−にがい勝利
・大韓国は日本の保護国なり−−第二次日韓協約
・慟哭の日−−乙巳五賊と憤死者たち
・高宗最後の抵抗−−ハーグ密使事件
第四章 日本支配のはじまり
・悲劇の皇帝・純宗−−たかまる抗日義兵闘争
・伊藤博文暗殺−−"義士"安重根
・日韓併合条約
・李朝滅亡
・日帝三十六年−−国家の原罪

2011/01/15(土)●むくげの会2回目の成人式●

8時起床。
今朝の血圧は189/118/104。
やっぱり喉が痛いし、咳も時々出る。
10時半過ぎに部屋を出て、阪急で六甲学生青年センターへ。
むくげの会40周年記念パーティ。開始は12時からだけど、何か手伝いでも出来ればと、ちょっと早めに行ったのだが、堀口さんらが、「むくげ歌集」の製本やってたのでこれを手伝う。
今日の参加者にはこの歌集と、「むくげ通信合本」が配布される。Morris.は1981年度のものをもらう。この時期はまだ全部手書きのガリ版刷りというのが、懐かしい。
会は飛田さんのユーモラスな進行で和やかに執り行なわれた。50人近い参加者の半数以上は見知らぬ顔だった。Morris.はむくげの会の会員ではないし、セミナーなどにもほとんど参加したことがない部外者だし、40年の歴史だから、知らない人が多いのも仕方ないことだ。でも、すべてが、韓国、朝鮮への理解と親愛の心を持ってることは一目瞭然で、楽しいひとときになった。吉美ちゃんとも久しぶりに会えた。
鹿嶋、山下さんのピアノ連弾、寺岡さんのピアノソロ、飛田さんのオカリナの演奏もあり、韓国の歌曲や歌謡曲も飛び出し、Morris.も持参のミニギターで「トクトヌンウリタン(^_^;)」歌ったり、伴奏したりした。若手会員大和くんは、まだ大学生なのに、韓国歌謡への関心は高いらしく、レパートリー二千曲と言ってた(@_@) すでにしてMorris.は負けてる(>_<) ビールと日本酒と焼酎とチャンポンしたため、おわりがけには相当酔ってしまってた。それでもMorris.はミニギター離さず、ぐだぐだやってたようだし、二次会の「f」にもついていき、そのあたりからのことはほとんどおぼえていない。とりあえず、何とか無事に帰宅はできてたようだ(^_^;)
今日の歩数は1299歩。


パーティ会場パノラマ写真 

飛田さんの開会宣言 

乾杯!! 

山下、鹿嶋さんピアノ連弾 

寺岡さん 

吉美ちゃん挨拶 

山根さん「釜山港へ帰れ」 

飛田さんオカリナ独奏 

みえ子・たか子姉妹

二次会「f」 
2011/01/14(金)●風邪(>_<)●

8版起床。
今朝の血圧は200/122/91。
昨夜、というか、今朝未明というか、サッカー、日本−シリア戦を見てた。結果は3-2で、日本の勝ち。それにしても納得行かないレフェリー判定で、GK川島が退場になったりして、後味の悪い試合だった。
一昨日くらいから咳がとまらず、喉が痛くなってる。熱は36.9℃だから、微熱といったところ。
昼から自転車で金沢病院へ。1時過ぎに病院に着いたが、診療は2時からだと(^_^;) 仕方ないので、待合室で、朝日新聞読んでたら、天声人語に小津安二郎がよく色紙に書いたという「鯛夢出鳴門円也」のことが出ていた。これで「タイムイズナットマネー」と読むらしい。有名な「時は金なり」というフランクリンが言った言葉の否定である。
評伝・活字とエリックギル」で、「時は金なり」の明確な否定に出会い、以前からこの言葉に胡散臭さを感じていたMorris.が我が意を得たりという思いを持ったことは前にも何度か書いたことがある。
もっとも、「天声人語」は、戸板康二の本からの又引だったし、冤罪足利事件の刑事補償に絡めた、底の浅い解釈だったけどね。
今日も診察は呉先生で、風邪薬、喉薬、ついでに降圧剤ももらって3時半帰宅。やっぱり何となくだるい(>_<)
今日の歩数は1511歩。

2011/01/13(木)●窓を開けるとお墓が見える●

6時半起床。
今朝の血圧は180/99/95。
灘駅まで迎えに来てもらい、上本町のマンション15階に香港からの引越荷物の配達。横持ち長くて養生に手間取ったけど、作業自体は順調に進む。ここらあたりはお寺が多く、現場のすぐ真下もお寺で、墓石が整然と並んでいた。なかなか絵になりそうなので、デジカメに収める。
昼食は、北京料理「ヨイヨイ亭」(^_^;) 中華丼と酢豚のセット。丼には「好々亭」と書いてあった。
2時には作業終了、3時には帰宅できた(^_^)
ひさしぶりに、ふくはらさんから便り。彼女は旅のミニコミ「てくてく新聞」を通じての知り合いで、いまどき珍しく手紙のやり取りで25年くらいの付き合いだった。ずっと東京で生活してて、去年故郷の広島に戻るという連絡があった。Morris.が広島の住所を無くしてしまったので、しばらく連絡が途絶えていた。Morris.のミニコミ「サンボ通信」に「ぷらぷら日記」という漫画エッセイを連載してもらってたこともある。Morris.は特に彼女の書き文字が好きで、一時真似しようとしたことがあるくらいだが、全然ダメだった(^_^;) 今回は旅先で手に入れた小物のお土産、タイのカードケースやら台湾のカードやら香港のマグネットなども入ってた(^_^)
今日の歩数は3534歩。


芸術かと思った(^_^;) 

ヨイヨイ亭(^_^) 

漢字だとこう書くらしい 

マンションの真下が墓場
 

ちょっと変わった石塔 

梵天さまかな? 
2011/01/12(水)●残滓のような一日(^_^;)●

11時起床。
今朝の血圧は185/88/94。
ぼんやりとした頭で「ヨメ全盛時代」見て、ぼーーっとしながら、昨日の日記編集。画像40点以上あって、なかなか進まず、お茶飲んだり、ミニギター爪弾いたり、と、集中を欠き、一向に能率が上がらず、やっと日記更新すましたら4時過ぎてた(>_<)
宿酔というほどでもなさそうだが、何となくだるい。熱は無いようだし、先日と同じような感じである。あれ以来きつい目眩はないものの、ときどき、ふらっとする感じはある。人生は余生であるという考え方は変わらないが、その余生が残り滓になりつつあるのかもしれない。
結局今日は、一歩も外に出ずじまいだった。
今日の歩数は3472歩。
と、なっているが、これは昨夜三宮から部屋まで歩いた分である。

【ラッシュライフ】伊坂幸太郎 ★★★☆ 趣味的泥棒。透視者宮崎とその信者。不倫のカウンセラーとサッカー選手。リストラされた男と拾われた老犬という4組の登場人物が、それぞれ勝手に動きながらいつしかそれが複雑に絡まりあい密接に交錯するという構成の作品で、Morris.はどちらかというと、こう言った作品は好きでない。ややこしいからである。でも本書では、それぞれ小さなカット(アイコン)がそれぞれが登場する章の冒頭に置かれているので、Morris.には分かりやすくて助かった。この4組の外に、大金持ちの画商と女性画家が登場する。
しかし作者からするとこういう作品は、パズルを完成させるような楽しみがあるのかもしれない。
エッシャーの城表紙にエッシャーの「無限階段」を配してある。そして、伊坂はまさにこの絵を小説の構成に当てはめてしまったようだ。先般読んだ森見登美彦の「宵山万華鏡」が万華鏡に合わせて作品を仕立ててたのにも似ているが、本書の方が7年ほど前に出されている。
死体の解体や、郵便局強盗、発砲や暴力などのシーンもそうだが、普通の会話や、事件の推移も、すべて現実性を剥ぎ取られた形で描かれている。つまり、これは一種の寓話なのかもしれない。この前読んだ「あるキング」もそうだったけど、この作家は、そういった作風なのだろう。

