宇都宮 啓吾   主要業績
(大阪大谷大学 日本語日本文学科 教授)
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DL
著書,学術論文等の名称
 
単著,共
著の別
発行又は発表の年月 発行所,発表雑誌等又は発表学会等の名称 概      要
 
  (著書)
 
『比叡山西塔北谷正教坊聖教を巡る訓点資料の基礎的研究』報告書
(サイズ大!25M)

編著 H20.3 科学研究費 基盤研究(C) 西教寺正教蔵・方丈文庫に存する訓点資料の全ての抽出とその書誌的データの目録化、そして、それらに基づく南北朝期以前の訓点資料や関連聖教に関する分析を行ない、その他、浄厳院聖教の目録と分析を行なった。
  日本古写経善本叢刊 第二輯『大乗起信論』 共著
 
H19.5
 
国際仏教学大学院大学(学術フロンティア) 金剛寺に所蔵される『大乗起信論』院政期点の翻刻・訓読文と解題・研究を載せる。
  「日本書紀巻第一・第二聞書」(多和文庫蔵)
 
共著

 
H14.7

 
『磯馴帖』(和泉書院)

 
中世日本紀の注釈書「日本書紀巻第一・第二聞書」の校訂本文を、多和文庫蔵に基づいて作成した。
  『字訓史の研究(2)道明寺天満宮蔵『新撰万葉集』』
 
単著

 
H13.3

 
『大谷女子大学博物館報告書』
 
字訓史研究をテーマとして、資料・論考等を収録する第2輯。本号は、道明寺天満宮蔵『新撰万葉集』の影印・翻刻・解説を収録した。
  『字訓史の研究(1)京都国立博物館蔵『本朝文粋 巻第六』・大谷女子大学図書館蔵『新撰字鏡類』』
 
単著



 
H10.3



 
(『大谷女子大学資料館報告書』37)
(1p〜134p)

 
字訓史研究をテーマとして、資料・論考等を収録する第1輯。本号は、京都国立博物館蔵『本朝文粋 巻第六』前半部の影印・訓読文と本学図書館蔵『新撰字鏡類』の影印・翻刻・解説を収録した。
  『千手寺本『妙法蓮華經』紙背注記』
 
単著

 
H9.3

 
(『大谷女子大学資料館報告書』 35)
(1p〜124p)
千手寺本『妙法蓮華経』紙背注記の影印・翻刻とその国語学的な価値に関する論考1篇を収録した。
  (学術論文)
智積院新文庫蔵『管見抄』(断簡)について 単著 H21.11 『白居易研究』(勉誠社)(246p〜276p) 智積院新文庫に所蔵される『管見抄』(断簡)が、内閣文庫本(重要文化財)と僚巻であることを明らかにし、この点から本書が根来寺に伝来していたこと、また、その教学的環境について述べた。
宝幢院点の成立に関する一考察―源信・寂照・延殷・皇慶を巡って― 単著 H21.9 『訓点語と訓点資料』第123輯(59p〜70p) 宝幢院点の成立について、その創始者を延殷とし、その対外交渉の問題やヲコト点展開史上の問題について述べた。
中世智積院の成立に関する一考察―智積院新文庫蔵『通解抄』を手懸かりとして― 単著 H21.3 『智山学報』58輯:大正大学)
(47p〜63p)
智積院新文庫蔵『通解抄』の奥書を手懸かりとして、中世智積院が高野山南谷に存在し、その創建が鎌倉極末〜南北朝期の光輪房定覚になることを述べた。その結果として、従来言われる智積院の成立を根来寺における長盛とする件についての再検討の可能性を述べた。
摂関期の訓点資料 単著 H21.3 平成20年度仏教美術研究上野記念財団助成研究会 報告書「摂関期の美術」 訓点資料の史的概観と共に、摂関期を中心とした訓点資料の特徴について述べた。
  歴史学研究と訓点資料研究との接点 単著 H20.12 『日本歴史』728号
(17p〜22p)
訓点資料研究の可能性として、歴史学や他分野との連携を如何に図ることが出来るかを、具体的な例と共に述べた。
聖教書誌情報全文検索システムの構築 共著
(2th)
H20.12 情報知識学会論文誌(2008年12月 Vol.1 No.3)(96p〜107p) 聖教研究を支援するため、全文検索エンジンHyper Estraierを用いた書誌情報検索システムを試作した。キーワードは関係データベースに登録し,任意のテキストデータに対して該当するキーワードの位置を効率良く求められるようにした。

