矢 谷 ト モ ヨ シ 集 大 成 ラ イ ブ
2002年11月16日(土)19:30  at T2楽屋  \2500
リハーサル場面
矢谷部屋top
 


矢谷トモヨシ「ALL CLEAR」ライブレポート
まず最初にこのライブに参加していただいた10人のミュージシャンと受付、録音、ビデオ撮影などをしていただいたスタッフの皆さん、そして遊びに来ていただいた沢山の方々に感謝します。 
ありがとうございました。 
  
Click hereもともとこのライブの構想は2001年の末に飲み会をしているときに、ドラムの島田さんから「矢谷の集大成的なライブをやってみないか?」という話から始まりました。 
飲み会は途中から打ち合わせに変わり、その夜のうちにタイトルからメンバーまでほぼ決まってしまいました。 
始めは10月にやるつもりだったけど、予定が合わなくて11月16日に決まりました。 
中心メンバーはピアノの春野ゆりさんとベースの山口真司さん。 
ゆりさんはホテルやバーなどでジャズを歌うボーカリストで、矢谷トリビュートでは僕の曲を歌ってもらったり、「DUO NIGHT」と題して二人でライブをやったりしています。 
山口さんは自身のバンド「YS-11」他、たくさんのバンドに参加していて僕もドットコム、フクイーズなどなどで一緒にやってもらってます。 
また詩集「砂の木」のレイアウトも手伝って貰いました。そして素敵な歌を作るソングライターでもあります。
この3人で今年はじめから
月に1〜2回の割合でアレンジとリハーサルを行ってきました。 

さあ そろそろ始まります。
 

1部
ヤタニ・ドットコム 矢谷トモヨシvo.a-g. 竹田紀行e-g.前田勇造drm. 山口真司b. 

1.ありふれた言葉 2.虹を追いかけて 3.オリート 4.月の扉

まず一曲目は“ありふれた言葉”この曲は94年、当時スイスに住んでいた友人の家のベランダで夜中に作った歌。それ以来必ずと言っていいほど歌っている。 
今回の演奏は竹田君のギターがファンキーでいい味を出している。 
この曲を歌うと、今でもローザンヌの街中で歌っていた人のことや、寒かったベランダから見たアルプスの山を思い出す。 

二曲目は“虹を追いかけて”89年にスペインのバルセロナに行ったときに、アントニオ・ガウディのサグラダファミリアに登った。 
高い塔の上から見渡せる港町、強い向かい風の中を飛ぶ鳥。話は変わるけどバルセロナのマクドナルドはハンバーガーが大きくて大味だった。 
歪んだギターの音、抑制の効いたリズム、イメージ通りの演奏だ。 

三曲目は“オリート”アメリカに住んでた友達から手紙で「イスラエルの友達が出来た、彼女の名前はオリート、彼女の国の言葉で私の光という意味だ」と書いてあった。 
素敵な響きだったのでタイトルに使わせて貰った。 
変幻自在の竹田君のギターと、山口さんのリズムアレンジが光る。 

四曲目は“月の扉”いつもリハーサルやライブに使わせてもらってる店「HERE COMES THE SUN」からの帰り道、坂道を下りながら作った歌空に細い三日月が出ていて、かなり寒い夜だった。 
ここでも竹田君の柔らかい音が世界を作っている。
 

フクイーズ 矢谷トモヨシvo.a-g.福井武司vo.a-g. 前田勇造drms山口真司b. 春野ゆりpf.  

5.僕らの世界 6.伝えたいこと 7.HERE COMES THE SUN 8.YOU ARE MY MOM

五曲目は“僕らの世界”フクイーズの代表的な曲、詞、曲は福井君。 
アイリッシュ・フォークのイメージでアレンジしてみました。 
今回はゆりさんのピアノ、山口さんのベースと勇造のドラムを交えての演奏。 
いつもとは違うゴージャスな感じで、叶姉妹もビックリ! 

六曲目“伝えたいこと”一番を僕が作って、二番は福井君が作った競作曲。 
かわいらしい女の子の気持ちを全身顔のような福井君が歌うと 
いう、意外性を前面に出した曲。僕の作戦はまんまと成功しているのではないだろうか? 
しかもゆりさんのかわいらしいピアノがまたたまらない。 

七曲目“HERE COMES THE SUN”この曲も福井君との競作曲。 
いつもの二人での演奏。阪急六甲のロック・バー「ヒアカム」のテーマソング。 

八曲目“YOU ARE MY MOM”この曲もフクイーズの代表曲の一つ。 
また、ゆりさん、山口さん、勇造を交えての演奏。 
曲が始まったとたんにマイクが下に下がるというハプニングで会場は大うけ。 

福井君のM.Cで1部は終了。 
 

2部
矢谷トモヨシvo.a-g. 山口真司b. 春野ゆりpf. 堀口“gutchi”和子vl. 島田和夫drm. 