「生きるということがリレーだとすれば、僕の家はそれがまともにできてないんですよ。次のランナーにバトンを渡す前にコースを逸れてしまうんです。みんなそうなんです。仕方がないから次のランナーは、バトンを受けてもいないのに走りはじめるしかない。かろうじて走っているつもりの僕も、遅かれ早かれ、きっと道を外れるんです。絶対にバトンを渡せないと決まっているリレーに意味はないじゃないですか」

山之口貘の「喪のある景色」を思い出した。あれは地球そのものをバトンに見立てていたな。

「神は蚊だよ」と父が囁いてくる気がした。「復活という意味では蚊は毎年復活するじゃないか。いや、それを言うなら動物はみな、死んでは生き返り、ぐるぐると復活を繰り返しているようなものじゃないか。要するに大きな視点から見れば、地球上の生命の生き死にその現象自体が神じゃないか」

これは一種の汎神論でもあるのだろうが、Morris.も基本的にこういった見方の味方であると思う(^_^;)

「君が卒業間際に言った言葉を思い出したよ」佐々岡はトーンを上げて言った。「『オリジナルな生き方なんてできるわけがない』私にそう言った」
「そうだったか?」
「世の中にはルートばかりが溢れている、とね。そう言ったよ。人生が道なら標識と地図ばかりがあるのだ、と。ルートをはずれるためのルートまである。森に入っても標識は立っている。自分を見詰め直すために旅に出るのであれば、そのための本だってある。浮浪者になるためのルートだって用意されている」


本書のタイトルの中の「ラッシュ」は、カタカナで書くと区別できないが、「l」と「r」、「a」と「u」の組合せで4つの語になり、カバーの袖に、研究社の「リーダーズ英和辞典」からの引用がある。

lash 名詞)むち打つこと、(機械可動部分の遊び 動詞)激しく動く、(金などを)濫費する
lush 形容詞)豊富な、景気のいい、豪華な 名詞)酒、のんだくれ
rash 形容詞)無分別な、軽率な、せっかちな 名詞)発疹、吹き出物
rush 動詞)突進する、殺到する、向こう見ずに行動する 名詞)突撃、多忙、忙殺、ご機嫌取り


ラッシュアワーやゴールドラッシュのラッシュは「rush」で、Morris.はこれしか知らなかった(^_^;)が、本文中にも出てくる、コルトレーンの「ラッシュライフ」という曲名は「lush life」で「豊潤な人生」と訳されている。この4つの単語は響きも、意味もどこか似通っているところが、エッシャーの絵に通じるところがあるのだろう。
ちなみに、Morris.愛用のWebsterのSPINDEXという、ポケットサイズの超簡単辞書では以下のようになっている(これで全文引用(^_^;))

lash v. whip,bind
lush a. tender and juicy
rash n. eruption of red spots on skin
rush v. move speedly 

2011/01/11(火)●残り福のはずが(^_^;)●

7時半起床。
今朝の血圧は214/114/74。
朝風呂つかって、「ヨメ全盛時代」見て、昼過ぎにJRで新今宮に出る。
Morris.は初詣は十日戎ということに決めている。たいてい10日か9日に西宮戎に詣るのだが、今年は11日が鶴橋のサランバン会と重なったので、今宮戎神社の残り福に行くことにしたのだった。9,10が連休だったこともあって、昼間の戎神社はそれほど参拝客は多くなく、ゆっくりできた。笹籠は出てなかったが、福娘は多数いて、西宮よりギャル係数が高い(^_^) 何となく嬉しくなって、デジカメ撮影して、本年の運勢を占うおみくじを引く。これが、なんと、二十八番「凶」だった(@_@)

今宮戎神社 第二十八番 
山の空 峰つヾきてる月影に しられぬ谷の松もありけり
運勢 不遇は本来のものではない。現実の立場をより完全なものとする努力をしてください。現実の不利を嘆くのは一番愚かである。
○願望 とゝのうが長びく
○縁談 とゝのうが人にさまたげられることがある
○待人 ことの外おそい
○出産 案外軽い
○病気 恢復が少しおくれる
○住居 変らぬ方がよい
○商い 機を待て
○試験 努力が少し足りない


卦は「凶」でも、内容はそれほど悲観したものではない。 出産も案外軽そうだし(^_^;) Morris.としては「○旅行」という項がなかったのが、ちょっと残念である。
時間がたっぷり余ってるので、のんびり日本橋から上六方面経由で、鶴橋まで歩くことにした。
戎神社のすぐ近くに廣田神社があって、ここの本殿の中には白馬とエイの絵馬が対になって飾られている。エイの絵馬というのは珍しいが、この廣田神社は痔疾の神様ということで、赤エイの尻尾の毒と関係があるらしい。
日本橋5丁目あたりで、趣きのあるレトロビル発見。それほど大きくない四角いビルで、そこだけアールのあるアーチ状の門ひさしに「KOSHIDA ART CO.LTD.」と書いてある。二階建てなのか三階建てなのかよくわからないが、近くの5階建てのビルと同じくらいの高さはある。隣接したビルがなく独立してるため際立って建物の魅力を誇示してるようだ。稜線部分だけはタイルで縁取ってるのが小粋だし、壁の一部に菱形のシンプルな飾りがある。いわゆるセセッション様式(ウィーン分離派)というのだろうか。硝子戸から中を覗きこんだら、これまたシンプルで素敵なシャンデリア、内部は図書館みたいに本棚が並んでいる。実に好ましい雰囲気のビルだった。日本橋電機街からすぐ近くにこんなビルがあるなんて全く気づかずにいた。
あとで、KOSHIDA ARTで検索かけたら取説マスターというサイトにつながった。あらゆる商品の取説をこのサイトに登録して、消費者の便宜を計り、ひいては企業の発展にも寄与したいとか。よく分からないながら、面白そうで、有用な活動もやってる企業のようだ。
日本橋電機街は、やっぱり以前の活気はもどっていない。おたく御用達の店と携帯ショップが目立つくらいで、肝心の電機店は、営業はやってるもののいまいち元気がない。ヨドバシや山田電機などの大型店の台頭と、ネット市場に押されているのだろう。Sofmapにも寄ってみたが、ほとんどMorris.は浦島太郎状態(@_@) 
黒門市場から、千日前の国立文楽劇場の展示室など冷やかして、上六方面に向かう。途中「生魂神社」に立ち寄る。こちらは初詣ムードはほとんど無くなっていつもの佇まい。境内に「浄瑠璃神社」があって、芸能上達にご利益があるというので、Morris.もポンチャックの上達を(^_^;)祈願する。
上六では久しぶりに古本屋「天地書房」を冷やかす。ここは店頭の均一棚が充実してて、Morris.も結構ここで掘り出したものだ。以前は、本店以外に、すぐ近くに支店もあって、Morris.はどちらかというとそちらをよく利用してたが、これは20年くらい前の区画整理で消滅した。
店頭に70年代美術出版の大型美術全集の破本数冊が一冊千円で出ていた。その中の「レジエ」にかなり心惹かれたが、この大きさの本を置く余裕はMorris.亭の本棚には無いということで、諦める。
鶴橋に到着したのが6時頃で、せっかくだから、御幸森神社の戎さんにも回り、サランバン会会場「大邱」へ。
いちおう新年会だが、特に変わったことはなく、いつもと同じく常連メンバーが揃う。洪ママはもちろん、歌麿会長、山ハラボジ、POSTMANのご三家、丸本夫妻、中山さん、米倉さん、うえさん、高森さん、栗崎さんなどなど。そして、「サランバン」の創設時代からの常連客の方が初めて参加。常連のふくちゃんが、このところ仕事多忙で顔を見せなかったのが、ちょっと残念。
ところで、「大邱」の朴ママが療養のため、経営を降りるとのこと。「大邱」の名前はそのままで、新しいママが引き継ぎ、サランバン会も、そのままここで引き続き行うとのことだが、これまで本当に良くしてくれた朴ママだけに、残念であるし、サービスの点でもちょっと気がかりなことである。バイトのメソンも、ママが変わるともう出なくなるかもしれないとのことで、これも寂しい。
例によってMorris.は、9時過ぎるころからすっかり出来上がり、歌って踊って、気がついたら三宮駅で(^_^;) 終電もなく、歩いて帰る。途中春日野道付近の「長浜なんとか」という店でラーメン食べる。不味くはなかったものの、やっぱりこれを博多ラーメンと言うのはMorris.には納得できない。長浜の名前を冠するからには、もう少し何とかしてもらいたいものだ。
2時半帰宅。即就寝。
今日の歩数は10714歩。