古典籍書誌情報におけるキーワード抽出手法

共著
(2th)
H20.8 情報知識学会誌 18(2),87-92,20080523(ISSN 09171436) (情報知識学会/情報知識学会) 聖教において,奥書や,所蔵・書写年などの情報は,その形成や当時の人間関係を知る手掛かりとなる.既にその全文検索システムを構築してきたが,本研究で は,そこに含まれるキーワードの機械的抽出を試みた.年代情報は,和暦年を生成して,全文インデックスに存在するものを見つけた.寺院情報は,「寺」の文 字に着目してテキストマイニングを行った.文字単位のトライ構造を用いて,キーワードをデータベースに登録し,検索結果にリンクとして付与するよう,検索 システムを改良した.
  那古寺所蔵の奈良写経について 単著 H20.3 『大阪大谷国文』38 新義真言宗智山派那古寺に所蔵される奈良写経について、その書誌学的価値とその伝存の経緯について分析を行ない、文化財としての価値の高い事について述べた。
  院政期訓点資料研究の一問題―真言宗における教学的交流を巡って― 単著 H20.1 『日本語の研究』4-1
(『国語学』通巻232号)(187p〜203p)
院政期訓点資料の分析の視点として、教学的交流に着目した研究方法について述べた。特に、真言宗における教学的交流からヲコト点や訓点本の伝播に関して述べた。
  称名寺聖教『瑜祇経伝授次第』について
 
単著

 
H19.10

 
『金沢文庫紀要』319

 
称名寺聖教『瑜祇経伝授次第』について、漢文訓読史上の価値を中心に、国語学的な観点からその価値を述べ、併せて、翻刻文を掲載した。
  人文研究を支援するデータベースシステム―聖教検索および系図表示―
 
共著
(5th)

 
H19.5


 
『情報知識学会誌』17-2 2007(2)
(105p〜110p)

 
寺社等に所蔵される聖教の分析のために、全文検索エンジンHyper Estraierを用いた聖教検索システムと複数の師匠に対応した系図表示システムの構築とその多面的利用について述べた。
  鳥羽壇所を巡る訓点本流布の問題―智積院新文庫蔵『胎蔵界念誦儀軌』院政期点の分析を通して― 単著


 
H19.3


 
福田亮成先生古稀記念『密教理趣の宇宙』(『智山学報』56輯:大正大学)(259p-282p) 智積院新文庫蔵『胎蔵界念誦儀軌』院政期点の分析を通して、書写・加点者の淳観の素性の分析と鳥羽院政期における訓点本流布の問題について検討した。
血脈資料『諸嗣宗脈紀』について―龍谷大学本を手懸かりとしたその成立とデータ公開を巡る問題― 単著


 
H19.3


 
『大阪大谷国文』37号(45p-60p)

 
龍谷大学本『諸嗣宗脈紀』を手懸かりとして、此書が鳳潭の作になり、現在流布する『諸嗣宗脈紀』の形態が後人の改編本であることを指摘し、その校合をも行なった。
  聖教調査におけるデータの整備を巡る問題―「念仏宗僧運覚」・書誌情報を中心として―
 
