HOME  戎棋夷説

1895、リュミエール兄弟「リュミエール工場の出口」
1902、ジョルジュ・メリエス「月世界旅行」
1915、デヴィッド・ウォーク・グリフィス「国民の創生」(ヘンリー・ウォルソール)
1919、ロベルト・ヴィーネ「カリガリ博士」(ヴェルナー・クラウス)
1925、セルゲイ・エイゼンシュテイン「ストライキ」(アレキサンドル・アントノーフ)
1925、二川文太郎「雄呂血」(阪東妻三郎)
1925、セウォロド・プドフキン「チェス狂」(ホセ・ラウル・カパブランカ)
1925、セルゲイ・エイゼンシュテイン「戦艦ポチョムキン」(アレキサンドル・アントノーフ)
1927、アルフレッド・ヒッチコック「下宿人」(アイヴァ・ノヴェロ)
1928、ルイス・ブニュエル「アンダルシアの犬」(シモーヌ・マルイユ)
1928、バスター・キートン「キートンの蒸気船」(アーネスト・トレンス)
1930、バート・ジレット「ミッキーの消防夫」(ミッキー・マウス)
1931、チャールズ・チャップリン「街の灯」(ヴァージニア・チェリル)
1931、エリック・シャレル「会議は踊る」(リリアン・ハーヴェイ)
1932、エルンスト・ルビッチ「極楽特急」(ケイ・フランシス)
1933、レオ・マッケリー「我輩はカモである」(ハーポ・マルクス)
1934、フランク・キャプラ「或る夜の出来事」(クラーク・ゲーブル)
1935、レニ・リーフェンシュタール「意志の勝利」(アドルフ・ヒトラー)
1936、ジャン・ルノワール「ピクニック」(シルヴィア・バタイユ)
1937、マキノ正博、稲垣浩「血煙高田馬場」(阪東妻三郎)
1938、レニ・リーフェンシュタール「民族の祭典」(孫基禎)
1938、アルフレッド・ヒッチコック「バルカン超特急」(マーガレット・ロックウッド)
1939、ヴィクター・フレミング「風と共に去りぬ」(ヴィヴィアン・リー)
1939、ジョン・フォード「駅馬車」(ジョン・ウェイン)
1939、ジャン・ルノワール「ゲームの規則」(ミラ・バレリー)
1944、フリッツ・ラング「飾窓の女」(ジョーン・ベネット)
1945、マルセル・カルネ「天井桟敷の人々」(ジャン・ルイ・バロー)
1946、ジャン・コクトー「美女と野獣」(ジャン・マレー)
1948、ハワード・ホークス「赤い河」(モンゴメリー・クリフト)
1950、黒澤明「羅生門」(三船敏郎)
1951、小津安二郎「麦秋」(原節子)
1951、ルキーノ・ヴィスコンティ「ベリッシマ」(アンナ・マニャーニ)
1953、ウィリアム・ワイラー「ローマの休日」(オードリー・ヘップバーン)
1954、溝口健二「近松物語」(長谷川一夫)
1956、アルフレッド・ヒッチコック「ハリーの災難」(シャーリー・マクレーン)
1957、イングマール・ベルイマン「野いちご」(ヴィクトル・シェーストレム)
1957、ルイ・マル「死刑台のエレベーター」(マイルス・デイビス)
1959、ビリー・ワイルダー「お熱いのがお好き」(マリリン・モンロー)
1959、アルフレッド・ヒッチコック「北北西に進路を取れ」(ケーリー・グラント)
1959、ジャン・リュック・ゴダール「勝手にしやがれ」(ジーン・セバーグ)
1960、アルフレッド・ヒッチコック「サイコ」(アンソニー・パーキンス)
1960、イングマール・ベルイマン「処女の泉」(ビルギッタ・ペテルスン)
1960、アラン・レネ「去年マリエンバートで」(デルフィーヌ・セイリグ)
1963、スタンリー・ドーネン「シャレード」(オードリー・ヘップバーン)
1963、オーソン・ウェルズ「審判」(アンソニー・パーキンス)
1964、ロバート・スティーブンソン「メリー・ポピンズ」(ジュリー・アンドリュース)
1964、スタンリー・キューブリック「博士の異常な愛情」(ピーター・セラーズ)
1964、ジョージ・キューカー「マイ・フェア・レディ」(オードリー・ヘップバーン)
1964、ジャック・ドゥミ「シェルブールの雨傘」(カトリーヌ・ドヌーヴ)
1965、市川崑「東京オリンピック」(ビリー・ミルズ)
1965、ジャン・リュック・ゴダール「気狂いピエロ」(ジャン=ポール・ベルモンド)
1965、ルイス・ブニュエル「昼顔」(カトリーヌ・ドヌーヴ)
1968、スタンリー・キューブリック「2001年宇宙の旅」(HAL9000)
1969、アンドレイ・タルコフスキー「アンドレイ・ルブリョフ」(アナトリー・ソロニーツィン)
1971、アルフレッド・ヒッチコック「フレンジー」(バリー・フォスター)
1972、フランシス・コッポラ「ゴッド・ファーザー」(マーロン・ブランド)
1972、アンドレイ・タルコフスキー「惑星ソラリス」(ナタリア・ボンダルチュク)