阪堺線の高架 

好き(^_^) 

良い佇まい 

弁天堂 

焼き芋 

今宮戎神社 

笹配り巫女 

お神楽舞も 

福娘というよりラッキーギャルズ 

たまにはこんなショットもいいだろう(^_^)
 

でもおみくじは(^_^;) 

嫌なことは忘れて 

元ギャルも現役 

恵比須大黒売り場 

廣田神社 

エイの絵馬は珍しい 

オ・シャ・レ!(^_^) 

素晴らしい 

さり気無い装飾 

ガラス越しに内部を観察
 

この照明もMorris.好み 

黒門市場 

いい市場である 

生魂神社本殿 

浄瑠璃神社 

芸能上達祈願の絵馬 

生玉交番 

空き地の黒猫 

明日が上弦 

高層マンション一階の教会?
 

上六の天地書房  

御幸戎神社 

postmanは日本懐メロから 

歌麿会長と丸本嫁 

持ち歌急増の山ハラボジ  

歌って踊って 

朴ママ、お大事に 

丸本&洪ママ 

記念撮影 
2011/01/10(月)●逼塞の月曜日(^_^;)●

8時半起床。
今朝の血圧は208/102/77。
昨日の目眩が気になって、結局今日も、部屋でごろごろ。
11時から「ヨメ全盛時代」40話見て、午後2時からは高校サッカー決勝。これもすごく良い試合だった。いちおう神戸在住のMorris.だから、兵庫の滝川ニの応援してたのだが、4-1とリードされても、笑顔を絶やさず、細かいバスとドリブルで4-3まで迫った京都の久御山を、つい応援してた(^_^;) 結果は5-3で滝川二が初優勝。兵庫勢としては72年ぶりの優勝とか。ともかくおめでとう。
夕方、歩いて水道筋方面、買い物兼散歩。やっぱり今日も結構寒い。
今日は成人の日で、十日戎である。やっぱり成人の日は1月15日であって欲しい。今年の1月15日は、40周年を迎えるむくげの会の「2回目の成人式パーティ」が六甲学生青年センターで開かれる。Morris.はミニギター持参で参加(乱入?)予定である
9時から「歌謡舞台」最初にシムスボン、最後にハチュナと二人の大御所女性歌手が登場。ハチュナは今年芸能生活五十周年記念コンサートやるとのこと。6歳(日本でなら五歳)でデビューしたため、50代なかばで芸能生活五十周年になるわけだ。前からMorris.は、ハチュナ見るたびに、春野由利さんに似てると思う。
今日の歩数は3036歩。

【あすなろ三三七拍子】重松清 ★★★☆☆ タイトルと漫画チックな表紙に釣られて借りてきた。直前に読んだ同じ作家の「ビタミンF」との関連では無い。
消滅寸前の大学の応援団に、45歳のおじんが、社会人入学して団長になり、新入生団員とOB、チアリーダー、吹奏楽部、対抗大学の応援団との間でのどたばたを、おもしろおかしく、そしてこの人お得意の「ひゅうまにずむ」で味付けした、娯楽作品だが、これがなかなかMorris.には面白く読めた。思わぬ儲け物である。だいたいが、娯楽作品で、週刊誌(サンデー毎日9連載ということもあって、切れ目なく山場をもってくるため、いささか無理があったり、登場人物のキャラが突然変わったり、ご都合主義のてんこ盛りだが、そこは「面白ければ何でもOK」のMorris.には許容範囲である。
主人公と同世代のOB凸凹コンビのボケのやりとり(なぜか大阪弁風)が、バカバカしくもおかしい。

「わしら『団』の歴史の中でもエリートなんや」「荒川先輩と並んで、燦然と輝いとんねん」「十年に一度の逸材二人や」「ほなら二人で割って5年に一度になるかいうたら、そないわけでもないねん」「そこがおもろいとこやな、じんせいの」「数字のマジックいうやっちゃ」

これはきっと「花の応援団」に依拠するのではなかろうか。と思ったら、ちゃんと二人の会話に出てきた。

「ボケ! リーダー振っとる最中にひっくり返る団長がおるか!」「腹あ斬って詫びんかい!」「情けない奴ちゃのう! ほんま!」「『団』の面目丸つぶれや!」「そりゃ『花の応援団』の剛田先輩や!」「役者やのう、ワレ」「そりゃ薬痴寺先輩や!」「アホ! ボケ! カス!」……

「ワレなんぼになったんな! ガキなこというなあ!」「シジュウゴじゃ! ええ歳じゃ!」「四捨五入で五十やないけ!」「もひとつ四捨五入で百歳や」「ご長寿や!」「バンザイや!」「って、なに乗せとんねん!ボケ!」……。

おしまいの「四捨五入で五十やないけ!」「もひとつ四捨五入で百歳や」は、Morris.も五十になって以来よく使ってきた洒落だった(^_^;)
しかし、

自分でもうまく説明できない。沙耶の言うように「自己満足のおせっかい」にすぎないんだと断じられたら、言い返す言葉はない。
だが、「応援」とは、、そもそも、そういうものではないのか−−−?
「自己満足のおせっかい」ではない「応援」など、ありえないのではないか−−−?

「『団』とは、『団結』でもあるし、『団欒』でもある。向こうに行っても、家族仲良く、年老いたお父さんやお母さんを支えてやれ」
「押忍! 肝に銘じます! 押忍!」
「介護の日は、つらいことも多いぞ。でもな、山下、『介護』と思うからつらくなる。これは『応援』なんだ。お父さんやお母さんが少しでも老後の日々を楽しくしあわせにすごせるよう、おまえが応援するんだ。介護は生まれて初めてでも、応援なら、おまえはずっとやり抜いてきたじゃないか、なあ、山下!」

応援団の理屈抜きのバンカラな世界にもこういった、人間味を加えたり、さらに応援を介護に結びつけるなど、重松的なところがあるものの、Morris.が本書を楽しめたのは、「ビタミンF」に欠けていたもう一つの「F」=「FIGHT」が濃厚に含まれていたためかもしれない。
そして表紙だけでなく、本文中にもふんだんに出てくる峰岸徹の挿絵が、実にいい感じを醸しだしていて、Morris.は一種の絵物語として楽しんだようだ。