単著



 
H19.3



 
基盤研究(A)(1)「金剛寺一切経の総合的研究と金剛寺聖教の基礎的研究」報告書
 
「念仏宗僧運覚」・書誌情報を手懸かりとして、聖教調査において果たされるデータの整備を巡る問題について述べた。特に念仏宗僧運覚を巡る問題については、院政期真言宗における諸宗交流として分析を行なった。
  A Database System of Buddhist Canons




 
共著
(6th)





 
H18.7





 
Proceedings of the Seventh Joint Conference on Knowledge-Based Software Engineering327-336 ディジタルカメラで撮影された仏典画像を対象とした,画像処理方法および閲覧アプリケーションを報告している.さらに,設計したデータベースの概要や,このデータベースを用いた活用方法についても述べている.

 
  『諸嗣宗脈紀』抄―法相宗部―

 
単著


 
H18.7


 
『国文論叢』長谷寺特集(123p-138p)
(神戸大学)
 
江戸時代に成立した諸宗派の系図集である『諸嗣宗脈紀』より、長谷寺と関わる法相宗部に関して、その資料的価値について述べると共に、その翻刻を行なった。
  京都国立博物館蔵『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』の訓点について―真言宗広沢流の訓読を巡って―
 
単著



 
H18.5



 
『学叢』28号
(43p-54p)
(京都国立博物館)


 
京都国立博物館蔵『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』が仁和寺御流正嫡の訓読を伝える資料であることを具体的に指摘し、その訓法と『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』訓読史を巡る問題について指摘した。
  日本語文章添削システムの構築について

 
単著


 
H18.3


 
現代GP「実践力をつける実習教育統合支援システム」平成17年度報告書 ネット上において、文章添削の指導を行なう為のシステムをmoodleを用いて制作し、その概要と意義、具体的運用のあり方について述べた。
 
  西教寺正教蔵の訓点資料について
 
単著

 
H18.3

 
『小林芳規博士喜寿記念論文集』
(440p-462p)
西教寺正教蔵に存する訓点資料について、その具体的資料と素性について検討し、天台宗系統の聖教と訓点資料との関わりについて述べた。
仏典データベースのための画像処理について
 
共著
(6th)

 
H18.1

 
情報処理学会研究報告 2006-CH-69
(25-32)
仏典データベースを構築するのための画像処理の問題について述べた。
 
  光明山における諸宗交流の一側面―経雅の訓点本を手懸かりとして― 単著

 
H17.12

 
『頼富本宏博士還暦記念論文集』(213p-233p) 院政期における諸宗交流の問題を訓点資料の面から検討し、その一つの重要な拠点となった光明山について述べた。
仏教画像閲覧のためのデータベースシステムの構築
 
共著
(6th)
 
H17.5

 
『情報知識学会
誌』15-2 2005(2) 
(15p〜18p)
聖教調査等によって集積された仏教画像閲覧のためのデータベースシステムの構築に関して述べた。
  『六字神呪王経』の訓点について


 
単著



 
H17.3



 
『中尊寺経を中心とした平安時代の装飾経に関する総合的研究報告書』(文部科学省科学研究費) 高野山金剛峯寺に所蔵される国宝「中尊寺経」中の『六字神呪王経』に訓点が存することを紹介した。

 
高野山金剛峰寺蔵(金銀字一切経)『六字神呪王経』院政期点について

 
単著



 
H17.3



 
『大谷女子大国文』第35号(39p-52p)
(『日本語学論説資料』・『国文学年次別論文集』に採録)
高野山金剛峯寺に所蔵される国宝「中尊寺経」中の『六字神呪王経』の訓点について、その言語事象と訓点史上の位置付けについて述べ、併せて翻刻を行なった。
 
平安・鎌倉時代を対象とした僧侶データベースシステム:概要とその後の展開 共著(3rd)

 
H16.7

 
『情報知識学会誌』2002(3)(50p〜54p)
 