1.夏の坂道 2.ガンジス 3.ひだまり 4.にじます

2部の一曲目は“夏の坂道”去年の夏、暑い日に虫取りに行くのか、網を持った親子が歩いているのを見て5分で作った曲。 
ゆりさんのピアノが幼い頃の夏の日を思い出させてくれる。 
ゆりさんのアイデアの曲中でのブレイクも決まった。わきあがる入道雲のようなグッチのバイオリンが圧巻。 

二曲目は“ガンジス”92年インドに行った時に作ろうと思って8年もかかってしまった曲。 
旅の間に見た世界と、自分との関わりを見つけ出すまでに、長い時間が流れてしまった。 
何度も書き直してようやく曲になりました。河が象徴する人々の思い、もっといい世界に生まれ変わりたい、そんな気持ちを感じてもらえたら嬉しいです。 
淡々とした河の流れのような山口さんのベースの上に、ゆりさんのピアノとグッチのバイオリンが人々の思いのように流れて行きました。 

三曲目は“ひだまり”人は一人では生きてゆけない、誰かとつながっている事で自分を知り、誰かを愛するということで歩き続けるのだと思う。 
例え近くに居ることがないとしても、大切な人のことを思えば暖かな気持ちになれる。 

四曲目は“にじます”を今回は軽いシャッフルで演奏してみました。 
ドラムは島田さん、軽くて無駄の無い素敵な演奏です。夢に向かって河の流れに逆らってゆく魚のようなグッチのバイオリン。 
今回のこのアレンジは大正解!
 

ヒアカム六甲ユニット 矢谷トモヨシvo.a-g. 神田修作vo.a-g. 伊藤時治wash-tub-b. 島田和夫drm.いやまあきのりpf. 

5.大陸の風 6.君のために 7.白昼夢 8.アフリカ

五曲目“大陸の風”インドで出会った北海道出身の男の子が、自転車でヨーロッパ周り、アフリカのサハラ砂漠を縦断するという話を聞いた。 
それから2ヵ月後、彼から来た手紙に、自転車をトラックに轢かれて何もかも嫌になったと書いてあった、そんな彼のために春を告げる黄色い砂(黄砂)になって君に会いに行くよという思いを歌った歌。 
神田さんの無国籍風ギターが印象的。 

六曲目“君のために”98年10月23日ヒアカム六甲ユニット記念すべき最初のライブの最初の曲。 
ここのところ演奏していなかったけど、久しぶりに復活。 
神田さんはハープとコーラス。 
ゲストで参加してくれた井山くんののりのりのピアノが楽しい。ピアノも素敵だけどおちゃらけ井山のM.Cも大爆発。 

七曲目“白昼夢”神田さん作のヒアカム六甲ユニットの代表曲。 
ブンブンうなるタブベース、丹精で力強いドラム、ダブルリードボーカルのこのバンドならではの曲です。 
井山君のピアノが弾けている。 

八曲目“アフリカ”90年ケニアを訪れた時の事を歌にしました。 
ソルトレイクにフラミンゴがたくさん休んでいて、近づくと近づいた分だけフラミンゴの群れが遠のいていきます。 
こっちがすばやく近づこうとすると何百羽ものフラミンゴの群れが空に舞い上がります。 
それはそれは言葉をなくしてしまうほどに美しい景色です。 
もう一度見たいし、みんなにも見て欲しいです。 
今回は井山君がピアニカで参加してくれています。
 

矢谷トモヨシvo.a-g. 山口真司b. 春野ゆりpf.  島田和夫drm.竹田紀行e-g. 

9.GOOD BY&GOOD NIGHT

九曲目“GOOD BY&GOOD NIGHT”最後の曲はこのライブで一番古い曲です。友達の家からの帰り道に鼻歌で作った歌。六甲ユニットに変わっ て再び、山口さん、ゆりさん、島田さんと竹田君の五人で演奏しました。 
この曲も色んなアレンジを試してみたけど、やはり最終的にはい 
つものアレンジでやることになりました。
 
アンコール
矢谷トモヨシvo.a-g. 伊藤時治wash-tub-b. いやまあきのりpf.神田修作a-g.vo.cho.hrp.島田和夫drm.竹田紀行e-g. 春野由利pf. 福井武司vo.a-g.cho.rp. 堀口“gutch”和子vln.前田勇造drm.山口真司b.いやまあきのりpianica 

1.空のリズム 2.未来の思い出

一曲目“空のリズム”アンコールの最初はネオアコ風の空のリズム。福井君と神田さんのハープ、竹田君のワウギター、伊藤君のタブベース・パーカッション、グッチのバイオリン。 
とっても盛り上がったけど、これだけの人数がステージに乗ると、誰が何をやっているのかわからない。 