2011/01/09(日)●目眩の日曜日(^_^;)●

10時半起床。
今朝の血圧は198/104/77。
昨夜遅くにビデオで見た高校ラグビー決勝戦は凄かった。前半桐蔭、後半東福岡、走りの桐蔭、力の東福岡。やっぱり前半、桐蔭の松島、竹中ののスピートとバネは際立ってたし、東福岡は翻弄されていた。21点差が付いたときは、ほぼ桐蔭の楽勝かと思ったのだが桐蔭がPG2本外して差を広げるチャンスを逃してから、東福岡が驚異の粘りでじわじわと押しこみトライで結局31-31でノーサイド。規定で両校優勝ということになった。どちらも持ち味を発揮しての互角の戦いだったから、これで良かったという気持ちと、何らかの形で決着をつけて欲しかったような気もする。
昨日は酒も飲んでないのに、なんとなく頭が重いような、熱っぽいような感じがする。でも体温は平熱である。
風呂浴びて、昼からKBS全国ノレチャラン見る。最初のゲストはキムヘヨン嬢。新曲「ハンバンイヤ 一発や」を元気よく歌った。これは昨年末のトロット大祝祭でもじゃんけんゲームに勝って(^_^;)うたったけど、久しぶりにポンチャックディスコ風の掛け声も入った調子の良い曲である。これはぜひレパートリーに入れたい。
ところが、番組の途中あたりで、突然久しぶりに目眩が(@_@) それも結構きついめで、ちょっと吐き気も。あわてて薬のんで、横になってたらおさまったが、今年もやっぱり目眩が頻発するのだろうか。
小倉の旧友福田くんから手紙、というか、恒例の賀状への返信代わりの読書録である。2010年に読んだ本のタイトルを読んだ順に小さめの原稿用紙6枚にびっしり書いてある。それによると去年の彼の独資舎冊数は123冊。去年とほぼ同数である。Morris.は43冊(^_^;) ざっと1/3である。学生時代は、おたがい詩や小説など中心だったような気がするが、だんだんお互いに読むものが変わってきたようだ。Morris.の場合は前から乱読傾向にあったが、福田くんは自分なりに専門分野を決めて読書してる傾向にあるようだ。一時期古代史や地名論、文化人類学関連の本が多かったが、昨年くらいから、政治問題、国家論などに興味がシフトしてきているようだ。去年の読書録では、アメリカに関する本が目立つ。
Morris.には聞いたこともないような著者の名前が多い。複数出てくる名前でみるとベンジャミン・フルフォード、北山哲、高山正之、副島種彦、星野博美、宮崎正弘…… うーーむ。

いつもおなじことばかり言う人、稲垣足穂、谷川健一、岸田秀、山本夏彦、そして高山正之…いずれも名人である。

というのが、唯一の便りらしい一文だった。Morris.も「おなじことばかり言ってる」ような気がするが、やはり中身というか、筋の通り方が違うのだろう。
結局、今日は一歩も外に出ず、隠り切り。
10時からは日本-ヨルダンのサッカーアジアカップ第一戦。日本押し気味ながら得点に結びつかず、前半ロスタイムで、オウンゴールっぽい得点をヨルダンに与えてしまい、0-1で後半に入り、相手の守りと、日本側の動きの鈍さもあって得点できずあわやと思ったロスタイムに、吉田のヘッドで何とか同点に持ち込んだ。高校サッカーの準決勝から3試合(高校ラグビー決勝も入れると4試合)続けて同点の試合見続けてることになる(^_^;) 明日の高校サッカー決勝は、はっきりと勝負付けて欲しい気がする。
今日の歩数は0歩。

【ビタミンF】重松清 ★★☆☆ 5年ほど前に「熱中時代」、昨年「舞姫通信」を読んで、それなりに面白いと思ったものの、何となくその「ひゅうまにずむ」臭さに鼻白んだMorris.であるが、本書のタイトルだけは以前矢谷くんが口にしてたので覚えていた。
7編の短編が収められている。本作で2001年の直木賞を受賞したらしいから、出世作といえるのだろう。

炭水化物やタンパク質やカルシウムのような小説が片一方にあるのなら、ひとの心にビタミンのようにはたらく小説があったっていい。そんな思いを込めて、七つの短いストーリーを紡いでいった。
Family、Father、Friend、Fight、Fragile、Fortune……<F>で始まるさまざまな言葉を、個々の作品のキーワードとして物語に埋め込んでいったつもりだ。そのうえで、いま全七編を読み返してみて、けっきょくはFiction、乱暴に意訳するなら「お話」の、その力をぼくは信じていたのだろうと思う。これからも読み物の書きてとして畏れながらも信じつづけていくものは、「お話」の力しか無いんだろうな、とも。


と、後記で、自分のスタンスを正直に披露している。本書の作品もほとんどが、家庭や家族がが抱える問題を真摯に描いているらしい。それなりに読ませる力はあるのだろうが、やっぱり鼻白むしかない。

いじめにはクラスの女子全員加わっているらしい。きっかけは、つまらないことだ。夏休み中に誰かが「カナちゃんって生意気だよね」「いい子ぶってるよね」と言いだして、思いのほか「そうそうそう、あたしもそう思う」と同意する子が多く、みんなで陰口を言い募っているうちにいじめへとエスカレートしてしまった。
「半分はひがみもあると思うんです。素直で屈託のない子へのやっかみのようなものです。ですから、高木さんがなにかみんなの怒りを買うようなことをやったとか、裏切ったとか、そういいうことじゃないんです。それが逆にタチが悪いといいますか……こちらも厳しく指導して、来週には中心になって高木さんをいじめてる生徒の親にも伝えるつもりなんですが……どうも、直接のげんいんがないというのがですね、たとえば高木さんが謝れば、それでみんなの気がすむかというとそうでもなくて……」
原先生はくぐもった声で言う。自分でもうまく整理がついていないのだろう。だが、雄介は「わかります」とうなずいた。かんたんなことだ。答えはずっと以前に加奈子が教えてくれていた。
「好き嫌いは個人の自由ですからね」
雄介は抑揚をつけずに言った。コジン。ジユウ。舌と耳がざらつく。


「好き嫌い」を金科玉条的に行動、生活してるMorris.には、いささか耳の痛い言葉ではある。しかし、やっぱりこういった書きぶりというのが、Morris.はあまり好きになれない(^_^;)

2011/01/08(土)●高校球技三昧●

6時半起床。
今朝の血圧は216/102/82。
昨日と同じフランス人の現場だが、なぜか作業は隣の高層ビルの25階。こちらの部屋のベランダからは、ちょうど昨日と反対側が見える。でもやっぱり、昨日の大阪港方面の方が面白そうだ。少し先に大阪ドームや、住吉神社が見えて、生駒の山並みが望めるけどね。
昼は、荻野くんが近くに博多ラーメンの店がある、というので西根くんと3人で歩いて行ったが、一向に見つからない(>_<) 結局彼らは札幌ラーメンの店に行ったので、Morris.は一人で「すき家」にでも入ろうかと思ったが、ちょっと奥まったところに「カレーうどん」の看板が目についたのでこちらにする。
もともとMorris.はカレーうどんは苦手、というかほとんど食べることがなかった。それが、名古屋駅裏「みのや本店」の海老カツカレーうどんに感動してから、時々食べるようになったが、なかなかみのや本店みたいに美味しいのには当たらないでいた。でも、この店のは、十二分に美味しかった(^_^)。 あとで聞いたら、有名なチェーン店で、神戸にもあるらしい(@_@)。店に入ったとたん、眼鏡が曇って、拭いても拭いてもしばらくは店内の様子が見えなかった。今日も外気がかなり冷え込んでいたためでもあるが、店内の熱気と湯気が尋常ではない。カウンターの爺っちゃんとおっちゃんの二人もいい感じだった。
昼休みにHachiさんに電話したが、神戸の録音は一日だけで、今日は京都に寄って東京に戻るとのこと。結局会えずじまいだったが、ネットでのお付き合いは続くし、ソウルで会える機会を楽しみにしておこう。
午後3時半に作業終了。
5時半帰宅。
今日は高校ラグビーの決勝戦で、Morris.が応援してた朝高は決勝進出ならずだったが、とりあえず録画しておいたので、これを見ようかと思ったが、ちょうど6時からサンTVで、高校サッカー準決勝2試合の録画中継が始まったので、こちらも見ることにした。
京都の久御山と千葉の流通経大柏は2-2で、兵庫の滝川二と島根の立正大淞南は0-0で、どちらもPK戦になり、久御山と滝川二が決勝進出になった。近畿勢同士の決勝戦である。どちらもなかなか見ごたえがあった。10日の決勝戦もTV観戦しなくては。
これから録画の高校ラグビー決勝戦を見ることにする。サッカーと合わせて6時間近く、高校球技観戦ということになる。たまにはこんな日もよいか(^_^;)
今日の歩数は4482歩。


「本店 得正」

店内もいい感じ 

そして滅茶美味(^_^) 

これは単なる装飾? 

