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数学的帰納法とは?
Σで計算しようとすると,nの4乗がでてくるので困ったことに計算ができません。確かに そこで考え出されたのが,数学的帰納法の骨格の
という,魔法の鍵なのです。このことさえ示せれば,後はこの鍵が自動的に,「n = 2で成り立つなら,n = 3でも成り立つし,n = 3でも成り立つならn = 4でも…」と,無限に続くnの全てについて,次々と示してくれることになるわけです。 ただしこの鍵は,最初に成り立つnがあってこそ使えるものですから,この鍵を実際に使うには,最初の一歩の使い出し点を用意してやらねばいけません。それが数学的帰納法のもう1つのポイントである,
ことを示すことなのです。 さて,先の等式を実際に証明してみましょう。 まず, 次に肝腎の
ことの証明ですが,具体的に n = k のときの式と,n = k +1 のときの式を書いてみるとわかりやすくなります。 まず
次に
となります。魔法の鍵の証明は,
ことを証明する,つまり(1)を使って(2)を証明すればいいわけです。(2)を証明するには,「(2)の左辺-(2)の右辺=0」が示せればよいですから,(2)の左辺-(2)の右辺を計算しはじめると,
となりますが,このうち1行目の
となり,めでたく証明できたことになります。 実際に数学的帰納法を使うときにはこのように,n=k のときの式((1)の式)と,n=k+1 のときの式((2)の式)をきちんと書いてみて,(1)を使って(2)を証明すればいい,と考えれば俄然証明しやすくなります。 |
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