二曲目“未来の思い出”ラテンフレーバーあふれる不思議なタイトルの曲。 
勇造のリズムに島田さんのパーカッションが絡む。 
山口さんのベース、ゆりさんのピアノ、井山君のピアニカ、そして集まってくれた沢山のお客さん、参加してくれたみんなが一つになって「ALL CLEAR」の最後を締めくくった。
 

「ALL CLEAR」は大変心地良いライブでした。 
これから また新しい気持ちで活動を続けていこうと思います。 
これからもよろしくお願いします。 
矢谷トモヨシ
2002年11月21日
 

01 スタートは矢谷ドットコムから 02 とりあえずやる気まんまん 03   2番手はフクイイーズ 04 フクイーズにゲストを迎えて
05 マイクが沈没するハプニング 06 楽屋のステージは最高 07 MCは相変わらず苦手です 08 愛くるしいピアノタッチ
09 ヴァイオリンに蠱惑される 10 グッチのヴァイオリンはすごい 11 ALL CLEAR setと申しましょうか 12 六甲ユニットはタブベースから
13 六甲ユニットは今旬かも 14 ほとんどワンマンショー 15 神田さんとは二人でやる事も 15a いやま君はピアニカも持参
16 島田さんバックに歌うという至福 17 竹田君のギターは変幻自在 18 なんて気持いいんだろう 18a 会場が一つになった瞬間
19 すでにアンコール 20 聞きほれるしかない 21 誰もが主役状態 22 気分は最高
23 ちょっと許せない構図だ 24 勇造からはいつもパワー貰う 25 勇造と島田さんのツーショット 26 伊藤君は変身したと思う
27 いやま&山口さん 28 由利さんのピアノが開場を包む 29 ほとんど酔いしれてる福井君 30 本当のフィナーレ。アリガトウ!
 

メンバー表
名前 担当楽器 インターネット・ウエッブサイト
矢谷トモヨシ ヴォーカル、アコースティックギター http://www.orcaland.gr.jp/~morris/yatani/
伊藤時治  ウォッシュタブベース http://8213.teacup.com/jiji2002/bbs
いやまあきのり ピアノ http://www.morgans.jp/
神田修作 ヴォーカル、アコースティックギター、ハープ http://furaican.infoseek.livedoor.com/
島田和夫  ドラムス http://www.orcaland.gr.jp/~morris/shimada/index.html
竹田紀行 エレクトリックギター http://www.ne.jp/asahi/music/breathingspace/
春野由利 ピアノ  
福井武司 ヴォーカル、アコースティックギター、ハープ http://www.orcaland.gr.jp/~morris/fqueez/index.htm 
堀口“gutch”和子 ヴァイオリン  
前田勇造 ドラムス http://www.h2.dion.ne.jp/~youzoh-m/
山口真司 ベース http://www.eurus.dti.ne.jp/~shinji-y/
ライブ後で舞台で記念写真
ライブ後、楽屋ステージでの記念写真

【付録・Morris.の当日の日記から】 

5時に楽屋へ。今夜は、矢谷トモヨシ「ALL CLEAR」がある。Morris.はビデオカメラ担当ということで、ちょっと早めに顔を出したのだ。 

出演者だけで11人いるから、ステージが狭く感じる。 

8時前に開演。客の入りも50人は超えているようで、ほっとした。 

最初は「矢谷ドットコム」の4名。これは一番矢谷君のオリジナルスタイルを表現してくれるセットだ。 

続いてフクイーズにゲスト加えたセット。 
これは、福井君の歌が中心だから矢谷君はサイドに回り、ギターを披露。 
「ヒアカムズザサン」は、ママも見に来てたので一層盛り上がった。 
これで一部終了。 

ニ部では、ALL CLEARセットというべきユニットから。 
春野由利のピアノと堀口和子のヴァイオリンを両端において初めて聴くアレンジの曲が多かった。 

「にじます」のライトレゲエバージョンには笑ってしまったよ。 

終盤は六甲ユニット。 
これにいやまあきのりがピアノとピアニカで乱入、ほとんどひとり舞台を演じるなど、相変わらずの目立ちぶり。 

「GOOD BY&GOOD NIGHT」でフィナーレ。 

もちろん、アンコールで、全員で2曲歌い、派手やかに終了した。 

なかなかメモリアルないいライブだった。 

Morris.は今回は、珍しく、酒は一滴ものまず、ビデオカメラに専念してたのだが、2部の途中、したたかに酔った福井君が三脚に足を引っ掛け、あやうくカメラ床に落としそうになった。 

辛うじてそれだけは防いだが、この場面、画像は悲惨な事になってるに違いない(+_+) 

Morris.がしっかりカメラを保持していなかったのが原因だが、ちょっと惜しかったかな。 

打ち上げのビール飲んでたが、楽屋では12時から別の催しがあると言うので、みんなは、ヒアカムに場を移して、打ち上げやる雰囲気だったが、Morris.はちょっと疲れていたこともあって、そのまま帰宅することにした。

 
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