「三社神社」 

今日の現場のベランダから

昨日と反対側の景色が 

大阪ドームが見える 

摩耶埠頭の夕暮 
2011/01/07(金)●仕事始め?●

6時起床。
今朝の血圧は224/104/74。
自転車で摩耶の倉庫に行ったら、ちょっと早すぎたらしく、誰も来てなかったので、埠頭の南岸まで行き、日の出を撮影。「SHIRAKAMI PANAMA」という大きな貨物船が停泊していた。あとでネットで調べたら、2008年製造の51900tの貨物船で、全長188m、幅32mとのこと。2年前製造とは思えなかったけど(^_^;)
今年最初の仕事は、浅海君や別業者のヘルプなど6人で大阪弁天町高層ビルのフランス人のピックアップ現場。この高層ビルは50F建だった。現場は19階だから、それほど高くはなかったけど、まわりに高いビルがないので、見晴らしはよく、休憩時間にベランダからデジカメでパノラマ写真を数ショット試みた。満足出来るほどのものは撮れなかったが、それなりに面白いかもしれない。水平線や雲があると継ぎ目がぎくしゃくになりやすい。
4時過ぎに倉庫着、積み下ろし作業などやって、6時帰宅。
ソウルのHachiさんは、現在東京に帰っていて、今日からレコーディングのため、神戸に来てるらしい。昼間に電話貰ったが、録音終了が何時になるか分からないので、終わり次第電話すると言ってたけど、9時半現在連絡なし。
今日の歩数は1026歩。


昨夜8時頃屋上風景 

摩耶埠頭の日の出 

SHIRAKAMI PANAMA 

現場ベランダから大阪港をのぞむ 

同じく 

同じく 

今日の現場 

たぶん、明日の現場 

同じく 

大阪港パノラマ写真1 

パノラマ写真2 

上の中央部分拡大、天保山方面 
2011/01/06(木)●休み納め?●

8時起床。
今朝の血圧は192/113/85。
朝風呂つかい、昨日飛田さんから送られてきた「むくげ歌集」復刻版を楽しむ。
A4サイズ中綴じ120ページ。6部構成で

1.民謡(20曲)
2.日帝下の大衆歌謡(10曲)
3.韓国の大衆歌謡(36曲)
4.童謡(14曲)
5.歌曲(14曲)
6.朝鮮民主主義人民共和国の歌(13曲)


の計107曲。すべての曲に楽譜とコラムが付されているし、索引、参考資料まで付いた、しっかりした内容である。歌謡曲以外は、ほとんどコードは無いのが、ちょっと残念である。
これは、センターの朝鮮歴史文化研究団体「むくげの会のメンバーが1985年に自主的に発行したものである。
実にそれから四半世紀を経て、ここに復刻版が出されたわけだが、これには、昨年センターに導入された新鋭印刷機の力が大きいと思う。
オリジナルはほとんど正方形に近いものだったが、復刻版は縦長で下10cmくらいは空白になっている。これはA3用紙裏表に8p印刷したものを製本してそのままにしてあるからだろう。新鋭印刷機は、オリジナルの本を裁断して、そのまま設置すると、一挙に情報を読み取り、電子情報にした上で、全体を印刷してそのまま製本できる状態で吐き出してくれる。
うーーん、これは、ぜひMorris.も利用させてもらいたい。まずは、85年以降の歌謡曲を選曲した「むくげ歌集2」なんてのを作ってみたい。これは、Morris.の個人的動機の方が大きいかもしれない。遅まきながら、Morris.の歌集や句集なんてのも、簡単に出来るのなら作っておくのも悪くないかもしれないな。とにかく、また飛田さんに相談してみよう。
むくげの会は1970年頃から始まったそうで、ちょうど40周年になる。この、1月15日には、センターで「むくげの会2回目の成人式」と銘打った記念パーティが開かれる。この「むくげ歌集」はそのパーティの引き出物として飛田さんが企画したらしい。Morris.はこっそりと飛田さんに頼んで、一足早くてにいれたわけだ。もちろんMorris.もパーティにはミニギター持って参加(乱入?)するつもりで、その時のためにもこれで予習をしておきたかったというわけ(^_^;)
正月早々送付してくれた、飛田さんに感謝m(__)m
11時から「ヨメ全盛時代」38話。面白くなりそうと思ったところで、医師の嫁と前妻とその兄との捻れた四角関係が泥沼化していって、興を削ぐ。
昼からJRで三宮に出て、三宮図書館に寄り、サンパルの富士商会でマウスパッドと、スティック糊を買う。これまで、トンボの「Pit」を使ってたけど、今日はコクヨの「Pritt」買おうと、そちらの棚を見たら「詰め替えタイプ」というのがあったので試しに買ってみた。
三宮から歩いて帰ることにする。途中で路地猫や、白黒と黒のカップル猫に出会いMorris.@Catographerモード。喫茶店の横には時計草が早くも花開いてて、ちょっとびっくりした。
今日は大安亭商店街で、食料品ではなく、古道具屋で、MD付きのラジカセを探す。店頭には出てなくて、おっちゃんに訊いたら奥から2台持ってきた。Morris.亭のベッドの枕元に置いてるマイクロコンポは、ずいぶん前にまずCDが動かなくなり、その後MDで録音ができなくなり、そしてとうとう数日前、再生も不能になってしまった(>_<) 
MDというメディアは、ほとんど淘汰されかけているようで、今更、新品買うのもためらわれる。それでも、これまで録音した300枚ほどのMDの中には、たまに聴き直したいものもあるし、どうしようか迷ってた。昨日ヨドバシカメラ冷やかしたのもそれが目的だったのだが、今やMD搭載機は数が限られているし、あっても3万円超えてる。
と、いうわけで、とりあえず音が鳴りさえすれば良いという基準で中古を探してみたのだった。
おっちゃんが奥から持ってきたのはVictorとKenwoodで、どちらもリモコンは無いとのこと(>_<) 持参してたMDをかけてみたら、Victorの方はEjectという表示がでるのにディスクが出てこない(>_<) 爪楊枝でふたを押さえれば出てくる仕組みになってるようだ(^_^;) というわけでKenwoodの方にする。値札\2900を500円まけてくれた(^_^) まあ\2500なら、すぐダメになっても諦めがつく。
4時帰宅。
年末に作ったおでんをさらう。正月一週間の主食はおでんだったような気がする(^_^;)
明日から仕事だけど、どうせ今月はひまだろう。
今日の歩数は2989歩。


「むくげ歌集」復刻版 

同じく表紙 

路地猫 

雨に滲み猫 

こんな時期に時計草が(@_@)
 

これも猫 

黒白、白 

なかなか絵になる 

黒白は器量よし 

2匹は仲良し 

JR、阪急高架下シリーズ1 

2 

3 

スティックのり詰め替えキット(@_@) 