1972、フェデリコ・フェリーニ「フェリーニのローマ」
1972、ルキーノ・ヴィスコンティ「ルートヴィヒ」(ヘルムート・バーガー)
1973、ジョージ・ロイ・ヒル「スティング」(ポール・ニューマン)
1974、ダニエル・シュミット「ラ・パロマ」(ペーター・カーン)
1975、アンドレイ・タルコフスキー「鏡」(マルガリータ・テレホワ)
1976、ルキーノ・ヴィスコンティ「イノセント」(ジャンカルロ・ジャンニーニ)
1979、宮崎駿「ルパン三世・カリオストロの城」(山田康雄)
1981、ロバート・アルドリッチ「カリフォルニア・ドールズ」(ピーター・フォーク)
1983、アンドレイ・タルコフスキー「ノスタルジア」(オレーグ・ヤンコフスキー)
1983、ロベール・ブレッソン「ラルジャン」(シルヴィ・ヴァン・デン・エルセン)
1984、宮崎駿「風の谷のナウシカ」(島本須美)
1984、ヴィム・ヴェンダース「パリ・テキサス」(ハリー・ディーン・スタントン)
1984、押井守「うる星やつら2、ビューティフル・ドリーマー」(平野文)
1985、ロバート・ゼメキス「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(クリストファー・ロイド)
1985、森田芳光「それから」(松田優作)
1985、マーク・レスター「コマンドー」(アーノルド・シュワルツェネッガー)
1986、アンドレイ・タルコフスキー「サクリファイス」(エルランド・ヨセフソン)
1987、原一男「ゆきゆきて、神軍」(奥崎謙三)
1987、ヴィム・ヴェンダース「ベルリン・天使の詩」(ブルーノ・ガンツ)
1988、テオ・アンゲロプロス「霧の中の風景」(タニア・パライロオグウ)
1991、パトリス・ルコント「髪結いの亭主」(アンナ・ガリエナ)
1991、津島勝「くノ一忍法帖」(葉山レイコ)
1991、ジョエル・コーエン「バートン・フィンク」(ジョン・タトゥーロ)
1992、阪東玉三郎「外科室」(吉永小百合)
1992、クリント・イーストウッド「許されざる者」(ジーン・ハックマン)
1993、ケネス・ブラナー「から騒ぎ」(エマ・トンプソン)
1993、スティーブン・ザイリアン「ボビー・フィッシャーを探して」(マックス・ポメランツ)
1994、フランク・ダラボン「ショーシャンクの空に」(モーガン・フリーマン)
1994、ジョエル・コーエン「未来は今」(ポール・ニューマン)
1996、ニコラス・ハイトナー「クルーシブル」(ウィノナ・ライダー)
1998、エリック・ロメール「恋の秋」(ベアトリス・ロマン)
1999、ファイト・ヘルマー「TUVAL」(チュルパン・ハマートヴァ)
2000、トラン・アン・ユン「夏至」(グエン・ニュー・クイン)
2000、王家衛「花様年華」(梁朝偉)
2002、豊田利晃「青い春」(松田龍平)
2003、清水崇「呪怨」(奥菜恵)
2003、金基徳「春夏秋冬そして春」(オ・ヨンス)
2003、ジム・ジャームッシュ「コーヒー&シガレッツ」(ルネ・フレンチ)
2003、ゴア・ヴァービンスキー「パイレーツ・オブ・カリビアン」(ジョニー・デップ)
2004、ブラッド・バード「Mr.インクレディブル」(ヘレン・パー)
2004、市川準「トニー滝谷」(宮沢りえ)
2005、豊田利晃「空中庭園」(小泉今日子)
2005、中村高寛「ヨコハマメリー」(永登元次郎)

2005.10.20.作成。2007.5.10最終版。

1895-1928 1930-1937 1944 1991 2005

追補。(最終版の後に"発見"や"再発見"をした映画です)
1935、ジョン・フォード「周遊する蒸気船」(アン・シャーリー)
車や馬が猛スピードで駆けつける映画はよくあるが、これは蒸気船だ。豪快に仕立てられた爽快な喜劇映画。フォードの最高傑作かも。
1992、マーティン・ブレスト「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」(アル・パチーノ)
何度見ても最後は「イェーーイッ!!」と叫んでしまう。ささいな仁義を必死に守る若者や、タンゴを踊れる期待にときめく女性がいとおしい。
2006、マノエル・デ・オリヴェイラ「夜顔」(ミシェル・ピコリ)
オリヴェイラにせよ、ビクトル・エリセにせよ、「スケールの小さなタルコフスキー」としか思わない私だが、この画面の存在感には圧倒された。
2008、押井守「スカイクロラ」(加瀬亮)最新記事
世界が終わってる感じが良い。何も始まらない。世界の終りとは永劫回帰である。そしてニーチェとは異なる道が描かれた。原作との違いも楽しい。