H15.3の前稿が2004年度論文賞を受賞したことに基づいて、その後の展開と研究の進展状況について述べた。
  金剛寺一切経のデジタルアーカイブ化について
 
単著

 
H16.3

 
『金剛寺一切経調査報告書』(文部科学省科学研究費) 金剛寺に所蔵されている一切経四千数百巻のフルデジタルアーカイブ化の現在の状況とその実践に関して詳述した。
御嶽山清水寺蔵『妙法蓮華経』の訓点について―白点資料分析の一方法―
 
単著


 
H16.3


 
『訓点語と訓点資料』第112輯(77p〜90p)

 
御嶽山清水寺蔵『妙法蓮華経』の訓点が平安前期加点で、法華経訓読史上、最古に属することを指摘し、併せて、白点資料の分析方法に関する知見を述べた。
  東寺観智院金剛藏『天台血
脈 』について
単著
 
H16.2
 
『大谷女子大学紀要』
第38号(44p〜99p)
東寺観智院金剛藏『天台血脈』の素性について
述べ、併せて影印を付載した。
東明寺蔵『大般若波羅密多経』の訓点について
 
単著

 
H15.10

 
『国語文字史の研究』第7輯(99p〜123p)
 
東明寺蔵『大般若波羅密多経』の訓点について、国語学的な視点から、訓読と音読との問題を述
べた。
平安・鎌倉時代を対象とした僧侶データベースシステム 共著(3rd)

 
H15.7

 
『情報知識学会誌』13巻12号(18p-31p)
 
平安・鎌倉時代を対象とした僧侶データベースシステムの構築について、その具体的な問題を述べた。
西教寺蔵『無量義経疏』の訓点について憐昭加点のヲコト点を巡る問題


 
単著




 
H15.3




 
『訓点語と訓点資料』第110輯(1p-12p)



 
西教寺蔵『無量義経疏』に寛平七年加点のヲコト点を発見し、その実態を考察した。その結果、憐昭自筆加点本として最古にして唯一であること、また、仁都波迦点や乙点図との関わりのあることから、ヲコト点展開史上、重要な資料であることを述べた。
関係データベースを用いた平安・鎌倉時代僧侶検索システムの構築 共著(4th)

 
H15.3

 
研究報告 「ソフトウェア工学」No.136
 
平安・鎌倉時代僧侶検索システムについて、関係データベースを用いて構築する方法を述べた。
 
  聖教調査におけるデジタルデータの試み金剛寺一切経調査を手懸かりとして 単著


 
H15.3


 
『大谷女子大学紀要』第37号(135p〜148p)
 
聖教調査におけるデジタルデータ化の問題を、稿者が現在行なっている金剛寺一切経調査を手懸かりに、調査支援・研究支援・教育支援の3つの視点からその試みを述べた。
十二世紀における義天版の書写とその伝持について−訓点資料を手懸かりとした諸宗交流の問題− 単著


 
H14.2


 
『南都仏教』第81号(南都仏教研究会)
(58p〜73p)

 
12世紀における義天版の書写と伝持が、村上源氏を核とした血脈と法脈の紐帯に基づくものであることを述べ、平安・鎌倉時代の訓読活動の問題に血脈の観点の重要性を指摘した。
  聖教調査におけるデータ化について(一)―LaTeXによる組版の問題―
 
単著


 
H13.3


 
『大谷女子大国文』
第30号
(44p〜64p)

 
聖教調査におけるデータ化の問題として、LaTeXによる組版の問題を取り上げ、その問題点と解決法、また、組版に必要なマクロ(スタイルファイル)の作成等を行なった
東明寺蔵大般若波羅密多経について―その素性を巡って―
 
単著


 
H12.11


 
『南都仏教』第79号(南都仏教研究会)
(67p〜78p)

 
東明寺蔵大般若波羅密多経について、奥書と加点資料を対象とすることによって、その素性を東大寺東南院の如き三論宗の僧侶と考察し、当時の大般若経訓読の問題について言及した。
興聖寺一切経における訓点資料について―その伝来を巡って―
 