10年以上前の型らしい(^_^;) 

【宵山万華鏡】森見登美彦 ★★★ 京都宵山にまつわる幻想的な話が6篇収められている。
「宵山姉妹」「宵山金魚」「宵山劇場」「宵山回廊」「宵山迷宮」「宵山万華鏡」。それぞれが同じ宵山の日のちょっと風変わりなハプニング企画と、宵山の日に消え去った画家の娘や、亡くなった画商の父とのからみ、前衛劇風の仕掛けとけれんなどが交錯する変奏曲である。
繰り返される情景が少しずつ、あるいは大胆に変化しながら、それらが類似していること、6編という数字自体が万華鏡仕立てを宣言しているようでもある。
Morris.は子供の頃からから万華鏡は好きで、買ったり作ったりしたこともあるが、いずれも玩具の域を超えないものだった。世の中には贅を尽くした装飾的なものや、精密機器とよびたいもの、さらに縦筒と横筒を組み合わせたもの、透明な油の中に色ガラス片などを入れて、色彩と光彩の煌きを誇るタイプなどもある。でもMorris.は筒の先に半球のレンズを付けて、それで外の事物を三枚の鏡板に無限に写合わせるタイプのものが好きである。それを説明してる部分が出てきた。

たしかに万華鏡というのは魅惑的な玩具だった。なめらかに生まれては消える図形を注意して眺めていると、同じ形のものは二度と現れない。池の水面に生まれる波のようなものだった。
その冬以降、叔父は万華鏡について調べるようになり、自分の絵にも取り入れた。叔父が特に面白く思ったのは、テレイドスコープと言われるものだ。覗き穴の反対側に小さな硝子玉が填めこまれていて、遠眼鏡のような形をしている。筒の向こうに見える現実の映像が、つぎつぎと変形しながら回転していくのである。


宵山金魚のカットMorris.も小さな銀色のテレイドスコープを持っている。大阪天満宮近くの手作り万華鏡の店で数年前手にいれたもので、これとて、格安品で精度には欠けるのだが、たまに、これで空の雲や、街の風景などを眺めていると、時間を忘れそうになる。
本書の登場人物は、バレー教室に通う姉妹と講師、骨董屋の手先みたいなことをやってる男、演劇裏方(仕入れ方)の青年、画廊の母と息子、引用に出てくる画家、突拍子もない発想の劇団作家、その他得体のしれないもろもろが、夢と現の間を行ったり来たりするみたいに、行き交うわけだが、ストーリーより、その場その場の雰囲気を楽しませるために書かれたもののようだ。
彼岸と此岸を往来する、赤い着物を着た少女たちが、これまた繰り返し登場しては消えていくのだが、目次と、各編の扉に描かれた、少女が金魚に変身する6枚のイラストが印象的だった。特に2枚目の絵(→)ほとんどこれに惹かれて、借りてきたようなものだ。薄紅の地色はMorris.があとから付け加えたもの。
巻末に「挿画 さやか」とあるから、たぶん女性のイラストレーターなのだろう。ただ、表紙などのカラーイラストには、あまり感心しなかった(^_^;)
作家は1979年生まれだからまだ30くらいか。こういった幻想作品こそは、構成や細部の描写が大事だと思う。そういう点でも歳の割に、水準をクリアしてるようだ。

硝子戸を抜けた先は狭い庭である。御輿が燈籠へぶつかって鈍い音を立てる。庭を抜け、木戸をくぐって外へ出た。そこから延びる一本の道路は両側に駒形提灯がびっしりとならんで、その下には招き猫と信楽焼の狸が交互に規則正しく並んでいる。猫狸猫狸猫狸猫狸猫狸と通り過ぎ、目がちらちらしたところで、通路は終わり、ふたたび木戸がある。
その向こうは枯山水の庭になっていた。きれいにならした砂を踏み散らしながら御輿は縁側から宏壮な邸宅へ上がりこむ。一階の座敷には大勢の人間がいて、ずるずると音を立てて素麺をすすっている。座敷の中を縦横無尽に竹筒が走って、ひっきりなしに素麺が走っているらしい。彼らは俺の御輿に驚く風でもなく、素麺に夢中である。
御輿は階段を伝って二階へ上がった。ゴウゴウと風が吹いているので「嵐か」と思ったが、二階座敷に入ってすぐに、特撮用に使うような巨大な扇風機が回っているのだと知れた。座敷の奥には一面に風車がならんで目の回る速さで回転し、鴨居におびただしくぶら下がった風鈴は風に吹かれすぎてこんぐらがっている。回転する風車の前に、着物を着た舞妓が立っていた。彼女は風にはためく鯉のぼりを左手に掴み、右手には大きな羽子板を持っていた。


仕掛けの描写と種明かしの部分だが、「猫狸猫狸猫狸猫狸猫狸」の部分は思わず笑ってしまった。しかし、これは縦書きでないと面白みが伝わらないかも(^_^;) それともう一つ、「猫狸」が5回しか繰り返されていない。ここはやはり「猫狸猫狸猫狸猫狸猫狸猫狸」と6回繰り返すべきだったのではなかろうか。
おりがあれば、この作家の本もう一冊くらい読んでもよいかと思った。

2011/01/05(水)●寒かった花園(>_<)●

7時起床。
今朝の血圧は205/105/80。
今日は高校ラグビー準決勝を見に行くことにした。
大阪朝高の応援である。
8日の決勝戦に朝高が勝ち残り、その日仕事が入らなければ行くつもりでいたのだが、8日に仕事入ったので、今日にしたのだ。今日なら2試合でベスト4すべてのチームを見ることもできるしね。
11時に部屋を出て、鶴橋で降りて、銀行に寄り、近鉄で東花園へ。
Morris.日乘を検索してみたら、一番最近花園に行ったのは2004年の年末で、6年ぶりということになる。その時は朝高対東海大翔洋の対戦で、何とか朝高が再逆転で辛勝した試合だった。朝高が全国大会出場権を得て間もないころだったから、ちょっと異常な在日韓国/朝鮮人の盛り上がりぶりだったことを思い出す。
今日の第一試合、大阪朝高の対戦相手は神奈川桐蔭。応援は桐蔭の方が多いくらいだ。第二試合は東福岡対兵庫の関西学院高校。
1時にキックオフ。序盤に桐蔭のドロップゴール。これで、朝高リズム狂わされたみたいだ。虚を突かれてトライ許したりで0-16という劣勢。30分過ぎロスタイムでゴール前モール押しこんでトライを奪い、9点差で前半を終え、後半半ばにPGで6点差に迫り、25分に良い場所でスクラム貰い、ここでトライ&ゴールで逆転か、と、いい形になりかけたところで、ノックオン(>_<)したボールを奪われ、15番松島がターンオーバー100m独走トライ(>_<)で勝負あり。この試合、前半後半通して松島にやられた、とう印象が強い。勝てたかもしれない試合だっただけに残念だが、仕方がない。松島は日本人離れした風貌だったが、父が南アフリカ人らしい。
第二試合は、ほとんど南福岡の一方的な展開。42-7。どうせなら今日、朝高-東福岡というカードを観たかった。
ちょっと気落ちして鶴橋に戻り、コリアタウンまで足を延ばして、山田商店で白菜キムチ買い、還りに「大邱」覗いたが、開いてなくて、張り紙もなかった。水曜が定休日だから仕方ない(実は定休日だけど特別に店開けたらしい。部屋に帰ってから山ハラボジの電話でこれを知らされたけど、後の祭り)。大阪駅で下車して、まんだらけやヨドバシカメラ冷やかすも、何も買わず。
8時前帰宅。
センターの飛田さんから「むくげ歌集」が届いてた。ちょっと元気回復(^_^) これについては明日紹介することにしよう。
今日の歩数は9897歩。


今朝のtwin煙突 

鶴橋中央市場 

東花園駅 

花ラグ饅頭 

これもゆるキャラ? 

大阪朝高応援隊 

久々の花園 

不穏な空模様 

キックオフ 

前半は完全に桐蔭ペース 

このスクラムの後悲劇が 

またしても決勝戦に行けず(>_<) 

3位では喜べない 

ちびっ子ラガー 

公園には歴代優勝校のタイルが 

セスナ? 

派手な近鉄電車 

大阪駅の高架下 

2011/01/04(火)●王子動物園初詣●

8時半起床。
今朝の血圧は176/102/115。
当然のごとく宿酔である(>_<)
頭はちょっと重いくらいでたいしたことないが、からだの節々が痛む(>_<)
午前中は昨日録画した「ヨメ全盛時代」、今日リアルタイム放送と続けて見る。半分過ぎてもなかなかMorris.としては不満が募るばかり。いっそ、見るのやめたら良いようなものだけど、主人公二人はそれなりに気に入ってるし、キムボヨン(彼女もだんだん出番少なくなってるけど)は見逃せない。要するにボクスの妹とミジンの兄の、つまらない恋愛沙汰、チャ室長と医者の旦那と、旦那の離婚した妻とその兄の四角関係との二つが、本筋を妨害するかのように挿入されて、鬱陶しいことこの上ないのだ。
昼過ぎに何とか元気を出して、今年最初の王子動物園詣で。
まぬうは今日も岩場の一番上にじっとしてた。まあまあ元気そうである。
そして二つ隣のたいてい歩きまわってるボブキャットも今日は岩場の一番上にいた。脚上げたり、顔なめたり脚のばしたりと結構ひょうきんな動作やってたので、まぬうよりもいっぱいデジカメ撮影。
今日は昨日に比べるとかなり寒かったが、そのせいか空と雲がえらくくっきりと美しく見える。ついついデジカメを空に向けてしまうことが多かった。
昼寝してるカバ見て、動物図書館で、しばらく図鑑や写真集を見る。動物園を主題にした写真集(全5巻)を編集した山下諭一が前書きに「動物園は動物の犠牲の上に成り立っている」と書いていて、胸を突かれた。年間パスポートの恩恵で、頻繁に王子動物園に通ってるMorris.だが、まぬうだって、人間のわがままの犠牲者であることを、時々は思い出すべきだろう。でも動物園通いはやめられない。
なかなか宿酔が治らないので、酔い覚ましを兼ねて遊園地内にある「カレー王子」に初めて入り、ビーフカレー辛口(\650)たのむ。この店を見ると、つい「カレーの王子さま」を連想する。SB食品の商品名であるが、Morris.は川原泉の漫画の方である。店名は単に王子動物園にあるカレーショップという意味なんだろうけどね。で、出てきたカレーは、シンプルというか、平凡というか、見事に特徴のないカレーで、まあ、不味くはないし、結構辛かったし、動物園内の施設にしては料金も高くはなかったけど、またここで食べようという気にはならない。いわゆる話の種であるな。
4時に帰宅。
火曜日だし、鶴橋の「大邱」に行こうかと思ってたのだけど、やっぱり、飲み疲れのため、パスすることにした。
今日の歩数は2158歩。


午後1時Morris.亭前の空 

今日のまぬう 

本年もよろしくm(__)m 

ボブキャットの「挙手?」
 

珍しくじっとしてる 

たまにはパンダも 

お腹いっぱい太陽光を(^_^;) 輪尾狐猿
 

ハンター邸 

海星女学院の聖母像
 

お昼寝の母カバ 

カバの手 

カバの餌 

何かきれいな今日の空 

目白の木彫 

フンボルトペンギン 

今日の空 

初めて入ってみる 

平凡を絵に描いたような…(^_^;) 

ほんのりピンクを帯びた白山茶花
 

近所のマンション下から 

やっぱり今日の空 

【えーえんとくちから】笹井宏之作品集 ★★★☆☆ 2009年1月24日、26歳で世を去った歌人笹井宏之の2冊目の歌集である。生前唯一の歌集「ひとさらい」を出してちょうど1年後に亡くなった歌人が武雄の熊さんの孫だったことから、彼の母から、歌集や新聞記事や、彼を追悼する冊子などずっと送ってもらってた。
笹井宏之作品集本書もつい最近送られてきたのだが、処女作「ひとさらい」が、ネットの短歌賞の副賞として出版されたわりとマイナーなものだったのに比べると、メジャーな出版社(PARCO出版)から出されたもので、新書をちょっと大きめにしたくらいのライトな装釘が、彼の作品に似合っているようだ。
160pくらいで、1ページに一首か二首掲載というゆとりあるレイアウト、250首前後が収められている。「ひとさらい」とそれ以外の作品から選択されているが、その取捨選択の手際、配列の妙から、プロが手がけたものであることがわかる。ある意味「売れ線狙い」的な造りである。しかし、それは内容とは無関係だろう。売れればそれだけ、作品が多くの人に読まれるわけで、それが悪いことであるはずはない。
タイトルは

えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力ください 笹井宏之

という、歌からとられたもので、これは冒頭に置かれている。これを選んで、タイトルに持ってきたことだけでも、本書のポリシーが解るような気がする。
NHKのドキュメンタリー番組で取り上げられたり、短歌雑誌の年間優秀歌人に選ばれたり、死後に評価が上がる一方のようで、それが本書の出版につながったようだし、近々第二歌集「てんとろり」も出版されるとのこと。
Morris.は先に書いた縁もあって、比較的早めに彼の作品に触れたのだが、感覚的に面白く、配合の妙、言葉遊び心など取り柄があると思いながら、Morris.とはあまりに肌合いが違うなということで、熱心な読者にはなれなかった。
実は2005年の春頃、彼の母からMorris.に「短歌の手ほどきをしてもらえないか」という相談を受けた(^_^;) Morris.が以前サンボ通信に巻頭歌集を連載してたことを思い出したかららしい。Morris.に人を指導するなんてできっこないということで、ことわりを入れたのだが、せめてもの気持ちとして、短歌関連の参考書や雑誌の特集と一緒に、手作りの「Morris.歌集」も送った。Morris.の歌と彼の歌では、見事に食い違ってるが、それでも、礼儀としてだろう、彼からお礼のメールが来た。

Date: Thu, 31 Mar 2005 14:42:01 +0900

雲ひとつ無い有田より、こんにちは。
本届きました、ありがとうございます!
國文學と新作歌用語辞典、色々と使ってみたいです。
寂聴さんの本は和子さんも読みたいと言っていました。
そしてMorris.さん歌集。
HPにもある通り、難解(>_<)ですが、どなただったか
歌の下手な歌人はいいが歌の読めぬ歌人は悪 と、言いて降壇
と詠んでらっしゃったので「難解」を「少し難解」くらいには
したいなと思っています(一先ずは・・・)
でも、Morris全歌集が一番嬉しかったですよ◎