単著


 
H12.10


 
『鎌倉時代語研究』第25輯(武蔵野書院)
(662p〜690p)

 
興聖寺一切経蔵の訓点資料からその素性や伝来の過程を述べ、南都における一切経書写と訓読の問題について言及した。
 
  唐招提寺蔵片仮名文説話三種 影印・翻刻並に解説「取鷹俗母縁」「役行者悲母事」「桃華因縁」 共著


 
H10.5


 
『鎌倉時代語研究』第21輯(武蔵野書院)
(271p〜344p)
 
唐招提寺に蔵され、国語学・国文学上貴重と考えられる片仮名文説話三種の影印・翻刻・解説を行った。「取鷹俗母縁」「役行者悲母事」に関する部分を担当した。
  興聖寺一切経蔵訓点資料について
 
単著

 
H10.3

 
『興聖寺一切経調査報告書』(京都府教育庁) (429p〜435p) 興聖寺一切経蔵の訓点資料についてその国語学的な価値や文化史的な問題について論じ、平安・鎌倉時代の南都における訓点の詳細を述べた。
  「咲」字と「サク」訓との対応関係の定着について―『万葉集』訓読との関わり― 単著


 
H10.3


 
『大谷女子大国文』第28号(218p〜238p)
(『国語学年次別論文集』に採録)
本来、「笑う・笑む」と言う意味の表記として用いられた「咲」字が「サク」訓との対応関係を獲得する過程を、室町時代までに於ける『万葉集』訓読との関わりから述べた。
  平安・鎌倉時代に於ける字訓史上の一問題―句形成立の背景について― 単著

 
H9.11

 
『小川修三先生退職記念論文集』
(18p〜36p)
漢字と訓との対応関係に関する問題として、本来の日本語表現として存在しなかった句形の成立について言及した。
  久遠寺本『本朝文粋』巻第六における藤原家点本の利用について

 
単著



 
H9.5



 
『鎌倉時代語研究』第20輯(武蔵野書院)
(123p〜144p)

 
清原教隆加点の『本朝文粋』は清原家の家説に基づく加点とされるが、巻第六のみに存する濁音声点の存在から、他家点本の利用を指摘し、また、合点付き訓法の存在から他家点本が藤原家のものであることを述べた。
  「急」字と「イソグ」訓との対応関 係の定着に就いて―中世に於ける日常常用漢字≠ノ就いての一考察― 単著



 




 
『国語文字史の研究』第3輯(和泉書院)
(65p〜84p)

 
「急」字が「イソグ」訓で訓まれる時期を特定し、その結果から、中世が字訓史上の画期となるであろうことを述べた。また、この結果から、中世に於ける字訓史研究の重要性についても言及した。
  『本朝文粋』訓読に於ける文章様式と訓法との相関性について―久遠寺本『本朝文粋』を手懸かりとして― 単著



 
H8.3



 
『大谷女子大国文』第26号(大谷女子大学国文学会)
(95p〜114p)
 
久遠寺本『本朝文粋』を各文体に分類し、そこに見られる訓法上の相違に着目した。その結果から、日本漢文訓読において、原漢文と訓法との間に相関性の見出されることを述べた。
(『国語学年次別論文集』に採録)
  久遠寺本『本朝文粋』に於ける訓読符に就いての一考察―その施される 背景に着目して―

 
単著




 
H7.3




 
『大谷女子大国文』第25号(大谷女子大学国文学会)
(1p〜12p)
(『国文学年次別論文集 中古篇』に採録)
久遠寺本『本朝文粋』に於ける訓読符をその施される背景に着目して検討した。その結果、本書に於ける訓読符は定訓、乃至はそれに準ずる平易な和訓を背景として施されており、このことから訓読符本来の機能とその機能を用いる加点者の使用意図の問題に就いて言及した。
  天理本『日本往生極楽記』の訓法に就いて―文章の性格から観た和化漢 文訓点資料の訓法に関する一考察― 単著



 
H6.5.30



 
『鎌倉時代語研究』第17輯(武蔵野書院)
(51p〜68p)
 
天理本『日本往生極楽記』の訓法に就いて検討を行ない、その結果から和化漢文訓点資料の訓法を問題にする場合、和化漢文に於ける和化漢文的性格と、又、基調としての文章の性格との二つを統合的に考えるべきであることを述べた。
  前田育徳会尊経閣文庫蔵『日本往生極楽記』解説並びに影印



 
単著





 
H6.5.30





 
『鎌倉時代語研究』第17輯(武蔵野書院)




 
和化漢文訓点資料として重要な前田育徳会尊経閣文庫蔵『日本往生極楽記』を研究資料として活用するために、本文の解説と影印とを公表した。本書には豊富な訓点が施され、当時(鎌倉時代初・中期)の言語を反映した貴重な資料であり、言語資料として、今後とも活用されることが期待されるものである。
  僧伝資料に於ける漢語「誕生」の用法に就いて

 
単著


 
H5.5.30


 
『鎌倉時代語研究』第16輯(武蔵野書院)
 
平安時代の僧伝資料に於ける漢語「誕生」の用法が従来の指摘とは異なる用法であることを述べた。その結果から、僧伝資料の独自性と漢語受容史上の新たな観点の提示とを試みた。
  紅葉山文庫本『令義解』序との比較から観た久遠寺蔵『本朝文粋』所収「令義解序」の訓法―久遠寺蔵『本朝文粋』の訓読の一側面― 単著



 
H4.6.30



 
『國文學攷』第134号(広島大学国
語国文学会)
(『国文学年次別論文集 中古篇』に採録)
紅葉山文庫本『令義解』序との比較から、久遠寺蔵『本朝文粋』が基本的には、清原家の家説に基づく規範的態度によって訓読された資料であることを述べ、加えて、和化漢文訓読に於ける文章と訓法との相関性を示唆した
  和漢混淆文に於ける漢語「終焉」の出自に就いて―「往生伝」を出自とする漢語の存在―
 
単著



 
H4.5.30



 
『鎌倉時代語研究』第15輯(武蔵野書院)

 
和漢混淆文に於ける漢語「終焉」の出自を、語史的な観点から「往生伝」に求められることを指摘し、その結果を用いて、漢語受容史上の「往生伝」(広くは伝記類和化漢文)の位置に就いて
も言及した。
  (資料紹介
  興聖寺一切経蔵訓点資料目録
 
単著

 
H10.3

 
『興聖寺一切経調査報告書』(京都府教育庁(287p〜305p) 興聖寺一切経に存する訓点資料に関する国語学的観点からの目録
 
  天理大学附属天理図書館蔵『日本往 生極楽記』訓点語彙索引



 
単著





 
H7.8





 
『鎌倉時代語研究』第18輯(武蔵野書院)




 
和化漢文訓点資料として重要な天理大学附属天理図書館蔵『日本往生極楽記』を研究資料として活用するために、本文の訓点語彙索引を作成する。本書の豊富な訓点は、当時(平安時代後期)に於ける和化漢文訓読の実態を実態を知る上でも、又、当時の言語を知る上でも貴重なものであり、今後活用されることが期待される。
  天理大学附属天理図書館蔵『日本往生極楽記』漢字索引稿


 
単著




 
H5.5.30




 
『鎌倉時代語研究』第16輯(武蔵野書院)



 
和化漢文訓点資料として重要な天理大学附属天理図書館蔵『日本往生極楽記』を研究資料として活用するために、本文の漢字索引を作成する。本書には豊富な訓点が施され、当時(平安時代後期)に於ける和化漢文訓読の実態を知る上でも、今後活用されることが期待される。
  東大寺図書館蔵『新修淨土往生傳』影印並びに訓読文