いつか宏之歌集でお返しできたらよいなと思っています。

ではでは。


私信の公開だが、これくらいなら許してもらえるだろう。そして結果としてMorris.は彼から「お返し」以上のものをもらったことになる。
最後に置かれた歌は

それは世界中のデッキチェアがたたまれてしまうほどのあかるさでした 笹井宏之

さらにその後に歌ではなく無題の詩が。

わたしのすきなひとが
しあわせであるといい

わたしをすきなひとが
しあわせであるといい

わたしのきらいなひとが
しあわせであるといい

わたしをきらいなひとが
しあわせであるといい

きれいごとのはんぶんくらいが

そっくりそのまま
しんじつであるといい


2011/01/03(月)●新開地新年会●

8時起床。
今朝の血圧は209/106/92。
朝風呂つかって、箱根駅伝途中まで見て、11時過ぎのJRで神戸に出て、新開地本通り歩いて湊川公園へ。
今日は昼からむっくさんらと新年会の予定。ちょっと早く着いたので、公園のベンチでミニギター弾き初め。
12時20分にムックさん、ロボ奥田さん、えびちゃんと落合い、「ぽんぽこ」という狭いカウンタだけのカラオケ居酒屋へ。キリンビールで乾杯して、数曲韓国歌謡歌う。常連客が来て席が無くなったので、適当に切り上げる。
新開地商店街のインド料理店「スビ・マハル」へ。Morris.は朝、おでん食べ過ぎて食欲なかったけど、ここの玉ねぎナンとカレーは美味しかったし、値段も意外なくらい安くて(特に生ビール)、ここはまた来ることに決定。
今日の宴会の会場、ミナエンタウン地下の「cafe Sun」が開店するまで、まだ時間があったので、Morris.持参のチリの赤ワインを一つグラスで回し飲みしながら、またMorris.はミニギター韓国歌謡ショー(^_^;)。途中、見知らぬ爺っちゃん、おっちゃんが冷やかしに来たので、「蘇州夜曲」や「時の流れに身をまかせ」など日本曲をサービス。
3時過ぎにcafe Sunへ。先日の若いマスターの代わりに、30日対バンだったジョージバンドのリーダーがマスターやってた。
ここでも生ビールで乾杯した後は、もうひたすら飲む、歌うの繰り返しである(^_^;)
まきちゃんも久しぶりに顔を見せてくれ、二人で「ぷりりりりりりりっひーーー!!」と大騒ぎ。
だんだん客も増えてきて、途中からスタオバのドラムだったあきちゃんがベースで参加、演奏以外ではカウンターに入って手伝ってた。
いやあ、それにしてもよく飲んだぞ。昼からはしごして、結局11時半すぎまで飲み続け。ビールだけにしておいて良かった。焼酎などやってたら、確実にぶっ潰れていたに違いない。
京都に帰るロボ奥田さんらを見送りに新開地駅に行く途中、ムックさん推奨の「MARUI」」でワンタンメンと餃子とビール(^_^;)。うん、ここのワンタンメンも美味しかったし、餃子はさらに美味しかった(^_^)
また店に戻り、飲んだり歌ったりしてたけど、ミニギターの3弦(^_^;)が切れてしまい、予備持ってなかったので、今日の演奏はそこまで。これも結果的に良かったのかもしれない。
上り最終電車で六甲道まで出て(>_<)最終下りに乗り換えて1時に帰宅。というのはMorris.にしては上出来だろう(^_^;)
ああ、楽しかったけど、やっぱり飲み過ぎぢゃあ(^_^;)
今日の歩数は4150歩。


正午の湊川公園 

同じく(ゲイラ・カイト) 

ムック&ロボ 

スビ・マハルで 

この玉葱ナンは絶品 

タンドリーチキンもまずまず 

えびちゃんの持ってたポコ缶 

今年の初猫 

同じく 

えびちゃん&まきちゃん 

店内風景

まきちゃん&あきちゃん 

ロボ奥田&あきちゃん

セッション 

同じく 

同じく 

野咲ランチCDジャケットにどうかな?
 

「MARUI」ワンタンメン 

2011/01/02(日)●寝正月2●

6時起床。
今朝の血圧は206/103/91。
朝風呂つかって、斉藤さんからいただいた焼豚あてに、またやたがらす飲る。うむ、焼豚も酒も美味い。
箱根駅伝、見るとも無く見ながら、ここ3年の「Morris.読書控え」プリントアウトしてクリアファイルを表紙にして3冊の冊子に仕立てる。2010年は40p、2009年と2008年は80pと、きっちり読書量に比例している。
駅伝は東洋大5区の「山の神」柏原が二人抜いて、往路優勝。しかし2位の早大も27秒といいう僅差で、明日の復路は接戦になりそう。
昼はKBS全国ノレチャラン。ソウル篇で、最初のゲストはチャンユンジョン(^_^) 
やたがらすも残り少なくなり、しばらくベッドに(^_^;)
6時に起きだして、7時半から観月ありさの「サザエさん」見る。初夢で一家が紅白で歌う場面など、サービス精神旺盛で楽しめた。マスオさんの大阪移動で、磯野家からサザエさんが居なくなるかとハラハラ、やきもきさせる場面も。波平の初夢には、何と少女隊がちょこっとだけ出演したりしてた。
昨日、今日とほぼ部屋に籠りっきり。外に出たのは、出しそびれてた賀状投函に灘駅前まで行き、ついでにコンビニでアイスクリーム(明治のスーパーカップ\126)買ったくらい。
明日は湊川でムックさんらとの新年会。
今日の歩数は0歩。


斉藤さんからの焼豚 

読書控え3年分 

観月ありさのサザエさん(^_^) 
2011/01/01(土)●寝正月●

7時起床。
今朝の血圧は152/79/86(@_@)(3回計ったけど、ほぼこの数字)
窓に陽射しが? 天気予報では近畿地方初日の出はまず見られないと言ってたのに(@_@)
焦って屋上に上がったら、建物のちょっと上方に初日が上って、twin煙突もつつましく煙を吐いてた(^_^)
部屋に戻り、昨日放送のKBS日本語放送「アナウンサーオンパレード」をアーカイブで聞きながら、さりーちゃん謹製のおせちをあてに初酒。今年は吉野の樽酒「やたがらす」一升瓶である(^_^;) おまけに付いてきた枡で枡酒を楽しむ。杉の香りが心地良い。せっかくだからありあわせの具で雑煮も作る。なかなかの正月気分である(^_^)
アナウンサーオンパレードは要するに日本語放送班アナウンサーののど自慢大会である。Morris.ご贔屓のひまわりさんは去年10月に男児出産で産休で、ちょっと寂しいが、こう言った企画はMorris.大好きだから、しっかり楽しませてもらった。12組登場だが、Morris.の知ってる曲は殆ど無かった(^_^;) 唯一知ってる「鯨捕り」を歌ったすきまさんは見事なワンノート唱法。ささ姫とジャイアンが歌ったカンサネの「ワグラノ」が一番良かったと思う。途中ひまわりさんの声の出演があって、久しぶりに彼女の声が聞けて嬉しかった。さらに今年下半期からは番組復活との嬉しいニュース\(^o^)/
年賀状見ながら、実業団駅伝見るとも無く見ながら、飲み続け。ちょっと酔って、ベッドへ(^_^;)
3時に起きだして、サッカー天皇杯見る。アントラーズが2-1でエスパルスを破り優勝。
Morris.としては高校ラグビーの方が気にかかるのだけど、大阪朝鮮高校は、今日も勝ってベスト4進出決めたようだ(^_^)
その後2010年の「Morris.読書控え」の編集。何度も書いたとおり、去年3月に小学館「日韓辞典」買っていらい、すっかり読書量は減ってしまったので、結局去年読んだのはたった43冊だった(>_<)
その「日韓辞典」、現在760pなので、あと440p。結局今年も半年くらいは、これに時間取られそうだ。
6時からTV大阪の「カラオケバトル」という番組見ながらこれ打ってるのだが、いや、これは実に新春番組として秀逸である。去年で終わった新春隠し芸大会の堺正章が司会だが、懐かしの歌手とバラエティタレントの競演で、はっきり言って芸能人新春宴会である。正月はこういった番組が似合うと思う。
今日の歩数は0歩。


2011年の屋上初日の出 

初酒は吉野の「やたがらす」 

適当に雑煮 

 

 

 

 
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