 
単著



 
H3.10.31



 
『鎌倉時代語研究』第14輯(武蔵野書院)


 
院政期の訓点資料として著名でありながらも従来公表されていない此書を、影印を付して訓読文を提示することで研究資料として公にした。此書は院政期の国語資料として、又、第5群点の訓点資料として貴重である。
  陽明文庫蔵名目抄(甲本・乙本)掲出語漢字索引



 
共著




 
H3.3.25




 
『広島大学国語史研究会会報』第19号



 
本索引は、「故実読み」を知る上で貴重な陽明文庫蔵『名目抄』(甲本・乙本)に於ける掲出語のすべての漢字を康煕字典の掲出順に排列した漢字索引である。私は、広島大学国語史研究会の一員として、本漢字索引作成の全段階に従事した。
  陽明文庫蔵名目抄<甲本・乙本>翻字本文


 
共著



 
H2.3.26



 
『広島大学国語史研究会会報』第18号


 
「故実読み」を知る上で貴重な陽明文庫蔵『名目抄』<甲本・乙本>を研究資料として活用するために翻字本文を作成した。私は広島大学国語史研究会の一員として、本翻字本文作成の全段階に従事した。
  鎌倉時代語研究文献目録稿(三)


 
共著



 
H元.7.15



 
『鎌倉時代語研究』第12輯(武蔵野書院)


 
本索引は、昭和54年以降昭和61年迄の鎌倉時代語研究に資すると考えられる研究論文を単行本・雑誌論文の区別無く収録した索引である。私は鎌倉時代語研究文献データーベース作成会の一員として、本索引作成の全段階に従事した。
  観智院本「三寶繪詞下」漢字索引


 
共著



 
S62.5.30



 
『鎌倉時代語研究』第10輯(武蔵野書院)


 
本索引は、観智院本『三寶繪詞』巻下の万葉仮名を除くすべての漢字を、康煕字典の掲出順に排列した漢字索引である。私は広島大学国語史研究会の一員として、本索引作成の全段階にたずさわった。
  観智院本「三寶繪詞中」漢字索引


 
共著



 
S61.5.30



 
『鎌倉時代語研究』第9輯(武蔵野書院)


 
本索引は、観智院本『三寶繪詞』巻中の万葉仮名を除くすべての漢字を、康煕字典の掲出順に排列した漢字索引である。私は広島大学国語史研究会の一員として、本索引作成の後半段階に
参加した。
  (その他の学術貢献)
  『読解のための必修古典文法』(文英堂)執筆 編著 H21.1   高校生用の教科書副読本を執筆
  「日本語学大事典」(朝倉書店)の項目執筆 単著
 
H184H19
 

 
担当項目の執筆
 
  吉沢義則『点本書目』
 
単著
 
H19.4
 
雑誌『日本語学』 通巻320号(26巻5号) 「特集 日本語学の読書案内〜名著を読む〜」の中で当該項目を担当した。
  那古寺で発見された奈良写経 単著
 
H19.1
 
『文化時報』11433号
 
那古寺で発見された奈良写経2本について、その解説と聖教調査の意義について述べた。
  那古寺蔵『孔雀明王経』について 単著
 
H18.7
 
『観音巡礼と那古寺』(館山市立博物館) 那古寺蔵『孔雀明王経』について、その素性について解説した。
  那古寺蔵『観世音経』について 単著
 
H18.7
 
『観音巡礼と那古寺』(館山市立博物館) 那古寺蔵『観世音経』について、その素性について解説した。
  葛川明王院聖教目録

 
単著

 
H16.10

 
「回峰行と聖地葛川」(大津市歴史博物館平成16度特展・資料) 天台回峰行者の聖地とされる葛川明王院の聖教について、その聖教目録を作成した。
 
  『日本国語大辞典』(小学館)の項目執筆 単著
 
H6.4H8.8
 

 
担当項目の執筆